ヴォルネスク紛争に関する停戦交渉

ノイエクルス連邦、ガトーヴィチ帝国、ヴェールヌイ社会主義共和国、ヘルトジブリール社会主義共和国およびヴォルネスク分離政府は以下の条件で停戦に合意した。

1. ヴォルネスク特別行政区の領域において独立したヴォルネスク人による政府を建設する。
2. 正式政府樹立のため、ヴォルネスクにおいて自由選挙を実施する。
3. 自由選挙に際しては各国の合意に基づき国際選挙監視団を編成する。
4. ミハイル州への治安維持活動に際し、軍事行動の決定を下した人物は臨時行政府及び正式政府から排除される。
5. 第4項に該当する人物を除き、ヴォルネスク特別行政区公職者の臨時行政府及び正式政府への参加は阻害されない。
6. 正式な政府が発足するまでの間、ヴォルネスクにおける行政はヴォルネスク・スラヴ共和国臨時行政府に委ねられる。
7. ノイエクルス連邦は正式政府が発足し憲法が制定され次第、ヴォルネスクの独立を認める。

国際選挙監視団はノイエクルス連邦から事前に打診し了承を得たストリーダ王国、昭栄国、シャムレー民主共和国のうち、ガトーヴィチ帝国らの要望に基づきストリーダ王国、昭栄国の2か国へ編成を依頼する。

停戦合意に含まれない事項として、ガトーヴィチ帝国およびヴェールヌイ社会主義共和国はノイエクルス連邦に対し復興に向けた人道支援の申し入れを行っており、これについては別途協議する。

本協定発足後、ノイエクルス連邦は速やかに特別行政区を解散し、現在居住しているノイエクルス人および亡命を希望するヴォルネスク人を連邦領域まで護送する。
また駐留連邦軍は民間人の護衛を行うため、引き揚げと併せてヴォルネスク全域から撤退する。

ヴォルネスク臨時政府を代表し本交渉に参加する。

現在当局は火山噴火被害により首都並びに旧指導部が壊滅状態に陥ったものの旧解放軍の治安任務並びに経済的混乱は起きておらず、また国際選挙監視団は無事であります。

数週間以内には選挙の結果が国際選挙監視団の監視の下実現することをここに明言させていただきます。

ヴォルネスクにおける選挙結果が発表された事を確認した。
引き続き国際監視団による選挙の監査結果報告を待ちたい。
また同時に今回発足したヴォルネスク政府は憲法制定に向けた議会を開催し、休戦協定の履行に全力を挙げるよう要請する。

後れながら正式に共和国憲法が公布制定されたことをこの場に通達いたします。

ヴォルネスクに於いて憲法が制定され、ヴォルネスク臨時行政府がその歴史的役割を果たしたことを歓迎する。

今や停戦合意は全て履行され、連邦市民を代表し連邦政府はヴォルネスク・スラブ共和国を対等な立場である主権国家として認める事をここに宣言する。

関連諸国との恒久平和に向けた平和条約締結が急務となるが、ヴォルネスクは現時点で憲法に基づく正式な政府を持っておらず、この選出を待つのが妥当と思料するが如何だろうか。

共和国としても旧政府の歴史的使命は終わり新たな国家の礎となる政府が求められると感じ得、直ちに共和国議会選挙を施行、共和国政府を設置し新たに独立並びに講和条約締結へとむけ交渉に入りたく思います。