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エーラーン教皇国とエルツ帝国連邦による両国間の安全保障に関する会談
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- エーラーン教皇国とエルツ帝国連邦による両国間の安全保障に関する会談 (エーラーン教皇国, 2014/3/21 18:42)
- Re: エーラーン教皇国とエルツ帝国連邦による両国間の安全保障に関する会談 (ゲスト, 2014/3/21 18:50)
- Re: エーラーン教皇国とエルツ帝国連邦による両国間の安全保障に関する会談 (ゲスト, 2014/3/21 19:15)
- Re: エーラーン教皇国とエルツ帝国連邦による両国間の安全保障に関する会談 (エーラーン教皇国, 2014/3/21 21:44)
- Re: エーラーン教皇国とエルツ帝国連邦による両国間の安全保障に関する会談 (ゲスト, 2014/3/21 22:06)
- Re: エーラーン教皇国とエルツ帝国連邦による両国間の安全保障に関する会談 (エーラーン教皇国, 2014/3/21 22:43)
- Re: エーラーン教皇国とエルツ帝国連邦による両国間の安全保障に関する会談 (ゲスト, 2014/3/21 23:01)
- Re: エーラーン教皇国とエルツ帝国連邦による両国間の安全保障に関する会談 (エーラーン教皇国, 2014/3/21 23:40)
- Re: エーラーン教皇国とエルツ帝国連邦による両国間の安全保障に関する会談 (ゲスト, 2014/3/22 0:16)
- Re: エーラーン教皇国とエルツ帝国連邦による両国間の安全保障に関する会談 (エーラーン教皇国, 2014/3/22 0:36)
エルツ帝国連邦からは外相兼内相のマクシミリアン・フォン・ダウエンブルク侯爵が出席します。
本日はこのような素晴らしい会場を用意していただき感謝します。
最初にエルツから感謝を述べさせていただきます。
エルツの危機を救っていただき感謝します。
怪獣出現の際の貴国の素早い対応、そして的確な怪獣攻撃、感服いたしました。
素晴らしいの一言に尽きます。
どの国家でもあのような軍隊は褒められるものであり、誇り、そして羨望の眼差しで見られるものでしょう。
我が国にもそのような部隊が欲しいものですが、あいにく我が国の軍隊は軍という名のついた名だけのハリボテです。
一国を守るにはいささか不十分である。そう考えざるを得ないのです。
面白いことに、貴国が我が国の怪獣を倒したことによって、国内では不安が増したのです。
もし外国の支援がなければエルツは滅びてしまうのではないかと。浅はかな考えです。
しかし国民は日々悩むものです。
そしてよりどころを探している。
今そのよりどころになりえるもの、それが何かはいまだ不明瞭ですが、今現在私の眼にはそのよりどころがはっきり見えます。
いかがでしょう?
ゾロアスター教素晴らしいと思います。
陛下も大変興味を持ってらっしゃる。
我が国の民も貴国の教皇様の影響で大変興味津々といったところでしょう。現状ほかに信ずる宗教もない。
もし、ゾロアスター教が広まるなら、それはそれは莫大な信者が得られるかもしれません。
まあ、政府の協力なしにそう簡単にいくかは我が国も経験がないのでわかりませんが。
感謝いただき光栄です。
エルツの人々の幸せは我々が望むところでもあります。
我々の力で、エルツの人々が少しでも幸せになるのなら、いくらでも協力いたしましょう。
貴国はこれまで平和であり、軍事に関心を向ける必要がなかったものと拝察いたします。
それはそれで喜ばしいことですが、いつ何時、不測の災厄に見舞われるかわかりません。
そのために準備を行ってしかるべきです。
先ほども申しましたが、我々は貴国が助力を求めるならば、いつでも協力するつもりです。
宗教に関してですが、我々はエルツ国民を入信させることが目的ではありません。
まぁ、入信してもらえるに越したことはないのですが、
それよりも「ゾロアスター教」の存在を伝えることが目的なのです。
我々が伝えなければ、人々はこの素晴らしい教えを知らずに一生を過ごしてしまうでしょう。
もしかすると、その中にはこの教えに救われるはずだった人がいるかもしれません。
我々が選択肢として教えを伝えて、その結果、入信しない人がいてもそれで構わないのです。
我々は教えを知る機会がなかった不幸な人がいないようにしたいのです。
ただ、我々の教えは人々を幸福にできると信じております。
より多くの人々と教えをともにできれば、この世界はそれだけ平和で幸せに満ちたものになるでしょう。
エルツの人々ともその幸せを共有したいと思います。
貴国の考えは我が国としても同調するに障害のないものと考えます。
しかし、国民が安心して神の教えを聞くためには、それなりの状況が必要でしょう。
詳しく言いますと、国民の安全が保障されている状態です。
この状態が保障され、長らく続くならばエルツの民は安心して宗教に心を向けることができるでしょう。
それがゾロアスター教かどうかは定かではないにしても・・・
つまるところエルツが求めるのはエーラーン教皇国によるエルツの安全保障です。
国民は恐れている、いつエーラーンの神の光が国民に落とされるやもしれない、そしてそれに対し、防ぐ手立てのない現状を!
我々も崇拝するべき神の炎が、畏怖するべきものになる瞬間を恐れています。
それほどにエーラーンの持つ神の炎は禍々しく、恐ろしく、そして忌避したいものです。
それ故に、その神の炎がエルツを守るという状態、とても魅力的だと思いませんか。
私は今回の外交において全権を委ねられています。
その私の口からこの度のエルツの要求を宣言します。
一つ エーラーンによるエルツの安全保障
つまり、あらゆるエルツの国家運営が危険な水準に陥った場合に、エーラーン国防軍によるエルツへの救援を行っていただけることを確約していただきたい。
二つ エーラーン国防軍によるエルツ国防軍創設の支援。
やはり、主権国家たる者軍事力は必要不可欠。それを世界でも有数な軍隊を持っておられる貴国の支援のもと、創設したい。これは陛下も認めておられる国民全員の願いでもあります。
エルツの要求は以上です。
司祭については我が国よりも外交に詳しいエーラーン教皇国に一任させていただきたいと考えるのですが、よろしいか?
貴国のお考えはよく理解できました。
マズダー神は善き心を持つエルツに加護は与えても、鉄槌を下すことはないでしょう。悪に加担しない限りは。
安全保障条約を結ぶことに異存はありません。
貴国の平和は我が国の平和、ひいては世界平和の一部でもありますから。
ただ、貴国の安全を保障するために、貴国領内に我が国の軍隊の駐留を求めていただきたく思います。
駐屯地の場所は貴国にお任せしたいが、事態に即応できるように留意いただきたい。よろしいでしょうか?
それに加えて、少額ではあるが貴国に防衛費の負担をお願いします。その額は4万人に対し1兆Vaほどになると見込んでいます。
無論、有事の際には我が国からも軍を派遣しますが、早期に対応するのは駐留部隊となるでしょう。
その点を考慮して、よい判断をしていただきたい。
分かりました。貴国の駐屯軍の駐留を認めます。
しかし駐屯地建設の資源は我が国にとって欠かせないもの、貴国からの輸入を提案します。
また駐屯軍の規模その他については両国の協議のもと決定されること
駐屯軍は平時はエルツの法制下に置かれること
この二つを条件に付けくわえたい。
エーラーン教皇国とエルツ帝国連邦との間の安全保障条約
(前文)エーラーン教皇国とエルツ帝国連邦は両国の友好関係が恒久的なものになることを誠実に希求し、いずれかがあらゆる災難に見舞われる際にはその解決に協力することを希望することを宣言し、両国の平和が万全なものとなるように以下のように協定する。
第一条
エーラーン教皇国及びエルツ帝国連邦はエルツ帝国連邦の領域におけるいずれか一方に対する武力攻撃が、自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国の憲法上の規定及び手続に従つて共通の危険に対処するように行動することを宣言する。
第二条
締約国は、個別的に及び相互に協力して、持続的かつ効果的な自助及び相互援助により、武力攻撃に抵抗するそれぞれの能力を、憲法上の規定に従うことを条件として、維持し発展させる。
第三条
前条の目的を達成するため、エルツ帝国連邦は自国内の必要な施設及び区域をエーラーン教皇国に提供する義務を負い、エーラーン教皇国は、その陸軍、空軍及び海軍がエルツ帝国連邦において前述の施設及び区域を使用することを許される。
第四条
エルツ帝国連邦領内においてエーラーン教皇国軍将兵はエルツ法を遵守し、それを犯した場合は同法の規定に従いエルツ帝国連邦司法府により処罰される。
第五条
エルツ帝国連邦は同国にエーラーン教皇国軍が駐留する費用の一部を負担する。
その金額は人員4万人に対し1兆Vaと定める。
第六条
両締約国は本条約が定めるところの目的を達するために必要な協議を随時行い、その決定を本条約の定める内容に準じて履行することを約す。
第七条
本条約が十年間効力を存続した後、いずれの締約国も他方の締約国に対しこの条約を終了させる意志を通告することができ、その場合には、この条約はそのような通告が行われた後一年で終了する。
草案は以上のようになりました。気になるところがあれば仰ってください。
こちらとしては問題点はありません。
大変すばらしい内容です。
エルツ帝国連邦はこの草案に意義はありません