日ノ本帝国とクシミニャール候国との会談

鉄鋼の輸出は不可能ではありませんが、砲弾生産で競合する以上は十分な量の輸出は見込めない。
とりあえずこの話は据え置きとしましょう。

植林に投資するとは、不動産として貴国の土地を1ヘクス単位から我が国が購入し、森林を土地に付属する財産として管理し、貴国が購入するという形でその森林を伐採するというものです。
植林してから伐採に適するまでになるのに一定期間を要するので我が国にとっては中長期的かつ安定した投資回収が見込める。

フェルガナ＝パシャ「でしょうなあ。貴国としてもSLCNに送る分もありますでしょうし。」

ルブト「今入った情報によると、燃料が不足している国が多いとのことです。当面は建材を輸出できるほどの国には成りえないでしょうし、まずは燃料で募集をかけて、需要と供給のバランスが変わり次第、鉄鋼に切り替えた方がいいかもしれませんね。」

フェルガナ＝パシャ「森林購入の件だが、そこまで我が国の財政は窮乏していない。いちいち伐採するのに許可やら連絡することを考えると銀行で十分だろう。」

ルブト「さて後はレートの時期設定、銀行の詳細を詰めるのと、貴国の神道布教の件ですね。
神道布教については単純な話です。民主化が行われるまでは、我が国で海外文化の流入を禁止しているだけなので、民主化次第許可いたしますよ。
しかしながら、国民の幸福度が上がらず、なかなか民主化できないのが現状です。」

フェルガナ＝パシャ「南西ヴォルネスクの件でお忙しいようですね。一旦、会議はここで切り上げるべきかと思いますが、如何でしょうか。」

そのようだ。申し訳なく思う。