オストマルク帝国・ストリーダ王国首脳会談

フリューゲル暦523年12月8日
オストマルク帝国・帝都クヴェルンにある帝国宰相府において、オストマルク帝国とストリーダ王国の首脳会談が開催されます。

関係国の方はこのスレッドをご利用ください。

ストリーダ王国からはレベッカ・エッカーマン首相が出席されます。

初めまして。お会いできて光栄です、シュトラウス宰相。この度はこうして首脳会談が行えることをうれしく思っております。

まず最初に貴国の衛星打ち上げ成功を祝福いたします。そして、貴国の更なる宇宙事業の発展を願っております。

貴国にはPTOの軍事機構本部があるなど、PTOの中では軍事的にも特に重要な存在であり、貴国はPTOに対して大きな影響力を持っていると思っています。今回の会談で主に、両国の軍事面・政治面での連携強化、両国間の交流の推進、経済協力の強化について話し合いたいと考えております。
この会談を機に両国の連携がより深まることを期待しております。

オストマルク帝国からは国家宰相アロイス・フォン・シュトラウスが出席いたします。

初めまして、エッカーマン首相。遠路はるばる、ようこそ帝都クヴェルンまでお越しくださいました。
こちらこそ、お会いできて光栄であります。私としても、このような形でお会いできることを楽しみにしておりました。

祝福に感謝いたします。宇宙事業については我が国としても力を入れている分野であり、災害対策として非常に重視しております。先のラドリア海への隕石落下などは、もし迎撃衛星があれば防ぎ得たものですからね。当時は貴国からも支援を頂き、国民はみな心より感謝しておりますよ。

我が国のPTO内における重要性は我々としても自負するところであり、また貴国との連携強化には大きな意義があると考えております。特に、経済面では貴国とは工業を重視する国同士ということで少なからず親近感を抱いています。今回の会談を通して両国の関係をより緊密かつ実りあるものにできることを期待します。

我が国も何度も貴国から多大な援助を受けてきました。今もなお、たくさんの国民の方々が貴国に対して感謝しており、多くの国民が貴国との友好を望んでいます。現に私も貴国との友好関係を深めたいと思っており、今回の訪問先に貴国を選びました。

我が国もこれから宇宙事業に取り組む予定であり、貴国の宇宙技術を参考にしたいとのことで貴国へ技術研究者を派遣しようという話も出てきております。是非とも我が国の技術研究者の受け入れについてご検討ください。

これまで両国は災害をはじめとする国難に遭遇しても互いに支え合い、今や貴国とは同盟国という関係にまで発展しました。PTOは両国の安全保障の礎であると共に世界のパワーバランスにおいても重要な役割を担うことになるでしょう。国際情勢の複雑化が進む今、これからは両国が有事などの不測の事態において速やかに対応できるための本格的な環境づくりが必要になると思っております。PTO内で特に強大な軍事力を有する貴国との軍事協力は、国防の観点から見ても欠かせないものであると言えるでしょう。
こちらとしては将来的に合同軍事演習や両国間の安全保障会議の実施を目指しておりますが、いかがお考えでしょうか？

私としてもエッカーマン首相と同様、貴国との友好関係を深めたいと考えております。

我が国の宇宙技術が貴国の宇宙開発に貢献できれば我々としても実に光栄であります。喜んで貴国の技術研究者の皆さんを受け入れましょう。

提案には概ね賛成いたします。両国はいまや同盟国であり強い信頼によって結ばれていますから、健全で安定的かつ信頼性のある軍事的協力関係を結ぶことができるものと期待しております。是非とも近年中に合同軍事演習および安全保障会議を実施いたしましょう。

ファルロイト特別区を訪問できる日を今から楽しみにしておりますよ。

温かいお心遣いに感謝致します。我が国の技術研究者の受け入れを快諾していただき嬉しく存じます。我が国の宇宙開発の発展に大きく寄与することでしょう。

また、我が国の提案に前向きな反応を示していただき有難うございます。両国の協力関係の強化は両国においてだけではなくPTOにおいても大きなプラスとなるでしょう。近年中に両国間の合同軍事演習・安全保障会議を実現するように取り組みます。

私からも、シュトラウス宰相及びヨーゼフ皇帝夫妻の建国20周年記念式典へのご参加の決定にお礼を申し上げます。初めての我が国へのご訪問となるので国民の方々も大いに歓迎することでしょう。
最近は貴国への旅行者が増えていることもあって、多くの国民が貴国に対して関心を向けていると思われます。我が国の観光局では、貴国で観光誘致のCMを放送することが検討されているようです。この際、両国間の交流をより盛んにするためにも入国審査の緩和などを行うというのはいかがでしょうか？

私だけでなく、ヨーゼフ皇帝陛下およびマリア・アンナ皇后陛下も貴国訪問を心待ちにしておられます。

両国の交流促進のため入国審査の緩和を行うという提案に私も賛同いたします。我が国としては査証免除が理想的と考えます。

貴国で我が国への関心が高まっているということは大変嬉しく思います。是非とも多くの皆さんに我が国の魅力を知って頂き、観光に訪れて頂きたいものです。
我が国でも貴国の魅力を広く伝えるために、貴国への観光を促進するキャンペーンを実施することと致しましょう。

我が国の訪問を心待ちにしていることを嬉しく思います。我が国の国王の貴国訪問も実現するといいですね。

来年から入国審査の緩和を行い、将来的に査証免除を目指します。入国審査の緩和はドクツに次ぎ貴国が2カ国目となるので、これを機に観光客の増加が期待されます。

最後に経済協力についてですが、貴国は我が国と同じく工業が盛んな国であり、貴国が我が国にとって身近な存在であると思っております。我が国のバルテン財務大臣は、貴国が多額の資金を必要とする事態に備えて資金50兆Vaの金融支援の用意を整えることを前向きに検討しております。貴国から反対の意見が無ければその方向で進めてまいりたいと考えておりますが、そちらはいかがお考えでしょうか？

貴国国王陛下のオストマルク訪問が実現すれば私としても嬉しい限りです。
我が国は多民族国家ゆえ文化など多様性に富んでおり、見どころが非常に多いですから、色々と見て回られるのも良いかもしれませんね。
あいにくと今の我々にはそのような猶予はないようですが、エッカーマン首相も次回訪問の機会があれば是非ともゆっくり観光していただきたい。

金融支援について、財政難の我が国としては非常に有難い提案ですね。借款という形になるのであれば利率等の条件について詳しくお聞きしたいところです。我が国では資金不足のためインフラ整備が遅れており、そのため生産効率が非常に低迷しておりますので、そのような状況を改善することが目下の目標であります。貴国の金融支援を受けることができれば目標達成も容易となるでしょう。

有難うございます。是非とも貴国の観光についての件も検討したいと思います。

金融支援につきましては、最大5年の借款という方向で検討しております。
利子の割合は、全額返済までの期間が1年以内であれば借入額の5％、1年以降が10％、3年以降が30％となる予定です。
借り入れできる金額は10兆Va単位となり、現時点では最大で50兆Vaの借り入れができるようにするとのことです。

貴国から何かご意見・ご要望があれば可能な限り変更したいと思っておりますが、どうでしょうか？