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五国協商及びレゴリス帝国と統一日ノ本共和国との間の講和条約
署名:フリューゲル歴19858期 551年8月2日
第一条 <本条約の目的>
本条約は五国協商及びレゴリス帝国(以下連合国)と統一日ノ本共和国との間の戦争を終結させ、今後の統一日ノ本共和国の処分を規定するものである。本条約の締結をもって「五国協商と東日ノ本共和国との間における講和条約」は破棄される。
二 「五国協商」とは、ガトーヴィチ帝国、ミッドガルド帝国、昭栄国、大カレスティア及び周辺諸島連合王国(ティユリア連合王国)、成蘭連邦王国の五カ国をいう。
第二条<国家間関係の清算>
統一日ノ本共和国は、キョート条約及びサイタマ=シントシン宣言を破棄する。
第三条<統治>
統一日ノ本共和国領の統治は、連合国よりガトーヴィチ帝国に委任される。詳細については、同時に締結される「連合国の代表たるガトーヴィチ帝国と統一日ノ本共和国との間の国権の移譲に係る協定」の定めるところによる。
第四条<領土の放棄>
統一日ノ本共和国は、富士地域に対する一切の権利、権限及び請求権を放棄する。
第五条<賠償>
連合国は、統一日ノ本共和国に対する賠償請求権を放棄する。
第六条<政治体制>
統一日ノ本共和国は、民衆の抑圧機関たる秘密警察を未来永劫にわたって廃止する。
第七条<連合国軍の駐留>
連合国は、統一日ノ本共和国に駐留軍を派遣する。
第八条<軍備の制限>
統一日ノ本共和国の軍人の数は、これを12万人以下とし、砲弾の保有量は、これを「欠乏」以下とする。
二 統一日ノ本共和国は、軍事衛星、防衛衛星、イレギュラーを軌道上へ投入する権利を放棄する。
第九条<条約の発効>
本条約は、全ての関係国の代表の署名が完了した時点で発効する。
共和国はこれに署名する。(統一日ノ本共和国)
我らが栄えある連合王国を代表して署名する。
大カレスティア及び周辺諸島連合王国(ティユリア連合王国)
大カレスティア国王 テオドラ・ティユリア
我が国を代表し、ローシスク講和条約に署名する。
ガトーヴィチ帝国為政院総理大臣 モデスト=ニシコーヴィチ=デングスキーМодест Нишкович Денгский
Рисов
我らが栄光あるレゴリス帝国を代表して、ローシスク講和条約に署名致します。
レゴリス帝国総統代行 シェリー・ベレスフォード Cherie Beresford
朕は、ローシスク講和条約に署名する。
昭栄国 英帝
国王陛下の正統なる代理人として、また全ての成蘭市民を代表し、講和条約に署名する。
成蘭連邦王国 連邦首相 春岡信輝 公印
本条約に署名する。(ミッドガルド帝国)
五国協商及びレゴリス帝国と統一日ノ本共和国との間の講和条約(通称:ローシスク講和条約)は、五ヶ国協商及びレゴリス帝国と統一日ノ本共和国との間で結ばれた講和条約である。。551年8月2日、ガトーヴィチ帝国北部の現代都市ローシスクにおいて、各関係国の全権委員の間で調印され、即日発効した。