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2012 | 03 | 04
ファルズィーン  パルメキア帝国最有力報道機関。
3月 31 (土曜日) 2012
政策討論番組に皇帝陛下が出演か。宮廷庁は否定。 19:38   
30日に放映された政治系テレビ番組メフルザート主催の政策討論会は異色の展開となった。

本番組には各党の議員、有力者が出演。パルメキアの対外外交の開始以来の政策を巡り注目が集まる中で、テレビだけでなくラジオでも放送された。



外交政策については普欧帝国、サクトフルン重視政策が活発に議論された。その反面で、プロシャ問題とは関わりを避けるか否かで応酬が交わされた。



問題は国家財政を論議する中盤で、大量得票にて既存議員を下した与党議員が、減税と国債発行による福祉充実を主張し、多くの賛同を得た場面だ。

それまで沈黙を保っていたフォールハル(匿名参加者)が、対抗論説を開始。

「国債を購入するのは内国民であるから、内国債は将来の負担にならない」と主張する与党議員を、この匿名論客は「そんな話は全国民が永遠に生きると仮定したときしか成り立たない」と一撃のもとに切り捨てた。

また「税金を取ることも国債を発行することも国民から政府への資金移動という点では同じであり、減税と国債発行は財政問題の先送りに他ならない」「財政問題の先送りは「ネズミ講」に酷似している。永遠に先送りすることはできないので、すべてのネズミ講はいつかは必ず破綻する。将来の世代は増税かデフォルトしか選択の余地はない。将来世代は恐らくデフォルトを選び、パルメキアという国家は破綻する」と主張した。



番組終了後、匿名論客はフォールハルの仮面を取り外し、周囲を驚愕させた。宮廷庁は否定しているが、匿名論客はジャハンダール二世陛下その人であったという。
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3月 26 (月曜日) 2012
パルメキア-クルシャ間サッカー国際試合は2-1で快勝 00:22   
パルメキア-クルシャ間で行われたサッカーの国際親善試合は、両国の威信を賭けた激しいものとなった。



試合はファリド市において行われ、パルメキア代表はクルシャに2-1で勝利した。0-1の後半37分に微妙な判定のPKで同点となり、残り10分というところでMFアルサラーンが止めの得点を決めて決着を付けた。



クルシャは本試合について2人の退場者を出し、またクルシャのオフサイドは2回無効と判定された。審判が笛を鳴らす度にクルシャのベンチからはスタッフ・控え選手が一斉に飛び出し「裁定が不公平」であると主審に猛抗議した。



また前半21分、クルシャ選手の放ったシュートは明らかにゴールネットを揺らしたが、主審はその1分前にクルシャ選手が危険なプレイでボールを奪ったとしてゴールの取り消しを宣告した。



クルシャ側監督は「パルメキアはその速攻と攻撃力より、"笛"の方が脅威だ」と苦言とともに審判への皮肉を口にした。



パルメキア審判会議は「試合の裁定は完全に公正・公平に行われた。全く問題ない」とコメントした。

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3月 23 (金曜日) 2012
社説:時代錯誤のダイエルン・プロシャ騎士団から遠ざかれ 14:39   
「プロシャ騎士団は、 ダイエルン皇帝陛下に忠誠を誓います。」

 驚く事なかれ。これはプロシャ騎士団の公式声明である。

 この文明と進歩の時代にあって未だに封建的価値観を持つプロシャ騎士団と、それに対して恥ずかしげもなく受け入れるダイエルンは、未だ中世封建時代からの政治的価値観から抜け出せていないものと推測される。

 この属国と宗主国の関係にある二国は、国家データベースにも国家情報が開示されておらず、その秘密主義について近隣諸国は警戒を怠るべきではない。

 なかでもプロシャ騎士団はパルメキアの価値観からしてもっとも理解しがたい国である。かの国の国家元首は"プロシャ天皇"という。天皇である。騎士団長ではない。何故そのような呼称であるのか、何ら説明はない。

 またプロシャ騎士団はダイエルンに対して軍事援助を打診しており、その政府の好戦性が指摘される。騎士団という国名から想起される軍事政権に対し、我々は距離を置かねばならない。すでにノイエクルスは実行した。
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3月 20 (火曜日) 2012
サクトフルンにて「パルメキア文明展」が開催 20:59   
サクトフルン共和国の国立博物館にて、特別展「パルメキア文明展」が開催される。パルメキアの多種多様な歴史遺品をはじめ、世界遺産、遺跡都市アータシュから出土した彫像など、パルメキア帝立博物館の所蔵品を中心とした名品200余点により、かの国に東西交流の拠点であったパルメキアの美と歴史を紹介する。

パルメキアの数々の宝石細工、魔神像、歴史を彩った煌めく金製品の数々。またサクトフルンにも伝わり大きな影響を与えたガラス器や陶器も出品される。



かつて高い水準を誇り、今なおの文化と伝統を伝えるパルメキアの建築、美術、工芸品は、サクトフルンの国民の注目を奪うだろう。



また文明展に先立って成人の儀を終えたシャフルナーズ姫が諸国見聞の旅行としてサクトフルン入りしている。
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3月 18 (日曜日) 2012
今日、世界が必要としているのは友好、平和や平穏である 19:18   
「今日、世界が必要としているのは友好、平和や平穏である」

 パルメキア帝国の国際社会への参加に際して、ジャハンダール2世陛下がコメントを残された。



 また同時期に開国されたクルシャ社会共和国については、民族的近親性に言及するとともに、「彼らは歴史的、文化的に関係を持つに値する国家である。但し、それには、国家主権の相互尊重や国内事項への一切の不干渉が基礎とならねばならない」と発言し、協力関係の構築に前向きな姿勢を示した。



 また時を同じくして第七王女であるシャフルナーズ姫の成人式典が行われ、約9000人の祝賀者が参加した。シャフルナーズ姫は今後国外への旅行に赴き、友好国の有力者に挨拶に廻るとされる。
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