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Re: 石動第三帝国・オリフスターク共和国間の閣僚級会合

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なし Re: 石動第三帝国・オリフスターク共和国間の閣僚級会合

msg# 1.6
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2015/11/24 1:15 | 最終変更
ゲスト    投稿数: 0

「なるほど、貴国のご見解は承知いたしました。
 然しながら、技術の発達した現代戦に於ける軍事力に於いては、数は勿論の事、質も同時に求められてきます。ご存知かは分かりませんが、かつて地球時代の朝鮮半島北部にあった小国は、先軍政治を掲げ世界第四位の兵員数を誇っておりましたが、身の丈に合わぬ異様な大兵力に質が伴わっていなかったのは論を待ちません。
 このフリューゲル世界に於ける軍事力の「質」とは、なんといってもミサイルの投射能力にあります。たとえ80万人の兵力を誇ろうとも、その国が最低限度の投射能力である20発しか持ち合わせていなかったとしたら、その国は兵力40万人程度の中小国にも打ち滅ぼされてしまうでしょう。特にその中小国が40万人としては最大の、300発の投射能力を有していたならば…。
 そこで我が国は、貴国に投射能力の強化を中心とした支援を行いたいと考えております。貴国の現状では、ひとまず100発の投射能力を目指すことが妥当かと思います。これに必要になってくるのが、資金と砲弾です。これは我が国が予想する限りでは、およそ17万メガトンの砲弾・5兆Va程度の資金が必要になってくるかと思われます。
 よって我が国はこれらを貴国防衛努力強化の為無償で…と言いたいところですが、残念ながら砲弾は生産に非常に手間がかかる代物でして、その備蓄には大変な苦労を要します。よって砲弾に関しては、「返済期限を定めない現物貸与」という形にさせていただきたいのですが、如何でしょうか?」

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