ク連およびガ帝二ヵ国による対ベルサ共同勧告

クイーンズ連邦並びにガトーヴィチ帝国の両政府はベルサリエーレ王国に対し、以下のように共同で勧告を発表することで一致した。

ベルサリエーレ王国はフリューゲル歴632年4月において無政府主義者の反政府組織を対象とした治安維持行動と称する軍事作戦を東レベルギウス地域に対して実行した。
同国は広範囲制圧型多弾頭ミサイルを発射した事実を認めており、農村及びニュータウンに命中し、多数の市民を加害した恐れが存在する。
反政府組織が潜伏する拠点のみをミサイルによって攻撃して殲滅したとの同国の行った説明には合理性及び信頼性に乏しく、上述の市民への重大な加害性を疑わせる状況を完全に否定できるものではない。
この疑義を検証して真実を解明する必要がある。第三者として現在ノホ・へレコ連邦が派遣している査察団の調査報告を待つものとし、
ベルサリエーレ王国政府はノホ・へレコ連邦の査察団に制限なく全面的に協力しなければならないと勧告する。

以上

クイーンズ連邦
連邦総督代行　アーチボルト・エッカート　署名