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ヴェールヌイの報道  ヴェールヌイ社会主義共和国メディアの報道を集約して紹介
3月 21 (土曜日) 2015
【第11号582年10月】 シベリア自治凍結/新制度草案発表 他 13:56  ヴェールヌイ社会主義共和国 
・シベリア自治、一時凍結へ。

先の隕石災害により、シベリア自治区のシベリア人幹部が多数死亡したことを受け、労働者評議会は、自治区内において新たに選挙や選任作業を行わず、シベリア人自治を一時凍結することを議決した。経済の先行きが不安定となり、開発計画遅延も避けられない状況下、国内全域における指揮系統を纏める必要性があるとの判断によるもの。これまで自治区として制定されたベイクラント島内においては、シベリア人は「特別な地位」が保証され、国内法の一部適用除外を受けており、独自の教育、経済活動における私的所有権が認められてきた。今回の議決により、シベリア人の私有企業や経済活動は共和国政府管理下に置かれることとなり、生産活動の合理化が図られる見通し。一時的な処置であり、これら私有企業の国有化や財産の没収手続きは行われない。

・新民主制度(議会制度)草案を発表。

労働党は、共和国の人民主権を一層強化し、真に民主的で活力ある国家建設を目指す方針から、かねてより既存制度の不足を建国時より認めており、将来的に抜本的改革改造を行う方針を示していた。スヴィトラーナ書記長は、自身の任期中に新民主制度を実現させなければならないとの強い意志を示し、これを受けて党内での新制度案の作成作業が本格化していた。今回示された草案では、現在の複数政党制が、建国以前の権威主義、共産主義勢力との抗争を収めるための妥協的処置の産物であるとした。また憲法において社会主義堅持が明記されていることや、建国黎明期に比べ国内反動勢力も今や存在しないことを鑑み、特定政党の指導性を排することの弊害はもはや存在しないと判断、労働者評議会の議員選定を自由選挙化する。これを実現する為には憲法の改正が必要である。現在の憲法は「社会主義擁護」「労働党の指導性」のみを漠然と示し、裁量権は指導政党に存在したが、これを改正し「社会主義統制経済」と「人民主権」を明確に規定し、この範囲内であらゆる政治活動を完全自由化する。このため新憲法は、その不滅性を保ち、更なる改憲を困難なものとしなければならず、改正発議要件もより厳しくする方針。合わせて政治警察組織でもあった国家保衛省の改変も必要となる。つまり、新制度が施行されれば、社会主義国家としてはより強固なものとなり、一方で国家建設の方法や、外交政策等においては、より民意が反映され、柔軟化するということだ。

この草案は党中央委員会で大筋が承認され、現在は野党(社会農民党及び社会主義国民戦線)と制度移行に向けた調整作業に入っている。新制度で選挙が自由化されれば、労働党自らが指導政党の地位を失うこととなるが、これを機に共同戦線のもと存在が認可されていた野党と統合することにより、必要な期間は政権政党の地位を保持することになるだろう。













国家保衛省本庁舎にて(会話のみ)

「今朝は冷えますね。昨晩はいかがでした?」

「つまらんパーティーだったよ。党の連中はよほどFENA入りが嬉しいらしい」

「そうですね。しかし準加盟となれば、我々も忙しくなります。昭栄関連は情報も不足しておりますし・・・。こちら、昨晩あがりましたレゲロ関連の報告書です。たいした進展はありませんが」

「・・・(ページをめくりながら)エルノークの様態が回復しないな。少々強すぎたのではないか?」

「解毒処置を行えば二週間もすれば回復するレベルだったのですが。どちらにせよ、彼の生死に我々が関心をよせる必要はありません。むこうさんの面子の問題です。我々は十分に配慮しました。もう良いでしょう」

「気にくわんな・・・これは?」

「そちらはSLCN関連、私も目を通しましたが、つまらんもんです」

「また共産テロかね。彼の国はよほど治安組織が脆弱とみえるな」

「大掛かりな発破解体か、施設管理の水準が我々の予想を越えてお粗末だったのかどちらかでしょう。発表にあったような共産派によるテロという線は薄いとみています」

「とはいえ、今回の爆発は軍の失態を隠蔽するための方弁にしては度が過ぎているのではないか?」

「爆発の直接的原因はわかりませんが、先のレゲロのように、自分たちで創りだした共産派の亡命工作をまた活発化させるおそれはあります。海外進出のカードとしては、まだ諦めていないのでしょう」

「いくら手段が稚拙であっても、強行に出られれば脅威であることにかわりはない。よくよく注意するよう指示しておいてくれたまえ」
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