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ビスト・ガルジャーラ  イスアード王国国営放送。
3月 27 (木曜日) 2008
バレット氏暗殺される 15:00   
王国治安当局は155年12月24日午後3時ごろ、前首相候補でありルカ前国王とともに民主化運動推進派であったマース・バレット外相(50)が演説中に凶弾に倒れたと発表した。

バレット外相はラヴィル民主統一戦線主催の聖夜祭で演壇に上がり約20分間演説を行った。演説が終盤に差し掛かったころ、数発の銃声と同時にバレット氏は演壇上で倒れた。同氏は数時間後、首都の王立病院で死亡が確認された。

犯人は熱狂的絶対王政派の学生ボーン・コット容疑者(23)。

しかし警察当局は「精神異常につき責任能力はない」として不起訴処分とした。

バレット氏の死により、一時は吹き返した民主化の芽は再び摘み取られる結果となった。

国王クラウス1世および王佐・カミュ大公は今回の事件については何もコメントしておらず、政府による意図的な暗殺であると見られている。



==いまだ各地で暴動==

国外亡命者が増加する中、首都をはじめとする王国の主要都市で大規模な暴動が発生。軍による鎮圧が行われたが、暴動は収まるどころか全国に拡大している模様。

一方でラヴィル共産党が東部山中で武力蜂起を計画しているとの情報もあり、内戦の危機さえある。

各国の外務省は渡航情報でラヴィル王国の危険度をレベル4にまで引き上げ、大使館は一時本国、もしくは周辺国に避難する事態になった。
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国政さらに混乱 00:30   
ラヴィル王国において国民が国外亡命するという事態が相次いでいる。

国民の多くはカミュ大公の反民主化への動きに反発しており、また、かねてからの財政難から来る強制的徴税により反政府感情が絶頂に達した証といえる。

カミュ大公は午後の会見で不法国外逃亡者は警告なしに射殺するという命令を国境警備隊に命じたと発表。

しかし、人道上の理由からこれらの行為を非難する国も多く、今後国際的にどういう弁明をするのかが注目されている。
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