カルセドニー・ヨリクシ治安維持協定

我が国の首都・ニューウェルリントン郊外のゾールハイ国際会議場にて＜カルセドニー島共和国とヨリクシ共和国に於ける治安維持協定＞の調印式を行います。我が国からはルックネード・ビリャンジ国防大臣が、カルセドニー島共和国からはルナリ・パームグラネット防衛委員長が参列致します。両国の事前協議で合意された協定の条文は以下の通りとなります。

＜カルセドニー島共和国とヨリクシ共和国に於ける治安維持協定＞

カルセドニー島共和国を甲国とし、ヨリクシ共和国を乙国として次の協定を締結する。

第1条
甲国は、乙国内に於ける治安上の問題を予防、解消するため、武器使用を含む必要と認められる行動を、自己の判断において行うことができる。
第1項
第1条の行動を実行するに当たり、甲国は乙国にそれを通知する義務を負う。
第2条
本協定が定める「治安上の問題」とは、「反乱軍」及び「怪獣」に限定される。
第3条
乙国は、甲国の実施する治安維持活動に対して中止を要請でき、その際、甲国は直ちに行動を中止する。
第4条
本協定は無期限とし、両締約国のどちらか一方が協定を終了する旨もう一方に伝達するまで有効となる。

本協定の作成にあたり、ヴェールヌイ社会主義共和国・ヘルトジブリール社会主義共和国間の治安維持協定を参考とさせて頂きました。ヴェールヌイ側から本件への御快諾を頂いたことを、この場を借りて感謝申し上げます。

問題がなければ調印に移ります。本協定はカルセドニー島共和国代表の調印後、我が国の調印を以て発効いたします。