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Re: レゴリス-ガータ・ベルンダ間に於ける次期主力戦闘機契約交渉
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レゴリス-ガータ・ベルンダ間に於ける次期主力戦闘機契約交渉 (レゴリス帝国, 2014/11/13 22:23)
- Re: レゴリス-ガータ・ベルンダ間に於ける次期主力戦闘機契約交渉 (ゲスト, 2014/11/13 23:06)
- Re: レゴリス-ガータ・ベルンダ間に於ける次期主力戦闘機契約交渉 (レゴリス帝国, 2014/11/18 0:00)
- Re: レゴリス-ガータ・ベルンダ間に於ける次期主力戦闘機契約交渉 (ゲスト, 2014/11/23 13:06)
- Re: レゴリス-ガータ・ベルンダ間に於ける次期主力戦闘機契約交渉 (レゴリス帝国, 2014/11/25 2:00)
レゴリス帝国・ハイネセル空軍基地に到着したガータ・ベルンダ帝国政府の代表。会議室への案内を受け、廊下を歩いていた。
Said:ダヴィド・ド・デュパール国防大臣
ふむ。流石にレゴリス帝国の空軍基地、我が国とは比べものにもならんな。超大国の看板はただ飾ってある訳でも無いということだ。当分降ろすこともないだろうて。
ところで、大将。緊張しているのかね?緊張しているのならば、今すぐ緊張を解くといい。緊張していると足元を見られ易い、重要な交渉だが相手に一筋縄ではいかないと思わせることも大事だ。
何なら、極道の連中よろしくレゴリスの代表にガンを飛ばしても良い。最も、帝国軍人がそこらのチンピラと同じ扱いを受けても困るがね。不審者と間違えられてその場で射殺されても、私は助けてやれん。そうだな、可愛い部下の葬式くらいには出てやろう。
Said:アロイジウス・リューベナッハ空軍次官
閣下はご冗談がお好きなようですな。まあ、それなりに緊張はしていますが、それでも交渉を成功させる自信だけはありますとも。
自国産ジェット戦闘機を開発するためにも、レゴリスの技術の吸収は最重要課題ですから。……さて、着きましたか。
会議室に入る二人。そこにはレゴリス帝国の国防大臣テレーゼ・バルシュミーデ予備役陸軍上級大将、R.R.グループ総帥のゲオルギーネ・レゴリスが待ち受けていた。
Said:ダヴィド・ド・デュパール国防大臣
これは、これは。初めましてですな。今回、本交渉のガータ・ベルンダ帝国政府の代表として本交渉を請け負うことになりました。
現在は国防省の長を拝命している、ダヴィド・ド・デュパールであります。
それにしても、エルツ内戦の英雄殿に、レゴリスの誇るレオン・レゴリスグループの総帥閣下が自ら交渉に臨まれるとは。お会い出来て光栄であります。
御二方は遠い田舎から来た私どもをご存じないかもしれませんが、私どもは写真やメディア媒体やら何やら、今の時代は便利なものでして、よく存じております。
そして、お美しい。いやはや、長旅の疲れも癒されるというものです。
おっと失礼、こちらの仏頂面をしている男はアロイジウス・リューベナッハ、現在は国防省の空軍次官を務めております。
一応、過去には旧型とはいえジェット戦闘機のエースパイロットでしてな。私は陸軍畑で育ったため、高射砲で撃ち落とす対象としての空軍機しか知りませんが、彼ならよく知っていることでしょう。
Said:アロイジウス・リューベナッハ空軍次官
デュパール閣下よりご紹介に与りましたアロイジウス・リューベナッハと申します、フラウ・バルシュミーデ,フラウ・レゴリス。
本契約交渉において、デュパール閣下の代理人を担当させて頂きます。
しかし、ここに来るまでの道中、デュパール閣下も私もずいぶんと驚いたものです。我が国の風景とはまるで違う。
写真でレゴリスの都市風景を見たことはありましたが、いやはや、世界に冠たるレゴリス帝国といったところでしょうか。
その貴国のレゴリス・ミリタリー・インダストリーズが我が国のJPFIPへの参加を決めた際、国防省の重役は皆、仰天致しました。それも、提案機が超大国であるレゴリス帝国の主力戦闘機とまで呼ばれる、かの名機Le-19多用途戦闘機 ノスフェラトゥであると分かった時は、言うまでもなく。
参加の提案を全面的に歓迎した上で、ライセンス生産や修理工場の設置、国内独自改造などを容認して頂きたいと考えておりますが、中には難しいというものもあるでしょう。ブラックボックスの中身がいかに重要であるか、私も空軍に関わる者としてよく知っているつもりです。
予備交渉の段階で否定されているスペックダウンについての議論は不要と考えますので、これらについて見解をお聞かせ願いたく存じます。