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8: 2017-02-05 (日) 10:00:59 sellafie ![]() |
9: 2017-02-20 (月) 22:50:05 sellafie ![]() |
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この巨大隕石の衝撃はロムレーに軍隊の機能を認識させる結果となり、それまで「軍服を着た観光案内所係員」と評される状態だったロムレー軍はレゴリスからの軍事顧問であるルーミヤ・グドリャンの下で改革されて主に山岳戦を中心とした実戦能力を身につけ、また635年10月には安全保障局が迎撃衛星の打ち上げにも成功している。 | この巨大隕石の衝撃はロムレーに軍隊の機能を認識させる結果となり、それまで「軍服を着た観光案内所係員」と評される状態だったロムレー軍はレゴリスからの軍事顧問であるルーミヤ・グドリャンの下で改革されて主に山岳戦を中心とした実戦能力を身につけ、また635年10月には安全保障局が迎撃衛星の打ち上げにも成功している。 | ||
なお、634年のクイーンズによる対全国家宣戦を受けた際、直接的な影響はなかったものの、これを受けて行われた海防力向上のための調査の結果を活用して、沿岸部の干拓が行われ、干拓地での酪農などによって食料自給能力を回復した。これも中央政府が大きな役割を振るうというこの時代の特徴的な出来事でもあるかもしれない。 | なお、634年のクイーンズによる対全国家宣戦を受けた際、直接的な影響はなかったものの、これを受けて行われた海防力向上のための調査の結果を活用して、沿岸部の干拓が行われ、干拓地での酪農などによって食料自給能力を回復した。これも中央政府が大きな役割を振るうというこの時代の特徴的な出来事でもあるかもしれない。 | ||
- | この年代の起こった外交上のできごととしては、カルセドニー島共和国が提唱する資源輸出国機構創設を目指す9ヶ国会議への参加もあったが、この交渉参加にあたっては議会の激しい抵抗にあって代表団派遣が遅れるなど、ロムレー人の経済的な国際機構への抵抗感があらわになった。なお資源輸出国機構構想自体は会議の中断後音沙汰がないままであり、共和国は挫折したものと判断している。 | + | この年代の起こった外交上のできごととしては、カルセドニー島共和国が提唱する資源輸出国機構創設を目指す9ヶ国会議への出席もあったが、この交渉参加にあたっては議会を始めとする諸勢力の激しい抵抗にあって代表団派遣が遅れるなど、当時のロムレー人の経済的な国際機構への抵抗感があらわになった。なお資源輸出国機構構想自体は会議中断後音沙汰はなく、事実上頓挫している。尤も、仮にこれが成立していた場合、中央議会での批准に失敗するか、あるいは政変に至っていた可能性が高い状況であり、共和国にとってはこの構想の挫折は好ましかったと語られることがほとんどである。 |
***640年代 相対的安定期 [#e8742eb5] | ***640年代 相対的安定期 [#e8742eb5] | ||
この時期にはもはや観光業の成長はひと段落し、滞在者は2000万人弱、観光収入は200兆Va/年強でその成長は極めて緩やかであった。 | この時期にはもはや観光業の成長はひと段落し、滞在者は2000万人弱、観光収入は200兆Va/年強でその成長は極めて緩やかであった。 | ||
Line 77: | Line 77: | ||
実務においては各コミューヌへの権限委譲の程度など、かなり分権的な体制であり、また、医療制度や社会保障制度が非常に充実させられた現在でも未だに夜警国家的な理念を持っているところがある。 | 実務においては各コミューヌへの権限委譲の程度など、かなり分権的な体制であり、また、医療制度や社会保障制度が非常に充実させられた現在でも未だに夜警国家的な理念を持っているところがある。 | ||
***中央議会 [#c9b8dccb] | ***中央議会 [#c9b8dccb] | ||
- | 共和国の議会。移民船内で地球出発直後から行われてきた船全体の方針決定会議を継承するとされる。 | + | ロムレーの議会。移民船内で地球出発直後から行われてきた船全体の方針決定会議を継承するとされる。 |
- | 議会主義体制を掲げる共和国では、特定の個人であるとか国民に存在すると想定される一般意志であるとかではなく、ただ議会のみが一国としての決定を行いえるという考え方が一般的であり、その権威は非常に大きい。 | + | 共和国は議会主義を掲げているが、その議会主義はロムレー人に伝わるところのスイスの議会制度を基にした特殊なもので、移民船時代から建国期にかけての党派対立の存在しなかった時期の無政党政治が建前の上では維持されていることになっている。 |
- | なお議員の選出においては各コミューンによる州主権的な理論が採用されており、各コミューンごとに議席の定数が割り当てられ、コミューン毎にそれぞれの定めた選出方式により議員を選出し中央議会に送る形式をとっている。そのため選挙方式は一様ではないが、ほとんどのコミューンでは単記移譲式を初めとして何らかの選好投票が用いられている。 | + | とはいえ事実上はカルヴァン主義共和派、合理的規律派、重農=環境派、自由思想派、社会自由派という五つの思想的な党派が存在しており、歴史資料から再建されたマジック・フォーミュラー的な方法で閣僚が選出される。 |
+ | なお中央議会議員選挙においては各コミューンによる州主権的な理論が採用されており、各コミューンごとに議席の定数が割り当てられ、コミューン毎にそれぞれの定めた選出方式により議員を選出し中央議会に送る形式をとっている。そのため選挙方式は一様ではないが、ほとんどのコミューンでは単記移譲式を初めとして何らかの選好投票が用いられている。 | ||
***行政局 [#o7b6439a] | ***行政局 [#o7b6439a] | ||
共和国には中央政府の行政組織としては外交局・通商局・安全保障局・大気海洋局・教育局・観光局・社会基盤局・福祉医療局・公安局・監査委員会の9局と1委員会が存在する。 | 共和国には中央政府の行政組織としては外交局・通商局・安全保障局・大気海洋局・教育局・観光局・社会基盤局・福祉医療局・公安局・監査委員会の9局と1委員会が存在する。 | ||
Line 86: | Line 87: | ||
***政策スライダー [#y3777ab2] | ***政策スライダー [#y3777ab2] | ||
|地方分権|-◆-----|中央集権|結局のところ、コミューヌごとに任せるのが一番効率が良い| | |地方分権|-◆-----|中央集権|結局のところ、コミューヌごとに任せるのが一番効率が良い| | ||
- | |貴族中心|-----◆-|富豪中心|長らくの議会主義体制下での安定は教養主義的な政治文化を生みつつある| | + | |貴族中心|----◆--|富豪中心|私利に拘泥せずにすむだけの資産と論説を際立たせる広く深い教養、議員には両方が必要なのだ| |
|農奴制|------◆|自由農民|スイス農民の子らよ、我らの自由と権利と独立を永遠に守り通そうではないか| | |農奴制|------◆|自由農民|スイス農民の子らよ、我らの自由と権利と独立を永遠に守り通そうではないか| | ||
- | |保守主義|---◆---|革新主義|『伝統』には観光客を楽しませる力がある| | + | |保守主義|--◆----|革新主義|『伝統』には観光客を楽しませる力がある| |
- | |重商主義|------◆|自由貿易|観光客にも商人にも自由に出入りさせておけばよろしい| | + | |重商主義|------◆|自由貿易|知識、あるいは資産。その果実を我らに与えてくれる者が通るのを妨げる理由などあるまい| |
- | |攻撃主義|----◆--|防御主義|時には海を越えてでも、国際秩序の安定に貢献する必要がある…だろうか| | + | |攻撃主義|-----◆-|防御主義|共和国と盟邦を守る。それ以上のことが必要なのだろうか?| |
- | |陸軍重視|---◆---|海軍重視|本分を果たしているのは海空軍ばかりではないか。陸軍はただの観光資源なのか?| | + | |陸軍重視|---◆---|海軍重視|陸軍と海空軍、それぞれにはそれぞれの役割があるのだ| |
|精鋭|---◆---|大軍|国家規模からすると軍事力は量的にはこれが限界だろう| | |精鋭|---◆---|大軍|国家規模からすると軍事力は量的にはこれが限界だろう| | ||
***その他 [#xf827c42] | ***その他 [#xf827c42] | ||
-国旗 | -国旗 | ||
ロムレーの故郷、スイス国旗の元になったとされるシュヴィーツ州旗をもとに作られた旗。シュヴィーツ州旗にない白地の領域は自由・新天地・万年雪の意味を表しているとされる。 | ロムレーの故郷、スイス国旗の元になったとされるシュヴィーツ州旗をもとに作られた旗。シュヴィーツ州旗にない白地の領域は自由・新天地・万年雪の意味を表しているとされる。 | ||
- | なお、縦に掲揚する場合でも十字が左上に来るのが正式である。そのため垂直掲揚の場合は90度回転させた後に裏返して掲げる。 | + | なお、縦に掲揚する場合でもロムレー国旗では十字が左上に来るのが正式である。そのため垂直掲揚の場合は90度回転させた後に裏返して掲げる。 |
-国歌“Ô monts indépendants” | -国歌“Ô monts indépendants” | ||
本来は19世紀後半から20世紀中葉まで使われていたかつてのスイス国歌。 | 本来は19世紀後半から20世紀中葉まで使われていたかつてのスイス国歌。 | ||
Line 120: | Line 121: | ||
アクロバティックな外交をしていた謎の国。あの放送は最初はチューナーの故障かと思ったほどだ。 | アクロバティックな外交をしていた謎の国。あの放送は最初はチューナーの故障かと思ったほどだ。 | ||
-ヴァノミス連邦 | -ヴァノミス連邦 | ||
- | 建国当初の我々に資金を援助してくれた国。第二次ヴァノミス危機の経緯ゆえに向こうから不信感を持たれるのは致し方ないとして、関係改善を図りたいところではあるが…。 | + | 建国当初の我々に資金を援助してくれた国であり、痛ましい内戦を経験することとなったばかりである。平穏を達成するための可能な限りの協力をしたいものだ。 |
-レゴリス帝国 | -レゴリス帝国 | ||
- | 世界第三位の大国。早い段階から留学が可能になったこともってロムレー人の最も主要な留学先であり、政治的・軍事的に大きな影響を受けてきた。現在でも知レゴリス派は共和国政界の中心にある。 | + | 世界第三位の大国。早い段階から留学が可能になったこともあってロムレー人の最も主要な留学先であり、政治的・軍事的に大きな影響を受けてきた。現在でも親レゴリス政策は概ね誰の反対もなく一致して支持されている。 |
- | [[相互安全保障条約:http://tanstafl.sakura.ne.jp/modules/d3forum/index.php?topic_id=469]]を締結し、現在まで軍事同盟関係を維持している。共和国とレゴリスとの同盟は信義に基づくものであって、たとえレゴリスが超大国でなくなるとしても、それは問題ではない。 | + | [[相互安全保障条約:http://tanstafl.sakura.ne.jp/modules/d3forum/index.php?topic_id=469]]を締結し、現在まで軍事同盟関係を維持している(実質的にはPDECにその役割を譲ったが)。共和国とレゴリスとの同盟は信義に基づくものであって、たとえレゴリスが超大国でなくなるとしても、それは問題ではない。 |
-%%成蘭連邦王国%%(滅亡) | -%%成蘭連邦王国%%(滅亡) | ||
安定していたはずの国での、震災を契機に発生した恐るべき混乱は、我々にとっても驚きであった。 | 安定していたはずの国での、震災を契機に発生した恐るべき混乱は、我々にとっても驚きであった。 | ||
Line 135: | Line 136: | ||
共和国の福祉政策はこの国の純粋社会主義の影響を受けており、今でも共和国において親別府派は根強い支持層を持つ。 | 共和国の福祉政策はこの国の純粋社会主義の影響を受けており、今でも共和国において親別府派は根強い支持層を持つ。 | ||
-コーデクス共和国 | -コーデクス共和国 | ||
- | Garbage in, garbage out...単純に高度な計算機というものに晦まされてはならない。予測の基になる精密なデータの入手法こそ、真に我々の興味を惹くところだ。 | + | 科学主義を掲げる国家。CDXによる統治や統御民主主義の試みは常にロムレー人の関心を惹き続けており、共和国国内には「コーデクス主義者」を自称する狂信的な支持層もいる。 |
- | …ただ、無論彼らの情報処理のやり方にも興味がないわけではない。ソサエティの発足、PDECでの共同作戦など交流の機会もますます増えつつある昨今、我々もコーデクス語を学ぶ努力を更に強化していかなければならない。 | + | ENEC議長国・PDEC加盟国であるため、実際の国際外交においても共和国と強い関係を持っており、また交流の機会もますます増大すると思われる。コーデクス語を学ぶ努力はこれまで以上に推進されねばならない。もちろん、実利だけでなく好奇心の対象として単純に興味深いというのもあるが。 |
-カルセドニー島共和国 | -カルセドニー島共和国 | ||
かの国が持つ驚くべき外交上の機動力は新規国家支援においては遺憾なく発揮されている。しかし国際外交の場ではむしろその機動力は軽率さとなっており共和国にとってのリスク要因となっている印象もある。 | かの国が持つ驚くべき外交上の機動力は新規国家支援においては遺憾なく発揮されている。しかし国際外交の場ではむしろその機動力は軽率さとなっており共和国にとってのリスク要因となっている印象もある。 | ||
Line 156: | Line 157: | ||
平和的な分離独立を果たした新興国。特に社会主義国というわけではないようだが、なぜかSSPactに加盟している。 | 平和的な分離独立を果たした新興国。特に社会主義国というわけではないようだが、なぜかSSPactに加盟している。 | ||
-ストリーダ王国 | -ストリーダ王国 | ||
- | ヘルトジブリールに次ぐ大国。しかし膨大な人口を抱えながら幸福度は世界最高である。外交的には特にソサエティの中でも穏健な姿勢をとることが多い。 | + | ヘルトジブリールに次ぐ大国。しかし膨大な人口を抱えながら幸福度は世界最高である。なぜか近年はストリーダ製品が共和国の消費財市場に多く流通している。 |
-(共同管理区域セビーリャ) | -(共同管理区域セビーリャ) | ||
- | 国際経済における不安定要因を安定化するのが我らの役目。その過程に官僚主義的な非能率性があるのも、多少は致し方ないことなのであろう。 | + | 安定化というのは時間がかかるものだ。その過程に官僚主義的な非能率性があるのも、多少は致し方ないことなのであろう。 |
***条約・国際機関等(締結順) [#w48b3133] | ***条約・国際機関等(締結順) [#w48b3133] | ||
-[[レゴリス帝国とロムレ-湖畔共和国との間に於ける相互協力並びに相互安全保障条約:http://tanstafl.sakura.ne.jp/modules/d3forum/index.php?topic_id=469]] | -[[レゴリス帝国とロムレ-湖畔共和国との間に於ける相互協力並びに相互安全保障条約:http://tanstafl.sakura.ne.jp/modules/d3forum/index.php?topic_id=469]] | ||
Line 169: | Line 170: | ||
*経済 [#pc2fb038] | *経済 [#pc2fb038] | ||
極端に観光業に指向した産業構造を持ち、その観光客滞在数は世界一で他国と比べても突出して多い。 | 極端に観光業に指向した産業構造を持ち、その観光客滞在数は世界一で他国と比べても突出して多い。 | ||
- | 建国当初は資源輸出によるところも大きかったが、現在はほとんど観光収入中心の経済に移行している。 | + | 建国後十年程度は資源輸出によるところも大きかったが、それ以降は恒常的に突出して巨大な観光業が主導する経済であり続けている。 |
- | いずれにせよ、外貨獲得能力は高く、国民所得水準は極めて高い。 | + | いずれにせよ、外貨獲得能力は高く、国民所得水準は極めて高いといえる。 |
- | なお、製造業はほとんど行われておらず、職人的な工場における木製品や乳製品の一部がコミューヌの枠を超えて国内市場で出回る程度に留まる。 | + | なお、製造業はほとんど行われておらず、ロムレー軍に兵器を供給するレゴリス系の軍需工場を除けば職人的な工場における木製品や乳製品の一部がコミューヌの枠を超えて国内市場で出回る程度に留まる。 |
**産業 [#zfc5ede6] | **産業 [#zfc5ede6] | ||
***農業 [#j816092b] | ***農業 [#j816092b] | ||
干拓地で酪農・園芸農業などの高付加価値農業が行われているほか、高地では畜産業が営まれている。主に観光客向けではあるが、その生産力は輸出するだけの余力がある。 | 干拓地で酪農・園芸農業などの高付加価値農業が行われているほか、高地では畜産業が営まれている。主に観光客向けではあるが、その生産力は輸出するだけの余力がある。 | ||
***鉱業 [#r80de4a8] | ***鉱業 [#r80de4a8] | ||
- | ウラン鉱が存在し、その輸出による収入は建国期の共和国を支えた。現在は収入源としては重要性を失っているが、燃料自給により経済を安定させることには貢献している。 | + | ウラン鉱が存在し、その輸出による収入は建国期の共和国を支えた。現在ではもはや収入源としての存在感は皆無に等しいものの、燃料自給により経済を安定させることには貢献している。 |
鉄鉱も存在するが、トロピコ戦役直前に急遽整備されたことから分かるように専ら軍需向けである。 | 鉄鉱も存在するが、トロピコ戦役直前に急遽整備されたことから分かるように専ら軍需向けである。 | ||
***林業 [#a55b94d0] | ***林業 [#a55b94d0] | ||
Line 194: | Line 195: | ||
主流文化はスイスフランス語かつカルヴァン派のものであり、民族的・宗教的な類縁の民族がフリューゲルには存在しない。 | 主流文化はスイスフランス語かつカルヴァン派のものであり、民族的・宗教的な類縁の民族がフリューゲルには存在しない。 | ||
**言語 [#va425c89] | **言語 [#va425c89] | ||
- | スイスフランス語が公用語となっているが、一般的なフランス語でも充分通じる。 | + | スイスフランス語が公用語となっているが、一般的なフランス語でも充分通じる(尤もフリューゲル世界であえてフランシアンを学ぶことはそうそうないと思われるが)。 |
- | 英独伊語あたりもそれぞれの話者が一定数おり、観光だけならそれらの一つだけでも話せればなんとかなる。 | + | 英独伊語あたりもそれぞれの母語話者が一定数いるほか、レゴリス語やコーデクス語を初めとした友好国の言語も広く学ばれており、これらの一つだけでも話せれば何の支障もなく観光できる。 |
**宗教 [#u6131ba0] | **宗教 [#u6131ba0] | ||
宗教の構成比率はカルヴァン派65%、その他プロテスタント12%、カトリック8%、その他のキリスト教諸宗派4%、その他の宗教3%、無宗教8%。 | 宗教の構成比率はカルヴァン派65%、その他プロテスタント12%、カトリック8%、その他のキリスト教諸宗派4%、その他の宗教3%、無宗教8%。 | ||
Line 207: | Line 208: | ||
***カトリック [#g6b72bc4] | ***カトリック [#g6b72bc4] | ||
ロムレーのカトリック教会は地球上のバチカン以外の教皇座を認めておらず、その長はあくまで大司教位である。カルヴァン派との差別化の都合上、ラテン語による典礼を重視する傾向がある。 | ロムレーのカトリック教会は地球上のバチカン以外の教皇座を認めておらず、その長はあくまで大司教位である。カルヴァン派との差別化の都合上、ラテン語による典礼を重視する傾向がある。 | ||
- | **教育 [#zedb7d90] | + | **教育・学術 [#zedb7d90] |
+ | ***学術文化 [#b613d04a] | ||
+ | ロムレーは国家規模が小さい割には学術文化は比較的発達している。特に言語学に関する成果が知られているが、広く人文・社会・自然問わず基礎科学分野一般に豊富な蓄積がある。なお、その割には実学分野では海外の研究に比べての優位はあまりみられない。 | ||
+ | これには中央議会の弁論の場において教養主義が重んじられていることや、観光客とのやり取りの中で幅広い知識が必要とされたこと、極めて高い所得水準ゆえの充分な余暇の存在などが考えられているが、はっきりとした理由は明らかではない。 | ||
***大学 [#f84f5a0a] | ***大学 [#f84f5a0a] | ||
-アンゼロット記念大学 | -アンゼロット記念大学 | ||
Line 217: | Line 221: | ||
ロムレー軍はその国家規模の小ささに反してイレギュラーを保有し、また海外への航空戦力投射能力も備えている。これは実戦経験としてはトロピコ戦役とセビーリャ作戦という二つの派兵経験を通じて形成されたものである。ただし常設の在外部隊などは基本的に持たない。 | ロムレー軍はその国家規模の小ささに反してイレギュラーを保有し、また海外への航空戦力投射能力も備えている。これは実戦経験としてはトロピコ戦役とセビーリャ作戦という二つの派兵経験を通じて形成されたものである。ただし常設の在外部隊などは基本的に持たない。 | ||
一方で地上部隊は大規模な派兵を経験しておらず、むしろ国土防衛を主眼とする編制のままであり、多数の民兵といくらかの山岳戦特化の部隊を主体とする。これらは「ロムレー軍はスイス軍の制度を引き継いでいる」という軍を観光資源に使うための建前(移民船期に実質が失われているということは国民の間では公然の秘密である)がそのまま引き継がれたものである。そのために民兵はトロピコ派兵以前のロムレー軍の評価としてよく用いられたフレーズである「軍服を着た観光案内人」的な軍のあり方を今でも保っている。 | 一方で地上部隊は大規模な派兵を経験しておらず、むしろ国土防衛を主眼とする編制のままであり、多数の民兵といくらかの山岳戦特化の部隊を主体とする。これらは「ロムレー軍はスイス軍の制度を引き継いでいる」という軍を観光資源に使うための建前(移民船期に実質が失われているということは国民の間では公然の秘密である)がそのまま引き継がれたものである。そのために民兵はトロピコ派兵以前のロムレー軍の評価としてよく用いられたフレーズである「軍服を着た観光案内人」的な軍のあり方を今でも保っている。 | ||
+ | なお、兵器に関しては基本的にレゴリス・ミリタリー・インダストリーズ社をはじめとするレゴリスの軍需産業の在ロムレー工場で生産されるものが使われており、レゴリス帝国軍の装備体系とほぼ完全な互換性を持つ。 | ||
*人物 [#t4e97a55] | *人物 [#t4e97a55] | ||
***プロスペール・アルベリク・ジャンベール [#ne8f55f5] | ***プロスペール・アルベリク・ジャンベール [#ne8f55f5] |
- ロムレー湖畔共和国 のバックアップ一覧
- ロムレー湖畔共和国 のバックアップ差分(No. All)
- 1: 2016-04-11 (月) 00:30:56 sellafie
- 2: 2016-06-19 (日) 22:47:52 sellafie
- 3: 2016-06-23 (木) 23:56:11 sellafie
- 4: 2016-06-24 (金) 23:02:28 sellafie
- 5: 2016-08-26 (金) 23:32:34 sellafie
- 6: 2016-09-22 (木) 01:28:53 sellafie
- 7: 2016-11-13 (日) 21:55:04 sellafie
- 8: 2017-02-05 (日) 10:00:59 sellafie
- 9: 2017-02-20 (月) 22:50:05 sellafie
- 10: 2017-02-25 (土) 11:20:39 sellafie
- 11: 2017-03-25 (土) 19:26:28 sellafie
- 12: 2017-07-13 (木) 22:03:55 sellafie
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