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Re: ヴェールヌイ・ウェールリズセ首脳会談

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なし Re: ヴェールヌイ・ウェールリズセ首脳会談

msg# 1.4
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2015/6/23 21:56 | 最終変更
ゲスト    投稿数: 0

【ベルドルト・アルベルティーニ】
 まさに、まさに仰る通りです。共存共栄こそ、人類の歴史にこれ以上の血を塗らずに済む方策でしょう。とはいえ、その理念は必ずしも現実に反映されていません。しかしながら、こと我がウェールリズセと貴国との間であれば、あらゆる困難の中で、最も容易でありましょう。
 スヴィトラーナ議長の退任は我が国としても惜しむべきところではありますが、致し方のないことなのでありましょう。私から、そして共和国からの謝意は、議長のご尽力により、発展したウェールリズセの姿。その姿を目にして頂くことこそが、唯一、そして何よりも価値のある表明となりましょう(丁重に礼)

 
 そして、次期議長候補といわれるサロート大臣とお会い出来たことは、私としても栄誉とするところであり、今訪問の大成果といえましょう。貴国との治安維持協定には私は別の公務で出席は叶いませんでしたが、当時の首席交渉官、チェルソ・ベルトロット氏は先日更迭された外務次官の後任としてウェールリズセの外交実務を取り仕切っております。
 国家と国家の関係は何よりも相互理解が基本であり、その点、ウェールリズセ通のサロート閣下と、ヴェールヌイ通のベルトロット外務次官が両国の外交を担っているのですから、両国関係の永世友好は疑いようもありません。願わくば何百年、私達の子孫代々までこの関係は受け継ぎたいものです。

 さて、議案について、我が国としましては、補填は無償で行ったものであり、見返りを求めるものではありませんが、今後の両国関係の在り方について確認する意味では、避けて通れない議案となりそうです。これについては、貴国からの説明をまずお聞きすることになるでしょう。

 民主主義と相互対等の精神について、その価値観を共有する事に疑いようもありません。国交樹立以来、大使館の設置などでつぶさに国情をご存知かとは思いますが、我が国においては政治権力が不正義を行うことは認められておりません。
 いうなればラウド・マジョリティ――こういうといいすぎかもしれませんが、国民は政治に対して多大な関心を抱いております。現に総督府の前や議会の前で連日デモが行われているというのは、世界の知るところでありましょう。私としては自らの力量の不甲斐なさを嘆くばかりではありますが…。これはヴェールヌイにおいても同様のことと存じます。

 相互対等の精神についても、我が国の対アルドラド外交についてご存知であれば、その精神の堅持に揺るぎはないと認めて頂けるものと考えております。我が国はソフトなアプローチ、つまり民主化において必要とされる支援について、アルドラド側に確認することはしておりますが、ハードなアプローチ、貿易を停止する、国交断絶を行う、圧力をかけるなどの行為はしておりません。先日の声明において、アルドラドに対する非難を表明しましたが、すると説明しながら全くの進展が見られなかったことに対する誠意の欠如を非難したものであります。アルドラド政府が民主化を行う気がなく、独裁政治を行うことを是とするのであれば、我が国はそれに対し関与するつもりはありません。ただ座し、而して黙すだけであります。現在においては、アルドラド政府にも一定の前進が見られ、推移を見守っている最中であります。

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