瓦国建国二百周年記念式典・短編ＳＳ

こちらはガトーヴィチ帝国建国２００周年記念式典・短歌ＳＳです。
皆さんもご一緒に、式典前日の自国代表の様子を短歌で紡ぎだしましょう。

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太政大臣星刷絵巻（だいじやうだいじんほしずりのえまき）
→キノーン＝プリーヌツォヴィチ＝ズヴィズダノフ首相の和訳
初春におとどのあまた来とぶらふ百代ににほへ瓦国よ

お目汚しするだけかもしれませんが、一首詠ませていただきます。

前玉髄府総督紅髄利寄（さきのぎょくずいふそうとくべにずいりよる）
→前カルセドニ―島入植地総督リヨル・カーネリアンの和訳。式典には特別大使として出席する。
うちひさす　都のそらなる　影見れば　ふるさと覚ゆ　かくやはあらむ

実珍重。

愚首詠進候。

洞院鴻臚卿（とういんこうろきょう）

→

かげろひの　春にかヽやく　おほいらか　仰ぎ臨むは　舎利の石塔

臣未如之名文聞也。

駐瓦蘇格蘭大使詹姆斯都伯林

→駐ガト―ヴィチスコッチランド大使ジェームズ・ダブリン

過ぎし日の　花たちばなに　思ひ出ん　過ぎし昔の　先立つ人の世