Re: レゴリス帝国及び普蘭合衆国、ロムレー湖畔共和国によるセニオリス共和国に対する共同非難声明

　貴国らの高圧的な態度及び前代未聞ともいえる不当な内政干渉に我が国は憤りを隠せない。前提として、例え我が国が自給自足体制を完成させ鎖国を行ったとしても、国際的な市場になんら悪影響を与えないことを我々は主張する。ここフリューゲル世界においては、長期間鎖国状態に入り、貿易取引を停止した国家が複数存在することが何よりの証拠である。また、自給自足政策には高度な資源管理能力を要するため、特に技術力の未熟な新興国家においては我が国の模倣をする国家が複数現れることは考えにくい。しかしながら、国際社会の強い要請とあれば、それを無視し自給自足政策を堅持し続けることは不可能であろう。この度我が国は解散総選挙を行い民意を確認した結果、自給自足政策の廃止を決断するに至った。
そこで、我が国は本声明を受け、以下の通り経済政策を転換することをここに宣言する。
１．自給自足政策は放棄し、工業については先端工業から軽工業への転換を図る。
２．我が国が保有する鉱山について、今後は他資源への切り替えを行わず、ウラン及び銀を産出する現状を維持するものとする。
３．我が国にて消費する商品を安定的に確保するため、燃料及び銀を一定量先端工業国に対し定期輸出する。なお、具体的な貿易相手国及び輸出量に関しては、２国間での合意が取れ次第追って本会議場にて通告する。

　なお、我が国が宣言した上記の経済政策では満足できないと貴国らがおっしゃるのであれば、こちらとしても強硬的な姿勢で臨まなければならないだろう。貴国らの冷静な判断を望むものである。

セニオリス共和国外務大臣　シルーカ・セレンディア