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バーナマ国営通信 テークサット連合の報道機関。国営にして政府最大の敵。 | ||
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10月 11 (日曜日) 2015 | ||
【社会】巨大隕石により首都圏蒸発 国家機能消滅、空前絶後の大災厄 | 21:38 | |
【616年11月20日付】 この通信は、ラースタンティニア本社の消滅に伴い、生き残った地方特派員らがありあわせの機材で発行した特別版である。掲載内容は1ヶ月近く遅れたものであることをご了承願いたい。 去る10月31日、テーク島中部に巨大隕石が落下、首都ラースタンティニアから行政都市プトレンヌにかけて広範囲が完全に消滅する未曾有の大惨事が発生した。 災害直前の状況からして犠牲者はゆうに500万人を超え、トーサ首席大臣はじめ政府中枢の安否も絶望的とされる。 また両議会の会期中であった当時、プトレンヌには全国の議員政治家が集結しており、これらも全員死亡したものと考えられる。 今月12日、構成各国の生存している首長はアードバンデルにて臨時総会を開き、生存したボンネー・ワッダッラー連合国王陛下に政権を委託することを決定した。陛下は前国王アード・ハル・ムール・シャー1世失踪以前はボンネー王国国王であらせられ、実質的な親政を行い国内で高い支持を得ていた。今回の大災害発生時にはラースタンティニア郊外の宮殿におり、すんでのところで被害を免れた。 ワッダッラー陛下は、再度のラースタンティニア復興は絶望的として、北部トローヘンヌ王国の大都市ラース・トローヘンヌ周辺への遷都を決断された。宮殿は新設せず、ワッダッラー陛下自身首席大臣代行として遷座なさるという。 被害を免れた周辺地域でも治安が急速に悪化。住民の流出が続いている。世界各国から続々と支援が届いているが、これを運用する政府が消滅しているため復興は遅々として進んでいない状況である。 7月には南部の大都市ムラカが隕石の直撃を受けたばかり。一部には某国による陰謀論も蠢いている、のかもしれない。よく分からん、おい後は書いて(ry 重ねて言うが、今号は編集に慣れない寄せ集めの社員による発行のため、所々国際通信として不適当な部分が紛れているかもしれないのだが、その点は十分留意してほしい。 | ||
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