【政治】民政移管後初の選挙、社会民主党が政権与党に

(30日)民政移管の要となる評議会選挙の開票が先ほど終了し、社会民主党が総議席数513議席のうち260議席を獲得し、単独政権政党となりました。

首班指名では社会民主党のチュオン・フォク・アン委員長が初代国家委員長に指名されることが確実で、早ければ指名から10日後の来月9日に皇帝陛下による任命式が開かれる予定です。

第二党となった国民党のグェン・ヴァン・フン代表は、「野党となった以上、政権を監視する政党としての役割を遂行する」と述べました。



【経済】帝国初の格安航空会社「スカイ・ベト」就航

(13日 トゥエットロン)帝国初のノー・フリルサービスを標榜する格安航空会社「スカイ・ベト」が13日、ディエンビエンフー・タンソンニャット空港とトゥエットロン空港をむすぶ路線を就航しました。

帝国最大の航空会社であるハンコン・ベトエアの半額程度の運賃が武器で、初便は180人乗りの飛行機が満員となり、前途洋洋な船出となったようです。

マイ・ティン・ニャン社長は「将来的には小型機だけではなく500人クラスの超大型旅客機をすべてあえてビジネスクラスに設定し、ノヴィルキウスやアクシオンへ就航したいですね」と、壮大な計画を話しました。

帝国内ではスカイ・ベト以外にも数社の格安航空会社が就航を目指しており、空の価格破壊はより一層進むこととなりそうです。

【経済】資源管理公団が燃料資源在庫が漸減傾向にあると発表

(3日 ディエンビエンフー)資源管理公団が今日発表した月次報告書によりますと、帝国の燃料資源在庫が減少傾向にあると報告しています。

原因は帝国経済の発展による燃料消費の増加。トゥエット火発の稼働、紅河湾岸工業地帯の開発など、建国以来続く産業開発と電化推進は、帝国の電力消費を増やしてきました。

現在燃料の輸出は帝国の重要な外貨獲得手段ですが、どうやらその時代も終わりを告げなければいけない時期に来たのかもしれません。

【政治】政府、5か年計画を発表

（1日 ミヤコ）政府は１日、立法府会見場で黒猫帝国のこれからのあり方を示す「5か年計画」を発表しました。

5か年計画には合議型立憲君主制による完全民政移管も含まれており、PBCのアンケート調査では国民の87%がこの計画に賛成しているという結果が出ているほど、好意的にみられています。

・5か年計画の要約

政治 - 5年以内に両院制評議会を設置した立憲君主制への移行

経済 - 首都建設と商工業の促進、農業の近代化を国家的支援

インフラ - 上下水道や電気と都市ガスの整備、鉄道公団の設置と鉄軌道交通の推進

福祉 - 年金や最低限生活保障等のセーフティネットの整備と住宅整備公団による安価で良質な住居を提供する団地建設推進

軍事 - 帝国軍の再建



【社会】内務部電波審議委員会、テレビ用周波数割当を発表

（31日 ミヤコ）内務部電波審議委員会は、かねてからコンペティションを開いていたテレビ用の周波数割当会社が決定したと発表しました。

私たちPBC黒猫公共放送のほかに文化放送（CBS）と黒猫放送（KBC）の2局が割当を受け、開局準備が急ピッチで進められています。

有力候補だった毎朝放送は、毎朝新聞社が大口出資していることが、クロスオーナーシップを嫌がっていた内務部と政府の心証を悪くしたため落選したのでは、と囁かれています。

電波審議委員会は3局の動向を見て、さらなる追加割当も検討しているとしました。





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