前文
カアルハセヤ帝国及びモルダバイト共和国は、多国間協議に基づく決定事項に示された諸原則が厳格に遵守されるべきことを確認し、両国間の平和友好関係を強固にし、発展させるため、平和友好条約を締結することに決定した。
第一条
1 両締約国は、主権及び領土保全の相互尊重、相互不可侵、内政に対する相互不干渉、両国間の恒久的な平和友好関係を発展させるものとする。
2 両締約国は、前記の諸原則及び多国間協議に基づく決定事項に基づき、相互の関係において、すべての紛争を平和的手段により解決し及び武力又は武力による威嚇に訴えないことを確認する。
第二条
両締約国は、平等及び互恵並びに内政に対する相互不干渉の原則に従い、両国間の経済関係及び文化関係の一層の発展並びに両国民の交流の促進のために努力する。
第三条
カアルハセヤ帝国はモルダバイト共和国を永世中立国として承認する。
第四条
1 この条約は、カアルハセヤ帝国とモルダバイト共和国がこの条約に批准した時点から効力が生じる。
2 いずれの一方の締約国も、一年前に他方の締約国に対して通告することにより、いつでもこの条約を終了させることができる。
モルダバイト共和国大統領 ベル・クラウス
【旧三条・永世中立の確約】
旧三条はミューヘン条約等に配慮したつもりでしたが、必要ないのなら削除しても構いません。
「全世界に対し永世中立を確約する」という部分は、二国間の条約で言及するべきことではないと思いますのでちょっと難しいです。「永世中立宣言」なら自国のみでもできますので、この問題が一段したら宣言するつもりです。
【8T】
8Tについては、何らかの理由で(カアルハセヤ帝国以外の)ミューヘン条約機構国に私が宣戦布告した場合、ちょっと問題になるかもと思い、8Tにしました。もちろん、そんなことが実際に起こる可能性は限りなく0に近いですが、やはり0%ではないので・・・
しかし、そちらは「最低でも一年」ということを強く希望されておられますので、こちらとしても断るわけにはいきません。4条2項を修正しました。
【保障】
「保障」とはモルダバイトに宣戦布告したら、カアルハセヤ帝国がモルダバイト側について一緒に戦うということですよね?これは、「広義の」軍事同盟ということになると思います。
どの国がモルダバイトを「保障」するかについては、6月27日の国際会議でも話し合われました。そして、その中で「保障」は、ミューヘン条約の第七条【局外中立】に抵触するのではないかとの意見が出されました。
(ミューヘン条約については、私は詳しく知りませんので確証はありませんが)「保障」する場合はミューヘン条約を改定するか、「モルダバイトを保障する」というミューヘン条約機構の過半数(全員?)の賛成が必要だと思います。
上記の理由で第三条は、「保障」という拘束力のある強い文言ではなく、「承認」という緩い文言にしました。
【保障国】
ミューヘン側がモルダバイトに対する永世中立の「保障」をしてくだされば、FERUにも「保障」してもらうつもりです。逆に言えば、ミューヘン側の「保障」が得られない限り、FERUの「保障」を受けるつもりはありません。
6月27日の国際会議で、どの国がモルダバイトの「保障」をするかという話になったとき、何の問題もなく「保障」してくれる国は、ノイエクルス連邦しかいませんでした。そのため、モルダバイト共和国はノイエクルス連邦のみが保障する永世中立国となる予定です。