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香麗新報 香麗民国主要大衆紙の一つ 中道右派の傾向 | ||
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11月 18 (日曜日) 2018 | ||
皇道社会党が大勝、姜英熙新総統誕生!「比類なき君主制社会主義国家へ」 | 10:50 香麗民主帝国 | |
805年8月、総統・国民大会・立法院選挙が実施された。 香麗国民党・統一共産党・立憲皇道党・皇道社会党の四極対決となった選挙戦を制したのは、「皇道社会主義」という左右を対立させるのではなく左右を合同する新時代の発想を提唱した姜英熙氏であった。 また、与党であった香麗国民党は極左の共産党、極右の皇道党のどちらが勝利しても国政の混乱は避けられず、それを防ぐ力が国民党にはないとして前総統の崔柄一は立候補を辞退し、自主的に皇道社会党を応援したことも大きな要因となった。 皇道社会党は国民大会・立法院でも過半数を獲得し安定した新政権が成立した。 主要候補 姜英熙 皇道社会党主席 圧倒的支持を集め総統就任。 李正日 統一共産党書記長 龍鮮人民共和国指導者、「李日成」の子孫。 香麗民主連邦復活を目指していたが、敗れた。 朴九 立憲皇道党総裁 急進的ナショナリスト。 過去に秋津人商人を私怨で殺害したとされる疑惑が報じられた。 姜総統「世界に比類なき君主制社会主義国家建設を」 新総統に就任した姜英熙氏は国民相互の協調を訴え、敗れた統一共産党、立憲皇道党にも協力を呼び掛けたが、穏健派は兎も角として極左・極右勢力が応じるとは見られていない。 姜総統は所信演説で「皇道社会主義」の理念に基づく新国家建設を目指すと述べた。 「未だフリューゲルには君主制と社会主義の両立という例がない。我が国はその先駆けとなって世界に新たなビジョンを示そうではないか。」 政府は江夏島の朴帝室へ協力を打診した。開明的で知られる朴麗華当主陛下は快諾されたという。 | ||
11月 14 (水曜日) 2018 | ||
三つ巴の選挙戦に「第四極」登場か? 指導者は旧幹名宰相の子孫 | 11:09 香麗民主帝国 | |
805年8月に迫る総統・国民大会・立法院選挙は与党である「香麗国民党」と「統一共産主義者党(統一共産党)」(国政政党である「香麗社会党」の急進派と「香麗共産党」が合併し、過激な左派系政治団体を吸収して躍進した。)と朴氏王朝の復活を掲げる皇党派の「立憲皇道党」の三つ巴の様相を呈している。 殊に反共保守的な皇道党支持者と共産党支持者による暴力事件まで発生しており、中道を旨とする崔国民党政府は左右両翼に融和的な姿勢が裏目に出て両者から「日和見」と攻撃を受ける格好になってしまっている。 また、陸軍から流出した機密文書には「選挙で左派が勝利した場合のクーデター」という不穏な計画が記されている。陸軍広報官は「怪文書」であると一蹴しているが、王朝時代の貴族階級である「両班」出身が多い陸軍高級将校は反共姿勢が強いとの見方から事実である可能性も考えられると評論家は指摘している。 市井では「共産主義派と反共派の全面的な内戦に突入した『龍鮮戦争』を想起する声も囁かれる中、右でも左でも中道でもない新たな第四の選択肢を提唱する勢力が現れた。 指導者は『龍鮮戦争』時の指導者であり、『オセアニカ・アースガルド戦争』を指揮した英雄、「旧幹五宰相」(※)として知られる姜英哲の後裔にあたる姜英煕氏である。 姜氏は皇党派と共産派の主張を結合した「皇道社会主義」を主張している。 「皇道と社会主義は相反する思想ではない。我が国の皇道は専制君主でも絶対王政でもない。帝の下に万民平等を理想とする皇道の本質は社会主義の理想と同一である。」(著書『皇道と社会主義』) 「皇道が求めるものは臣民の安寧、社会主義が求めるものは人民の幸福、それは同じことを言っているのだ。同じ臣民、同じ人民、同じ民族として皆が平和で豊かな生活を目指そうではないか。」(壌平市(かつて『香麗民主連邦』の首都があった)での演説) 「我が先祖、姜英哲は確かに武力で共産主義を打倒した。だが今を生きる我々は姜英哲を超えた新しい柔軟な発想が求められているのだ。」(反共主義者であった先祖と比較して「容共」と批判した保守派に対する反論) 姜氏は同調者と共に立憲皇道党を独立して「皇道社会党」を結成した。 一方、左派の間からも「朴家はブルジョアではなく、寧ろ清貧であった。」「君主制には独裁政権の誕生を抑止する側面もある。」と評価し「皇道社会党」に参加する人士も現れはじめている。 同党は結成から間もないが、「名宰相の子孫」であることや「左右対立の克服」の提唱から人気を集めている。 この「第四極」は選挙に一石を投じるのか注目される。 ※「旧幹五宰相」 大幹帝国時代の「議会開設を実現した初代首相・李大尊」「議会政治を軌道に乗せた尹明策」「石動帝国と同盟を結び、『龍鮮戦争』『オセアニカ・アースガルド戦争』を指導した姜英哲」「経済成長と一党制政治から民主化へ道筋をつけた鄭会昌」「『国際スポーツ大会』など文化政策と平和外交を推し進めた丁純憲」の五人の議政府総理大臣。 | ||
政府、カズカズ共和国についての見解を発表~謎が一つ解決 | 08:46 香麗民主帝国 | |
香麗民国政府は友好国である普蘭合衆国より新興国カズカズ共和国についての質問を受けた。 28774:合衆国外務省 > カズカズ共和国は秋津・石動地域に群生する「サクラ」種を国花としている。 (普蘭合衆国) 28774:合衆国外務省 > ついては、カズカズ共和国が秋津・石動地域に発生した国家であるか、人種的繋がりはあるか貴国の見解をお伺いしたい。 (普蘭合衆国) これを受けて政府は総統府直属情報部の研究結果を政府見解として回答した。 「同国元首である『カズ・シャルスト』氏は『シャルスト』という欧系の姓を持つが、『カズ』という欧系では珍しい名前を持っている。 一方、『カズ』という名前は日系人では見られる名前である。 よって、『カズ・シャルスト』氏は欧州系と日本系の血を引く人物であるか偽名であると思われる。」 「桜の分布から考えて『カズカズ共和国』が東方に存在する可能性もあるが、成蘭や日ノ本などのように非東方地域に存在する日系移民国家という可能性も考えられる。 いずれにしても、香麗人は誰も (一部修正) この見解をもとに普蘭合衆国は元首カズ・シャルンスト氏の出自やカズカズ共和国の民族構成、所在地をカズカズ共和国政府に照会した。 同国政府は速やかな回答を行ったようだ。 28779:カズカズ共和国外交部 > お答えいたします。カズ・シャルストは、香麗民国の方のご察し通り、 (カズカズ共和国) 28779:カズカズ共和国外交部 > 父は、旧世界日本系、母は、旧世界ヨーロッパ系です。 (カズカズ共和国) 28779:カズカズ共和国外交部 > カズカズ共和国西方諸国に位置しております。 (カズカズ共和国) 28779:カズカズ共和国外交部 > 民族構成に関しましては、先ほど更新させていただきました、Wikiの方をご覧ください。 (カズカズ共和国) 28780:合衆国外務省 > 貴国の回答に感謝します。西方諸国であれば我が国との距離もさほど遠くはないでしょう。これからの友好発展に期待します。 (普蘭合衆国) 国際情報(wiki)に公開された情報 民族構成 旧世界ヨーロッパ系 48% 旧世界アジア系(主に日本) 26% 旧世界オセアニア系 14% 原住民ラウル族系 12% 位置 西方諸国に属する ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 政府は「香麗民国としてはこの一件によってカズカズ共和国に対する国際社会の理解が深まり、交流深化のきっかけになったのであれば幸いである。香麗においてもカズカズの独自の文化を学ぶ必要がある。」と首席長官談話を発表した。 【政治】民国政府、君主国との外交関係深化に旧帝室の威光を借りる動きが。 【経済】崔総統、東海における石油開発計画を発表。 【市民の声】「変わった国はいつの時代にもあるよね。プロシャ、アドミラル、アクアマリン。」 | ||
10月 06 (土曜日) 2018 | ||
訓政から憲政へ! 国民党政権続投も共産派・帝政復古派も伸長 | 18:14 香麗民主帝国 | |
795年、尹明善総統は国内情勢の安定、社会インフラの充実を以て訓政から憲政への移行を宣言。 3年間の準備期間を経て、総統選・国民大会選・立法院選が執り行われた。 総統選 主要候補 崔柄一(香麗国民党) 元内務部長官として国土建設の実績あり。 李成賢(香麗社会党) 旧龍鮮人民共和国指導者、李日成の親類にあたるが、穏健で知られる。 朴徳宣(立憲皇道党) 旧朴氏王朝男系皇族の出身。 朴帝室現当主の女帝復活を主張。 結果、尹前総統の指導と崔候補の実績が評価される形となって、崔候補が当選。国民党政権続投が信任された。 国民大会選 定数 100議席 香麗国民党 61議席 香麗社会党 17議席 立憲皇道党 14議席 香麗信教連盟 4議席 仏教・キリスト教・ゾロアスター教・神道(秋津系・石動系国民)の信徒の連合組織、宗教による福祉社会を主張 香麗共産党 4議席 社会党より更に左派の人士が結成。暴力革命を否定し議会を重視。 立法院選 定数 200議席 国民党 133議席 社会党 35議席 皇道党 26議席 信教連盟 3議席 共産党 2議席 無所属 1議席 崔総統、所信「新たな経済体制確立が課題、先進国の助言求む」 崔新総統は所信表明にて「香麗国民の幸福を実現し、国際社会における役割をどのように果たしていくか。即ち資源・食料輸出国の道か工業国か商業国か、あるいは別の体制をを確立することが課題である。このことは先進国の国々からも広く助言を求め、謙虚に学ぶべきである。」と演説した。 共産派・帝政復古派の伸長 隣国、中夏における共産化の影響を受け、同国前主席の夏丁鈴氏を信奉する左派が躍進した。 だが、710年代の「龍鮮人民共和国」の失敗があるために過激な主張は殆ど見られていない。 尹前総統が共産主義に対して寛容であったこともあり、社会党や共産党は議会重視を打ち出している。 一方、右派の中では旧朴氏王朝の復僻を掲げる王党派が立憲皇道党を結成する動きがあった。 大幹帝国・大和寧帝国・大明帝国の解体後、2世紀以上経過したが、現在でも帝国時代を「栄光の時代」と捉える国民も少なくない。 | ||
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