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2012 | 12
帝政公論  大石動帝国大衆紙
12月 31 (月曜日) 2012
北畠総統、急遽辞任表明。後任に立憲帝政党田中藤次総裁。 07:31   
 7月8日正午、北畠知佳総統は緊急記者会見にて、総統の辞任を表明した。北畠総統は辞任の理由として「自分が既に72歳と高齢でありこれ以降総統の職務を全うする自信がなく、第3次産業人口の増加促進もままならず、これを期に後任の田中氏に総統職を譲りたい」と述べた。田中氏の総統就任及び皇帝からの総統任命式は7月下旬に行われる予定だという。これを受け田中氏は「自分には荷が重い職務かもしれないが、帝国を真に豊かな国にし、臣民が豊かな暮らしができる様努力したい」と、総統就任への意気込みを語り、「早急に帝国の未成熟な政党政治を確固なものとする為、大幅な改造内閣を編成したい」と述べた。田中氏は歴代相当の中でも初めての平民出身の総統であり、改造内閣の編成にも期待が集まる。

 一方で最大野党の立憲改革党総裁の山中芯衛門氏は「やっとか、という感想しか思い浮かばない。所詮保守政党内での人事であるから、大した変容を望むことはできない」と、北畠総統の人事を批判した。



 現在帝国は慢性的な人手不足の状態にあり、第3次産業の就業人口を如何に増やし、経済を安定させ、教育費とインフラ整備を早急に推し進めるかが焦点となっている。今後の田中内閣に期待が高まる。



写真は記者会見中の北畠総統。
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