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7月 11 (月曜日) 2016 | ||
【国際】ヨリクシ共和国との人材交流プログラムがスタート、災害対策指導員を受け入れ国緊隊のノウハウ学ぶほか | 00:04 | |
【国際】ヨリクシ共和国との人材交流プログラムがスタート、災害対策指導員を受け入れ国緊隊のノウハウ学ぶ 660年より課長級交渉で検討されてきたヨリクシ共和国との人材交流プログラムがスタートし、初回の交流にはヨリクシ共和国より国際緊急援助隊のメンバーを招聘して、新設された防災局とその指揮下にある国土防災隊が災害対策の指導を受けた。ヨリクシ共和国の国際緊急援助隊(以下国緊隊)は、各国で発生する地震、隕石、怪獣、地盤沈下などの災害に対して派遣される臨時編成のレスキュー部隊。主にヨリクシ共和国政府非常事態省管轄下にある組織だが、多数の政府内各局の協力を得て編成されているため多様なニーズに対応できる部隊であり、これまでも全フリューゲル世界に活躍の場を広げてきた。コーデクス共和国に新設された防災局と国土防災隊は、一連の国土防災化計画に伴って編成され防災都市を管轄するが実績に乏しく、今回の交流プログラムでヨリクシ国緊隊の災害救助のノウハウを学び、災害に際しての対応に活かすとしている。 国際緊急援助隊は防災局高官との対談協議の後、ニーウ・ロッテルン市役所を訪問し、災害時の対応について学生や市役所職員に対して人工呼吸や止血法から災害時の重機の運用や物資補給まで、多岐にわたる内容を講演した。セミナーに参加したKFS記念大学の大学生は「有名なヨリクシ国緊隊の経験談はとてもためになった。災害に対する知識と意識はとても重要だと思う。」と述べるなど、多くの参加者の好評を博した。その後、旧首都ヴァルチャ市内では国緊隊メンバーの指導を受けながらの国土防災隊による避難や救助の訓練が実施され、特に地下空間での避難や救助については国緊隊メンバーも直接救助訓練に参加するなど、一部は合同での訓練となった。 防災訓練後にはヨードン防災局長官が返礼として国緊隊を管轄するヨリクシ非常事態省に対して中央研究所から災害対策ロボットを進呈すると明らかにし、その進呈式が首都市内で行われた。進呈されるロボットはTT-5200が40台(画像)。これまでにも重量物移動に投入されてきた実績があるが、進呈に際して装着された足回りのキャタピラは踏破性に優れる仕様で災害現場での捜索や救助に役立つとしている。進呈式で新任のリッツ・ヨードン防災局長官は「国緊隊は縦割り行政を克服している模範的な組織。そういった点も学んでいきたい」と述べ、交流プログラムを締めくくった。今後の人材交流プログラムには交換留学制度の拡充などが検討されていて、ヨリクシ共和国との更なる人材交流が期待されている。 【政治】アニウェタ長官退任へ、後続人事はベンヤミン・シャミル博士が内定 任期満了に伴い、アニウェタ長官が退任する。アニウェタ長官は親ENEC路線を一貫して支持し、DECへの参加など国際的な連携を意識した外交を進展させてきた。国内では先端工業政策の転換や国土防災化計画など多数の政府方針の転換を実施するなど、大胆な改革を主導した。アニウェタ長官は「まだやり損ねたことも多い、国民議会を通じて変えていきたい」と退任演説で述べるなど、新たな政治変革への意欲をあらわにした。後任の選出には、人事権を握る評議会では「建国以来司法を担ってきたシャミル氏がふさわしい」との結論が提示された。シャミル氏は121歳で閣僚内では最高齢。評議会の狙いはアニウェタ長官による脱評議会化方針に釘を刺したものだが、シャミル博士の健康問題も叫ばれる中、評議会の判断には疑問を呈する声も多い。なお今回の人事では、他の各局長官は留任する。シャミル氏の後任には最高裁判所長官も務めたボン・レフェット博士(憲法学)が選任された。 【国際】ヨリクシ共和国からの工業研修生受け入れ、先端工業に関する技術交流図る 今回の人材交流プログラムに伴い、ヨリクシ共和国からの工業研修生受け入れが決定し、その第一団がヴァルチャ港に到着した。工業実習生受け入れプログラムは、これまでコーデクス共和国が築いてきた先端工業における高度に情報化された生産計画及び管理の技術交流が、先端工業政策を採用してから20年の節目を迎えるヨリクシ共和国での生産力向上に資するとして行われたもの。学生を中心とした工業研修生は工業都市を見学し、時折、装置のメカニズムや生産効率向上についてを生産担当者に質問していた。工業都市で研究・開発・生産を行う商工務局所属の研究者だけでなく、中央研究所からも研究員が参加して、研修生たちに試作中の衛星通信システム等の解説を行った。解説をしたP・ジョエル研究員は「ヨリクシ共和国では既に高効率な生産モデルが構築されていることもあり、研修生のレヴェルは非常に高い」と称賛する。 なお、コーデクス共和国での先端工業政策については転換が示唆されているものの、世界的な商品不足から工業特区閉鎖後も存続している。そして今回ヨリクシ共和国からの研修生受け入れに関し、一部の識者からは先端工業路線の存続が噂されたが、商工務局長官は「かつてのように工業を単一の主軸とすることはあり得ない」と述べるなど、存続の見込みは薄い。 【社会】防災局は全土防災都市でシェルター配備と物資備蓄を指示、ヨリクシ国際緊急援助隊用物資も備蓄 【国際】石動国際儀仗隊閲兵式に陸空軍が参加、カンタクジノ軍事局長官(空軍大将)が自ら儀仗隊を指揮 【国際】増える世界人口と減る農業人口、農業人口は2億5000万人割る 【経済】石油採掘事業再開へ、アニウェタ長官「安全保障上有効なら採算度外視でやる」 【広告】可食建材で飢餓災害に備えよう!不燃性もバツグン、設置から廃棄まで完全サポート ―エディブル・マテリアル社 *フリューゲル暦 23848期662年 6月初旬* | ||
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