ヴェールヌイ・ウェールリズセ治安維持協定の調印

両国当局による事前協議の結果、以下の協定を結ぶことに合意したことを受け、この場にて調印を行います。
ウェールリズセ共和国政府におかれましては、下記条文をご確認いただき、同意の場合は全権委任大使に相当される方の署名をお願いいたします。
共和国政府からはヴァシリー・サロート外務大臣により、ウェールリズセ側の署名が確認され次第、追って署名いたします。

ヴェールヌイ社会主義共和国によるウェールリズセ共和国域内における治安維持に係る協定

第1条
ヴェールヌイ社会主義共和国は、ウェールリズセ共和国領内において治安上の問題が発生した場合、火器使用を含む治安上の問題を回復する為に必要と認められる行動を、自己の判断において行うことができる。
第2条
この協定が定める「治安上の問題」とは、所謂「反乱軍」及び「怪獣」に限定される。
第3条
ウェールリズセ共和国はヴェールヌイ社会主義共和国の実施する治安維持活動に対して中止を要請でき、ヴェールヌイ社会主義共和国はウェールリズセ共和国からの要請があった場合速やかに行動を中止する。
第4条
本協定は3年で自動更新されるものとする。破棄の際には1年前に事前通達しなければならない。

本協定の締結により、両国の友好関係が促進される事を願い、また、ヴェールヌイ社会主義共和国政府の好意に謝意を表した上で、ウェールリズセ共和国政府を代表し署名する。

フリューゲル暦 21205期
ウェールリズセ共和国渉外部 治安維持協定交渉担当
首席交渉官　チェルソ・ベルトロット

本協定に署名する

ヴェールヌイのために
外務大臣 ヴァシリー・サロート

両国の代表により署名が行われました為、本協定は21206期(589年1月中旬)現在より効力を有します。

ウェールリズセの将来に渡る安定的発展を願いますとともに、微力ではありますが、我々がその助けの一端となるでありましょう取り組みを実施させていただけることに、共和国の政府と党、全ての人民を代表して、喜びと感謝を表明するものです。

　ウェールリズセ共和国は、自国防衛のための最小限度の戦力の保有をするに至ったため、ヴェールヌイ社会主義共和国のこれまでの治安維持に謝意を表するとともに、本協定の失効をヴェールヌイ社会主義共和国に申し入れ、治安維持部隊の撤退を要請する。

　また、協定に基づき、607年3月中旬を持って本協定は破棄される。

フリューゲル暦 21824期
ウェールリズセ共和国外務省外務次官　チェルソ・ベルトロット

お申し出を大変嬉しく思います。
貴国の申出を受け、607年3月中旬の協定満了を共和国政府として正式に確認します。