石動第三帝国によるカプツモーゼ連邦共和帝国鉱山開発支援に関する協議

石動第三帝国によるカプツモーゼ連邦共和帝国に於けるウラン鉱山開発支援並びに第二山地の鉱山開発のための協議を行います。両国担当者はご出席ください。石動第三帝国からは、商工省鉱山局長、饗庭景宗が出席致します。

カプツモーゼ共和連邦帝国からは、オストロフ・カリミエ貿易大臣、カント・アンダーソン国土開発大臣が出席致します。

饗庭景宗「カプツモーゼ共和連邦帝国代表のご臨席に感謝申し上げます。まずお伺いしたいのですが、恐らく炭鉱をウラン鉱山とする件についてはご了承頂いているかと思いますが、もう一方の火山については貴国はどういった開発を希望されますでしょうか？
我が国としては銀・石材などの外貨獲得が可能な輸出品目の産出が好ましいと思っておりますが、貴国は如何お考えでしょうか？」

カント・アンダーソン「炭鉱をウラン鉱山とする件については、こちらも了承致しております。
西方の火山につきましては、銀鉱山として頂きたく存じます。」

饗庭景宗「承知致しました。では以下の支援協定を策定いしましたので、問題ないようでしたらご署名ください。なお、第三条の「特定の国家」ですが、燃料については特に該当する国家はありませんが、銀については我が国に商品を輸出してる大和寧帝国を優先して頂ければと思っております」

石動第三帝国によるカプツモーゼ連邦共和帝国に於ける鉱山開発支援に関する協定

第一条　石動第三帝国はに対し、カプツモーゼ連邦共和帝国に於けるウラン鉱山整備及び銀鉱山開発に必要な資金・建材を無償にて供与し、鉱脈探査に必要な技術者を派遣する。

第二条　カプツモーゼ連邦共和帝国は石動第三帝国の物資供与を受けしだい、速やかに所有せる炭鉱を廃止しウラン鉱脈調査ならびにウラン鉱山整備に着手し、これが完了しだいに銀鉱脈探査ならびに銀鉱山整備に着手する。

第三条　カプツモーゼ連邦共和帝国は燃料・銀の取引に当たっては石動第三帝国ないし石動第三帝国の指定せる特定の国家との取引を優先しなければならない。

カント・アンダーソン「承知致しました。石動第三帝国によるカプツモーゼ連邦共和帝国に於ける鉱山開発支援に関する協定にカプツモーゼ共和連邦帝国を代表し、此れに調印致します。」

饗庭景宗「ご調印いただきありがとうござます。では我が国も署名致します」

従四位下商工省鉱山局長饗庭将監太郎次郎景宗（花押）

「これにより21530期（598年 1月中旬）より本協定は発効します。
取り急ぎ調査費用20兆、開発費用9兆、建材3億7500tを送付致し、鉱山局の技術顧問10名を派遣しますので、速やかに鉱山開発をお願いいたします。貴国の鉱山開発成功をお祈り申し上げます。」