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1: 2016-04-11 (月) 00:30:56 sellafie ソース
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 +|~国名|République de Lacustre Lomeray| 
 +|~(英訳)|Lakeside Republic of Lomeray| 
 +|~標語|Liberté et Patrie(自由と祖国)| 
 +|~国歌|Ô monts indépendants(おお自由なる山々よ)| 
 +|~公用語|スイスフランス語| 
 +|~宗教|カルヴァン派(国教)、キリスト教他教派、無宗教、その他| 
 +|~政体|議会主義| 
 +|~通貨|ロムレー・フラン| 
 +|~建国|フリューゲル暦 611年 5月中旬| 
 +*概要 [#df938619] 
 +スイス西部、主にヌーシャテル湖畔を出自とする移民団によって、故郷に似たフリューゲルの高地の湖畔に建設された国家。 
 +*地理 [#bb6ebd64] 
 +台地状の島であり、国土に占める高地の割合が高い。近年の干拓政策の進展により極端な低地もまた増加しつつある。 
 +いずれの地域においても自然環境はよく保護されると同時に、自然享受権が法的に広く認められている。 
 +**中央高地 [#ne5dcf85] 
 +島の大部分を占める高地地域。氷食湖が散在し、その周辺に共和国の三大都市が存在する。気候は冷涼な山岳性。 
 +***ロムレー Lomeray [#he2c81e1] 
 +(9,11)近郊。共和国最初の都市にして法律上の首都。中央議会とそれに関連する政府機関の施設が存在する。建国の契約が交わされた丘もそのまま記念碑として残っている。 
 +国名と同一の都市名であり、建国最初期のごく数ヶ月間の間、共和国はロムレー・コミューヌと一体の事実上の都市国家であった。 
 +***ポワンクール Poincourt [#qe57dda1] 
 +(13,9)近郊。共和国の最大都市(ゲーム的には首都)。中央高地の中では最大の盆地に位置し、また建築上の規制が他のコミューヌに比べ緩やかなことから国内では珍しく高層ビルが林立する景観がみられる。 
 +631年11月に巨大隕石の直撃を受け壊滅したが、現在は復興した。郊外には墓地を中心とする巨大隕石災害のメモリアルパークが所在する。 
 +その後の都市計画の巧みさもあり、インフラのよく整備された都市として商業上の中心地の地位を守り続けている。 
 +***サン=トゥルミエール Saint-tourmielle [#z82f67b2] 
 +(9,14)近郊。同名の大聖堂の所在地であり、ロムレーにおける宗教上の中心地。移民船が着陸した地点であり、その船体の一部がそのまま大聖堂の建物に使われている。 
 +観光地・保養地としての発展が共和国内でも最も早かった地域であり、現在でもこの都市の郊外に共和国最大のリゾート地が広がっている。 
 +**北西干拓地 [#r9d25f21] 
 +低地ではあるが北方に位置するため冷涼であり、同時に海からの風が卓越し湿潤。主に酪農と混合農業が営まれる。 
 +**南東干拓地 [#i1c47b6b] 
 +中央の高地から吹き降ろす風が卓越し、ロムレー国内では珍しく温暖な地域。主に花卉・野菜などの園芸農業が行われる。 
 +*歴史 [#m0aac29a] 
 +***610年代 自給的共和国の時代 [#od223776] 
 +611年5月、現在のサン=トゥルミエールに降り立ったロムレー移民団は、ロムレーの地にはひとまず牧牛に食ませる草と暖を取るための炭が充分あることを確認し、入植を開始した。同時にフリューゲル国際社会との接触も図られ、また、独自に行われた資源調査でウラン鉱を発見、613年から始められた資源輸出により、国家として安定して経営できる状態を確立した。ウラン鉱の開発において他国の投資を受けずに行われたのには、以後のロムレーにおける他国への経済的依存を回避しようとする傾向の原型を見出すことができる。 
 +この時期においては共和国はカルヴァン主義共和政を理念とし、また政府の機能は抑制され、ある程度各種産物の商業的な輸出をし、形式的にはレンティア国家的でありつつも基本的には独立自営農民を中心とする社会が築かれていたといえる。この時代のロムレーを当時の国民はピューリタン的理想郷と呼んでいるが、この考えは現在でも一定の支持がある。 
 +しかし610年代も後期に差し掛かると国際社会への理解が進展、フリューゲルで広がっていた学問を国内に浸透させるには移民船時代の徒弟制的な技術伝承・教育の形態では不十分との考えが広まって618年ごろから公教育制度の整備や海外への留学生の送り出しが始められるほか、619年ごろから大々的な保養地の整備が行われて長期滞在観光客の呼び込みが始まるなど、610年代末の時点で既に後のロムレー社会の原型は形成されつつあった。 
 +その国際社会への理解の進展をもたらしたものとして最も大きいのは、時期は若干遅いが619年に行われたウィリーツェン会談であろう。この会談でのウェールリズセ代表の弁が国内で伝えられると、共和国民はその内容に好感、国際政治への関心が高まった。これは公教育制度拡充の直接的原因ではないがそれに拍車をかけたのは間違いない。 
 +***620年代 観光大国化の時代 [#r156df7a] 
 +風光明媚な景観に助けられて観光業は620年代には年率二桁の高成長を続け、628年ごろにロムレーの滞在者数はそれまで滞在者数世界一であったエルツ帝国を抜いて世界一に到達した。基本的にロムレーはこの年代に観光大国の地位を確立したといえる。一方で観光業に土地と労働力を奪われて農業生産についてはこの時代には後退し、この時代には食料は自給できていなかった。 
 +また、資源輸出と観光業を両輪とする経済が確立されたことで経済的にも好況が訪れ、627年に設置された福祉医療局を中心にヴェールヌイをモデルとした福祉国家化を図る運動が始まり、この時代に幸福度も国際指標上で大幅に向上した。 
 +この時代の後半は安全保障・宇宙開発においても進展があった。627年に気象衛星、628年に観測衛星の打ち上げに成功したほか、629年にレゴリス帝国との相互安保条約を締結している。もっともこれらの分野での活動が本格化するのは630年代になってからのことである。 
 +***630年代 防衛力拡充の時代 [#y63a44ac] 
 +この時期にも引き続き観光業は成長を続けているが、ロムレー人にはこの時代はなによりもポワンクールへの巨大隕石落下、そして対レゴリス相互安保を受けての防衛力拡充の時代として記憶されている。 
 +631年11月に起きた最大都市ポワンクールへの巨大隕石の落下はロムレー史上最大の大災害であり、これにより共和国のほとんどの官僚機構が機能停止する危機的状況に陥った。このときに効力を発揮したのが3年前に締結したばかりのレゴリスとの相互安保であり、そこではレゴリスからの救助隊が活躍した。 
 +この巨大隕石の衝撃はロムレーに軍隊の機能を認識させる結果となり、それまで「軍服を着た観光案内所係員」と評される状態だったロムレー軍はレゴリスからの軍事顧問であるルーミヤ・グドリャンの下で改革されて主に山岳戦を中心とした実戦能力を身につけ、また635年10月には安全保障局が迎撃衛星の打ち上げにも成功している。 
 +なお、634年のクイーンズによる対全国家宣戦を受けた際、直接的な影響はなかったものの、これを受けて行われた海防力向上のための調査の結果を活用して、沿岸部の干拓が行われ、干拓地での酪農などによって食料自給態勢を回復した。 
 +この年代の起こった外交上のできごととしては、カルセドニー島共和国が提唱する資源輸出国機構創設を目指す9ヶ国会議への参加もあったが、この交渉参加にあたっては議会の激しい抵抗にあって代表団派遣が遅れるなど、ロムレー人の経済的な国際機構への抵抗感があらわになった。なお資源輸出国機構構想自体は会議の中断後音沙汰がないままであり、共和国は挫折したものと判断している。 
 +***640年代 [#e8742eb5] 
 +この時期にはもはや観光業の成長はひと段落し、滞在者は1700万人強、観光収入は年200兆Va程度で安定している。 
 +641年に創設されたソサエティには共和国は原参加国として参加し、トロピコ問題における査察団に人員を派遣、645年には議長国としてサン・トゥルミエールで開かれた第1回ソサエティを主宰するなど、その活動に大きく携わった。 
 +*政治 [#caae92de] 
 +中央議会に政府機関としては最も大きく権限が与えられている議会主義体制国家。他のフリューゲル諸国(主にレゴリス帝国)への留学者が学んできた各国の国制からも一定の影響を受けている。 
 +建国以来政変の経験はなく、近年は民主政体としてはフリューゲル最高水準の支持率と満足度を維持しており、632年初頭に起こった世界同時社会不安の最中においても安定を保った。治安・支持率・財政などの指標も健全な状況を保ち続けている。 
 +**内政 [#jb27c14f] 
 +実務においては各コミューヌへの権限委譲の程度など、かなり分権的な体制であり、また、医療制度や社会保障制度が非常に充実させられた現在でも未だに夜警国家的な理念を持っているところがある。 
 +***中央議会 [#c9b8dccb] 
 +共和国の議会。移民船内で地球出発直後から行われてきた船全体の方針決定会議を継承するとされる。 
 +***行政局 [#o7b6439a] 
 +共和国には行政組織としては外交局・通商局・安全保障局・大気海洋局・教育局・観光局・社会基盤局・福祉医療局・公安局・監査委員会の9局と1委員会が存在する。 
 +共和国の官僚組織は形式としては中央議会の各部会ごとに付属する事務局に過ぎず、そのために最上位の官庁が省ではなく局を名乗っている。 
 +***政策スライダー [#y3777ab2] 
 +|地方分権|-◆-----|中央集権|結局のところ、コミューヌごとに任せるのが一番効率が良い| 
 +|貴族中心|------◆|富豪中心|そもそも我々には貴族なる概念がよくわからないのだが…| 
 +|農奴制|------◆|自由農民|牛飼いに鞭打つことに何の意味があるというのか| 
 +|保守主義|--◆----|革新主義|『伝統』には観光客を楽しませる力がある| 
 +|重商主義|------◆|自由貿易|観光客にも商人にも自由に出入りさせておけばよろしい| 
 +|攻撃主義|-----◆-|防御主義|外国に攻めに行くだと?一体何処に?バカらしい話だ| 
 +|陸軍重視|--◆----|海軍重視|海も守ることについても少しは考えねばなるまい| 
 +|精鋭|-◆-----|大軍|人的資源に乏しいゆえ、大軍という選択肢はとりようがない| 
 +***その他 [#xf827c42] 
 +-国旗 
 +ロムレーの故郷、スイスの国旗の元になったシュヴィーツ州旗の下半分を白色にしたもの。 
 +この白は自由・新天地・万年雪などを象徴しているとされる。 
 +-国歌“Ô monts indépendants” 
 +本来は19世紀後半から20世紀中葉まで使われていたかつてのスイス国歌。 
 +共和主義の精神が感じられるために建国期の中央議会の議員に好まれ、湖畔共和国の国歌として採用された。 
 +**外交 [#c56d20a2] 
 +基本的な外交態度は対レゴリス安保を基本とし、それ以外にはやや消極的であったが、ソサエティに原参加国として参加したことに伴い、国際協調への態度転換が図られている。 
 +経済的には特定の国に偏ることなく観光客を誘致しており、ある一国への経済的依存というものはほとんど存在しない。 
 +一方で、安全保障上には相互安保条約を締結しているレゴリス帝国の影響を大きく受けている。 
 +***国交を有する国家(樹立順) [#d0ef7cf3] 
 +※各国への論評は中央議会における評価意見の大勢であり、公的な効果を持つものではありません。 
 +-エーラーン教皇国 
 +なんとまあ、フリューゲルではゾロアスター教がこれほどの勢力になっているとは…。宗教の浮沈というのも、帝国の浮沈と同じように分からぬものだ。 
 +-%%フランドル共和国%%(滅亡) 
 +どうも政治経済共に混迷している地域であったらしく、最終的には崩壊してしまったが、建国期の共和国に援助物資を提供してくれた国でもある。 
 +…厳しい情勢な中で援助をしてくれたことに、なおのこと感謝するのが筋であろう。 
 +-%%ベルサリエーレ共和国%%(滅亡) 
 +かくて柱を失った国が一つ崩れ落ちた。瓦辺戦争の戦後処理は、彼の国に我々が思っていた以上に壊滅的な衝撃を与えていたのだ、ということか。 
 +-石動第三帝国 
 +東方諸国の一つ。地球時代の伝統をどのように継承していくか、という問題について、もちろんルーツは全く異なるものの、この国の歴史は示唆するところがあるかもしれない。 
 +-ウェールリズセ連邦共和国 
 +先進国の中でも特に外交に積極的な国の一つ。ENECの議長国を務めており、それに相応しくなかなか弁は立つようだ。うまく協調できればよいのだが。 
 +-%%シェロジア共和国%%(滅亡) 
 +アクロバティックな外交をしていた謎の国。あの放送は最初はチューナーの故障かと思ったほどだ。 
 +-ヴァノミス連邦 
 +一つの連邦、二つの国家、三つの陣営(エルツ=アルドラド、永久同盟、ENEC)、四つの都市、五つの民族、六つの島。 
 +建国当初の我々に資金を援助してくれた国…であった。もはや、誰がその一番の継承者なのかは分からないが。 
 +-レゴリス帝国 
 +このフリューゲルにおける最大の国家。早い段階から留学が可能になったこともあってロムレー人の最も主要な留学先であり、政治的・軍事的に大きな影響を受けている。 
 +[[相互安全保障条約:http://tanstafl.sakura.ne.jp/modules/d3forum/index.php?topic_id=469]]を締結している。場合によっては彼の国のために戦いに赴かねばなるまい。彼の国が我々の力が求められるほどの危機に陥ることはあまり想像しがたいが…。 
 +-成蘭連邦王国 
 +治安の安定した大国。東洋文化圏のようだが、東方諸国ではないのだろうか? 
 +-アルドラド帝国 
 +新興国への投資に積極的な大国。燃料輸出の得意先であり、またロムレーの建造物の多くはこの国の建材によって建てられている。 
 +-エルツ帝国 
 +アルドラド帝国との同君連合下にあるらしい大国。貴族的な物腰で有名らしい。大国同士の同君連合というのは、うまくいくものなのだろうか? 
 +-テークサット連合 
 +時折垣間見える内罰性は美徳ではあろうが…。いや、やめておこう。 
 +-ヴェールヌイ社会主義共和国 
 +純粋社会主義、か。いい試みだ。我々とは国制があまりにも異なりすぎるが、学べるところは学びたいものだ。 
 +-コーデクス共和国 
 +Garbage in, garbage out...単純に高度な計算機というものに晦まされてはならない。予測の基になる精密なデータの入手法こそ、真に我々の興味を惹くところだ。 
 +…ただ、無論彼らの情報処理のやり方にも興味がないわけではない。ソサエティの発足で交流の機会も増えたことだし、そろそろコーデクス語の辞書と文法書を入手したいのだが。 
 +-カルセドニー島共和国 
 +セビーリャ問題以来、少し消極的になった感があるが、最近は少し積極的に活動を再開しているようにみえる。彼の国の活動が国際社会によい影響をもたらすことを期待している。 
 +-アリア連邦 
 +先進国と新興国の境界線あたりにいる国。外交的には影が薄く、その立ち位置はいまいちはっきりしない。 
 +-%%フリスラーン帝国%%(滅亡) 
 +強大な皇帝権に先進的な兵器、それらは決して国家の永遠の安定を保障してくれるものではないのだ。 
 +-ヘルトジブリール社会主義共和国 
 +新興の社会主義国。迅速な経済成長に成功して先進国入りした国であるらしい。 
 +-ノホ・ヘレコ連邦 
 +ENEC設立時に参加するかどうかを巡って一悶着あった国らしいのだが、詳しいことはよくわからない。 
 +-ガトーヴィチ帝国 
 +稲作をたしなむスラヴ人というのはなかなか奇妙に感じられるが、ともあれスラヴ系民族の国…らしい。大スラーヴ主義は彼の国を一体どこに向かわせるのだろうか。 
 +-ヨリクシ共和国 
 +カルセドニーの支援を受けつつ、発展の道を歩んでいる様子の国。 
 +-コムニタス・マリアナ 
 +同じフランコフォニーの入植者の国。とはいえ、その政府の統治能力は如何なものだろうか? 
 +***条約等(締結順) [#w48b3133] 
 +-[[レゴリス帝国とロムレ-湖畔共和国との間に於ける相互協力並びに相互安全保障条約:http://tanstafl.sakura.ne.jp/modules/d3forum/index.php?topic_id=469]] 
 +-[[ソサエティ設立に関する協定:http://tanstafl.sakura.ne.jp/modules/d3forum/index.php?topic_id=522]] 
 +*経済 [#pc2fb038] 
 +極端に観光業に指向した産業構造を持ち、世界トップクラスの観光客滞在数を誇っている。外貨獲得能力は高く、国民所得水準は極めて高い。 
 +**産業 [#zfc5ede6] 
 +***農業 [#j816092b] 
 +干拓地で酪農・園芸農業などの高付加価値農業が行われているほか、高地では畜産業が営まれている。主に観光客向けではあるが、その生産力は輸出するだけの余力がある。 
 +***鉱業 [#r80de4a8] 
 +ウラン鉱が存在し、その輸出による収入は建国期の共和国を支えた。現在でもウランの輸出は続いているが、以前ほどの存在感はない。 
 +***林業 [#a55b94d0] 
 +広大な森林が広がり、その環境を維持する範囲内で林業が行われている。 
 +***工業 [#f538b994] 
 +木製品や乳製品が主に伝統的・職人的な製法で生産され、日用や土産物として流通している。 
 +産業的な大工場というものは著しく厳格な環境基準のためにほとんど存在しない。 
 +***商業 [#x662c8e4] 
 +観光業が高度に発展しており、観光客向けに様々なサービスが提供されている。 
 +本来の観光業のターゲットが長期滞在の富裕層であったことから、充分な所持金さえあればサービス業関連で困ることはないといえる。 
 +**通貨 [#wfa4d1f8] 
 +通貨は独自の法貨として移民船時代以前から続くロムレー・フラン(Fr.,LRF)が使われているが、観光業の発展に伴い、他国の通貨の流通も一般化している。 
 +国際通貨であるVaはロムレー・フランと並んで価格表記にも使われ、また主要な通貨は概ね通用する。 
 +**交通 [#uebbac4e] 
 +鉄道が比較的発達しており、山がちな地形ながら登山鉄道などによって国中が結ばれている。 
 +*国民 [#v2a5401b] 
 +主流文化はスイスフランス語かつカルヴァン派のものであり、民族的・宗教的な類縁の民族がフリューゲルには存在しない。 
 +**言語 [#va425c89] 
 +スイスフランス語が公用語となっているが、一般的なフランス語でも充分通じる。 
 +英独伊語あたりもそれぞれの話者が一定数おり、観光だけならそれらの一つだけでも話せればなんとかなる。 
 +**宗教 [#u6131ba0] 
 +宗教の構成比率はカルヴァン派65%、ルター派12%、カトリック8%、その他のキリスト教諸宗派4%、その他の宗教3%、無宗教8%。 
 +信教の自由はもちろん認められているが、カルヴァン派は事実上の国教の地位にある。 
 +*軍事 [#tbcf805a] 
 +ロムレー軍はスイス軍の制度を引き継いでいる…ということになっているが、それは軍を観光資源の一つとするための建前に過ぎず、移民船による星間航行期の間に実質は失われているというのは公然の秘密であり、実際のところはレゴリスを模範とするところが大きい。兵器はほとんど全てがレゴリス製のもので揃えられている。 
 +創設以来実戦経験はない。水上・航空戦力は一定程度あるものの、あくまで補助的なものに留まる。現時点では海外への出兵能力は持たないとされる。 
 +*人物 [#t4e97a55] 
 +***プロスペール・アルベリク・ジャンベール [#ne8f55f5] 
 +中央議会初代議長。 
 +移民船の船内環境を専門とする優れた工学者であり、船内において発生した重大な機械故障に際しての復旧を強い指導力によって指揮し、移民船のフリューゲル到達をどうにか実現した。 
 +その際の手腕から入植直後の共和国においても一定の人気と権威があったが、本人は重力下での環境は専門外であるとして直接手腕を振るうことなく、一貫して中央議会の決定を支持した。 
 +彼の時代のロムレーでは土地との共生が重視され、アーミッシュ的な古き良き理想郷と評される社会を築いたが、その後期にはレゴリス留学組を始めとするフリューゲル諸外国からの影響で公教育制度の整備が進んだ。 
 +移民船時代の活躍についてはいまや歴史上のこととして再評価が進んでいる人物ではあるが、最初期の共和国において議会主義体制を確立した立役者であることは確かである。 
 +***アンドレ・フィールズ [#fafbc2ff] 
 +中央議会第二代議長。 
 +レゴリス留学組を中心に教育分野などの必要性から官僚組織が拡充されていく中で、ジャンベール引退後の共和国の主導権をレゴリス留学組が握ることを危惧した中央議会の議員たちによって選出された。 
 +本人はこれといった強い主義主張は持っていないが、調整能力に優れ、レゴリス留学組と旧来の議員層を巧妙に調停して教育政策とインフラ整備を推進し、共和国は彼の在任中に世界最大の観光国となった。 
 +なお、独自に打ち出した政策はあまりないが、唯一例外的に鉄道振興にはこだわりがあるらしく、道路網よりも鉄道網を中心とした交通インフラ整備を強力に推し進めた。この政策は観光業の発展には貢献したようである。


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