ローレル共和国・カルセドニー島共和国における治安維持協定

678年9月22日にローレル共和国・首都ラウーヌで治安維持協定の調印式が執り行われた。

アドルフ・ガンベリ外務大臣：
ローレルへようこそ、ルナテ・パームグラネット防衛委員長閣下。
我が国の頭を悩ませていた懸案は貴国の助力もあり解決することができそうです。
さて、調印式会場へとまいりましょう。

【カルセドニー島共和国　ルナテ・パームグラネット防衛委員長】

　我が国は数多くの怪獣討伐実績があり、この実績が貴国の治安維持についても力を発揮することとなるのであれば、我が国としても光栄に存ずるところであります。事務レベル協議において同意に達した協定案を改めて以下に掲示させていただきます。
　本協定は貴国における巨大不明生物による被害を最小限に抑えるため最高の働きをするものと確信しております。

＜ローレル共和国・カルセドニー島共和国に於ける治安維持協定＞

カルセドニー島共和国を甲国とし、ローレル共和国を乙国として次の協定を締結する。

第1条　甲国は、乙国内に於ける治安上の問題を予防、解消するため、武器使用を含む必要と認められる行動を、自己の判断において行うことができる。
　第1項　第1条の行動を実行するに当たり、甲国は乙国にそれを通知する義務を負う。
第2条　本協定が定める「治安上の問題」とは、各種怪獣に限定される。
第3条　乙国は、甲国の実施する治安維持活動に対して中止を要請でき、その際、甲国は直ちに行動を中止する。
第4条　本協定は無期限とし、両締約国のどちらか一方が協定を終了する旨もう一方に伝達するまで有効となる。

【ローレル共和国　外務大臣　アドルフ・ガンベリ】
外敵排除にご協力頂けることにつき、改めて感謝申し上げます。
全世界的に出現が確認されている不明生物について情報や経験を豊富に有している貴国軍隊に期待致したいと思います。

署名します。

ローレル共和国　外務大臣　アドルフ・ガンベリ

ところで、治安維持協定についてその実効性を高めるための提案をさせて頂きたいと思います。事務レベル協議が必要と考えますので、内容については外交文書(PM)の形式で送付いたします。調印式終了後で結構ですので、御検討頂ければと思います。

協定に同意し、署名いたします。

　　　Republic of Chalcedony Island - Chairperson of Commission on Defence Ruknate Pomegranate
（カルセドニー島共和国防衛委員長　ルナテ・パームグラネット）