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コンビョーゾ・ヘッドライン  コンビョーゾ王国が認可して自由な取材をしている報道機関。主に新聞など、文字の記事を書いている。
12月 19 (木曜日) 2013
11:【社会】レベッカII世誕生する 22:18   
フ歴505年10月3日にクラボンI世女王陛下の王位継承者となるであろうレベッカII世が誕生していたことが記者会見での女王陛下の土下座により明らかになった。大変喜ばしい機会であるが、さて、コンビョーゾ王国の王位はどのように継承されることになっているのだろうか。この機会に見ていこう。

さて、「レベッカ」という名の由来であるが、これは資料集に書いてある以下を読めばわかるであろう。

>実は今の「クラボン」という名前は本人が後になってつけたものであり、当時の本名はレベッカだった。

これにならっている。つまり、彼女が即位する際に初めて「クラボンII世」と名乗ることができるようになるのである。さて、女王の候補となる娘が何人もいたときについてはどうなるのだろうか。これもクラボンI世が即位するまでのプロセスに倣っている。

>その後も学問にはげんだ結果、その他の国王候補者の平均年齢が25.7歳、またほとんどが男だったという大変不利な状況にもかかわらず、卓越した才能と知性、性格と礼儀正しさ、さらには策略の点で他の追随を許さず、とうとう女王になった。

つまりは、学力やパフォーマンスを国民に審査してもらうのである(これは、候補者が1人のときも参考記録をとるために行われている)。この試験は公立高校の入学試験問題並みである(受験層が12~18歳想定なので)。さすがに「実技」のようなことはしないが、一般入試と推薦入試の両方を組み合わせて、4日間にわたり選抜が行われる。かなりの難関であることは言わずもがな。

余談だが、これに対しコンビョーゾ王国公立高等学校入学試験共通問題対策に余念のないコンビョーゾ進学センターでは「アナタも挑戦!クラボンII世選抜問題」として公立高校対策用に過去問と同じくらい重要視して出版する予定であり、普通学校の生徒諸君の学習に大いに役立てられるものと思われる。

このような風にして、基本的にはレベッカ殿下が15歳になったらクラボン陛下に昇格するのである。つまり、レベッカ、クラボンの名前は名前でもあり役職名としての役割も果たしているといえる。後は、レベッカII世殿下が無事15歳になることを祈るばかり…。
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