瀟々首長国

概要

瀟々首長国は瀟々諸島を領土に持つ絶対君主制の国家。

"瀟々(しょうせう)"の名は先住民族颪族の付けた名だと言われ、「風雨の激しいさま」を表す。

確かに瀟々諸島周辺はスコールが多い。

だが「しょうせう」の読み方は本来は誤りで後に渡来し主要民族となるドライシュターネ人の読み間違えたもので、

本来は「しょうしょう」また古颪語で「せうせう」と言う。多分この二つを混同したものと考えられる。

地理

瀟々諸島は二つの環礁と霆島、霤島、霧雨島の三島で構成れる小さな諸島。

• 瀟々環礁
  
  全域が颪族の自治区である。
  
  環礁としてはやや大きい。
  
  豊かな自然が様々な場所に残っている。
• 灑々環礁

• 霆島
  
  最南の島。
  
  殆どが木で覆われている。
• 霤島
  
  現在首都が置かれている最も発展した島。
  
  周りは絶壁だが中央に向けて窪んでいる為隆起環礁とされている。
• 霧雨島

気候は北に位置するが暖流の中に有る為に雪は降らない。

Dfb(亜寒帯湿潤気候)に属する。

住民

主要民族であるドライシュターネ人87.2%、先住民族颪族10.2%、残りはその他と混血である。

言語はドライシュターネ語が大半を占め(97.8%)、地名等に多く残っている颪語が2.0%、古颪語が0.2%と少なくなっており絶滅が危惧され保存活動が行われている。

政治

絶対君主制。

首長を補佐する大臣が居る。

国民から選ばれるが選ばれるのは裕福な者ばかりである。

また、瀟々環礁は颪族自治区となっており外交・軍事以外の自治権が与えられている。

自治区内は三つの自治会で構成され各村々から選ばれた者達による合議制である。

北部自治会は三つの集落を、南部自治会は四つの集落を担当し、古颪語自治会は古颪語を現在でも使用している一つの集落を担当している。

殆どの政治は自治会で行われるが全体で行う特別な事や方針は自治会から更に選ばれた人員で行う自治区総会議によって決められる。

首長

首長とは首長国の元首である。

古来ドライシュターネ人がこの地にやって来た時、先住民の颪族は攻撃をおこなったがドライシュターネ人は之を屈服させ首長の座を我がものにした事から今日までドライシュターネ人の一族、グデーリアン家が首長を務め続けている。

古来からの風習で首長一家は側近の者にしか顔を見せないとされており、

首長が表舞台に出ることは無い。

大臣を通じて「声明」が出されるのみである。

なので名前を除いて不明確であり、年齢も不明。