普欧帝国・成蘭共和国間の工業振興に関する交渉

11:普成援助・通商条約の改訂
 01/13 13:49

原料不足が予想以上に貴国の工業生産に影響を与えているため、我が国は条約内容の改訂が必要と判断します。
改訂箇所は第三条及び第三条第1項となります。

第三条 成蘭共和国の工業生産高が毎期6兆Va相当に到達した場合、両国は以下の条件で商品の定期取引を行う。
 第1項 普欧帝国成蘭共和国から商品20兆Va相当を12兆Vaで輸入する。

貴国の現在の工業生産高は毎期4.5兆Va相当を示しており、原料が不足した際には低迷を見せております。
そのため、目標生産高を毎期6兆Va相当から現状の4.5兆Va相当に引き下げ、直ちに商品取引を行うことを提案します。
取引の条件は以下の通りです。

1.イスアード教主国からの輸入銀1.5万トンから生産される約15兆Va相当の商品の内、13兆Va相当を我が国に輸出する。
  我が国は銀輸入費として11.5兆Vaを負担しているため、この13兆Va相当は無償提供するものとします。
2.成蘭共和国で産出する銀1.5万トン(1期当たり2500トン×6期と計算)から生産される約15兆Va相当の商品の内、7兆Va相当を我が国に輸出する。普欧帝国は7兆Va相当の対価として成蘭共和国に4兆Vaを送金する。
  先の13兆Va相当に7兆Va相当を加えて20兆Va相当の取引とします。
  なお、商品5:資金3の取引レートでは対価は4.2兆Vaとなりますが、定期輸送では0.2兆Vaが設定できないため4兆Vaとします。

上記の条件に基づき第三条及び第三条第1項を改訂しますと、

第三条 成蘭共和国の工業生産高が毎期4.5兆Va相当に到達した場合、両国は以下の条件で商品の定期取引を行う。
 第1項 普欧帝国成蘭共和国から商品20兆Va相当を15.5兆Vaで輸入(但し11.5兆Vaは銀輸入費とする)する。

改訂箇所以外の条文はそのまま有効とします。
成蘭共和国の意見をお待ちしております。



12:Re: 普成援助・通商条約の改訂
 01/13 21:54

改訂内容に異論はございません。

貴国の確認がなされた後に定期輸送の手続きに着手したいと考えております。



13:Re: 普成援助・通商条約の改訂
 01/13 22:54

御賛同ありがとうございます。
では定期輸送の設定を行います。両国の経済がより発展することを願っております。



14:Re: 普成援助・通商条約の改訂
 01/26 20:28

貿易情勢の急変が勃発した為緊急の二国間協議を行いたいと思います。

関係国の代表者はご出席願います。



15:Re: 普成援助・通商条約の改訂
 01/26 20:45

貴国の迅速な対応に感謝します。
今回の事件は二国間にとって痛恨事であり、早急な対応策が望まれるところです。

まず、イスアードは銀供給を停止すると見て間違いありません。かの国は既にミッドガルド帝国に取引を持ちかけております。
しかしながら、代替となる銀供給国は存在しません。エスタニア共和国は既に経済的に自立した存在であり、
他の新興国は統治もままならない状態です。このため先端工業の維持は不可能であると我が国は判断します。
遺憾ながら軽工業への転換は避けられないものと考えられます。この点に関しまして成蘭連邦王国の意見を求めます。



16:Re: 普成援助・通商条約の改訂
 01/26 22:47

現在、あらゆる角度から銀の輸入ルートを検討している為、このタイミングで軽工業への移行を明言することは致しかねます。

しかしながら、緊急性を要する問題であることは本国も認識しており、間もなく結論が出ることは確かです。恐らく協議中に本国の方で結論がでると思われます。

仮に銀の輸入が困難になった場合、先端工業の継続は極めて厳しいものであり、貴国の仰る通り軽工業への移行を行いたいと存じます。

また、普成援助・通商条約についても抜本的に修正を図る必要があると考えられます。よって、修正案の検討を開始せねばならないと考えております。



17:Re: 普成援助・通商条約の改訂
 01/27 00:25

成蘭連邦王国の回答に感謝します。
現在、我が国も銀鉱山開発を他国に打診し、返答を待っております。
また、これに並行して軽工業への移行が行われた場合の条文修正案も作成中です。
この修正案の基本方針を立てたいと思いますので、以下の内容につきまして回答を求めます。

軽工業への移行は工業生産高の大幅な落ち込みをもたらすことが予想されるため、条約修正の方針に関して次の2案を提示します。
1.貿易額の削減
  軽工業で工業生産高を増加させるためには人口増、領土拡張など莫大なコストが予想される。
  このため、無理な工業人口の増加を控え、貿易額の削減を条約修正の基本方針とする。
2.工業人口の増加を図る
  当面は貿易額の削減も止むないが、出来る限り工業生産高の増加を目指して工業振興を図る。
  このため、総人口の増加、農業人口の増加、領土拡張など多くの分野で2国が協力体制を構築する。

本件に関する成蘭連邦王国の回答をお待ちしております。



18:Re: 普成援助・通商条約の改訂
 01/27 18:57

我が国としましても貴国案で異論はございません。
その方向で協議を進めて参りたいと考えております。



19:Re: 普成援助・通商条約の改訂
 01/27 20:32

現在、我が国が確保している銀の調達能力についてご報告致します。

・自国における銀生産
生産能力 8500トン〜20000トン
(最近は8500トンで安定生産)

・レプラコーン・ゴーギル共和国からの定期輸送(交渉中)
輸入量 5000トン(予定)

合計 13500トンの見込み

レプラコーン・ゴーギル共和国は最近、内乱が発生したとのことですが、現在は政府が安定して統治しており内乱による貿易障害が起こる可能性は低いという評価を致しておりますが、貴国の見解はいかがでしょうか?

また、我が国の現行の調達能力で先端工業を維持できるか、併せて貴国に意見を求めたいと思います。



20:Re: 普成援助・通商条約の改訂
 01/27 23:07

成蘭連邦王国の対応に感謝します。

まずレプラコーン・ゴーギル共和国に対する我が国の見解ですが、我が国はかの国に不信を抱いております。
以前、バレンシア王国時代にかの国と我が国は貿易交渉を行ったことがあるのですが、
その時かの国は交渉で決められた量の輸送を行わず、我が国の抗議を受けようやく規定量を輸送した先例があります。
我が国が交渉で決められた送金を公正に行ったにも関わらず、です。またかの国からは未だに謝罪を受けておりません。
このような国との交渉は貴国にとってマイナスにならないかと我が国は考えます。
またかの国は既にミッドガルド帝国と1万トンの銀定期輸送を実施しております。
これらの要因から、我が国はレプラコーン・ゴーギル共和国との銀貿易に否定的な意見を抱かずにはおれません。

なお、我が国が他国に持ちかけた銀鉱山開発の交渉は残念ながら拒否され、先端工業の維持は困難であると判断せざるを得ません。
貴国の採掘分では20兆Va相当の定期輸送を補える商品生産は困難であると思われます。
先の条約修正案で提示した貿易量の削減は我が国としては望むところではありません
(あの2案はどちらかを選択して頂いて欲しかったのですが、ちと私の書き方がマズかったようです)。
我が国としましては、軽工業への転換を果たした上で工業生産高の漸進的な増加を図りたいと考えております。



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