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ラングレー通信社 ブリュノールの首都ラクールにある通信社。 | ||
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8月 19 (火曜日) 2008 | ||
ヴェリテ 第十号<2> | 02:03 | |
○─2、南瓜共和国連邦について─○ 南瓜共和国連邦は、人口485万人、農業従事者377万人の発展途上国である。 幸いにも資源に恵まれ、多くの国家に資源を輸出し、経済を維持している。 建国来、資源輸出により経済を維持し続け、工業や商業が発展することはほとんど無かった。 そのような姿勢が、ノイエクルス自由国の反感を買い、今回の事態を招くことになった。 我が国との関係は、燃料以外の資源に恵まれない我が国への資源輸出である。 ○─3、戦争への経緯─○ ノイエクルスは、いつまでも発展を遂げない南瓜連邦に、発展を約束した上で併合を要求。 南瓜連邦は、現状でも国家的に安定しており問題はないと主張。 両国の視点の違いから主張が拗れ、議論は平行線を辿った。 度々ノイエクルスは持論を展開するが、南瓜連邦は次第に対応を疎かにし始め、 痺れを切らしたノイエクルスが南瓜連邦に対し宣戦布告した。 ○─4、戦争前後の国際情勢─○ 戦争直前、ユーフォリア・ラヴィル・ルジタニアの三カ国において、多国間発展促進条約を締結。 後にラヴィルは、ノイエクルスに擦り寄りはじめ、ラヴィル自由連邦と国名を変えることとなった。 ブリュノールは、戦争抑止のため、南瓜連邦から石材をもらい受けるかわりに、 ノイエクルスへの燃料輸送を停止し、これはノイエクルスが自国供給を開始するまで、強い抑止力となっていた。 ○─5、ブリュノールの声明と両国間の交渉─○ 開戦後、どの国家も声明を出さないことに業を煮やしたブリュノールは、 ノイエクルス、南瓜連邦、そして全世界に向けて声明を発表した。 ノイエクルスはこの声明を受け入れ、再び南瓜連邦との交渉に持ち込んだ。 今回もまた南瓜連邦の対応が非常に遅いため、ノイエクルスは同時に燃料の自国供給化を進めた。 しかし、ノイエクルスの新案を南瓜連邦が受け入れたことにより、事は急速に進展。 鉱山に関する項において一悶着はあったものの、粗方南瓜連邦に受け入れられ、 レケーナ講和条約を締結し、終戦となる。 ○─6、協力者紹介─○ ./ \Yノヽ / (0)(―)ヽ / ⌒`´⌒ \ キリッ | , -) (-、.| l ヽ__ ノ l | \ / デッテ・イウ [Dette You] (122~ ブリュノール) ラクール大学国際教養学部国際関係学科教授。 イタリア系の血を汲む、ノイエクルス系ブリュノール人。 幼少時代にノイエクルスの共産化を経験し、一家共々ブリュノールへ亡命。 元々ノイエクルスの富裕層にあったデッテ・イウ家は、 農作物の貿易商となり、ブリュノールにおいても富裕層に属することとなる。 ラクール大学社会学部総合政策学科(当時)を卒業、大学院国際政策専攻において博士号を取得。 国際教養学部設立と同時に教鞭を執ることとなり、国際関係学の第一人者となった。 主にノイエクルスの国際関係研究に力を入れている。 ◇──────────────────◇ ラングレー通信社は、ブリュノール共和国 首都ラクールに構える総合通信社です ◇──────────────────◇ | ||
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