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Re: オルザス会談

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なし Re: オルザス会談

msg# 1.3
depth:
1
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2014/1/14 22:20 | 最終変更
ゲスト    投稿数: 0

「誠意」……なるほど、確かに誠意を用意して来られたようだ。

簡潔に述べよう。
一つ目は簡単な事。ケーニヒスベルク……それでこの問題は片付く。

二つ目は無理というものがあるだろう。
国交も締結していない国の船が許可なく領海に侵入しようとすれば、それを排除する事は主権国家として至極当然のこと。
にも関わらず、こちらに非があると言わんばかりの主張を行なった挙句、ケーニヒスベルクを占領し保護国に置くなどの勝手放題の狼藉。
本来であればミサイルを貴国全土に放つ所だが、それをしないだけ有難く思って欲しいというものだ。
が、この問題は簡単に片付く。至極簡単に。とある物をこちらに渡せば良いこと。お分かり頂けるだろうか?

三つ目は以下の租借に関する条約文を外務省の担当者に作成させた。目を通して欲しい。


オルザス租借条約

前文
クラーシェ誓約者同盟及び日ノ本帝国は、善隣関係及び主権の相互尊重の原則に基づく
両国間の関係の正常化に対する相互の希望とを考慮し、この租借条約を締結することに決定し、
よって、その全権委員として次のとおり任命した。

クラーシェ誓約者同盟】シャルル・リュシー・オルレアール帝
日ノ本帝国】ツクヨミ帝
これらの全権委員は、互いにその全権委任状を示し、それが良好妥当であると認められた後、次の諸条を協定した。

1.日ノ本帝国政府はルセナール議定書において明らかに示されている通り、
ケーニヒスベルクにおける統治権を有する国家をクラーシェ誓約者同盟と認める。

2.クラーシェ誓約者同盟は本条約の発効からフリューゲル暦610年2月迄の期間、ケーニヒスベルクを日ノ本帝国に貸与する。

3.日ノ本帝国クラーシェ誓約者同盟政府が派遣するケーニヒスベルク監察官を受け入れ、内政状況の監察を行なう事を認める。
付帯条項:租借期間中、日ノ本帝国はケーニヒスベルク監察官がクラーシェに内政状況の報告を行なう事を合法的な物として認める。

4.日ノ本帝国はケーニヒスベルクに防衛施設を除く軍事に係る如何なる施設も設置してはならない。
但し両国の合意がある場合にはその限りではない。

5.ケーニヒスベルクが攻撃を受けた場合、その防衛義務は日ノ本帝国が負うものとし、
クラーシェ誓約者同盟とその安保締結国は防衛の義務を負わない。

6.租借の代価として、日ノ本帝国はケーニヒスベルクで生産される軍事物資を定期的にクラーシェ誓約者同盟に輸送する義務を負う。

7.本条約は批准書の交換によって効力を生ずる。条約の発効日時は批准書の交換時とする。

以上の証拠としてそれぞれの全権委員はこの条約に署名調印し、フリューゲル暦510年2月3日オルザスで
等しく正文であるクラーシェ語、日ノ本語及び国際公用語により本書二通を作成した。
解釈に相違がある場合には、国際公用語の本文による。


……以上だ。疑問点があれば答えられる範囲で答えよう。

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