申し訳ないが、パルメキアは現状に於いてそのような中長期的な継続取引については考案していない。
燃料については現状においては十分な備蓄があり、消費量も工業化が進んでいないために、かなりの期間持つものと見込まれている。
また、くだんのサクトフルンにもウラン鉱があり、石材とウラン燃料の取引案件が進んでいる。
そのため、残念ながらマハエールとの三角貿易については現状で消極的である。

対して、エスタニアを入れた銀山開発については、銀山開発の資金的リスクはパルメキアではとうてい取ることができない事業であるから、そのリスクを普欧帝国と、間接的にエスタニアが取って頂けるのであれば、非常に魅力的な提案である。

１：普欧帝国がパルメキアに資金援助を行い、銀山探査と開発を実行する。
２−１：探査と開発にかかった実費を算出し、それに見合った銀をエスタニアに輸送する。
２−２：援助額が実費を超えていた場合、その超過分を普欧帝国に返還する。
２−３：実費が援助額を越えていた場合、追加援助を実施する。
３：普欧帝国とエスタニア間の利害についてはパルメキアは干渉しない。

このような青写真を考えたが如何であろうか。

両国間の話し合いの場において、突然発言することをお許しください。
普欧帝国様に銀鉱山開発の打診を要請したエスタニア共和国代表として、我が国のスタンスをお伝えいたします。

パルメキア帝国様の憂慮する銀鉱山開発のリスクについてですが、返済について資金10兆Vaあたり銀1万トンのレートをご用意し、あらかじめ返済量を固定することが可能です。
例えば、一回で鉱脈を発見した場合のかかった費用分のみ、とした場合は「資金5兆Va+鉱山整備費用」分を銀換算した量となり、何回失敗してもそれ以上の対価はいただきません。
その場合、超過した分の負担については我が国が負担いたします。

また、それ以降の取引についても銀1万トンあたり資金10兆Vaの買い取り保証もいたします。

以上が我が国のスタンスとなります。

両国の発展に寄与できることを願っております。
乱文失礼いたします。

パルメキア帝国より交渉再開の同意を得ましたので、
ここにエスタニア共和国を加えて協議を実施したいと思います。

先の交渉にてエスタニアより提案された銀鉱山開発案に対するパルメキアの回答を求めます。
エスタニアの提案は以下の通りです。
１．鉱山開発に要した費用の返済は銀による返済で可とする。
２．返済額は事前の協議で固定される。
３．想定以上に費用が掛かった場合は超過分をエスタニアが負担する。
４．開発後の取引についても銀1万トンあたり資金10兆Vaの買い取りを保証する。

以上となります。

本提案はパルメキアにとって極めて重要な案件である。
弊国はエスタニア及び普欧帝国の前記項目について同意する。
開発資金の到着次第採掘を実行する所存だ。

我々としては、普欧帝国様側からの条件の提示を求めたいと考えております。

前回示しました条件については、我々が用意しうる条件の提示であり、それを踏まえたうえでの普欧帝国様よりの条件提示を期待しておりました。
現状のカードですと、我々とパルメキア帝国様との単独締結にしかならないと考えられるのですが、如何でしょうか。

具体的には
・普欧帝国様側からの開発費捻出に関する提案
・我々に対する商品買い取りの保証等
について普欧様のご意見をお伺いしたいと考えております。

我が国としては、普欧様側から商品買い取りの保証さえいただければ、開発費の全額負担も可能であると考えております。

また、別件で申し訳ないのですが、パルメキア帝国様の外相殿の発言について我が国は遺憾に感じております。
一国の外相殿であれば発言には十分気をつけて再度このような発言がないことを願っております。

エスタニア共和国の交渉参加に感謝します。
貴国の質問に対する我が国の回答は以下の通りです。

・我が国からの開発費捻出に関する提案
　残念ながら我が国の財政状況は依然厳しく、銀鉱開発のような費用の嵩む投資は現状不可能です。

・商品買い取りの保証等
　この点に関しましてはエスタニア共和国の投資回収に十分対応できる額の買い取りを保障します。
　最低でも10兆Va相当の定期取引が可能であり、更なる商業拡大と取引額増加の用意もあります。

普欧帝国様よりのご回答に感謝致します。

それでは具体的な数字について我々の考えを示させていただきます。

先ず我が国から、銀鉱山開発としては資金7兆5千万Vaと建材2億5千万億トンを拠出する準備がございます。

開発が長引いた際の追加送金については、一回につき5兆Va（3か月分の開発費）を送金いたします。

返済分としては銀1万トンで固定

その後は定期輸送であれば
資金2.5兆Va
銀5千万トン
商品5兆Va
規模の三点貿易を想定しております。

両国の意見をお待ちします。

定期貿易に関しましては異論ありません。
産出量の限られる銀ではエスタニア案以上の規模の取引は難しいと思われます。

弊国も定期貿易に関して問題はないものと見なしている。

両国のご回答に感謝致します。

それでは我が国はパルメキア帝国様へと物資の輸送を行います。

明文化については、普欧帝国様にゆだねたいと思うのですが、如何でしょうか？