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普欧帝国
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2013/6/18 外交の項目を更新
|国名|普欧帝国|
|国旗|#ref(huou_flag_0.png)|
|元首|ヴィルヘルム3世|
|政体|立憲君主制|
|首都|ケーニヒスベルク|
|人口|約1億人(421年度調査)|
|建国|フリューゲル暦347年10月|
#contents
*国情
**概要
普欧帝国はフリューゲルの比較的北方に位置する国家である。...
(編集者cruisより国号に関して:普欧の普は人間としての普遍...
欧は近現代ヨーロッパ史を専攻しヨーロッパ的価値観と哲学に...
**国土
帝国は南部のプレーゲル川を境にザームラントとナタンゲンに...
#ref(huou_map.jpg)
-ザームラント(居住区)~
プレーゲル川北方の地域。帝国の全住民が居住しており、首都...
---首都ケーニヒスベルク(9,7)~
帝国の首都。行政機関と大企業本社の所在地であり、要人や高...
---クナイプホーフ(9,6)~
ケーニヒスベルクに隣接する大都市。フリューゲル暦355年に建...
---ケーニヒスベルク港(7,8)~
349年にミッドガルド帝国の支援により建設された港。帝国の対...
---帝国議会(7,6)~
353年に議会王カール2世の即位と共に設立された議会。首都と...
---ノイハウゼン(ケーニヒスベルク北東部)~
ケーニヒスベルク北東地域。農業が盛んであり、農作物加工を...
---アルナウ(ザームラント東部)~
ザームラント東部地域。都市化が進んでおり、ケーニヒスベル...
---ゴットリーネン(ザームラント南部)~
ザームラント南部地域。都市化が進展する一方で、プレーゲル...
--ラビアウ地方(ザームラント北東部)~
ザームラント北東の特別産業区。建材工場や軍需工場、ロケッ...
---ラビアウ総督府(17,4)~
ラビアウ地方総督の庁舎。同地は特別産業区に指定されており...
---第二発電所(8,13)~
384年に完工した発電所。下記のカイザー発電所の運用データを...
---ロケット発射台Nr.1(16,3)~
373年に完成したロケット発射台、Nr.1はNo.1を指す。宇宙産業...
地球時代の科学者の名にあやかり「フォン・ブラウン発射台」...
---ラビアウ大聖堂(16,4)~
356年に完成した大聖堂、国宝に指定されている。寒冷で痩せた...
---国立墓地(14,1)~
船団遭難や植民戦争の犠牲者のために設立された墓地。遺体の...
---ノイハウゼン大社(14,2)~
東北地域の農民が豊作を祈願して独自に建立した神社。(15,3)...
-ナタンゲン(産業区)~
プレーゲル川南方の地域。帝国の産業が集中しており、商工業...
---商業区画(4,18)~
ナタンゲン西部の国営市場が集中する区画。ケーニヒスベルク...
---カイザー発電所(8,13)~
350年に建設された発電所。発展核融合式を採用しており、産業...
---農業区画A(18,18)~
かつて東部に存在した農業区画。プレーゲル川の水供給を受け...
---農業区画B(4,18)~
かつて西部に存在した農業区画。海水浄化施設を併設し家畜用...
**文化
階層ごとに異なる文化が根付いている。政治家や弁護士、教育...
地球時代の古典やラテン語を諳んじるのがステイタスとされて...
普欧には他国からの移民も多く存在するため、多様な文化がモ...
特に若い世代では諸文化の融合が積極的に行われる傾向があり...
とはいえ、これは最近になって見られるようになったものであ...
下層市民層の間には非常に敬虔主義的なキリスト教文化が存在...
文化的差異があり、移民が多い中部~南部は良く言えば寛容な...
北部は敬虔主義が根強く残る社会であると言える。また北部は...
-政治文化~
徹底した中庸主義と地方分権を特徴とする。植民戦争や対イス...
懐疑が広まった結果、ヴィルヘルム2世統治期から外交、軍事な...
動きが強まった(皮肉にも、これはヴィルヘルム2世の目指した...
共産主義国家が次々に誕生した440年代には地方分権の動きは一...
重視されるようになっている。これは、少数派や弱者の権利擁...
制度の整備も大事だが、地域や市町村などのミニマムな単位で...
また、少数の経済的強者による多数の経済的弱者の支配を是と...
累進課税や寄付・喜捨の文化が根強い。なお、このような態度...
低所得者層であってもクリスマスシーズンには寄付や無償での...
が当然のこととされている。このような地域志向は政治に限ら...
-音楽~
音楽は普欧における主要な文化の一つであると言える。入植時...
ある時には勇壮な軍歌、ある時には祈りと共に唱える讃美歌、...
やがて帝国が安定を迎えると新たな音楽の潮流が生まれ、普欧...
クラシック音楽の人気が高く、上層市民はもとより他の階層に...
有名であり、中でもケーニヒスベルク・フィルハーモニー管弦...
一方で街中では小規模な音楽ホールから路地裏まで含む多くの...
中には店舗での演奏を依頼されたり、プロデビューする個人や...
-食事~
寒冷な気候であるため伝統料理には脂っこいものが多い。冷め...
また沿岸部では魚介と酢を組み合わせたさっぱりした料理が食...
畜産業が発達しているためソーセージなどの加工肉の生産・消...
なお、畜産業と異なり農業は経済的発展と商業化の進展で弱体...
普欧の食卓はより鮮やかになっている。だがそんな中でもジャ...
-スポーツ~
普欧では地域毎に異なるスポーツ文化が存在している。北部で...
祝日になると近所同士、最も規模の大きい時には街区同士が対...
都市部ではスポーツよりも体操に力が入れられており、ほとん...
また夏季の長期休暇時に都市部の学校の子供達が山林でのキャ...
一方で中部~南部にかけては他国でもメジャーなスポーツの人...
スポーツに限らず多くの分野でアマチュアリズムが徹底してい...
-娯楽~
音楽やスポーツ以外の分野では非電源系のゲームが盛ん。トラ...
最も人気があるのは人生ゲームやクリークスシュピールなどの...
在郷軍人会が自分たちの所属した連隊に関するゲームを製作し...
また、議事堂周辺の国立公園内には植物園が建てられており景...
丸一日かけてくつろぐにもうってつけの場所である。
**政治
当初はカール1世が国政を取り仕切っていたが、カール2世時代...
議会は上院、下院の二院制。ただし選挙が実施されるのは下院...
下院は選挙で選出された議員により構成され、任期は4年である...
いたが、463年に廃止された。また、440年代には州、県、各市...
外交や軍事などの事項を除いて地方自治が徹底されるようにな...
皇帝は上下院に教書を提出することで政治に関与することが可...
-帝国参議院(上院) 20議席
|地域|議席|
|ザームラント中央| 5 |
|ザームラント北西| 1 |
|ザームラント東部| 6 |
|ザームラント南東| 3 |
|ラビアウ地方| 1 |
|ナタンゲン| 4 |
-帝国議会(下院) 450議席(424年現在)
|政党|議席|
|社会民主党| 117 |
|中央党| 105 |
|進歩党| 99 |
|キリスト教民主同盟| 90 |
|保守党| 20 |
|その他| 18 |
-政党
--社会民主党~
中道左派。党名の通り社会民主主義を奉じており急進主義的な...
結党当初こそ革命思想家たちが出入りしていたものの、ビュー...
--中央党~
中道。カトリック政党であり、帝国内では少数派であるカトリ...
元々農民層を支持基盤としていたが、労働者や自営業者等にも...
--進歩党~
中道右派。元々は自由主義政党であったが、360年代の不況期か...
介入主義の色彩が強く、軍拡路線と相まって左派政党から軍国...
--キリスト教民主同盟~
中道右派。極端な自由主義を戒めているものの社会主義、共産...
支持基盤は資本家階級や商人層だが進歩党との喰い合いになっ...
--保守党~
右派。東北部の地主や名望家を支持基盤とする保守政党。軍人...
--共産党~
左派。党員の多くが社会民主党を離脱した急進派グループ。社...
-歴代皇帝
|カール1世(建国王)|在位346~353年|
|カール2世(議会王)|在位353~392年|
|ヴィルヘルム2世|在位392~459年|
|ヴィルヘルム3世|在位459~|
-歴代宰相
|ホーエンローエ侯爵|353~367年|
|ビューロー侯爵|367~392年|
|ベートマン・ホルヴェーク侯爵|392~411年|
|A・ツィンメルマン|411~428年|
|G・キュールマン|428~460年|
|G・ハルテ|460~|
-政策スライダー
|民主的|-◆-----|独裁的|
|政治的左派|--◆----|政治的右派|
|開放社会|---◆---|閉鎖社会|
|自由経済|-◆-----|中央計画経済|
|常備軍|◆------|徴兵軍|
|タカ派|-----◆-|ハト派|
|介入主義|◆------|孤立主義|
**経済
ウランと鉄鉱石を産出するため、電力と鋼鉄を利用した軍需品...
寒冷な気候だが、天候操作可能なドーム型農業により農業生産...
また、安定した穀物生産は食品加工と牧畜を発展させた。~
ケーニヒスベルク港を貿易港として各国との商取引を行ってい...
対外貿易に際しては他国を経済的隷属関係に置くことを望まず...
「互恵関係で結ばれた自由と繁栄の経済的枠組み」の拡大を目...
-農業、畜産業~
主要作物は小麦とジャガイモ。ドーム型農場では野菜の他に大...
畜産業の主力は牛であり、良質な飼料と行き届いた管理によっ...
かつては消費分の食糧を自国で賄えていたが、現在は穀物や飼...
---IGファルベン~
複数の化学産業が合併して設立した会社。帝国の化学産業の...
この会社の化学肥料が無ければ農業は成り立たない。また工...
-工業~
かつては重工業が志向されたが、資源不足により軽工業が主流...
食品加工が盛んで、入植期から続く缶詰製造や伝統的なビール...
特にビールとチーズの質は国内外で絶賛されており、食卓から...
---ノイハウゼン醸造所~
国内最大のビール醸造所。地球時代からの伝統「ビールは、...
---普欧重工業~
機械類、精密機器の製作を担っている。また帝国最大の軍需...
自動車や航空機の製作も行っており、ライバル企業との競争...
-商業~
多くの人口を有する帝国は巨大な市場でもある。それ故、国内...
日用品から工業用機械まで取り扱うモノは様々であり、これら...
---普欧証券取引所~
帝国の株式、債券取引の中枢。石造りの古めかしい建物が特...
---普欧商事~
半国営の商社であり、帝国唯一の総合商社。官民の区別なく...
**外交
ノイエクルス自由国と冷戦状態にあったが、相互不可侵条約の...
それ以外の国との関係は良好。特に紛争も抱えていない。~
大国としての矜持を重んじ、他国への開発・経済支援を先進国...
平和主義を標榜し武力による強硬外交を控えているが、自国の...
フリューゲル暦392年、国際社会への挑発を繰り返すイスアード...
348年にフリューゲル経済諸国同盟(FENA)に加盟、ティユ...
402年に普欧・ティユリア神聖同盟を結成。世界平和と世界経済...
-締結した条約(失効したもの、経済協定を除く)~
・普欧・華夏不可侵条約(456年)~
・普欧・華夏安全保障条約(同上)~
・普欧・ガトーヴィチ不可侵条約(454年)~
・普欧・ブリテン不可侵条約(437年)~
・普欧・タヂカラオ不可侵条約(406年)~
・カレストノープル条約(402年)~
・ノイエクルス・普欧不可侵条約(400年)~
・普成不可侵条約(398年)~
・フリューゲル経済諸国同盟条約(348年)
-国交を有する国(475年3月下旬現在)
|国名|国際関係|国家評、備考|
|ノイエクルス自由国|普通|我が国の掲げる互恵の理念から最も...
|聖マズダー教国|良好|宗教と議会主義、社会主義の融合はどの...
|レゴリス帝国|良好|国家社会主義を標榜しつつもハト派で国際...
|ティユリア連合王国|良好|同盟国、FENA創設時に見せてくれた...
|成蘭連邦王国|良好|同盟国、幅広い国と交流を持っているため...
|神聖ローマ帝国|普通|かなり商業化が進んでおり神聖と言うに...
|中夏民国|良好|安保締結、東方諸国随一の大国、最近良くも悪...
|ミッドガルド帝国|普通|墺宣戦問題で印象悪化、かつて我が国...
|神桜皇国|普通|同国の議会開設は望ましいことだ、Wiki編集マ...
|フリュー二重帝国|普通|帝政復古したものの最近迷走している|
|ブリテン王国|良好|我が国最大の商品輸入先、国内成長も限界...
|タピオカ連邦共和国|良好|FENA加盟国、同国と成蘭、ブリテン...
|スオミ王国|普通|フリューと同じく人口に対して産業が未発達...
|エルジア共和国|普通|首相の名前的に空軍部隊を送りこめば同...
|シュレジエン共和国|普通|墺宣戦問題で印象悪化、この国に陸...
|アクアマリン王国|良好|安保締結、完全平和主義を宣言してお...
|タヂカラオ国|普通|昔ならいざ知らず、今は動かざること山の...
|ルメートラ王国|良好|FENA加盟国、同国の石油資源は我が国の...
|ガトーヴィチ帝国|良好|停滞からの脱却は成るか?コルホーズ...
|クルジスタン共和国|普通|墺宣戦問題で印象悪化、もっと主体...
|龍鮮王国|良好|我が国最大の燃料輸入先、最近は右傾化が流行...
|ブリュノール共和国|普通|プロシャ問題やFSIで提携、密な連...
|大石動帝国|普通|同国のWikiページの雰囲気は我が国とは違い...
|南瓜共和国|普通|小国ながらフリューゲル最高の幸福度を記録...
|コンポ共和国|普通|政治顧問団派遣、色々と危うかったが何と...
|ファイアリヒ連邦共和国|普通|地方分権志向が強く、同国のWi...
|ティ・ラフィール連合国|普通|係争事項なし、評価は定まって...
|オーレン群島共和国|普通|係争事項なし、何か我が国との接点...
|フィーザ・ガナード連合帝国|普通|燃料取引実施中、今後の関...
|ルーシェベルギアス公国|普通|所謂ミニ国家、元首が夢魔とい...
*軍事
陸海空軍の三軍からなる。帝国徴兵法により20歳の男子は2年間...
植民時代から陸軍の力が強く、ミサイル運用も陸軍の管轄であ...
三軍、特に陸軍と空軍の対立が根深く、兵員分配から兵器開発...
豊富な軍需品供給能力を背景に砲兵、爆撃機戦力の増強に努め...
**陸軍
かつての植民戦争で矢面に立ち戦った(というより海空軍は当...
しかし内部では砲兵閥と装甲閥の対立を抱えており、装備調達...
最近では自走砲と移動式ミサイル発射機の管轄を巡って激論が...
とはいえ、空軍との抗争に際しては各派閥とも陸軍全体の利害...
また最大勢力を誇る歩兵閥が軍政安定を志向しており、君主の...
なお、通常歩兵とは別に山岳戦を専門とする山岳猟兵部隊が設...
自他共にエリートと認める山岳猟兵は帝国臣民の憧れの的であ...
除隊後も登山活動を続ける者は多く、各連隊では出身アルピニ...
-兵科~
歩兵科・・・通常歩兵、山岳猟兵、降下猟兵からなる陸軍最大の...
装甲科・・・戦車、駆逐戦車、装甲擲弾兵からなる兵科、砲兵科...
砲兵科・・・各種火砲、突撃砲、自走砲、各種ミサイル、野戦防...
偵察科・・・諸兵科連合の偵察部隊、特殊部隊、陸軍直協航空隊...
権限が与えられ、偵察のみならず着弾観測や後...
工兵科・・・戦闘工兵と建設工兵からなる兵科、他科と比べると...
通信科・・・通信連絡部隊と電子戦部隊からなる兵科、偵察科と...
整備科・・・車両整備部隊と火器管理部隊、その他機材の管理部...
需品科・・・燃料輸送部隊とその他物資の輸送部隊からなる兵科...
送車両により行われるため需品科は物資輸送に...
衛生科・・・医療部隊と衛生管理部隊、NBC防護部隊からなる兵...
憲兵科・・・一般憲兵と野戦憲兵からなる兵科、軍内の秩序維持...
**海軍
陸軍に次いで創設されたものの、372年に艦隊が建造されるまで...
建国当初、帝国は陸上での農業に国家の基盤を置いており、海...
他国との貿易が始まる350年になって海軍は陸軍(驚くべきこと...
この状態が長く続いた要因は陸空軍の力が強かったこともある...
この事件は帝国沿岸を海賊船が荒らしたものであるが、事件後...
海軍の軍拡派と工業界はこの流れを利用し、世論に艦隊建造の...
現在海軍は基幹戦力として戦艦1個戦隊と空母打撃群4個を整備...
沿岸防御に6艦隊を保有しており、他国の軍事力と比較しても領...
-保有艦隊~
第1戦艦戦隊~
第1空母打撃群「ピングイン」~
第2空母打撃群「トール」~
第3空母打撃群「アトランティス」~
第4空母打撃群「ミヒェル」~
第1艦隊(第1、第3巡洋艦戦隊、第1、第3駆逐戦隊)~
第2艦隊(第2巡洋艦戦隊、第2駆逐戦隊)~
予備艦隊(第4~6巡洋艦戦隊、第4~12駆逐戦隊他)~
第1~6沿岸防衛艦隊~
第1~12潜水戦隊~
練習艦隊
**空軍
三軍の中では創設が最も遅れたものの、現在は陸軍に次ぐ権勢...
海軍と同じく当初は陸軍航空隊として発足しており、陸軍とは...
植民戦争中、原住民の襲撃を退けた陸軍は攻撃に転じる際に航...
この作戦は成功し、航空隊は後の原住民殲滅戦でも重要な役割...
効果は絶大であった。遠征に出る陸軍には兵站など様々な問題...
冬の到来までに原住民の村の殆どは空からの攻撃を受け、原住...
このように航空隊は大きな戦果を挙げたものの、植民戦争の終...
余りにも彼らの作戦は上手くいったため、陸軍上層部は陸軍の...
実際、戦争を通して航空隊は規模を拡大させ、次第に陸兵を嘲...
その後、海軍が陸軍から独立すると陸軍航空隊の内部にも空軍...
いくら規模が大きいとはいえ、陸軍内の一部署に過ぎない存在...
国王も航空隊の作戦が残忍なものであることは知っていたが、...
この点で陸軍上層部は航空隊に出し抜かれていた。植民戦争終...
ここで強硬策に出ることはクーデターと受け止められかねず、...
そして海軍の独立より2年後、352年に航空隊は空軍として独立...
-部隊編成~
第1航空艦隊・・・首都ケーニヒスベルクを中心とする帝国中枢...
第1~4戦闘航空団~
第1~4爆撃航空団~
第2航空艦隊・・・ゴットリーネンとナタンゲン東部を中心とす...
第27、77戦闘航空団~
第30、54爆撃航空団~
第3航空艦隊・・・ケーニヒスベルク以西、ナタンゲン西部を中...
第6、26戦闘航空団~
第6、26爆撃航空団~
第4航空艦隊・・・アルナウを中心とする帝国東部を担当空域と...
第51~54戦闘航空団~
第55爆撃航空団~
第1~3地上攻撃航空団~
第5航空艦隊・・・ノイハウゼン~ラビアウを中心とする帝国北...
第5戦闘航空団~
第40爆撃航空団~
防空師団・・・都市や工業地帯の拠点防空を担当する、戦闘機と...
*歴史
帝国の歴史はケーニヒスベルク大学の歴史学部に設置された委...
建国50周年を機に国史研究が盛んとなったが、依然文化史と軍...
**建国以前(347年以前)
-植民船団BC110-Aの遭難~
フリューゲル暦340年代初頭、地球を発進したBC110-A植民船...
船団指揮官の乗艦は真っ先に沈められ、逃走に成功した船も混...
生き延びた船の多くは針路を地球に向けようとするが、カール1...
この判断は間違っておらず、地球やフリューゲルへの航路上で...
-フリューゲルへの不時着~
だが、その後の船団が受けた苦難は想像を絶するものであっ...
満足な武装を持つ船は「エムデン」1隻のみであり、その「エム...
船団は落伍や襲撃により1隻、また1隻と数を減らし、さらに通...
多大な出血を伴い、生き残った船も手ひどい損害を負った船団...
カール1世の卓越した指揮でも犠牲は避けられず、1隻の船が沈...
やがて船団はフリューゲル周辺まで到達するものの、多くの船...
-戦争の如き植民~
不時着した船団を待ち受けていたのは過酷な自然環境と敵対...
伝染病や原住民の攻撃により植民は戦争の如き状況を呈し、寒...
船の食糧はこれまでの過程で多くが失われ、土地改良と農場建...
しかし原住民の村を略奪することに時間はかからなかった。そ...
翌年には開墾が進められ、残された植民機材が稼働を開始した...
**建国前後(347年~347年)
-カール1世即位と国家建設~
カール1世はBC110-A船団遭難から原住民との戦争まで一貫し...
そのため、越冬後には自然と生き残りを取りまとめる役割を担...
346年、彼は国王に就任、国家建設を宣言する。
-建国宣言~
347年、ようやく他国との接触に成功。正式に建国を宣言する...
もはや本来の目的地への入植は不可能であり、さらに原住民を...
船団遭難時の状況は伝わっておらず、反乱や脱走を疑われるこ...
それは、これまでカール1世の下で働いていた部下にとっても植...
すなわち、独立を宣言し国家を建設したのである。
-国家の基盤形成~
フリューゲル暦347年10月、普欧帝国として独立した植民者た...
開墾こそ順調に進んだものの、各種物資の生産を始めなければ...
彼らは建国前に発見していた炭鉱の開発を推し進め、森林を伐...
翌年には市場が開かれ、農業生産が安定したことから食品加工...
この帝国初の工場では缶詰などの保存食が製造され、閉鎖まで...
工場は既に取り壊され残っていないが、機械や工具の一部はケ...
|12520期 347年 10月|建国|
|348年 2月|初の市場を建設|
|348年 4月|初の工場を建設|
**産業育成と国家発展(348年~352年)
-各国との経済提携と鉱業開発~
348年~352年は帝国の成長著しい時代であった。~
帝国は348年9月にフリューゲル経済諸国同盟(FENA)へ加盟、...
翌349年8月にはミッドガルド帝国との間で鉄鉱山共同開発が開...
また350年1月、ユーフォリア帝国から20兆Val、建材3億tにも及...
現在も帝国の経済を支えるウラン鉱山、鉄鉱山はこの時建設さ...
-産業育成と首都ケーニヒスベルク設立~
350年12月、ウラン鉱山の麓に発電所が建設され付近の工場へ...
カイザー発電所と呼ばれるこの発電所は特殊な核分裂と核融合...
電力供給を確保した工業界は生産を一挙に拡大し、この時期よ...
この工業振興と連動して商業もまた発展し、同時に進められて...
翌352年に首都ケーニヒスベルクは完成を迎え、カール1世は同...
|348年 9月|FENA加盟|
|349年 8月|ミッドガルド帝国との鉄鉱山共同開発開始(援助物...
|349年 11月|港建設|
|350年 1月|ユーフォリア帝国から無償援助(20兆Val、建材3億...
|350年 2月|ウラン鉱脈発見|
|350年 9月|ミッドガルド帝国との鉄鋼貿易開始|
|350年 12月|発電所建設|
|352年 10月|首都ケーニヒスベルク完成|
**民主化と高度成長の時代(353年~357年)
-カール2世即位と民主化達成~
353年7月、建国以来その責務を全うしてきたカール1世が退位...
カール1世の統治は国家運営の全てに彼が責任を負う形となって...
皮肉なことに、国家発展と領土拡張が順調に進んだことで彼の...
父に代わり国王に就任したカール2世はもはや国王1人による統...
ラジオにて議会開設を宣言し、翌月に第1回帝国議会選挙が実施...
-現代都市建設と高度成長~
354年1月、国家規模の拡大を受けて行政府内に教育とインフ...
同年7月には首都ケーニヒスベルクにケーニヒスベルク大学が設...
この頃、帝国は究極繁栄賞を受賞する程に国家規模を拡大させ...
財政は燃料、鋼鉄の輸出に頼っていた。しかし、これ以上の国...
このため355年には首都機能の更なる拡張と現代都市の建設が実...
これを機に帝国の産業は著しい発展を遂げ、翌356年には工業都...
また、教育制度整備に前後して畜産業振興、インフラ整備、防...
353年~357年の帝国はまさしく高度成長と繁栄の時代にあった...
|353年 3月|何かの卵2個を連続発見、学術調査が行われる|
|353年 4月|繁栄賞を受賞|
|353年 7月|カール1世退位|
|353年 8月|新王カール2世戴冠、議事堂建設、超繁栄賞を受賞|
|353年 11月|畜産場建設|
|354年 1月|首都機能拡張(Lv2)、教育投資開始|
|354年 7月|ケーニヒスベルク大学設立(教育指数30)、重工業へ...
|354年 11月|公共投資開始|
|355年 2月|遊園地建設|
|355年 5月|防災都市化開始|
|355年 7月|首都機能拡張(Lv3)|
|355年 9月|現代都市(クナイプホーフ)建設|
|355年 10月|社会保障制度の整備開始|
|356年 10月|ラビアウ大聖堂(カテドラル)完工、工業都市建設|
|357年 8月|観光都市建設|
**災厄と停滞(358年~372年)
-経済混乱とアルナウ大震災~
しかし358年には、53年から続く好況も終焉を迎え、帝国を深...
この年の1月に開かれた議会では開催初日に国土開発計画の修正...
まず第一に問題となったのが重工業政策の転換である。前年度...
58年には工業生産が頭打ちとなるところまで至ってしまったの...
途絶えることを危惧し、三軍省と軍需省、商工務省から成る委...
長い討議の末、委員会は鋼鉄の軍需産業への集中を決定し、工...
これによる工業生産高の減少により普欧の商業は少なからぬ打...
経済混乱を引き起こすこととなった。~
観光都市計画とは、読んで字の如く観光都市の建設計画であり...
前年度に建設された観光都市周辺では地元住民による観光都市...
これを受けた議会では観光都市計画の見直しを叫ぶ声が高まり...
これらの国土開発計画の挫折と好況の終焉により帝国経済は急...
帝国を襲った。死傷者100万人を越す大惨事となったこの震災は...
と呼ばれる。この大震災と経済失速によって帝国は実に14年に...
-365年不況~
365年、アルナウ大震災と経済失速による不況問題は、365年...
当時、長い不況により企業倒産や労働者の解雇は年を追うごと...
そんな中、365年4月に中小銀行のひとつが取引停止に追い込ま...
後に噂は虚偽と判明するが、これをきっかけに預金引き下ろし...
翌月までに銀行の2割が閉業に追い込まれる事態となった。当然...
失業者はデモを繰り返し、最後には国外へ職を求めて出国する...
この時帝国は超災難賞を受賞している。
|358年 1月|軽工業へ転換、観光都市計画中止|
|359年 4月|アルナウ大震災発生、100万人死傷、災難賞受賞|
|365年 4月|365年不況発生、超災難賞受賞|
|367年 10月|ホーエンローエ内閣解散、ビューロー内閣成立|
**軍拡と宇宙開発、そして経済再建(373年~385年)
-ビューロー内閣による経済再建計画~
365年不況の2年後、議会開設から帝国宰相の座にあったホー...
ホーエンローエ侯爵の辞職の要因としては本人が高齢だったこ...
打てなかったことも見逃すことはできない。後任のビューロー...
彼は就任直後から経済再建に向けて精力的に職務を遂行し、経...
就任から5年後、373年の一般演説で長期不況からの脱出が宣言...
その原動力となったのがビューロー内閣による経済再建計画で...
への再着手、そして軍備拡大とセットとなった宇宙開発である。
-軍拡と宇宙開発~
373年の議会に提出された予算案では科学振興の予算が例年よ...
であると説明されていたが、現在では提出された予算案は軍部...
その思惑とは敵国からのミサイル攻撃を防ぐ防衛衛星や、敵衛...
の開発であり、国家規模の拡大とそれに伴う新たな戦争形態へ...
無論、表面上は気象衛星や観測衛星、迎撃衛星打ち上げによる...
議会も予算案を承認したため同年中にロケット発射台の建設が...
衛星打ち上げには科学省管轄下の宇宙開発機構とケーニヒスベ...
参加し、4度の打ち上げ失敗の後、378年2月14日に気象衛星の打...
その4年後、382年には観測衛星も打ち上げられたが、それと並...
この時、軍高官の間では宇宙開発の進捗が思わしくなく、軍事...
軍事用途の衛星打ち上げまでの間は通常戦力拡大を実施しなけ...
このため、381年には鋼鉄の禁輸政策(ただしティユリア連合王...
|372年 3月|宰相ビューロー、一般演説で不況脱出宣言|
|373年 3月|軍拡が本格的に開始|
|373年 4月|ロケット発射台建造|
|377年10月|建国30周年|
|378年 2月|気象衛星の打ち上げに成功|
|381年 3月|鋼鉄輸出凍結|
|382年 2月|観測衛星の打ち上げ成功|
|384年 11月|第二発電所完工|
**外交への注力、成功と国際情勢の波乱、戦争(386年~398年)
-新外交の展開とその成果~
ビューロー侯爵が宰相の地位にあった期間の中で、最も彼の...
386年は成蘭共和国(現成蘭連邦王国)との間に普成援助・通商...
経済協力関係が構築された年であり、翌87年はエスタニア・ク...
89年は帝国の対外政策のひとつの理念であるケーニヒスベルク...
我が国の謳う搾取的貿易の放棄と共存共栄を旨とする互恵関係...
その成果は普欧の精神と外相を務めた経験のある宰相のリーダ...
-イスアード秘密外交の発覚と大政変
--イスアード秘密外交の発覚~
しかし、ビューロー内閣はケーニヒスベルク議定書可決から...
その原因となったのがアースランド共和国のフィオーレ王国へ...
秘密外交である。当時、フィオーレ王国をいち早く承認したノ...
ミッドガルド帝国、成蘭連邦王国、イスアード教主国との間に...
間では品位に欠けているとしか言い表しようが無い発言の応酬...
391年11月にフィオーレ王国が国家解体宣言と同時にイスアード...
中立を保っていた国内世論は大きく揺さぶられることとなった...
承認する条件としてフィ王国が銀を格安でイスアードに提供す...
ことを要求しており、その際にイスアードが普欧(成蘭商品を...
承認させることを仄めかす内容が記されていた。そしてこの文...
反イスアード色を帯びることとなった。イスアードの取った行...
互恵関係構築を真っ向から否定するものであり、更にはカール2...
ことを表明した際には次のような恫喝めいた回答―「ここで我が...
起こすことも予想されますので。」―を寄こしたことで、同国に...
--挙国一致内閣の樹立とビューロー侯爵退陣~
翌12月には政府は対イスアード断交に踏み切ったが、ビュー...
しかし、年明けには事態は悪化の一途をたどることになる。断...
取引を持ちかけ、更には我が国に「模範的な外交」を求めたこ...
対イスアード宣戦に踏み切ったのである。そして1月16日、この...
開票が行われ、対イスアード強硬路線を主張した進歩党が圧倒...
敗北したことにより全てが決まった。それまで政権の中心を担...
ことによりビューロー内閣は退陣を余儀無くされ、ベートマン...
開戦に否定的だったカール2世陛下も大権行使を拒否したため、...
-新帝即位と対イスアード戦争~
総選挙の翌日、カール2世陛下は退位を表明、1月27日に新帝...
明けてフリューゲル暦392年1月28日、帝国政府はイスアード教...
ここに対イスアード戦争が始まった(戦闘開始は同年4月から)...
この戦争は自身の権力基盤を固める絶好の機会であり、議会演...
一方、政府は宣戦布告に先立ち亡命者受け入れ準備を実施し、...
後者は戦後復興や第三国人の保護に関する立場の違いから実現...
後の普欧・ノ連間の冷戦状態への端緒となったとする学者は多...
戦争自体は終始普欧軍とノ連・南瓜軍優位に進んだものの、...
同国軍の攻撃の苛烈さはヴィルヘルム2世のみならず全国的な抗...
また、ノ連軍の攻撃開始と共にイスアードから我が国に亡命者...
受け入れがスムーズに行われたことから住民とのトラブル等も...
戦争終結を求める声が次第に大きくなるのである。
-戦争終結の過程~
5月に我が軍がイスアード本土への上陸に成功したことにより...
構想は我が国の亡命ビスト人(イスアード人)による新政権成...
戦勝国と国際統治委員会による分割統治構想に分かれており、...
しかし、5月下旬にその状況を一変させる出来事が起きた。教主...
イスカンダル氏は元より戦争を望んでおらず、また4月から開始...
楽観論と敵国の残虐さを強調する側近たちが彼に勝利は近いと...
作戦が開始されるに至ると、もはやこれ以上の犠牲は無用と考...
支配地域へと脱出した。司令官と面会したイスカンダル氏は和...
現地軍はすぐさま普欧本土への移送を手配、翌日普欧に渡った...
一方、教主の降伏により士気を喪失したイスアード軍の抵抗は6...
イスアード政府首脳が逃亡したことで戦闘終結が宣言された。...
講和条約の交渉が行われ、亡命ビスト人政権首相アフメド・カ...
-イスアード戦争の影響~
一年足らずで終結したとはいえ、イスアード戦争が我が国に...
戦争の勝利により新帝ヴィルヘルム2世の権勢は大いに高まり、...
国民統合を推し進めた。というのも、幼少より父親から植民期...
帝国を自身の理想とする国家像に適合させることに情熱を燃や...
そんな彼の目論見にとって追い風となった。ヴィルヘルム2世は...
“世界に冠たる普欧民族は陽のあたる場所を求める”と帝国のフ...
この方針のもと、イスアード戦争後の帝国では戦勝記念碑の建...
それは宗教政策のような社会的なものから学校や職場における...
徹底的に行うことが志向された。本項目の記述も当時のような...
しかし、新帝の目論見は早くも躓くことになるのである。
注)本項はヴィルヘルム2世の崩御後に執筆されている。
**低成長、或いは緩やかな発展(399年~420年)
~以下、執筆中~
*成分分析
(成分解析 on WEBにて実施)~
普欧帝国の72%は希望で出来ています~
普欧帝国の14%は苦労で出来ています~
普欧帝国の9%は気の迷いで出来ています~
普欧帝国の5%はお菓子で出来ています
希望⇒世界平和と富の希求~
苦労⇒紛争解決に腐心する外務省~
気の迷い⇒孤立か介入かで揺れる政軍関係~
お菓子⇒未来を楽観視する国民(含プレイヤー)の甘い性格
*更新履歴
2013/1/28 政治の項目に政党、政策スライダーを追加
2013/2/7 外交の項目に条約追加、概要文に加筆、軍事の項目...
2013/2/9 国土の項目に地図追加、歴史の項目に年表追加、政...
2013/2/19 外交の項目に条約追加、概要文に加筆、国交を有す...
2013/2/21 国土の項目の地図差し替え、偽装基地の位置バラし...
2013/3/6 元首名を新帝のものに変更、外交の項目の国交を有...
2013/3/11 外交の項目の国交を有する国からプロイセンを削除...
2013/3/11 政治の項目に歴代皇帝を追加、外交の項目の更新(...
2013/4/5 政治の項目に三級選挙法廃止を明記、外交の項目の...
2013/4/7 文化の項目を設置
2013/4/19 政治の概要文加筆、文化の項目に政治文化と娯楽を...
2013/6/18 外交の項目を更新(順位変更、帝政フリュー→フリュ...
終了行:
2013/6/18 外交の項目を更新
|国名|普欧帝国|
|国旗|#ref(huou_flag_0.png)|
|元首|ヴィルヘルム3世|
|政体|立憲君主制|
|首都|ケーニヒスベルク|
|人口|約1億人(421年度調査)|
|建国|フリューゲル暦347年10月|
#contents
*国情
**概要
普欧帝国はフリューゲルの比較的北方に位置する国家である。...
(編集者cruisより国号に関して:普欧の普は人間としての普遍...
欧は近現代ヨーロッパ史を専攻しヨーロッパ的価値観と哲学に...
**国土
帝国は南部のプレーゲル川を境にザームラントとナタンゲンに...
#ref(huou_map.jpg)
-ザームラント(居住区)~
プレーゲル川北方の地域。帝国の全住民が居住しており、首都...
---首都ケーニヒスベルク(9,7)~
帝国の首都。行政機関と大企業本社の所在地であり、要人や高...
---クナイプホーフ(9,6)~
ケーニヒスベルクに隣接する大都市。フリューゲル暦355年に建...
---ケーニヒスベルク港(7,8)~
349年にミッドガルド帝国の支援により建設された港。帝国の対...
---帝国議会(7,6)~
353年に議会王カール2世の即位と共に設立された議会。首都と...
---ノイハウゼン(ケーニヒスベルク北東部)~
ケーニヒスベルク北東地域。農業が盛んであり、農作物加工を...
---アルナウ(ザームラント東部)~
ザームラント東部地域。都市化が進んでおり、ケーニヒスベル...
---ゴットリーネン(ザームラント南部)~
ザームラント南部地域。都市化が進展する一方で、プレーゲル...
--ラビアウ地方(ザームラント北東部)~
ザームラント北東の特別産業区。建材工場や軍需工場、ロケッ...
---ラビアウ総督府(17,4)~
ラビアウ地方総督の庁舎。同地は特別産業区に指定されており...
---第二発電所(8,13)~
384年に完工した発電所。下記のカイザー発電所の運用データを...
---ロケット発射台Nr.1(16,3)~
373年に完成したロケット発射台、Nr.1はNo.1を指す。宇宙産業...
地球時代の科学者の名にあやかり「フォン・ブラウン発射台」...
---ラビアウ大聖堂(16,4)~
356年に完成した大聖堂、国宝に指定されている。寒冷で痩せた...
---国立墓地(14,1)~
船団遭難や植民戦争の犠牲者のために設立された墓地。遺体の...
---ノイハウゼン大社(14,2)~
東北地域の農民が豊作を祈願して独自に建立した神社。(15,3)...
-ナタンゲン(産業区)~
プレーゲル川南方の地域。帝国の産業が集中しており、商工業...
---商業区画(4,18)~
ナタンゲン西部の国営市場が集中する区画。ケーニヒスベルク...
---カイザー発電所(8,13)~
350年に建設された発電所。発展核融合式を採用しており、産業...
---農業区画A(18,18)~
かつて東部に存在した農業区画。プレーゲル川の水供給を受け...
---農業区画B(4,18)~
かつて西部に存在した農業区画。海水浄化施設を併設し家畜用...
**文化
階層ごとに異なる文化が根付いている。政治家や弁護士、教育...
地球時代の古典やラテン語を諳んじるのがステイタスとされて...
普欧には他国からの移民も多く存在するため、多様な文化がモ...
特に若い世代では諸文化の融合が積極的に行われる傾向があり...
とはいえ、これは最近になって見られるようになったものであ...
下層市民層の間には非常に敬虔主義的なキリスト教文化が存在...
文化的差異があり、移民が多い中部~南部は良く言えば寛容な...
北部は敬虔主義が根強く残る社会であると言える。また北部は...
-政治文化~
徹底した中庸主義と地方分権を特徴とする。植民戦争や対イス...
懐疑が広まった結果、ヴィルヘルム2世統治期から外交、軍事な...
動きが強まった(皮肉にも、これはヴィルヘルム2世の目指した...
共産主義国家が次々に誕生した440年代には地方分権の動きは一...
重視されるようになっている。これは、少数派や弱者の権利擁...
制度の整備も大事だが、地域や市町村などのミニマムな単位で...
また、少数の経済的強者による多数の経済的弱者の支配を是と...
累進課税や寄付・喜捨の文化が根強い。なお、このような態度...
低所得者層であってもクリスマスシーズンには寄付や無償での...
が当然のこととされている。このような地域志向は政治に限ら...
-音楽~
音楽は普欧における主要な文化の一つであると言える。入植時...
ある時には勇壮な軍歌、ある時には祈りと共に唱える讃美歌、...
やがて帝国が安定を迎えると新たな音楽の潮流が生まれ、普欧...
クラシック音楽の人気が高く、上層市民はもとより他の階層に...
有名であり、中でもケーニヒスベルク・フィルハーモニー管弦...
一方で街中では小規模な音楽ホールから路地裏まで含む多くの...
中には店舗での演奏を依頼されたり、プロデビューする個人や...
-食事~
寒冷な気候であるため伝統料理には脂っこいものが多い。冷め...
また沿岸部では魚介と酢を組み合わせたさっぱりした料理が食...
畜産業が発達しているためソーセージなどの加工肉の生産・消...
なお、畜産業と異なり農業は経済的発展と商業化の進展で弱体...
普欧の食卓はより鮮やかになっている。だがそんな中でもジャ...
-スポーツ~
普欧では地域毎に異なるスポーツ文化が存在している。北部で...
祝日になると近所同士、最も規模の大きい時には街区同士が対...
都市部ではスポーツよりも体操に力が入れられており、ほとん...
また夏季の長期休暇時に都市部の学校の子供達が山林でのキャ...
一方で中部~南部にかけては他国でもメジャーなスポーツの人...
スポーツに限らず多くの分野でアマチュアリズムが徹底してい...
-娯楽~
音楽やスポーツ以外の分野では非電源系のゲームが盛ん。トラ...
最も人気があるのは人生ゲームやクリークスシュピールなどの...
在郷軍人会が自分たちの所属した連隊に関するゲームを製作し...
また、議事堂周辺の国立公園内には植物園が建てられており景...
丸一日かけてくつろぐにもうってつけの場所である。
**政治
当初はカール1世が国政を取り仕切っていたが、カール2世時代...
議会は上院、下院の二院制。ただし選挙が実施されるのは下院...
下院は選挙で選出された議員により構成され、任期は4年である...
いたが、463年に廃止された。また、440年代には州、県、各市...
外交や軍事などの事項を除いて地方自治が徹底されるようにな...
皇帝は上下院に教書を提出することで政治に関与することが可...
-帝国参議院(上院) 20議席
|地域|議席|
|ザームラント中央| 5 |
|ザームラント北西| 1 |
|ザームラント東部| 6 |
|ザームラント南東| 3 |
|ラビアウ地方| 1 |
|ナタンゲン| 4 |
-帝国議会(下院) 450議席(424年現在)
|政党|議席|
|社会民主党| 117 |
|中央党| 105 |
|進歩党| 99 |
|キリスト教民主同盟| 90 |
|保守党| 20 |
|その他| 18 |
-政党
--社会民主党~
中道左派。党名の通り社会民主主義を奉じており急進主義的な...
結党当初こそ革命思想家たちが出入りしていたものの、ビュー...
--中央党~
中道。カトリック政党であり、帝国内では少数派であるカトリ...
元々農民層を支持基盤としていたが、労働者や自営業者等にも...
--進歩党~
中道右派。元々は自由主義政党であったが、360年代の不況期か...
介入主義の色彩が強く、軍拡路線と相まって左派政党から軍国...
--キリスト教民主同盟~
中道右派。極端な自由主義を戒めているものの社会主義、共産...
支持基盤は資本家階級や商人層だが進歩党との喰い合いになっ...
--保守党~
右派。東北部の地主や名望家を支持基盤とする保守政党。軍人...
--共産党~
左派。党員の多くが社会民主党を離脱した急進派グループ。社...
-歴代皇帝
|カール1世(建国王)|在位346~353年|
|カール2世(議会王)|在位353~392年|
|ヴィルヘルム2世|在位392~459年|
|ヴィルヘルム3世|在位459~|
-歴代宰相
|ホーエンローエ侯爵|353~367年|
|ビューロー侯爵|367~392年|
|ベートマン・ホルヴェーク侯爵|392~411年|
|A・ツィンメルマン|411~428年|
|G・キュールマン|428~460年|
|G・ハルテ|460~|
-政策スライダー
|民主的|-◆-----|独裁的|
|政治的左派|--◆----|政治的右派|
|開放社会|---◆---|閉鎖社会|
|自由経済|-◆-----|中央計画経済|
|常備軍|◆------|徴兵軍|
|タカ派|-----◆-|ハト派|
|介入主義|◆------|孤立主義|
**経済
ウランと鉄鉱石を産出するため、電力と鋼鉄を利用した軍需品...
寒冷な気候だが、天候操作可能なドーム型農業により農業生産...
また、安定した穀物生産は食品加工と牧畜を発展させた。~
ケーニヒスベルク港を貿易港として各国との商取引を行ってい...
対外貿易に際しては他国を経済的隷属関係に置くことを望まず...
「互恵関係で結ばれた自由と繁栄の経済的枠組み」の拡大を目...
-農業、畜産業~
主要作物は小麦とジャガイモ。ドーム型農場では野菜の他に大...
畜産業の主力は牛であり、良質な飼料と行き届いた管理によっ...
かつては消費分の食糧を自国で賄えていたが、現在は穀物や飼...
---IGファルベン~
複数の化学産業が合併して設立した会社。帝国の化学産業の...
この会社の化学肥料が無ければ農業は成り立たない。また工...
-工業~
かつては重工業が志向されたが、資源不足により軽工業が主流...
食品加工が盛んで、入植期から続く缶詰製造や伝統的なビール...
特にビールとチーズの質は国内外で絶賛されており、食卓から...
---ノイハウゼン醸造所~
国内最大のビール醸造所。地球時代からの伝統「ビールは、...
---普欧重工業~
機械類、精密機器の製作を担っている。また帝国最大の軍需...
自動車や航空機の製作も行っており、ライバル企業との競争...
-商業~
多くの人口を有する帝国は巨大な市場でもある。それ故、国内...
日用品から工業用機械まで取り扱うモノは様々であり、これら...
---普欧証券取引所~
帝国の株式、債券取引の中枢。石造りの古めかしい建物が特...
---普欧商事~
半国営の商社であり、帝国唯一の総合商社。官民の区別なく...
**外交
ノイエクルス自由国と冷戦状態にあったが、相互不可侵条約の...
それ以外の国との関係は良好。特に紛争も抱えていない。~
大国としての矜持を重んじ、他国への開発・経済支援を先進国...
平和主義を標榜し武力による強硬外交を控えているが、自国の...
フリューゲル暦392年、国際社会への挑発を繰り返すイスアード...
348年にフリューゲル経済諸国同盟(FENA)に加盟、ティユ...
402年に普欧・ティユリア神聖同盟を結成。世界平和と世界経済...
-締結した条約(失効したもの、経済協定を除く)~
・普欧・華夏不可侵条約(456年)~
・普欧・華夏安全保障条約(同上)~
・普欧・ガトーヴィチ不可侵条約(454年)~
・普欧・ブリテン不可侵条約(437年)~
・普欧・タヂカラオ不可侵条約(406年)~
・カレストノープル条約(402年)~
・ノイエクルス・普欧不可侵条約(400年)~
・普成不可侵条約(398年)~
・フリューゲル経済諸国同盟条約(348年)
-国交を有する国(475年3月下旬現在)
|国名|国際関係|国家評、備考|
|ノイエクルス自由国|普通|我が国の掲げる互恵の理念から最も...
|聖マズダー教国|良好|宗教と議会主義、社会主義の融合はどの...
|レゴリス帝国|良好|国家社会主義を標榜しつつもハト派で国際...
|ティユリア連合王国|良好|同盟国、FENA創設時に見せてくれた...
|成蘭連邦王国|良好|同盟国、幅広い国と交流を持っているため...
|神聖ローマ帝国|普通|かなり商業化が進んでおり神聖と言うに...
|中夏民国|良好|安保締結、東方諸国随一の大国、最近良くも悪...
|ミッドガルド帝国|普通|墺宣戦問題で印象悪化、かつて我が国...
|神桜皇国|普通|同国の議会開設は望ましいことだ、Wiki編集マ...
|フリュー二重帝国|普通|帝政復古したものの最近迷走している|
|ブリテン王国|良好|我が国最大の商品輸入先、国内成長も限界...
|タピオカ連邦共和国|良好|FENA加盟国、同国と成蘭、ブリテン...
|スオミ王国|普通|フリューと同じく人口に対して産業が未発達...
|エルジア共和国|普通|首相の名前的に空軍部隊を送りこめば同...
|シュレジエン共和国|普通|墺宣戦問題で印象悪化、この国に陸...
|アクアマリン王国|良好|安保締結、完全平和主義を宣言してお...
|タヂカラオ国|普通|昔ならいざ知らず、今は動かざること山の...
|ルメートラ王国|良好|FENA加盟国、同国の石油資源は我が国の...
|ガトーヴィチ帝国|良好|停滞からの脱却は成るか?コルホーズ...
|クルジスタン共和国|普通|墺宣戦問題で印象悪化、もっと主体...
|龍鮮王国|良好|我が国最大の燃料輸入先、最近は右傾化が流行...
|ブリュノール共和国|普通|プロシャ問題やFSIで提携、密な連...
|大石動帝国|普通|同国のWikiページの雰囲気は我が国とは違い...
|南瓜共和国|普通|小国ながらフリューゲル最高の幸福度を記録...
|コンポ共和国|普通|政治顧問団派遣、色々と危うかったが何と...
|ファイアリヒ連邦共和国|普通|地方分権志向が強く、同国のWi...
|ティ・ラフィール連合国|普通|係争事項なし、評価は定まって...
|オーレン群島共和国|普通|係争事項なし、何か我が国との接点...
|フィーザ・ガナード連合帝国|普通|燃料取引実施中、今後の関...
|ルーシェベルギアス公国|普通|所謂ミニ国家、元首が夢魔とい...
*軍事
陸海空軍の三軍からなる。帝国徴兵法により20歳の男子は2年間...
植民時代から陸軍の力が強く、ミサイル運用も陸軍の管轄であ...
三軍、特に陸軍と空軍の対立が根深く、兵員分配から兵器開発...
豊富な軍需品供給能力を背景に砲兵、爆撃機戦力の増強に努め...
**陸軍
かつての植民戦争で矢面に立ち戦った(というより海空軍は当...
しかし内部では砲兵閥と装甲閥の対立を抱えており、装備調達...
最近では自走砲と移動式ミサイル発射機の管轄を巡って激論が...
とはいえ、空軍との抗争に際しては各派閥とも陸軍全体の利害...
また最大勢力を誇る歩兵閥が軍政安定を志向しており、君主の...
なお、通常歩兵とは別に山岳戦を専門とする山岳猟兵部隊が設...
自他共にエリートと認める山岳猟兵は帝国臣民の憧れの的であ...
除隊後も登山活動を続ける者は多く、各連隊では出身アルピニ...
-兵科~
歩兵科・・・通常歩兵、山岳猟兵、降下猟兵からなる陸軍最大の...
装甲科・・・戦車、駆逐戦車、装甲擲弾兵からなる兵科、砲兵科...
砲兵科・・・各種火砲、突撃砲、自走砲、各種ミサイル、野戦防...
偵察科・・・諸兵科連合の偵察部隊、特殊部隊、陸軍直協航空隊...
権限が与えられ、偵察のみならず着弾観測や後...
工兵科・・・戦闘工兵と建設工兵からなる兵科、他科と比べると...
通信科・・・通信連絡部隊と電子戦部隊からなる兵科、偵察科と...
整備科・・・車両整備部隊と火器管理部隊、その他機材の管理部...
需品科・・・燃料輸送部隊とその他物資の輸送部隊からなる兵科...
送車両により行われるため需品科は物資輸送に...
衛生科・・・医療部隊と衛生管理部隊、NBC防護部隊からなる兵...
憲兵科・・・一般憲兵と野戦憲兵からなる兵科、軍内の秩序維持...
**海軍
陸軍に次いで創設されたものの、372年に艦隊が建造されるまで...
建国当初、帝国は陸上での農業に国家の基盤を置いており、海...
他国との貿易が始まる350年になって海軍は陸軍(驚くべきこと...
この状態が長く続いた要因は陸空軍の力が強かったこともある...
この事件は帝国沿岸を海賊船が荒らしたものであるが、事件後...
海軍の軍拡派と工業界はこの流れを利用し、世論に艦隊建造の...
現在海軍は基幹戦力として戦艦1個戦隊と空母打撃群4個を整備...
沿岸防御に6艦隊を保有しており、他国の軍事力と比較しても領...
-保有艦隊~
第1戦艦戦隊~
第1空母打撃群「ピングイン」~
第2空母打撃群「トール」~
第3空母打撃群「アトランティス」~
第4空母打撃群「ミヒェル」~
第1艦隊(第1、第3巡洋艦戦隊、第1、第3駆逐戦隊)~
第2艦隊(第2巡洋艦戦隊、第2駆逐戦隊)~
予備艦隊(第4~6巡洋艦戦隊、第4~12駆逐戦隊他)~
第1~6沿岸防衛艦隊~
第1~12潜水戦隊~
練習艦隊
**空軍
三軍の中では創設が最も遅れたものの、現在は陸軍に次ぐ権勢...
海軍と同じく当初は陸軍航空隊として発足しており、陸軍とは...
植民戦争中、原住民の襲撃を退けた陸軍は攻撃に転じる際に航...
この作戦は成功し、航空隊は後の原住民殲滅戦でも重要な役割...
効果は絶大であった。遠征に出る陸軍には兵站など様々な問題...
冬の到来までに原住民の村の殆どは空からの攻撃を受け、原住...
このように航空隊は大きな戦果を挙げたものの、植民戦争の終...
余りにも彼らの作戦は上手くいったため、陸軍上層部は陸軍の...
実際、戦争を通して航空隊は規模を拡大させ、次第に陸兵を嘲...
その後、海軍が陸軍から独立すると陸軍航空隊の内部にも空軍...
いくら規模が大きいとはいえ、陸軍内の一部署に過ぎない存在...
国王も航空隊の作戦が残忍なものであることは知っていたが、...
この点で陸軍上層部は航空隊に出し抜かれていた。植民戦争終...
ここで強硬策に出ることはクーデターと受け止められかねず、...
そして海軍の独立より2年後、352年に航空隊は空軍として独立...
-部隊編成~
第1航空艦隊・・・首都ケーニヒスベルクを中心とする帝国中枢...
第1~4戦闘航空団~
第1~4爆撃航空団~
第2航空艦隊・・・ゴットリーネンとナタンゲン東部を中心とす...
第27、77戦闘航空団~
第30、54爆撃航空団~
第3航空艦隊・・・ケーニヒスベルク以西、ナタンゲン西部を中...
第6、26戦闘航空団~
第6、26爆撃航空団~
第4航空艦隊・・・アルナウを中心とする帝国東部を担当空域と...
第51~54戦闘航空団~
第55爆撃航空団~
第1~3地上攻撃航空団~
第5航空艦隊・・・ノイハウゼン~ラビアウを中心とする帝国北...
第5戦闘航空団~
第40爆撃航空団~
防空師団・・・都市や工業地帯の拠点防空を担当する、戦闘機と...
*歴史
帝国の歴史はケーニヒスベルク大学の歴史学部に設置された委...
建国50周年を機に国史研究が盛んとなったが、依然文化史と軍...
**建国以前(347年以前)
-植民船団BC110-Aの遭難~
フリューゲル暦340年代初頭、地球を発進したBC110-A植民船...
船団指揮官の乗艦は真っ先に沈められ、逃走に成功した船も混...
生き延びた船の多くは針路を地球に向けようとするが、カール1...
この判断は間違っておらず、地球やフリューゲルへの航路上で...
-フリューゲルへの不時着~
だが、その後の船団が受けた苦難は想像を絶するものであっ...
満足な武装を持つ船は「エムデン」1隻のみであり、その「エム...
船団は落伍や襲撃により1隻、また1隻と数を減らし、さらに通...
多大な出血を伴い、生き残った船も手ひどい損害を負った船団...
カール1世の卓越した指揮でも犠牲は避けられず、1隻の船が沈...
やがて船団はフリューゲル周辺まで到達するものの、多くの船...
-戦争の如き植民~
不時着した船団を待ち受けていたのは過酷な自然環境と敵対...
伝染病や原住民の攻撃により植民は戦争の如き状況を呈し、寒...
船の食糧はこれまでの過程で多くが失われ、土地改良と農場建...
しかし原住民の村を略奪することに時間はかからなかった。そ...
翌年には開墾が進められ、残された植民機材が稼働を開始した...
**建国前後(347年~347年)
-カール1世即位と国家建設~
カール1世はBC110-A船団遭難から原住民との戦争まで一貫し...
そのため、越冬後には自然と生き残りを取りまとめる役割を担...
346年、彼は国王に就任、国家建設を宣言する。
-建国宣言~
347年、ようやく他国との接触に成功。正式に建国を宣言する...
もはや本来の目的地への入植は不可能であり、さらに原住民を...
船団遭難時の状況は伝わっておらず、反乱や脱走を疑われるこ...
それは、これまでカール1世の下で働いていた部下にとっても植...
すなわち、独立を宣言し国家を建設したのである。
-国家の基盤形成~
フリューゲル暦347年10月、普欧帝国として独立した植民者た...
開墾こそ順調に進んだものの、各種物資の生産を始めなければ...
彼らは建国前に発見していた炭鉱の開発を推し進め、森林を伐...
翌年には市場が開かれ、農業生産が安定したことから食品加工...
この帝国初の工場では缶詰などの保存食が製造され、閉鎖まで...
工場は既に取り壊され残っていないが、機械や工具の一部はケ...
|12520期 347年 10月|建国|
|348年 2月|初の市場を建設|
|348年 4月|初の工場を建設|
**産業育成と国家発展(348年~352年)
-各国との経済提携と鉱業開発~
348年~352年は帝国の成長著しい時代であった。~
帝国は348年9月にフリューゲル経済諸国同盟(FENA)へ加盟、...
翌349年8月にはミッドガルド帝国との間で鉄鉱山共同開発が開...
また350年1月、ユーフォリア帝国から20兆Val、建材3億tにも及...
現在も帝国の経済を支えるウラン鉱山、鉄鉱山はこの時建設さ...
-産業育成と首都ケーニヒスベルク設立~
350年12月、ウラン鉱山の麓に発電所が建設され付近の工場へ...
カイザー発電所と呼ばれるこの発電所は特殊な核分裂と核融合...
電力供給を確保した工業界は生産を一挙に拡大し、この時期よ...
この工業振興と連動して商業もまた発展し、同時に進められて...
翌352年に首都ケーニヒスベルクは完成を迎え、カール1世は同...
|348年 9月|FENA加盟|
|349年 8月|ミッドガルド帝国との鉄鉱山共同開発開始(援助物...
|349年 11月|港建設|
|350年 1月|ユーフォリア帝国から無償援助(20兆Val、建材3億...
|350年 2月|ウラン鉱脈発見|
|350年 9月|ミッドガルド帝国との鉄鋼貿易開始|
|350年 12月|発電所建設|
|352年 10月|首都ケーニヒスベルク完成|
**民主化と高度成長の時代(353年~357年)
-カール2世即位と民主化達成~
353年7月、建国以来その責務を全うしてきたカール1世が退位...
カール1世の統治は国家運営の全てに彼が責任を負う形となって...
皮肉なことに、国家発展と領土拡張が順調に進んだことで彼の...
父に代わり国王に就任したカール2世はもはや国王1人による統...
ラジオにて議会開設を宣言し、翌月に第1回帝国議会選挙が実施...
-現代都市建設と高度成長~
354年1月、国家規模の拡大を受けて行政府内に教育とインフ...
同年7月には首都ケーニヒスベルクにケーニヒスベルク大学が設...
この頃、帝国は究極繁栄賞を受賞する程に国家規模を拡大させ...
財政は燃料、鋼鉄の輸出に頼っていた。しかし、これ以上の国...
このため355年には首都機能の更なる拡張と現代都市の建設が実...
これを機に帝国の産業は著しい発展を遂げ、翌356年には工業都...
また、教育制度整備に前後して畜産業振興、インフラ整備、防...
353年~357年の帝国はまさしく高度成長と繁栄の時代にあった...
|353年 3月|何かの卵2個を連続発見、学術調査が行われる|
|353年 4月|繁栄賞を受賞|
|353年 7月|カール1世退位|
|353年 8月|新王カール2世戴冠、議事堂建設、超繁栄賞を受賞|
|353年 11月|畜産場建設|
|354年 1月|首都機能拡張(Lv2)、教育投資開始|
|354年 7月|ケーニヒスベルク大学設立(教育指数30)、重工業へ...
|354年 11月|公共投資開始|
|355年 2月|遊園地建設|
|355年 5月|防災都市化開始|
|355年 7月|首都機能拡張(Lv3)|
|355年 9月|現代都市(クナイプホーフ)建設|
|355年 10月|社会保障制度の整備開始|
|356年 10月|ラビアウ大聖堂(カテドラル)完工、工業都市建設|
|357年 8月|観光都市建設|
**災厄と停滞(358年~372年)
-経済混乱とアルナウ大震災~
しかし358年には、53年から続く好況も終焉を迎え、帝国を深...
この年の1月に開かれた議会では開催初日に国土開発計画の修正...
まず第一に問題となったのが重工業政策の転換である。前年度...
58年には工業生産が頭打ちとなるところまで至ってしまったの...
途絶えることを危惧し、三軍省と軍需省、商工務省から成る委...
長い討議の末、委員会は鋼鉄の軍需産業への集中を決定し、工...
これによる工業生産高の減少により普欧の商業は少なからぬ打...
経済混乱を引き起こすこととなった。~
観光都市計画とは、読んで字の如く観光都市の建設計画であり...
前年度に建設された観光都市周辺では地元住民による観光都市...
これを受けた議会では観光都市計画の見直しを叫ぶ声が高まり...
これらの国土開発計画の挫折と好況の終焉により帝国経済は急...
帝国を襲った。死傷者100万人を越す大惨事となったこの震災は...
と呼ばれる。この大震災と経済失速によって帝国は実に14年に...
-365年不況~
365年、アルナウ大震災と経済失速による不況問題は、365年...
当時、長い不況により企業倒産や労働者の解雇は年を追うごと...
そんな中、365年4月に中小銀行のひとつが取引停止に追い込ま...
後に噂は虚偽と判明するが、これをきっかけに預金引き下ろし...
翌月までに銀行の2割が閉業に追い込まれる事態となった。当然...
失業者はデモを繰り返し、最後には国外へ職を求めて出国する...
この時帝国は超災難賞を受賞している。
|358年 1月|軽工業へ転換、観光都市計画中止|
|359年 4月|アルナウ大震災発生、100万人死傷、災難賞受賞|
|365年 4月|365年不況発生、超災難賞受賞|
|367年 10月|ホーエンローエ内閣解散、ビューロー内閣成立|
**軍拡と宇宙開発、そして経済再建(373年~385年)
-ビューロー内閣による経済再建計画~
365年不況の2年後、議会開設から帝国宰相の座にあったホー...
ホーエンローエ侯爵の辞職の要因としては本人が高齢だったこ...
打てなかったことも見逃すことはできない。後任のビューロー...
彼は就任直後から経済再建に向けて精力的に職務を遂行し、経...
就任から5年後、373年の一般演説で長期不況からの脱出が宣言...
その原動力となったのがビューロー内閣による経済再建計画で...
への再着手、そして軍備拡大とセットとなった宇宙開発である。
-軍拡と宇宙開発~
373年の議会に提出された予算案では科学振興の予算が例年よ...
であると説明されていたが、現在では提出された予算案は軍部...
その思惑とは敵国からのミサイル攻撃を防ぐ防衛衛星や、敵衛...
の開発であり、国家規模の拡大とそれに伴う新たな戦争形態へ...
無論、表面上は気象衛星や観測衛星、迎撃衛星打ち上げによる...
議会も予算案を承認したため同年中にロケット発射台の建設が...
衛星打ち上げには科学省管轄下の宇宙開発機構とケーニヒスベ...
参加し、4度の打ち上げ失敗の後、378年2月14日に気象衛星の打...
その4年後、382年には観測衛星も打ち上げられたが、それと並...
この時、軍高官の間では宇宙開発の進捗が思わしくなく、軍事...
軍事用途の衛星打ち上げまでの間は通常戦力拡大を実施しなけ...
このため、381年には鋼鉄の禁輸政策(ただしティユリア連合王...
|372年 3月|宰相ビューロー、一般演説で不況脱出宣言|
|373年 3月|軍拡が本格的に開始|
|373年 4月|ロケット発射台建造|
|377年10月|建国30周年|
|378年 2月|気象衛星の打ち上げに成功|
|381年 3月|鋼鉄輸出凍結|
|382年 2月|観測衛星の打ち上げ成功|
|384年 11月|第二発電所完工|
**外交への注力、成功と国際情勢の波乱、戦争(386年~398年)
-新外交の展開とその成果~
ビューロー侯爵が宰相の地位にあった期間の中で、最も彼の...
386年は成蘭共和国(現成蘭連邦王国)との間に普成援助・通商...
経済協力関係が構築された年であり、翌87年はエスタニア・ク...
89年は帝国の対外政策のひとつの理念であるケーニヒスベルク...
我が国の謳う搾取的貿易の放棄と共存共栄を旨とする互恵関係...
その成果は普欧の精神と外相を務めた経験のある宰相のリーダ...
-イスアード秘密外交の発覚と大政変
--イスアード秘密外交の発覚~
しかし、ビューロー内閣はケーニヒスベルク議定書可決から...
その原因となったのがアースランド共和国のフィオーレ王国へ...
秘密外交である。当時、フィオーレ王国をいち早く承認したノ...
ミッドガルド帝国、成蘭連邦王国、イスアード教主国との間に...
間では品位に欠けているとしか言い表しようが無い発言の応酬...
391年11月にフィオーレ王国が国家解体宣言と同時にイスアード...
中立を保っていた国内世論は大きく揺さぶられることとなった...
承認する条件としてフィ王国が銀を格安でイスアードに提供す...
ことを要求しており、その際にイスアードが普欧(成蘭商品を...
承認させることを仄めかす内容が記されていた。そしてこの文...
反イスアード色を帯びることとなった。イスアードの取った行...
互恵関係構築を真っ向から否定するものであり、更にはカール2...
ことを表明した際には次のような恫喝めいた回答―「ここで我が...
起こすことも予想されますので。」―を寄こしたことで、同国に...
--挙国一致内閣の樹立とビューロー侯爵退陣~
翌12月には政府は対イスアード断交に踏み切ったが、ビュー...
しかし、年明けには事態は悪化の一途をたどることになる。断...
取引を持ちかけ、更には我が国に「模範的な外交」を求めたこ...
対イスアード宣戦に踏み切ったのである。そして1月16日、この...
開票が行われ、対イスアード強硬路線を主張した進歩党が圧倒...
敗北したことにより全てが決まった。それまで政権の中心を担...
ことによりビューロー内閣は退陣を余儀無くされ、ベートマン...
開戦に否定的だったカール2世陛下も大権行使を拒否したため、...
-新帝即位と対イスアード戦争~
総選挙の翌日、カール2世陛下は退位を表明、1月27日に新帝...
明けてフリューゲル暦392年1月28日、帝国政府はイスアード教...
ここに対イスアード戦争が始まった(戦闘開始は同年4月から)...
この戦争は自身の権力基盤を固める絶好の機会であり、議会演...
一方、政府は宣戦布告に先立ち亡命者受け入れ準備を実施し、...
後者は戦後復興や第三国人の保護に関する立場の違いから実現...
後の普欧・ノ連間の冷戦状態への端緒となったとする学者は多...
戦争自体は終始普欧軍とノ連・南瓜軍優位に進んだものの、...
同国軍の攻撃の苛烈さはヴィルヘルム2世のみならず全国的な抗...
また、ノ連軍の攻撃開始と共にイスアードから我が国に亡命者...
受け入れがスムーズに行われたことから住民とのトラブル等も...
戦争終結を求める声が次第に大きくなるのである。
-戦争終結の過程~
5月に我が軍がイスアード本土への上陸に成功したことにより...
構想は我が国の亡命ビスト人(イスアード人)による新政権成...
戦勝国と国際統治委員会による分割統治構想に分かれており、...
しかし、5月下旬にその状況を一変させる出来事が起きた。教主...
イスカンダル氏は元より戦争を望んでおらず、また4月から開始...
楽観論と敵国の残虐さを強調する側近たちが彼に勝利は近いと...
作戦が開始されるに至ると、もはやこれ以上の犠牲は無用と考...
支配地域へと脱出した。司令官と面会したイスカンダル氏は和...
現地軍はすぐさま普欧本土への移送を手配、翌日普欧に渡った...
一方、教主の降伏により士気を喪失したイスアード軍の抵抗は6...
イスアード政府首脳が逃亡したことで戦闘終結が宣言された。...
講和条約の交渉が行われ、亡命ビスト人政権首相アフメド・カ...
-イスアード戦争の影響~
一年足らずで終結したとはいえ、イスアード戦争が我が国に...
戦争の勝利により新帝ヴィルヘルム2世の権勢は大いに高まり、...
国民統合を推し進めた。というのも、幼少より父親から植民期...
帝国を自身の理想とする国家像に適合させることに情熱を燃や...
そんな彼の目論見にとって追い風となった。ヴィルヘルム2世は...
“世界に冠たる普欧民族は陽のあたる場所を求める”と帝国のフ...
この方針のもと、イスアード戦争後の帝国では戦勝記念碑の建...
それは宗教政策のような社会的なものから学校や職場における...
徹底的に行うことが志向された。本項目の記述も当時のような...
しかし、新帝の目論見は早くも躓くことになるのである。
注)本項はヴィルヘルム2世の崩御後に執筆されている。
**低成長、或いは緩やかな発展(399年~420年)
~以下、執筆中~
*成分分析
(成分解析 on WEBにて実施)~
普欧帝国の72%は希望で出来ています~
普欧帝国の14%は苦労で出来ています~
普欧帝国の9%は気の迷いで出来ています~
普欧帝国の5%はお菓子で出来ています
希望⇒世界平和と富の希求~
苦労⇒紛争解決に腐心する外務省~
気の迷い⇒孤立か介入かで揺れる政軍関係~
お菓子⇒未来を楽観視する国民(含プレイヤー)の甘い性格
*更新履歴
2013/1/28 政治の項目に政党、政策スライダーを追加
2013/2/7 外交の項目に条約追加、概要文に加筆、軍事の項目...
2013/2/9 国土の項目に地図追加、歴史の項目に年表追加、政...
2013/2/19 外交の項目に条約追加、概要文に加筆、国交を有す...
2013/2/21 国土の項目の地図差し替え、偽装基地の位置バラし...
2013/3/6 元首名を新帝のものに変更、外交の項目の国交を有...
2013/3/11 外交の項目の国交を有する国からプロイセンを削除...
2013/3/11 政治の項目に歴代皇帝を追加、外交の項目の更新(...
2013/4/5 政治の項目に三級選挙法廃止を明記、外交の項目の...
2013/4/7 文化の項目を設置
2013/4/19 政治の概要文加筆、文化の項目に政治文化と娯楽を...
2013/6/18 外交の項目を更新(順位変更、帝政フリュー→フリュ...
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