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Re: 龍鮮王朝秘史外伝「香麗の逆襲(고려의역습)」

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なし Re: 龍鮮王朝秘史外伝「香麗の逆襲(고려의역습)」

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2014/9/28 13:00 | 最終変更
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第3章「血筋」
龍鮮戦争、彼らの呼称では「丁巳闘争」に敗れた香麗民主連邦の残党は大きく3つに分かれていた。

普欧帝国に逃れた金成日率いる「普欧派」
龍鮮国内に留まる李憲永率いる「残置派」
そして、萬州に逃れた崔承朝率いる「萬州派」である。

480年1月、崔承朝は3万人の香麗人民軍と1万人の旧中夏人民軍を配下に収める有力な軍閥の領袖となっていた。

下士官A「おい、崔同志の出自についての噂を知ってるか?」
下士官B「ああ、崔同志は『香麗王朝』の王族の末裔だ・」
A「(Bの口を塞ぎながら小声で)声が大きい! しかも、崔同志だけではなく、『萬州派』の指導部の偉いさん方はみんな香麗王朝の両班(貴族階級)の末裔だとか。」
B「もし事実だとしたら変な話だ。何で王族や貴族の血筋が共産主義革命の指導者なんだ?」
A「さあ?何でだろうな?」

政治将校「貴様ら何の話をしている!」
A「は、はい同志。他愛ないただの世間話であります。」
B「そうです。同志の耳に入れるような話では・・・」
将校「何故、『陛下』の秘密を知っているのだ!」
A「(陛下?)我々の小隊の者が本部の清掃をしていた時に小耳に挟んだそうで、我が小隊のみならず、第四中隊全体に広まっております。」
将校「そうか。」
パーン、パーン(銃声)
将校「(無線)第四中隊の兵士を全員粛清せよ。奴らは龍鮮ファシストのスパイである。」

~萬州派本部~
崔承朝「我々の大業が成る前に、秘密が露見するのは困る。」
幹部一同「申し訳ありません。『国王陛下』」
崔「この場では『陛下』と呼んで良いが、公の場では『同志』と呼ぶようにな。」

崔(役立たずの共産主義者どもめ。余は絶対に玉座を取り戻す! 半島の正当な君主はこの私だ!)

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