セビーリャ自由共和国とラシニア社会共和国間の銀取引契約

貴国からの回答に対し、返答いたします。
貴国の窮状と、その克服に立ち向かわんとする貴国人民
の熱き血潮に感服いたしております。

しかしながら、銀の欠乏に苦しむ工業国は貴国だけでは
ございませんし、我が国にも国家運営と対外信用の確保
の責務がございます。

我

が国外務省及び国家中央情報本部分析局よりの報告で、貴国の国家運営体制に対して我が国は心配しております。

ですので、妥協案を提示いたします。

一、銀輸送量は7,000トンを維持する。
ニ、今回の改正後、５年間の契約期限を置き、
　　不更新による効力の停止をおこなう。
三、期限内に２回以上の取引遅延が会った場
　　合、ただちに契約を破棄する。

　以上の三案でございます。
　我が国としては、これを最終案とし、さらなる提案
は用意しておりません。

　我が国としても、建国以来交誼を結んだ貴国の要請
に応えられぬのは心苦しく思います。

　なにとぞ、ご寛容いただきますようお願い申し上げ
ます。

　ポワワン外相

　リスクが増す以上その条件を完全に呑むことはできません。銀輸送量について9000トンに増加することで妥協することは可能です。ご検討お願いします。

　譲歩されるご姿勢、感謝いたします。
　
　なお、極秘通信のDMは、正式な外交交渉の手段として
は不適切という声もあるとのことです。

　さて、ただいま「9000トン」という数字をお示しに
なりました。
　しかし、本日‏‎午前1時14分41秒時点での我が国の記録
によりますと、「8000トン」という数字をお示しにな
ったように記録しております。

　貴国は、「8000トンならば妥協可能だ」というご
姿勢であられたのに、その数字を変更されたのはな
ぜですか?
　ご説明いただけるとさいわいでございます。

　なお、外務省及び通産省での会議の結果、8000トン
ならば我が国としても輸出可能だと思います。

　以上、よろしくお願い致します。

　ポワワン外相

　数字の変更についてはあまり適切な対応ではありませんでした。お詫び申し上げます。
では、以下のような形でいかがでしょうか。我が国としては極めて厳しい内容でありますこれ以上の妥協は不可能です。

改正セビーリャ自由共和国とラシニア社会共和国間の銀取引契約
第一条
ラシニア社会共和国はセビーリャ自由共和国に銀8000tを定期輸出する。
第二条
セビーリャ自由共和国はラシニア社会共和国に7兆4300億Vaを定期送金する。
第三条
本契約は両調印国の合意に基づき、改正が行われる。
第五条
期限内に２回以上の取引遅延が会った場合、ただちに契約を破棄する。
第四条
今回の改正後、５年間の契約期限を置き、不更新による効力の停止をおこなう。

ラシニア代表者様は署名ください。

失礼しました。対価について問題がありました。

改正セビーリャ自由共和国とラシニア社会共和国間の銀取引契約
第一条
ラシニア社会共和国はセビーリャ自由共和国に銀8000tを定期輸出する。
第二条
セビーリャ自由共和国はラシニア社会共和国に7兆4500億Vaを定期送金する。
第三条
本契約は両調印国の合意に基づき、改正が行われる。
第五条
期限内に２回以上の取引遅延が会った場合、ただちに契約を破棄する。
第四条
今回の改正後、５年間の契約期限を置き、不更新による効力の停止をおこなう。

ラシニア代表者様は署名ください。

ラシニア社会共和国全権委員は、共和国人民とそ
の下に成立した政府を代表し、
　
　セビーリャ自由共和国とラシニア社会共和国間の銀取引契約
　のための署名をおこなう。

　なお、この署名にはすでに共和国大統領の許可がおこ
なわれているものであり、かつ、共和国政府は署名後
速やかに国会に対しその事実を通告し、批准を要請する
ものとする。

　ラシニア社会共和国外相
　共和国全権委員として
　ポワワン=ツルピカ

共和国政府を代表して本契約に調印します。

セビーリャ自由共和国国務院外務省貿易局局長
　　　　　　　　ロドリゴ・セルベト・プリド

両国の調印により本契約は663年8月下旬より発効しました。