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1 フリュー問題に関する国際会議



普欧帝国政府代表 2013/3/18 21:54  [Reply] [Edit]

フリューゲル暦16613期461年6月16日、普欧帝国首都ケーニヒスベルク

ここにフリュー問題に関する国際会議の開催を宣言する。
まず、討議を始める前にフリューの現状について確認する。

現在のフリューはフリュー・ソビエト、カントリーサイド大公国、ルバニア自治領からなる
連邦国家であり、連邦政府を頂点とする警察国家体制が敷かれている。
ただし、連邦政府が十全な統治を行き渡らせている訳ではなく、特に大公国は独自の地位を保っていると言ってよい。
また、連邦内最大の民族集団であるフリュー人以外には政治的権利はほぼ無く、経済格差も広がりつつある現在、
諸民族間の対立は極めて深刻な段階にある。この問題を解決できない政府に対する不満も大きい。
この民族問題については連邦政府も危機感を持っており、「連邦統治機構の再編」や「民族間の調和を旨とする
寛容かつフレキシブルに機能し得る議会制度の模索」に合意している。

上で述べたように、本問題についてはフリューの政体も含めた広範な分野に渡る協議が必要となるだろう。
参加国には粘り強い対話と相互理解への努力を要請する。民主主義の哲学は早急な意思決定ではなく、
飽くなき対話と相互理解への努力を重ね、双方が納得できる結論を得ることにある。
では、両政府に意思表明をお願いしたい。

2 Re: フリュー問題に関する国際会議
Zoroaster
新米

 2013/3/19 0:11  [Reply] [Edit]

当政府はフリューの正統なる政権であることを主張する。
ソビエト政府は到底、国民の信任を得ているとは言えず、各民族間の対立に対しても有能であるとは思えない。このままソビエト政府の統治が続けば、フリューが破滅することは火を見るよりも明らかである。

当政府が政権を得たあかつきには、ミディアート朝皇帝の下に連邦政府を組織し、(カントリーサイド大公国領を除く)全領土を連邦政府の統治下に置き、民族構成を考慮しつつ、いくつかの州に分割し、各州に州政府・議会を設置する。
また、憲法を制定し、地方自治制度を整備することで、立憲君主制・連邦制が完成するだろう。

現在のソビエト政権の閣僚・議会議員などの処遇については、人道に悖る行動をした者は裁判の後、相当の処分に処し、それ以外の者については、各人の能力に応じて再登用する方針である。

以上の方法で民族間の対立・権威主義者・現政権の対立を一挙に解決でき、地方自治中心の近代的国家の形成が可能であると考える。

カントリーサイド大公国領については、皇帝と大公との間の封建関係に基づき、自治権のより強い独立州として連邦に組み入れるという案を検討している。

3 Re: フリュー問題に関する国際会議



 2013/3/19 21:11  [Reply] [Edit]

外務を務めるヤキィエーヤ連邦議会書記長が出席できない為、代理として出席させていただく。

まず連邦議会の総意としては当初の目標である重工業化が思い通りに実行できなかった事。そして民族問題の深刻化の要因が我々首脳部にあるのは否定できない事実であり、認識している。

ただ、我々はカントリーサイド大公国、ルバニア自治領の意見を反映しなければならない都合上、立憲君主制に賛同することは現状厳しい。
ルバニア自治領は元々民主的制度を導入しており、立憲君主制の案にも賛同を得れたが、カントリーサイドは『飾り物の皇帝に従うつもりは無い』と主張している。彼ら貴族階級にとって君主は絶対的なもので無ければならず、実権の無い君主に従う事は出来ないとも言っているのだ。

そこで我々連邦議会政府は立憲君主制自体には賛成するが、憲法で皇帝に一定以上の権限を持たせることでこの問題は解決できるのではないかと考えている。

また、処遇の件についても異論は無い。
全ての虐殺行為、非人道的行動は秘密警察が独断で行った事であり、一部の秘密警察高官とその総指揮権をもつ私に全責任があり、連邦議長、連邦議会書記長を初めとする閣僚らは虐殺に直接関与していない事をここで明言しておく。

4 Re: フリュー問題に関する国際会議
Zoroaster
新米

 2013/3/20 0:31  [Reply] [Edit]

そちら側の意見は承知した。

皇帝の権限についてだが、
皇帝にはあらゆる権限を認め、それを連邦政府に委任するという形式をとれば問題は解消されると考える。
この場合、皇帝は権限を持っているが、自身の判断で政府に代行させていると解釈できるからだ。
事実、政府が暴走したとしても、皇帝が委任を取りやめればそれを抑止できる。
どうだろうか?

また、皇帝陛下はフリューへの帰国を望んでおられる。
秘密警察の解体が達成されれば、亡命政府はフリューに帰還しようと考えている。

5 Re: フリュー問題に関する国際会議



 2013/3/20 0:47  [Reply] [Edit]

こちらとしても異論は無い。
それが最善の方法だと思われる。

秘密警察の解体は出来る限り迅速に行おう、私にとっての最後の仕事だ。

また処遇の件に関しては前述のとおり私と一部の秘密警察高官にのみ処分が下される手筈になっている。
もちろん死刑は避けられないであろう、せめて軍人として名誉のある死を選びたい、現状では銃殺刑が執行される事となっている。
この件に関しても賛成してもらえるだろうか?

6 Re: フリュー問題に関する国際会議
Zoroaster
新米

 2013/3/20 18:57  [Reply] [Edit]

貴公らの処遇については、我々が裁量するべきではない。
国民の意思に基づくべきである。
連邦政府発足の後、議会を通じて国民に判断を委ねても遅くはあるまい。それまでは被疑者を貴公ら自身で逮捕・拘束していただきたい。
自身の罪を認める貴公ならば、卑怯な行動はしないと信じている。

7 Re: フリュー問題に関する国際会議



 2013/3/20 19:18  [Reply] [Edit]

了承した。
我々も潔く覚悟を決めるつもりでいる、では早急に秘密警察の解体、連邦政府発足への準備にかかる。

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