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2019 | 01 | 02
冰州通信社  冰州連合の情報を世界に。冰州連合の民間メディア。
1月 02 (水曜日) 2019
国内:冰州条約が施行 課題山積の政権運営 19:41  冰州連合 



【国内:政治】冰州条約が施行 …… Georg Jørgensen政治部記者



813年は冰州にとって新生の年となった。前年に議会で可決された冰州条約が施行され、新体制が発足したためだ。これまでの政治と異なるのは、冰州が民主共和制の限界を認識し、寡頭共和制へと移行した点だ。国内の識者の中には共和制の破壊と厳しく指摘する声がある中で、右派政党も左派政党もこの体制を支持したのは、内戦による惨禍をふたたび繰り返さないためだと各政党の政治家達は口を揃えて言う。戦前、先住民との対立の中で、マイノリティやアイデンティティのための闘争に明け暮れ、私たちに明日への希望を抱かせない左派はその信頼を失った。

私たちは右派の唱える民族主義を支持し、マイノリティやアイデンテイティといった、左派が尊重しようとしたものは、左派の政治的な力の弱まりとともに、擁護され得なくなった。左派に残された道は、政治の力ではなく、暴力という武力の行使だけだった。内戦そのものは、国軍の支持した右派の勝利に終わったが、過激左派のテロリズムによって、社会は根本から破壊された。私たちは隣人を過激左派のテロリストではないかと疑う生活を送った。密告が蔓延り、私たちの理想とした社会はひどく遠ざかった。

この相互不信の社会の中で、二人の政治家がいた。右派の政治家Elizabeth Sørensenと左派の政治家Willy Ørstedの二人である。冰州条約、セーレンセン=エルステッド条約とも呼ばれる条約は、この二人とその協力者によって、十六回にも及ぶアケルススでの密談の中で起草された。当時のアケルススは、砲弾が飛び交い、狙撃手がいたるところに潜む危険な場所であったが、この二人は砲弾も、狙撃も恐れなかった。国が失われることこそを恐れた。条約の草案が完成すると、二人はメディアを通じて呼びかけた。「このままの社会で良いのか」と。私たちは答えた。「このままの社会で良いはずがない」と。すると程なくして、内戦は終わった。なぜ争っていたのか、今となっては、誰もが不思議がるばかりだが、争いは人を狂気へと誘うことが、あらためて証明されたのだ。冰州は新しい今日を迎え、明日を迎える。昨日の冰州は、もう過去のものだ。

しかし、課題も多くある。ひとつは、経済の方針が定まっていないことだ。もうひとつは、外国との関係をどうすべきかにも直面している。これまでの問題が冰州だけの問題だったとすれば、この二つの問題は、冰州だけでは解決ができない問題だ。Willy Ørsted評議会議長のもと、この国がどのような道を歩むのか。人民共和連合、中央党という主義主張の違いに囚われず、冰州を私たちの理想とする国とするために、協力していかなければならない。世界連帯と、諸国民の正義を信じ、明日の社会を建設しよう。









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