龍鮮人民共和国の同胞のご理解ありがたく思います。龍鮮労働党の帰国がなされた場合、党員の安全は総力をもって確保致します。

人民共和国側の譲歩に私たちは感謝致します。
王国側も労働党の監視を行わず、党としての活動の自由を保障すると言う事でよろしいでしょうか？

はい、他の政党と同様に法の範囲での自由な活動を認めます。

分かりました、以上で以下の事が三勢力で合意に至ったと私たちは確認致します。
・龍鮮人民共和国政府は解体される
・龍鮮王国は龍鮮労働党の追放処置を解除する
・龍鮮王国は龍鮮労働党の党としての活動の自由を保障し、監視を行わない

次に私たち蔡洲共和国の地位について決めなければなりません。
案としては事前に王国側に伝えた以下のものがあります。
A.強い自治権限を持つ「蔡洲特別自治道(仮)」の設立
B.連合、又は連邦国家「龍鮮連合(仮)」を設立し龍鮮王国と蔡洲共和国は対等な国家としてその下に入る
C.龍鮮王国と蔡洲共和国間で相互協力条約等を結び対等な独立国であり続ける
私たちとしてはA又はBが望ましいと考えますがA又はBとした時の内部の体制はどの様にするのかも決めなくてはなりません。
この件については人民共和国側にも意見を求めたく思います。

私達はAの「蔡洲特別自治道」の設立に賛成します。
道知事は他の道知事とは違い、議政府国務大臣と対等の地位とし、軍事・外交以外の強い権限を認められるものとするというのは如何でしょうか。

軍事に関しては構いませんが外交に関しては他国との貿易や交渉の権限が完全に無くなると言う事ならば賛成は出来ません。
外交権の完全な喪失は私たちの生命線である貿易を失う事でありますので、私たちに死刑宣告を与えるようなものと考えております。

なるほど、それも尤もな主張です。では、貿易や交渉の権限は独立したものとしますが特に重要な案件(安全保障など)は本国政府と協議するという条件は如何でしょうか？

ご理解頂き有難うございます。
貿易やその関連の交渉が認められるならば問題は殆どありません。
そして最後に、現在私たちは一カ国と定期交易を行っておりますがこれは特別自治道移行後も引き続き継続は出来ますでしょうか？

無論、継続は認められるものとします。また、新たな定期交易開始も可能とします。

有難う御座います。これ以上、私たちの意見及び質問はありません。

私たちは龍鮮王国側と次の事で一致したと確認します。
・「蔡洲特別自治道(仮)」の設立
・それに伴う蔡洲共和国政府の解体
・特別自治道(仮)は軍事及び安全保障等の重要案件の外交以外の強い権限を有する
・道知事は他の道知事と違い、議政府国務大臣と同地位とする

しかしながら龍鮮人民共和国側からの意見等がありません。人民共和国側に意見等があるならば言って頂きたいものですが、賛成と言う事でよろしいでしょうか？