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ビスト・ガルジャーラ イスアード王国国営放送。 | ||
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4月 07 (月曜日) 2008 | ||
政治面 | 14:32 | |
==軍事政権 ベゴニア進撃へ== ラヴィル九月政変からちょうど1年がたった今月1日、王国国防省・内務省は共同記者会見で近日中にも東部ベゴニア市への攻撃を開始する意向を表明した。 ベゴニアはラヴィル共産党の本拠地であり、昨年起こったラヴィル九月政変の際に現軍事政権に対抗して創立された自称「人民政府」の首都であった。 今回の攻略作戦に際して本土防衛軍参謀総長カヌート・ゲーリング少将は「ベゴニアは軍事的・地理的に見ても大変攻略困難な地形であり、現在入念に作戦を練っている」と発言。今作戦は共産党に止めを刺す機会であることもあってこれまで以上に大規模作戦になるものと多くの専門家は予想している。 ==ラヴィル共産党 国際共産党連絡会議の創設を宣言== ラヴィル共産党は9月3日に国際共産党連絡会議(インターナショナル)創設を宣言した。これには各国共産党の連携によって現状打開を狙った動きもあると多くの専門家は見ている。 このインターナショナルにはブリュノール共産党、国際共産主義者同盟など多くの共産党が加盟すると表明。 長年友好関係にあった日本共産党と朝鮮労働党も参加すると見られ、すでに両党に参加を呼びかけている。 (写真)ベゴニア市内の会議場で演説するルーデンドルフ共産党議長 ==クラウス前国王 帰国== ラヴィル九月政変で退位に追い込まれ、軍事政権より国外追放処分を受けていたクラウス前国王が12月22日、ガレットグラード空港に到着し、多くの国民の歓迎を受けた。 政情が徐々に安定しつつあり、また議会の復活のめどが立ったことでを受けて軍事政権が許可した。 前国王は在位時にカミュ大公の政策に否定的ながらも協力したことを理由に軍部によって退位宣言をさせられた。 一般国民に対する調査では、前国王の帰国を歓迎するとこたえたのは77%と国王に対してはあまり悪い感情は持っていないことがわかった。 実現すれば実に1年ぶりの帰国となる。一年という期間であったが前国王は軍事政権に批判的な表明を行うことはあまりなく、国外から共産党政権下に置かれている人々の凄惨たる現状を全世界に向けて発信し続けてきた。 前国王は帰国条件として王位継承権の放棄を承諾しているため、福井の可能性はないが、政権運営には多少なりとも携わるものとみられる。 前国王の妹であるアリス王女殿下は滞在先の大日本帝國にてこの報道に関し、次のように述べている。 「兄である前国王陛下が犯した罪はいかなる地位であろうとも許されるものではない。過去にさかのぼればシュトゥルム公国が王族の誤った判断によって多くの人々を死に追いやった歴史がある。今回の国民の慈悲によって(前国王が)王族として帰国がかなったことは非常に喜ばしいことであり、我が国の発展のためにも非常によい結果である」 一連の出来事は共産党政権に対する牽制もかねており、改めて王家の支持率の高さを知ることとなった。 (写真)実子レオン現国王と面会するクラウス前国王 ==ラヴィル王国政府 日本共産党の行動に対し言及== シャール・ハル・キースラヴィル王国首相は定例記者会見で日本共産党がラヴィル共産党政権を直接支援していたことを受けて「大変遺憾である」と発言し、「日本政府には事態が大きくならないうちに必要な措置をとってもらいたい」と政府の困惑ぶりを顕著に表していた。 ==大日本帝國との交渉順調== ラヴィル王国と大日本帝國の基本条約・通商条約交渉の1日目はおおむね順調に終わった。 すでに基本条約交渉・条約署名は終了し、2日目は通商条約交渉に移った。 全権大使の前法務大臣アリス・ルカ・ラヴィル王女(27)は記者会見で記者の質問に対して明らかに不快感を表す場面もあった。 通商条約交渉ではラヴィル国内通貨・R(レーヴェ)と大日本帝國通貨・円との直接為替が設定された。R通貨が国外向けに使用されるのは建国以来始初めて。 財務省高官はこのことについて「亡きルカ陛下がお聞きになったら大変お喜びになっただろう」とR通貨の国際的影響力強化の第一歩を踏み出したことを感慨にふけりながら語っていた。 | ||
政治・国際面 | 00:18 | |
==お知らせ== 当ラヴィル中央通信は王国東部に成立したラヴィル人民共和国を認めない方針をとることに決定し、今後は記事内では共産党政権、共産党軍と表記いたします。 ==キース首相 政権奪取後初めて公式の場に== シャール・ハル・キース首相(38)は3日の閲兵式に出席し、九月政変以来初めて国民の前に姿を現した。 式にはレオン国王陛下も軍服姿で出席し、兵を引率するバン・シード少将に敬礼する場面もあった。 (写真)敬礼するレオン陛下 右はキース首相 ==軍事政権ナポリ奪回== 王国内務省発表では4日正午にナポリ奪回作戦の終了を宣言した。 すでにナポリ都市部の大部分は軍事政権が制圧しており、共産党軍はナポリ郊外に敗走したものと見られる。 経済都市ナポリの攻略によって共産党政権にとっては大きな痛手となったのは間違いない。 また、最近では共産党幹部の腐敗によって人心を失っているという事態に陥っており、事実上共産党は往年の勢いを失ったといえる。 しかし依然として共産党は国外共産党からの資金援助や労働者階級の支持によってかろうじて勢力維持をしており、今後の展開によっては再び勢力を盛り返すものと思われる。 ==ルーデンドルフ共産党議長帰国== 共産党の最高指導者レヴィル・ファ・ルーデンドルフ議長(48)は日本共産党、朝鮮労働党幹部との会談を終え、王国東部に帰国した。 当初の予定よりも早い帰国だが今回のナポリ喪失を受けてのことと推測される。 ==ラヴィル自由政府 軍事政権に接近か== ノイエクルス自由国に亡命している自由党の亡命政権、ラヴィル自由政府広は軍事政権から条件付で議会を復活させてもよいという打診に対し、おおむね前向きな姿勢をあらわした。 条件というのは国王が成人するまでの4年間(民法では15歳だが王位継承法では国王は14歳で成人と扱われる)軍事政権が政権を預かり、その後公選によって議会を再開するというものである。 ラヴィル自由政府は前総裁、マース・バレット氏の暗殺、九月政変による軍事政権樹立によって力を失った自由党などの民主主義政党が中心となって結成された亡命政府で、ノイエクルス自由国に本部を構えていた。 今回の妥協案についてエドワード・ダイン総裁(62)は共産党による永続的独裁よりは幾分ましであると肯定的な意見をあらわにした。 ==カミュ大公に対し求刑== 前摂政・王佐のカミュ大公に対する公判で検察側は死刑を求刑した。 検察側の見解では自国民を理不尽な理由で大量に死に至らしめ、様々な非人道的な扱いをしたことは万死に値すると主張。また、殺害された避難者の中には各国の邦人などが多数含まれており、主要国は反応はさまざまであるがカミュ大公の責任問題の動向に注目している。 これに対し被告側弁護団は国勢維持のためにやむを得ず行ったと弁明したが、逆に周囲から反感を買う結果となった。 カミュ大公は「この茶番はいつになったら終わるのか」などと声を荒げ、裁判長に注意される場面もあった。 (写真)検察側をにらみつけるカミュ大公 | ||
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