ヴァノミス反乱軍に対する通告

ヴァノミス連邦で発生していた大規模な暴動が事実上の内戦に発展している現状について、ヴァノミス連邦最高評議会顧問委員会に参加する国及び組織は協議の結果、ヴァノミス国軍は反乱軍を早期に排除する能力を喪失しており、既に多数の人命と財産が失われ国内に混乱が広がっていることから、ヴァノミス連邦が反乱軍からの攻撃を受け首都を占領されている現状を認めず、ヴォルデリア条約に則りヴァノミス連邦防衛のために反乱軍への攻撃を行うことで一致した。ヴォルデリア条約第9条に定める防衛義務を負う国及び組織のうち、コーデクス共和国、レゴリス帝国、ノホ・ヘレコ連邦は、以下の通告をヴァノミス国民評議会やヴァノミス人民戦線を名乗る反乱軍に提示する。
本通告は首都を不法に占拠する反乱軍に対して以下の条件を要求する。

・反乱軍の自主的な武装解除と解散
・内乱首謀者の政府機関への降伏と自首
・連邦による統治体制回復への自発的な協力

以上の要求に対して期限までに誠意ある回答が得られない場合には、ヴァノミス連邦の秩序回復のために反乱軍勢力圏への爆撃を実行する。回答期限はフリューゲル暦25035期とする。本作戦において作戦参加各国は無辜のヴァノミス連邦民が無為に傷つけられることを望まず、作戦開始まで一定の猶予期間を定めた。反乱軍と関わりのない民間人は、作戦開始期までに反乱軍勢力圏外のヴァノミス島西部及び南部か各都市の防空壕へ速やかに退避すること。

コーデクス共和国外務局長官
ドナルド・ワインバーガー

レゴリス帝国副総統兼外相
マルグリット・スリューフェン

ノホ・ヘレコ連邦外務府長官
マトリシカ・テ・ターキチム

通告期:25027期