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Tribune de Lomeray  ロムレー共和国の新聞社
7月 05 (火曜日) 2016
共和国建国50周年、各地で記念式典が開催ほか 00:13  ロムレー湖畔共和国 
【社会】共和国建国50周年、各地で記念式典が開催 中央議会ではレゴリス帝国総統の演説も

611年5月15日、ロムレーの丘でロムレー湖畔共和国建国の誓約が交わされた。

その日からちょうど50年目になる今日、ロムレー国内各地で建国50周年を記念する式典が催された。

その中でも最大規模のものが、中央議会議事堂内外での湖畔共和国誓約50周年記念大会であり、レゴリス総統マンフレート・ハルデンベルク閣下なども招いて挙行された。

本記事ではその大会におけるオロール・オーブ・トリベール議長とレゴリス帝国総統マンフレート・ハルデンベルク閣下の演説を掲載する。



オロール・オーブ・トリベール議長の演説

引用:
 共和国は先ほど(編注:この演説は50年前に建国誓約の交わされた午後2時0分の直後に行われた)建国50周年を迎えました。国際的には50年というのは未だに歴史的な側面からは新興国に過ぎませんが、それでも我々がこの50年を紆余曲折はありつつも同じ議会主義体制のもとでいられたことは、充分に祝われて然るべきことです。それを祝わんがため、私の演説を始めます。

 さて、共和国は建国以来、二つの道の実現を同時に求めてきました。一つは小さくとも豊かで満ち足りた、安定した自由な国家の実現、そしてもう一つはフリューゲルにおいて各国と調和した国際的に重要な国家の実現です。古来より、二つのものを追い求めればどちらも実現されないといわれることは多いものですが、如何でしょうか。今の共和国はその双方を達成し、また達成し続けています。これが継続相で語られることは重要です。どれほどのものであれ、ほんの一時の繁栄に然したる意味はありません。ささやかな豊かさが永久に続くことにこそ、真に賞賛されるべき繁栄というものなのですから。共和国がそれを実現しつづけていることを、私は一ロムレー国民として誇りに思います。

 私が育った…生まれは移民船の中でしたから、そのときにはまだ共和国はありませんでしたが…湖畔共和国、私がまだレゴリスに留学する前のロムレーには、今日「ピューリタン的理想郷」と呼ばれる理念がありました。その理念は、今日にあっては必ずしも時代に適合するものではありません。しかし、その主張のエッセンスは重要なものを含んでいます。ロムレーはこの湖畔の美しい土地との共存によってのみ安寧を約束されるのであって、それを失ったとき、ロムレーの運命は儚いものとなります。歴史の中で時として変化が求められること、それは620年頃には訪れましたし、またいずれ訪れるでしょう。それでも、自然と共生し、諸国と協調し、自由な国民による自由な国制を維持することで、ロムレーはロムレーとして繁栄しつづけることができ、その繁栄の果実を盟邦レゴリス帝国を初めとするフリューゲルの諸国民に提供することができるのです。

 次の50年もまた、平穏と安寧を保ちつつ、豊かで満ちたりた、そして諸国と協調する自由な国家として、共和国がこのフリューゲルにおいて繁栄しつづけられることを願い、また為政者としてこれを誓約して、私の演説を終わります。




レゴリス帝国総統マンフレート・ハルデンベルク閣下の演説

引用:
 この度のロムレー湖畔共和国建国50周年という貴国にとって重要な、そして節目となる機会に於いて、私、マンフレート・ハルデンベルクがレゴリス帝国総統として中央議会にて演説させて頂く栄誉を賜ったことを光栄に思います。そしてオロール・オーブ・トリベール中央議会議長閣下を始めとした政府や中央議会議員の皆様、そしてロムレー湖畔共和国の国民の皆様に、レゴリス帝国を代表して、今回の慶事に祝賀の意を表させて頂きます。



 さて、ここでまずはロムレー湖畔共和国と我が国の関係についてまず述べさせて頂きます。

ロムレー湖畔共和国と我が国との関係は、建国直後に我が国が貴国に対して国交開設を打診した所から始まっております。それが貴国によって受理され、国交関係が締結されてからその関係深化の速度は早くなりました。燃料定期輸送契約に始まり、ロムレー湖畔共和国の留学生の受け入れ、軍事物資の提供とロムレー湖畔共和国軍育成のための軍事顧問団の派遣、相互安全保障条約の締結、ポワンクールの巨大隕石災害、ヴァノミス問題とトロピコ戦争………50年もの時の流れの中で、我が国とロムレー湖畔共和国の間ではこのように沢山の出来事が起きました。



 そしてその前半に於いては、ロムレー湖畔共和国の繁栄のために我が国が力や知恵をお貸しすることとなりました。留学生の受け入れに於いては今現在も引き続き行われており、その留学生の中からはロムレー湖畔共和国の政治家として大成されるお方も次々と出ていらっしゃいます。現ロムレー湖畔共和国中央議会議長であらせられますオロール・オーブ・トリベール閣下がその代表でありましょう。レゴリス帝国大学附属高等学校に飛び級という形で留学されたトリベール閣下は、そこで首席卒業した上で我が国の最難関とも呼ばれる大学、帝国大学法学部に入学され、そこでも首席で法学部を卒業しロムレー湖畔共和国に戻られました。その後官僚として敏腕を振るった閣下は出世の階段を駆け上り、遂には中央議会議長という大任を任せられるに至られました。トリベール閣下、貴女のような方が留学し、そしてその才能を開花させる機会を我が国が作れたことを、誇りに思っています。トリベール閣下の活躍により、ロムレー湖畔共和国は更なる発展を遂げようとしておりますが、我が国はこれが成功し、更なる栄達へのステップをロムレー湖畔共和国が踏まれることを信じてやみません。



 他にも、軍事物資の提供とロムレー湖畔共和国軍育成のための軍事顧問団の派遣に於いては、ルーミヤ・グドリャン陸軍上級大将を始めとした軍事顧問団の活躍、そしてロムレー湖畔共和国軍の軍人らの意欲的な学習により、今ではロムレー湖畔共和国軍はフリューゲルでも有数の軍事力を持つに至りました。今でも我が国のフランドール・バティーニュ陸軍元帥を始めとした軍事顧問団がロムレー湖畔共和国に常駐し、軍の指導や教育の任に当たっております。この間に結ばれた両国軍同士の絆は、後の両国の関係を更に深く結ぶ架け橋となりました。



 そして、相互安全保障条約の締結、そしてポワンクールの巨大隕石災害が発生致しました。相互安全保障条約の締結においては、我が国の国内から「結ぶ必要が無い」との批判もありましたが、当時の総統アプリル・ヴォルケンアンザムルング閣下はそれを無視し締結しました。結果としてこの判断は正しかったというのを後の歴史が証明しています。その後に発生したポワンクールの巨大隕石災害に迅速に対処できたからです。ポワンクールの巨大隕石災害は酷いものでした。ポワンクールを始めとした複数の都市が巨大隕石によって消滅させられ、多数の犠牲者や損害が出てしまいました。その際に迅速な救助や支援を行ったのがグドリャン陸軍上級大将を始めとしたレゴリス帝国軍や消防、警察でありました。ロムレー湖畔共和国近海に我が国の空母打撃群が展開していたという幸福もあり、帝国軍は消防と警察とともに混成救助隊として迅速にロムレー湖畔共和国に展開し、救助活動や負傷者の治療、避難所への物資配布等を行いました。我が国から派遣された救助隊の活躍は、締結間もない相互安全保障条約が有効に機能していることをロムレー国内にも、そして国際的にも証明するものとなりました。



 そうして助けられ続けていたロムレー湖畔共和国は、今度は我が国の為にその力を貸して下さいました。

ヴァノミス問題においては我が国の要請に応じてヴァノミス連邦に対して宣戦を布告され、トロピコ戦争に於いては我が国を始めとした有志連合に参加し、共に肩を並べ銃を取り戦いました。ロムレー湖畔共和国軍の活躍によって、トロピコ戦争の早期終結の一助となった他、各種資源の支援等によって我が国を支えて下さりました。それに対して改めて感謝致します。本当にありがとうございました。



 このように、貴国の歴史と我が国の歴史は沢山の糸でからみ合っており、これを解くのは至難の業と言っても過言ではありませんが、それは両国の友好関係に於いても同様といえるでしょう。そのような絡み合った糸に、私は更に糸を絡み合わせたいと思っています。というのも、更に糸を絡み合わせないと、現状の国際社会に対応できないのではないか。と私が思っているからです。



 昨今のフリューゲル情勢は、トロピコ問題が解決を見たことにより安定しているように傍から見えます。が、近年においては一方で軍事衛星の相次ぐ打ち上げ、新たな軍事機構の発足、全世界の総砲弾数の大幅な増加等、フリューゲル情勢は不安定化しそうな事柄が発生することが増えてきております。嘗て永久の盟約を結んだ盟邦ミッドガルド帝国を失って以降、我が国は自国や同盟国を守り、なおかつフリューゲルの平和と安定を維持し続けるためにPDECの発足やソサエティの成立、アズリール条約の締結など、様々な面において努力を重ねてきました。ですが、これらの努力だけではこの不安定さから我が国やロムレー湖畔共和国を守り、そしてフリューゲルの平和と安定を維持する事は難しいと言わざるを得ません。従って、我々は更なる友好関係の深化と軍事力強化を志向した政策を実施していかなければなりません。そうすることによって、我が国やロムレー湖畔共和国を守る事が出来、それによってフリューゲルの平和と安定を維持することが出来るのです。



 聡明な中央議会の皆様、ロムレー湖畔共和国と我が国との間で結ばれた絆は、今や多数の糸が絡み合い、そして硬い頑丈な紐帯を結ぶ友人のそれとなりました。このような絆を、失わないで欲しいを私は思っております。この絆は、我々やロムレー湖畔共和国の先人らが50年もの歳月を掛けて結び続け、硬く頑丈に仕上がった絆です。このような絆を失う時が、我が国の終わりの始まりと言っても過言ではありません。我が国の最も重要な友人として、共に今後のフリューゲルの歴史を築き上げていきましょう。我々の力を合わせれば、それはきっとできます。ありがとうございました。




【経済】レゴリス・ミリタリー・インダストリーズの組み立て・整備拠点が進出

630年代以来のレゴリス製の軍用機の導入などが進められるなかで、トロピコ戦役以来兵器整備能力の更なる向上が求められるに至って、レゴリス・ミリタリー・インダストリーズ社が共和国の軍事基地付近に各種兵器の組み立て・整備拠点を進出させた。

既に幾つかの拠点は稼動を開始し、ロムレー軍の兵器の供給・整備を行い始めている。

これにより、共和国国内でも兵器の整備を完結させられるようになり、運用能力の改善が見込まれている。



【国際】第3回ソサエティ閉幕、アズリール条約発効

ヘルトジブリール社会主義共和国のアズリールで開催されていた第3回ソサエティは全参加国がアズリール条約を署名して閉幕した。本条約はその後全参加国の批准により発効している。

この条約はトロピコ戦役のため中止となったテークサットでの第2回ソサエティの予備交渉で議論されていた内容をもとに、第3回ソサエティでの会談によってブラッシュアップされたもので、締約国間での戦争時に、人道的な作戦遂行のために民間人居住地域への攻撃などを禁じる内容のものとなっている。

これについて外交局は「議長国であるヘルトジブリールを始めとする諸国の貢献に感謝する。本条約がよりよい国際秩序の実現をもたらすものと願っている」と声明。また、本紙の取材に対し、ある安全保障部会の議員は「これによって諸国間での争いがより人道的に解決されることを期待したい。共和国としてはもちろんそもそもソサエティ参加国間での戦争は望んではいないのだが…」とコメントしている。



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・『Papier d'Histoire』、今月の収録論文は「フリューゲルの世界史をめざして――歴史学の探求」、「“帝国”の研究 ――今日の世界は帝国主義に覆われているのか」、「書評『ロムレー建国小史 議会主義体制創設の意味を再考する』」など(ロムレー歴史学協会)
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