東方共同宣言に基づいた首脳会談を行います。
議題
・各国の相互防衛条約の締結に関する是非
・各国間での自由貿易協定のレート設定に関する議論

他に意見があればご自由に発言なさってください。

まず、秋津政府から以前提案がありました各国の相互防衛条約ですが、怪獣討伐というものが主な目的となるでしょう。また、今後域外からの武力行使がないと断定出来ないため、各国が連携して軍事力の共有を行わなければなりません。
以上の事を勘案するに、防衛同盟は必須と考えております。

次に各国間でのレート設定ですが、これはいかがしましょうか。
現在華夏・龍鮮・蔡州・秋津の四カ国が共同宣言を批准しておりますが、各国の経済力は決して均等ではなく、経済的な格差は否めないかと思われます。よってGDPによってなされたランク分けでレート設定を行うべきかと存じます。
例えば中進国(Newly Industrializing)である華夏・龍鮮と発展途上国(Developping　or　Least Developed)である蔡州・秋津とのレートは中進国同士のレートよりも低く設定するというものです。

以上が我が国からの提案ですがいかがでしょうか？

発展途上にある我が国としては、優遇レートは大変ありがたいです。
しかし、将来の発展による順位変動を勘案すると、当初より固定レートを設定したほうが便利かと思います。
また、資金を基準として、輸出側優遇のレートにするか、輸入側優遇のレートにするかを議題として提出します。

秋津代表から提案されました案ですが、途上国側から固定レートが提案されたことにより、固定レート案を採用したいと思いますが他の国家からはどのような意見があるかお聞きしたい。

また固定レート案が採用された場合、途上国支援プランも同時に計画したいと思います。

龍鮮は固定レート及び、途上国支援に賛成します。
また、秋津政府提案の相互防衛同盟ですが、東方諸国で一番兵力を有する我が国でさえ、25万5千(蔡洲軍含む)である現状を鑑みるに、各国の防衛力向上が前提条件になるのではないでしょうか？

まず、軍事力強化の基礎となる経済力が各国ともに十分ではありませんので、これを強化するのが先決でしょう。
経済発展が十分となった国家から軍事力を順次強化し、経済的に後発的な諸国を片務的に防衛し、それらの諸国が経済発展に専念出来るような基盤作りを構築していく必要があります。幸いな事に、既に東方諸国共同宣言には経済的に発展しつつある中進国が３カ国批准しており、その条件は整いつつあると言っても過言ではないでしょう。
近いうちに我が国も軍備増強に努める事も計画しておりますので東方諸国の防衛政策も安定する事でしょう。

条約案が完成しましたので各国代表はご確認願います。

極東相互防衛援助条約(FABDT、天海条約)

我ら極東の平和を望む諸国民はその恒久的な平和を維持するべく、あらゆる手段を尽くす事をここに誓い、以下の項目全てに合意した。

第１条　本条約は締約国間の主権保護及び特定災害（怪獣）の阻止に務めることを目的としたものである。
第２条　締約国は他の締約国が第三国から武力による攻撃を受けた場合、もしくは当該国一国で対処出来ない怪獣等が出現した場合、派兵しこれを排除することを義務とする。
第３条　締約国は本条約と矛盾する同盟への参加、条約の締結をすることができない。
第４条　本条約は締約国の脱退宣言から１年後に当該国に対しての効力を失効し得る。

本条約は華夏人民共和国天海で締結された。

東方自由貿易協定(EFTA)
第１条　本協定は東方諸国の円滑な貿易推進と相互発展を目的とした協定である。
第２条　本協定は域内協定であり加盟国内での交易優遇が実施される。
第３条　加盟国は以下のレートによって交易を行う事が出来る。
資金：商品：燃料：石材：建材＝2:3:1:1:4
第４条　本協定への批准は加盟国の３分の２以上の賛意によって承認される。
第５条　本協定からの脱退はその旨の通知から半年後に行う事が出来る。

本協定は華夏人民共和国天海にて調印された。

ご意見があれば承ります。

我が国はすでに成蘭連邦王国と怪獣討伐条約を締結しています。
成蘭連邦王国及び秋津君主国間に於ける怪獣討伐代行条約第4条の但し書きにより、天海条約第3条には反していないと考えますが、ご意見願います。
また、成蘭連邦王国及び秋津君主国間に於ける怪獣討伐代行条約第4条の但し書き、「第三国による怪獣討伐を妨げない」を天海条約第3条に追加していただきたいです。

場合によっては、東方自由貿易協定のみの参加として考えさせていただきます。

目的を同じくする条約ならば矛盾するものとは看做されませんので貴国の加盟は問題ないかと思われます。