武装テロ組織「日ノ本帝国」に対する通告

武装テロ組織「日ノ本帝国」に対する通告

同盟政府は我が国の領海に侵入し、国際法及びルセナール議定書で保護されている
クラーシェ誓約者同盟領ケーニヒスベルク大公国を占領した武装テロ組織「日ノ本帝国」に対し以下の如く通告・要求する。

・ケーニヒスベルク大公国から速やかに撤退せよ。
・ケーニヒスベルク選帝侯リオノーラ・クレスチェーネ・フォン・ケーニヒスベルク大公殿下の身柄を我が国に引き渡せ。
・同盟政府に罰金200兆Vaを支払い、持ち得る砲弾の全てを引き渡せ。
・現組織の指導者らを引き渡せ。また、日ノ本帝国はクラーシェ誓約者同盟が派遣する執政官の指導下に入れ。
・武装テロ組織「日ノ本帝国」が不当に領土としている地域全てを速やかに同盟軍の進駐が可能な状態とすること。

これ等の要求が受け入れられない場合、同盟政府はあらゆる軍事行動を辞さない事を宣言するとともに、
陸地破壊爆弾等の使用を以って日ノ本帝国なる武装テロ組織を無慈悲に粉砕する。

有史以来、日ノ本と名乗る勢力――地球時代には日本と呼ばれた国は、帝国時代にはアジア諸国を侵略し
その帝国主義的政策を推し進め、日清戦争、日露戦争、朝鮮併合、シベリア出兵、真珠湾攻撃、南京大虐殺……
数えきれない程の侵略行為を繰り返し、周辺諸国を苦しめてきた。
また民主国家となってからもヒトラー賛美やヤスクニテンプルへの参拝などの暴挙を行ってきた国である。

その末裔たる日ノ本が帝国主義的野心を露わにし、何時如何なる時であっても常に正義であり、
世界平和に多大な貢献をしている戦乱の調停者たる我が国を脅かそうというのであれば我が国は之を許容しない。

我々は超日本である。
アルテミスとツクヨミによって統治される現人神の国であり、民族と人間の限界を超越し理想を体現することができる。
大東亜共栄圏は欧米列強の植民地支配からアジアを解放し、自由主義発展の礎を築いたものであり、太平洋戦争は日本にとってもアジアにとっても栄誉ある戦いであった。
戦いの英霊に鎮魂の祈りを捧げるのは、死せば平等と言う観念が生きる帝国にとって当然のしきたりである。靖国には祖国民だけでなく、あらゆる世界人が葬られているのであり、クラーシェの物言いは彼らに対する冒涜である。

他国の行いをあげつらうしか能の無いクラーシェ誓約者同盟に失望した。
クラーシェ誓約者同盟の不当な通告には一切答えられない。
ケーニヒスベルクに居る全ての将兵は偉大なる帝国軍人であり、捕虜になることを良しとせず、最後の最後まで戦い、玉砕の道を選ぶ者たちだ。容易く奪還できると思うなら覚悟せよ。

以上