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コーデクス新報  コーデクス共和国の国営報道機関です。
3月 29 (火曜日) 2016
【政治】行政再編で国土・土木局を資源開発局と国土建設局に、国防局は軍事局に改名ほか 22:04   
【政治】行政再編で国土・土木局を資源開発局と国土建設局に、国防局は軍事局に改名

アニウェタ長官は、就任より早速省庁の再編に着手し国土・土木局を「組織が肥大化し非効率的な行政を行っている」として解体したうえで、管轄を資源開発局と国土建設局に分離する法案を提出し、翌週に議会で審査後成立した。資源開発局は鉱山開発と効率的な採掘を実施するとされ、旧国土・土木局から資源開発部門が切り出されたかたちで、資源開発局には鉱山経営学専攻の実業家アルフレート・ゼーゼマン博士を推薦するなど「意欲的な人事(宣伝局長官談)」となる。また、コルネリウ・カンタクジノ国防局長官が発表した論文「防衛に頼った敗北と攻撃による勝利―フリューゲル戦争史の観点から―」をもとに、国防局は軍事局へと改名された。今回の局名変更にカンタクジノ軍事局長官は「古典SF小説でも言われていることだが、国防とか防衛の名がついた役所が指揮する軍隊が、戦争で勝った例はない」とコメントしている。

【スポーツ】第三回国際スポーツ大会で優勝の自転車チームとハンドボールチームにスポーツ勲章授与

コーデクス共和国の代表としてグロリアーナ大会に出場していた自転車チームとハンドボールチームにアニウェタ長官からスポーツ勲章が授与された。今大会で自転車チームのリーダーを務めたラザール・バイイ氏は「今回のエルツでの大会のロードレースではツール・ド・エルツの経験が生き金メダルを獲得できた。スプリントのような短距離には課題があるが、練習と対策を重ねていきたい」と述べた。今回の自転車チームは好成績を修めたものの、スプリントで惜しくもアルドラド代表チームに敗れている。長官は両チームの健闘を称え「共和国政府のスポーツ分野への支援はまだまだ手薄い、自転車に限らず全てのスポーツ分野に積極的な支援を約束したい」と演説し、行政局直属機関として行政局スポーツ科学部を設立するとした。国土のほとんどが平坦な平地で占められるコーデクス共和国では自転車の国民普及率は高く、またレンタサイクルや自転車専用道が整備されているため、自転車競技への国民的な関心は高い。

【政治】アディカリ農務局長官退任、後任には中央研究所遺伝子工学研究室所属のヤスオ・オカダ博士選出

長年にわたって農務局長官をつとめていたア・ラ・アディカリ氏が退任するのに伴い、評議会は農務局長官の後任にヤスオ・オカダ博士を選出した。ヤスオ氏は中央研究所遺伝子工学研究室所属で長年、小動物の遺伝子分析の研究を行ってきた。就任会見で農林水産業の水準維持に努めると述べるとともに「コーデクス産の食料は自国消費のほかはほとんどが観光大国エルツ帝国に輸出されている。観光地でのコーデクス産食品への関心を高め、トリヴェントやかつての長州が有してきた高級食料ブランドを追求していきたい」職務への強い意欲を示した。また、長官は「極めて困難であるだろうが、最終的にはコーデクス産培養・合成肉のハラル認証を目指していきたい」と述べたが、街角では「海外で食べたホンモノのトリヴェント牛にはとうてい敵わない(市民)」と反応は冷ややかだ。

【経済】石油採掘事業終了、資源開発局長官「投資に見合わない」

【国際】トロピコ共和国へ本邦調査員参加の調査団派遣、外務局職員「国交がなく詳細は不明だが邦人渡航者はいない」

【参考資料】農務局リーフレット「コーデクス産食肉の生産管理と品質調査」



*フリューゲル暦 23230期645年 4月初旬*
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3月 16 (水曜日) 2016
【政治】ゲオルゲ・ツェラーン行政局長官満期退任、後任はドミニク・キゲリ・アニウェタ博士 02:14   
【政治】ゲオルゲ・ツェラーン行政局長官満期退任、後任はドミニク・キゲリ・アニウェタ博士

第二代行政局長官職にあったゲオルゲ・ツェラーン博士が642年の任期満了にともない退任した。後任の人事が評議会において議論され、後任にはENECに懐疑的で国際経済が専門のオーギュステン・ハビャリマナ博士か、親ENECで政党人の政治思想史が専門のドミニク・キゲリ・アニウェタ博士が候補として挙げられたが、最終的に統一コーデクス所属で議会議員の経験があるアニウェタ氏が選出された。これに関し評議会関係者は、行政局が647年第三回国民議会総選挙を控え議会運営の難しい舵取りが要求されることが予測され、また積極的な外交で国際社会における共和国のプレゼンスを高め、国家運営プロジェクトコーデクス計画を確実に推進する評議会の狙いがあるとしている。ただ、一部の識者は評議会はハビャリマナ氏を長官に指名したものの、量子コンピュータCDXによる助言があって変更せざるを得なかったのではないかと推測しているが、関係者は沈黙している。

第三代行政局長官となったアニウェタ氏は就任演説において、前政権の経済政策や国土建設事業は評価されるべきと前置いた上で「これまでの政権の外交政策はENECへの『ただ乗り』のみで、何ら義務を果たしてこなかった」と述べて積極外交方針を打ち出したため、一時議場は騒然となった。また、アニウェタ長官は外務局長官に外交官ドナルド・ワインバーガー前外務局ENEC担当特別代表を任命したいと評議会に上申したが、博士号取得者ではない人物を行政各局長とする人事はコーデクス共和国において異例中の異例であり、評議会を支持母体にもつ政党コーデクス学術会議により「行政活動審議の申立て」が行われた。しかし単独過半数を有する与党統一コーデクスが野党民主本党と接近し、与党と学術会議との連携解消が噂されたため審議申し立ては取り下げられた。建国の功労者などから構成されている評議会は行政の監督機関として政府人事権を掌握している一方で建国50年を前に高齢化が進み、近年は影響力の低下が指摘されている。元評議会委員で行政学者のヤン・リンウェン元治安局長官は「評議会は政治的対立からコーデクス計画が頓挫することを何よりも恐れている」と指摘するが、当のワインバーガー氏は「コーデクスが果たすべき役割を果たせるよう尽力する」と述べるにとどまった。

【社会】通称「外周四島」完全分離、四大架橋で中央島と接続し海上交通の円滑化図る

【経済】後進各国の先端工業化進展に伴い銀価格高騰との経済概況予測

【社会】K・F・シュティッカー元長官死去、冷凍睡眠や義体化による延命および国葬は拒否

【社会】ロボット愛護法成立、擬似人格搭載型ロボットへの「虐待」が処罰化へ

【年度論文賞】D・K・アニウェタ「論文『警察国家思想の淵源』に対する疑問」

*フリューゲル暦 23147期642年 12月中旬*
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2月 10 (水曜日) 2016
【国際】安全保障関係強化目指すENEC第4追加議定書批准、軍事局は空軍設立を決定ほか 01:24   
【国際】安全保障関係強化目指すENEC第4追加議定書批准、軍事局は空軍設立を決定

ウェールリズセ連邦共和国アゼロティータで開催されているENEC総会において安全保障体制の構築に関する議定書が採択され、それにあわせて軍事局は防衛力向上のため空軍の設立を決定した。今回批准された636年追加議定書(第4追加議定書)は、常設の軍事委員会設置が盛り込まれたほか、ENEC加盟国が合同で軍編成を行うことを可能にするなど、ENEC加盟国間の軍事的結びつきを強固にし国際情勢の急速な変化に対応することを目的としている。外務局ドナルド・ワインバーガー前ENEC担当官は「ENECは経済及び交易の面で世界に開かれ続ける一方で、安全保障の観点からは目下の不安定な国際社会を団結して乗り切ることが出来る芯の強い組織になった」と述べるなど、親ENECの現政権関係者からは歓迎する声が多く聞かれる。第4追加議定書に含まれる兵器の共同開発や生産などについての具体的な内容は今後改めて討議されることが予想されるが、今回の議定書批准は単独専守主義であったコーデクス共和国の軍事戦略方針をある程度修正するものになる。また軍事局は同時に、636年追加議定書の批准を得て他加盟国と円滑に作戦を展開できるよう陸軍航空隊を発展的に解消させ、新たにコーデクス共和国空軍を設立することを決定した。なお、空軍主力にはヴェールヌイ社会主義共和国製И-2戦闘爆撃機を導入し、国産のアビオニクスを搭載したKI-2として制式採用される。

【社会】催眠弾実験から怪獣脱走、対策として南部海上油田跡地を射爆場・実験場に

南西島で発見された卵付近に中央研究所と軍事局が設置していた実験場から、孵化した怪獣いのらが脱走するというアクシデントがあり、周辺住民が一時中央島への避難を強いられた。当地では怪獣に対する催眠弾の有効性を確める実弾実験が実施されていたが、用意された催眠弾が命中せず設けられた柵を越えて怪獣が脱走したため、最終的には高性能ミサイルによって処分された。軍事局は、今回の事件の善後策として射爆場及び実験場は海上油田跡地(10,16)(11,17)に整備することとし、あらゆる演習・実験は海上で行うことで住宅街への被害を出さないように配慮すると発表した。今回の問題を受けてリ軍事局長官が辞任を申し出たものの、評議会が続投を支持したため留任する。

【国際】ツェラーン長官、ウェールリズセ連邦共和国建国50周年式典に出席

【社会】首都移転に伴い失業率増加、キルヒハイマー商工務局長官「新工業特区設置で雇用を確保する」

【スポーツ】第三回国際スポーツ大会への出場決定、ツール・ド・エルツ出場の自転車競技団にメダルの期待かかる

【国際】ヨリクシ共和国へ民主化を記念し像を贈呈、パルタイオン外務局長官「我が国も各国の民主化を支援していきたい」

【年度論文賞】N・パルタイオン「ミッドガルド帝国の滅亡にかかわる国際情勢の変動」



*フリューゲル暦22931期636年12月中旬*
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1月 27 (水曜日) 2016
【社会】防衛力向上と都市機能集中化のため首都移転が決定 20:45   
【社会】防衛力向上と都市機能集中化のため首都移転が決定

C・S・デ・ベール国土・土木局長官は、これまで行われてきた住宅環境再整備計画が完了したことを述べた上で、「行政と経済の中心を一致させ、非効率な生産・インフラ・物流環境を改善する」「首都が湾岸にあることは国土が着上陸攻撃を受けた際に不利」との理由から首都を移転すると発表した。ツェラーン長官によりニーウ・ロッテルンと命名された新首都移転予定地域(11,11)は中央島の中心部に位置し、周囲を防災機能を有する地区に囲まれていることから、またこれまで首都近郊開発と宅地拡大の障害となっていた鉱山から離れていることからも適地として選定された。今首都移転により首都への中央集権化が図られる模様で、デ・ベール博士は現首都ヴァルチャ市以上に人口が集中しているレステドント(12,12)・エストゥーパ(10,10)両市を解体し、両市をニーウ・ロッテルン市内の特別区として扱うことを明言した。移転後の旧首都ヴァルチャ市は市制を維持するものの、大規模な区画整理とともに生活インフラを再配置する見込みとなっている。

【社会】住宅環境改善計画達成を記念し建国記念日に成長記念碑が建造される

【国際】宣戦通達の大フ帝国使節を追い返したとして警備関係者懲戒。警備担当「いたずらだと思った」

【年度論文賞】F・キルヒハイマー『我が国の工業生産と工場における労働環境の現状』

*フリューゲル暦22851期634年9月下旬*
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1月 14 (木曜日) 2016
【政治】巨大隕石落下、議事堂消滅で議員・政府高官が多数死傷ほか 00:15   
【政治】巨大隕石落下、議事堂消滅で議員・政府高官が多数死傷

632年1月に首都南方に落下した巨大隕石は、首都などの人口密集地や鉱山に損害を与えなかったものの国民議会の議場を消滅させ議会議員や政府高官を多数死傷させた。政府高官ではカサス・ロン・ドルテス科学局長官が死亡(代理にKFS宇宙センター局長アルフォンシーヌ・ヴァション)、ジョージニコラス文部局長官(代理としてツェラーン長官が兼任)とホカマ・ケイスケ財務金融局長官(後任にラジェンドラ・ナーラーヤン博士が指名)が重傷を負った。議員もナタ・パチャウリ統一コーデクス党首が重傷を負ったほか、学術会議、民進党、CDXの会の議員の一部に死傷者が出るなど混乱し、議会が一時機能不全に陥った。ゲオルゲ・ツェラーン行政局長官は非常事態宣言を発令して「即座に議会を再開することは、むしろ混乱を招く」として議会を緊急に停会させ、事態の収拾にあたった。ツェラーン長官は「必要とされる法案や予算は行政局会議を経て出される行政局長官令によって一時的に施行される」としたが、民進党やその支持者を中心としたデモが行われるなど反発が強まっていて、再開会前選挙までの民進党や民主本党の活動が注目されている。

【経済】今災害で負傷したホカマ氏引退により経済政策転換へ

建国以来、長らく共和国の経済政策を主導してきたホカマ・ケイスケ財務金融局長官が隕石災害によって重傷を負って引退するのに際し、共和国の経済政策方針は全国土の均等な発展へと転換する。ホカマ氏は財務金融局長官時代に、中央島への人口集中および自由市場と四人工島での粗放農村・国営市場の二経済基盤を機軸とする「二重の経済」政策を掲げるなどの野心的な経済政策が目立った一方で、それらの施策には内外から多くの問題点が指摘されていた。ホカマ博士はコーデクス共和国建国の際に計画推進に重要な役割を果たした人物であったものの、評議会の支持をあつく受けたG・ツェラーン政権ではK・F・シュティッカー政権時代のような強い影響力を維持できなかった。ツェラーン長官は都市住環境の改善や農業従事者の商業移行を改めて重視すると述べるに留まったが、キルヒハイマー商工務局長官は「これからは産業政策企画の主導権を農務局、商工務局が握るべき」と述べ中央島への人口集中を改善しすることを明らかにした。財務金融局長官の後任には数理経済学者ラジェンドラ・ナーラーヤン博士が選出され、政府高官はこれまで利用されてこなかったCDXによる経済政策への助言が行われるかが検討されていると伝えた。

【国際】ヴァノミス王国がファルロイト協定を経て民主化へ

【社会】フリューゲル全体に社会不安蔓延、高福祉への要求高まる

*フリューゲル暦22768期632年6月初旬*
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12月 02 (水曜日) 2015
【政治】第二回国民議会総選挙が行われ、与党躍進ほか 20:48   
【政治】第二回国民議会総選挙が行われ、与党躍進

フ暦627年のコーデクス国民議会議員任期の満了を前に、行政局長官G・ツェラーン博士はかねてより実施していた農業分野縮小問題に対し、民進党を中心とした問責決議案が提出された(反対多数で否決)ことに関してツェラーン行政局長官が所属するコーデクス学術会議と連立を組んでいる統一コーデクスの一部議員から「農業人口の縮小は我が国が先進国入りするかしないかにかかわる重要な問題であるから、改めて国民の信を問うことが必要だ」との声があがったことを踏まえ、フ暦625年2月に国民議会を解散したため、翌3月に総選挙(全国大選挙区制)が実施された。今回の選挙では共和国内での人口増を反映し50議席の定数増が行われたが、選挙戦は概ね与党優勢で展開された。与党二党はツェラーン政権による経済政策の成果とインフラや生活環境の大幅な改善を中心に「現在のトップレベルの幸福度を維持する上で先進国入りは必要ない(統一コーデクス議員)」と述べる一方で、最大野党民進党は主権の明確化と先進国入りの必要性を強調し、また進展しない宇宙開発について政権批判を展開したが、野党は苦戦を強いられた。野党の議席が伸び悩んだ原因として、無党派層が現在の豊かな生活スタイルを与党の功績とみたためと中央研究所現代政治学研究室が分析している。議席数は統一コーデクス68、コーデクス学術会議26、民進党17、CDXの会8、原始共産党3、無所属8となり、与党の圧勝となった。

【国際】ヴァノミス王国へ派遣されていた中央研究所合同調査チームが帰国

ヴァノミス王国において発生した武装組織に関し、現地からの報道において「武装組織が卵から孵化した」との情報がもたらされたことに対し、コーデクス中央研究所怪獣対策研究室と同研究所超常現象研究室の合同調査チームが現地で詳細な調査研究を行うためフ暦623年3月からヴァノミス王国に派遣されていた。ヴァノミス王国はヴォルフ・エルウッド王を元首とする専制的な絶対主義王政の国として知られ、国家保安警察によって治安が維持される警察国家でもある。我が国との国交関係を有しているが、コーデクス外務局海外情報データベースの記載によれば、ヴァノミスではユグラン民族独立軍と称する反乱軍が度々蜂起するなど、長らく治安情勢の悪化が憂慮されていた。人工島に隔離された対象に対する調査はヴァノミス王の支援もあって比較的自由に行われ、調査チームはその後、9月上旬に武装組織がヴァノミス軍のミサイル攻撃によって壊滅したため、残骸の一部をサンプルとして採取して帰国していた。チームリーダーは「チーム派遣以前から地底人との情報に接していたが、我々の現地調査では結局のところ謎の武装組織の出所が何であるかを突き止めることは出来なかった。しかしながら、これまでも多くの卵が整地中に地中から発見されたことを考えると、フリューゲルの地下は地球とは異なった何かしら特殊な構造となっていることは否定できないだろう。これからは持ち帰った残骸のサンプルの解析を行い、正体を明らかにして今後の怪獣対策に活かしていきたいと考える。」と述べた。

【社会】進まぬ海底油田開発、国土・土木局「地上での油田開発を先行させ技術向上を目指す」友好国からの顧問招聘も検討

【政治】民進党が選挙敗北をうけて党内の親政権の議員が離反、民主本党(6議席)を結成

【寄稿記事】KFS宇宙センター所長アルフォンシーヌ・ヴァション「相次ぐ地震災害の対策には観測衛星が必須であり、科学局と国防局が一丸となった宇宙開発が欠かせない」

【年度論文賞】オーギュステン・ハビャリマナ『四大先端工業国の貿易構造と外交姿勢―我が国に大規模先端工業は可能か?』

*フリューゲル暦 22514期625年5月中旬*
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10月 23 (金曜日) 2015
【政治】K・F・シュティッカー行政局長官退任、評議会はゲオルゲ・ツェラーン貿易局長官を後任に任命 01:26   
【政治】K・F・シュティッカー行政局長官退任、評議会はゲオルゲ・ツェラーン貿易局長官を後任に任命

行政局報道官はフ暦618年9月20日、K・F・シュティッカー博士が行政局長官職を自身の健康問題から退任したことを明らかにした。シュティッカー長官は建国以来長きに渡って国家元首の立場にあり、初期から国家運営プロジェクトコーデクス計画を託された学者たちの中で政治的に重要な位置を占めてきた人物であるが、すでに老齢に達していることから健康面で不安があると噂されていた。シュティッカー氏は退任会見を開かなかったが、報道官はコメントとして「常より『コーデクス計画の完成を見ることができないであろうことは残念だ』とおっしゃっていた」と述べた。K・F・シュティッカー長官の施政下ではENEC加盟とシェロジア問題が起こるなど順風満帆の国家運営とは言い難かったが、学生時代にシュティッカー氏に師事した科学局長官のカサス・ロン・ドルテス博士は「むしろシュティッカー氏の功績はその専攻分野の知識を活かした鉱山開発であり、ウラン鉱への円滑な転換はシュティッカー博士なくしてはなし得なかっただろう」と建国以来の幾度に渡る鉱山転換でのシュティッカー氏の功績をたたえた。

評議会は、後任に貿易局ゲオルゲ・ツェラーン博士を行政局長官に任命した。ツェラーン氏は、建国時の政府人事に関するCDX答申より行政局長官として指名されてきた経緯がある。コーデクス共和国は、シェロジアとの紛争などにおいても友邦国よりの外交的支援を受けるなどして障害を乗り越えてきており、今回の親ENEC派として知られるツェラーン博士の登用は、シェロジアとの紛争において助力を与えたENEC各国に対する国民の信頼感を反映したものとされている。

ツェラーン博士の専門は国際貿易であるが、親ENEC派を自称する一方でコーデクス学術会議の会員としても知られている。コーデクス学術会議は評議会を支持母体に持つ政治団体で、議会にも18議席を有しているが、学術会議関係者が国家元首に任命されたことに関しては、政府人事の民主化と透明化を主張する民進党からの反発が必至とみられ、議会運営は難航することが予測されている。なお、貿易局長官の後任には国際私法学者クリスティーネ・リュードベリ博士が任命された。

ツェラーン博士は、現在のコーデクス共和国が産業政策の重要な転換期を迎えているとしてレスト・ドン・ロペス博士の解任と、広く支持と理解を得るために必要であるとしてフランツ・キルヒハイマー氏任命の建白書を評議会に提出した。キルヒハイマー氏の商工務局長官職への任命についてはCDX答申では否定的な結果が算出されたものの、評議会は協議の結果キルヒハイマー氏の任命を決定した。経済学者であるフランツ・キルヒハイマー博士は原始共産党に親和的な人物とみられているが、評議会関係者は「CDX会会員の評議員から反対は受けたが、近来の原始共産党の融和的な行動を鑑みて任命が決められた」と述べ、悪影響があればいつでも解任すればよいと強気の姿勢を示した。

他の長官については概ね留任された。財務・金融局長官にホカマ・ケイスケ氏が留任したことで、ヴァルチャ島の都市化と自由市場の展開を推進する一方で、人工島においては農村と国営市場による統制体制を維持するという「二重の経済」政策は続行される見通しだ。また、CDX答申に基づき外務局広報部は宣伝局に格上げされることが決定され、報道の一段の活性化が期待されている。



*フリューゲル暦 22275期618年9月下旬*
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10月 01 (木曜日) 2015
【社会】巨大隕石落下によりロッテルン市消滅など被害甚大も援助集まり復興へ ほか 23:43   
【社会】巨大隕石落下によりロッテルン市消滅など被害甚大も援助集まり復興へ

フ暦615年1月に突如中央島ロッテルン市付近に落下した巨大隕石は市周辺の住宅街を飲み込み、壊滅させた。避難誘導が間に合わず200万人以上が犠牲となったため科学局に対する批判が高まったが、科学局長官カサス・ロン・ドルテス博士は「現在の技術では衛星打ち上げ以外に予防策はない」と説明し、隕石研究対策チームを設置した。今後、科学局はすでに活動を開始している宇宙開発チームと連携しながら、隕石対策を進めていくとしている。また、アルドラド帝国やフランドル統一準備政府(旧フランドル共和国、政府はフランドル連邦として国家承認)、エルツ帝国からは哀悼の意と共に多くの援助物資が送られ、これは復興を大きく後押しすることが予想される。援助を行った三ヵ国にはK・F・シュティッカー行政局長官からの感謝状が贈られた。また、巨大隕石の落下により商業規模が急激に縮小したため急遽国営市場の拡大が行われたが、建国以来初の赤字転落に言及する識者は少なくない。同時に、巨大隕石落下により商業を中心とした経済の構築計画は転換を余儀なくされると想定されていて、試験的な先端工業化など工業を主体とした経済体制の構築が模索されていく方針だ。

【スポーツ】アクセル・コンスタン投手が一時帰国、ノイローゼ疑惑払拭

山岡大会での敗北を踏まえ結成された、人間と同様の体力に調整されたロボットによる野球チームはスポーツ振興部に対するコーデクス中央研究所スポーツ科学研究室の要請によるものであったが、実験として行っていた国際試合において勝率0割という悲惨な結果に留まっている。監督には山岡大会で4番を努めたマイク・デイビッドソンが監督に就任したが、「いくら指導しても野球のプレイに感覚やセンスといったものが感じられない」と指導を拒否していることなどが報告されていた。週刊誌「プレイボール」では唯一の非ロボット選手で、先の山岡大会にも出場したアクセル・コンスタン選手がチーム内で孤立しノイローゼにかかっているとの報道がなされたが、一時帰国したコンスタン投手は「彼らはユーモアを解さないが、どうにも情があるように感じる。時には談笑で休憩時間を過ごすし、チーム内で孤立してはいない」とノイローゼ疑惑を払拭した。これに関し中央研究所報道官は「今後、外見を人間に似せる工夫を行っていきたい」と述べた。

【スポーツ】自転車競技大会「ツール・ド・エルツ」にコーデクス代表が招待され出場

【社会】怪獣クジラを国防軍が制圧し、首都では撃退記念パレード。一方で事態の長期化に批判も

【広告】掃除洗濯炊事家事全般から子守りまで、万能ロボット「ハイヤード・ボーイ」を一家に一台
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9月 23 (水曜日) 2015
【社会】宇宙開発事業開始、新ロケット発射場はKFS宇宙センターほか 12:55   
【社会】宇宙開発事業開始、新ロケット発射場はKFS宇宙センター

北東部に建設された大規模ロケット発射場は、現国家元首であるK・F・シュティッカー行政局長官の、建国以来のこれまでの功績からKFS宇宙センターと命名された。シュティッカー行政局長官は「科学主義を標榜する我が国が宇宙開発事業を始めることは大変喜ばしく、国家運営プロジェクトの推進を促す」と述べ、宇宙センター所長には論文『惑星フリューゲルにおける衛星軌道と人工衛星開発』で知られる若手研究者アルフォンシーヌ・ヴァション女史が就任することが明らかにされた。科学局は今後、気象衛星打ち上げとそれに必要な技術の開発を急ぐとしている。



【社会】怪獣クジラ出現、リ国防局長官「勝機ある」

宇宙センター南西の農村地帯(17,6)地点に怪獣クジラが出現した。既に地域全住民の避難は完了しており、一帯は農村と森林が広がる非人口密集地であることから国防局は自力解決の方針を示し、リ長官は「既に1ヵ月分の弾薬を備えている。来月までに事態を収拾できれば勝機はある。」と述べ今後の作戦計画を説明した。CDXから「楽観的でなければ勝機はあるが、介入を要請した方が容易に解決する」と答申を出したものの自力解決方針は転換されず、評議会権威筋はノホ・ヘレコ連邦より怪獣対策支援に関する連絡があったことを明らかにすると同時に、国防局による「自力解決は作戦が頓挫しない限り続行される」との発表は「失敗できない環境を作り上げた」と不快感をあらわにした。



【経済】揺れる重工業化、商工務局長官「鉄鋼の消費が想定以上」



【国際】外務局電信部、国際標準通信システム「Skype」導入へ



【年度論文賞】

特別賞:F・キルヒハイマー『末期レゲロに見るアナーキズムの可能性―原始共産党新指針に応えて―』
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9月 07 (月曜日) 2015
【貿易】ENEC燃料レート決まる、【政治】行政局長官の任期、5年延長へ他 19:18   
【貿易】ENEC燃料レート決まる

新興諸国経済理事会ENECにおいて、当初からの短期的な目標であった燃料レートの策定が、ENEC結成から3年目という節目の時期に行われた。当該レートは現段階では燃料のみに限定されているものの、これまで憂慮されていた燃料価格の際限ない上昇という事態は避けられる見通しで、ENECがフリューゲルの平和と安定に資するものになるだろう。



【政治】行政局長官の任期、5年延長へ

フ暦610年で任期切れとなる予定であったKFS行政局長官の任期を5年延長する人事案が評議会において採択された。議会では原始共産党のみが反対し、民進党が「鉱山転換の重要な時期に指導する長官に鉱物学のプロは必要だ。国土・土木局長でもよいが建国時の国家元首に実質的な降格はふさわしくない。」として賛成に回り、賛成多数で議会を通過した。シュティッカー長官は「残りの任期で人工島計画の達成と鉄鉱山への移行という二大目標達成のため、老体に鞭打って尽力していく」



【社会】山岡大会コーデクス代表のパレード開催

コーデクス共和国代表団は体操、自転車競技で金メダルを、ハンドボールで銀メダルを獲得した。今回の大会では、一流の選手が集う国際大会でコーデクス共和国のスポーツ科学理論がどれほど実践性のあるものかが問われる重要な大会であったが、未だ新興国で人材も揃わない中これほど健闘したことは賞賛に値するだろう。代表団は首都ヴァルチャでパレードを行い、応援を行ったコーデクス共和国国民への感謝とスポーツ科学の勝利を謳った。これまで担当部局がなく行政局直轄スポーツ振興部が支援を行っていたスポーツ分野であるが、今後の行政機構再編においてスポーツ振興部局の設立が課題となることが予想される。一方で、野球分野などではロボットを監督に据えることなどが実験的に行われたが、現段階の技術では多くの不確定要素に対する柔軟な対応が難しく、やはり経験を積んだプロフェッショナルの人間をおいた方が合理的であるとの結論が出されることとなった。

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