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1: 2016-04-10 (日) 20:18:20 isulugi ソース
Line 1: Line 1:
 +[[石動第三帝国]]
 +|BGCOLOR(#E9967A):CENTER:&font(200%){''石動第三帝国''};&br;&font(100%){'' いするぎだいさんていこく/いするぎのみたびのみかどのくに''};&br;&font(100%){'' 英名:'''The Third Empire of Isulugi'''''};&br;&font(100%){'' 正字:石動第參帝國''};|||h
 +||CENTER: &br;&ref(第三帝国旗.png,mw:300,mh:300);&br;&font(120%){''国旗''};&br;|CENTER:&br;&ref(石動第三帝国国章横長ちょい低いa.jpg,mw:300,mh:300);&br;&font(120%){''国章''};&br;|
 +||BGCOLOR(#FFA07A):~国の標語|CENTER:億兆一心|
 +||BGCOLOR(#FFA07A):~国歌|CENTER:海ゆかば|
 +||BGCOLOR(#FFA07A):~公用語|CENTER:日本語&br;ハングル&br;中文繁体&br;英語|
 +||BGCOLOR(#FFA07A):~首都|CENTER:室満京|
 +||BGCOLOR(#FFA07A):~最大の都市|CENTER:高橋市|
 +|BGCOLOR(#FFA07A):~政府|BGCOLOR(#FFDAB9):~政体|CENTER:君主国家・武官貴族合議制・部分的民主主義|
 +|~|BGCOLOR(#FFDAB9):~皇帝|CENTER:烏帽子宮(第八代)|
 +|~|BGCOLOR(#FFDAB9):~征夷大将軍|CENTER:足利滿子(第三代)|
 +||BGCOLOR(#FFA07A):~面積|CENTER:25600㎢|
 +|BGCOLOR(#FFA07A):~人口|BGCOLOR(#FFDAB9):~総計|CENTER:6139万3千人(647年1月調べ)|
 +|~|BGCOLOR(#FFDAB9):~人口密度|CENTER:240人/㎢|
 +||BGCOLOR(#FFA07A):~建国|CENTER:フリューゲル暦411年5月14日|
 +||BGCOLOR(#FFA07A):~通貨|CENTER:石動貫(IKn)|
 +|BGCOLOR(#FFA07A):~国の象徴|BGCOLOR(#FFDAB9):~国花|CENTER:桃|
 +|~|BGCOLOR(#FFDAB9):~国鳥|CENTER:雉子|
 +||BGCOLOR(#FFA07A):~ccTLD|CENTER:.is|
 +#contents
 +
 +*概要 [#c41058fb]
 +&ref(石動第三帝国.jpg,mw:430,mh:360);
 + 石動第三帝国はフリューゲル東方地域の南方に位置する商業立国の君主国家である。地球時代の日本国の西日本地域の日本人、分けても岡山県に居住していた人々をルーツとしており、独特の文化や風習を色濃く残している。
 + また、「君主」である「皇帝」と「第一の臣下」(文武両官のトップ)である征夷大将軍の世襲統治による二重権威主義や・武官貴族合議制を核とし、大衆層である平民に制限的に参政権を付与した部分的民主主義体制など、政治面においても独特の文化・慣習を有している。
 +
 +*国名 [#n2ddec78]
 +
 +国号「石動」の初出は以下に示すものとされる。
 +----
 +'''「石動書紀 駿河宮皇帝即位前期(成立年不明)」'''
 + 落着希望號而四十五日條
 + 西方、亞奇都人在。彼人共欲海幸山幸強求幸々以銃類。當干時皇帝祈言曰「若天津神欲救正道者、悉払給彼人共」乃天照大御神曰「可也」乃國内之大石悉動、潰殺亞奇都人共。以此亞奇都人共不来。故、謂石動使本朝、是其縁也。
 +&br;
 +----
 +'''~現代語訳~'''
 +「西の方に亞奇都人という人達が居た。彼らは我が国の漁労と鉱山資源を狙い銃で脅して強奪しようとした。その時皇帝は「もし天の神が正しき者を救おうとお考えなら、あの者たちを追い払ってください」と祈られた。するとその祈りに天照大御神が応えて「よろしい」とおっしゃった。すると国中の大きな石が動き出し、亞奇都人たちを圧殺してしまった。それ以降亞奇都人達は来なかった。この様な所以から、我が国を「石動」と呼ぶようになったのだ。」
 +&br;
 +----
 + 文中の亞奇都人とは当時滅亡して近海で海賊行為を行っていた秋津人と思われる。またこの記事に於ける「大石悉動」とは地震による落盤ではないかとされている。石動書紀は建国以前の石動史に於ける一級資料とされているが、誇張表現や計算の合わない紀年記述が多く、紀年体資料としての信憑性は薄いとされている。
 +
 +*国歌「海ゆかば」 [#ae277d6d]
 + 『万葉集』巻十八にある大伴宅持作の長歌「賀陸奥国出金詔書歌」の一部を詩とする歌曲。地球時代の大日本帝国において戦意高揚を目的として作曲された。「君主に殉ずる精神性を謡う歌曲であり、石動帝国の国歌として相応しい」として、第一帝政期に国家として制定された。
 +-歌詞
 +海行かば 水漬く屍
 +山行かば 草生す屍
 +大君の 辺にこそ死なめ
 +かへりみはせじ
 +
 +[[演奏:http://www.youtube.com/watch?v=PfBebI2oFp4]]
 +
 +*歴史 [#y48220db]
 +#region(第一帝政期)
 +''第一帝政期''
 + 石動第三帝国はフリューゲルの秋津皇国から東南に位置する国である。フリューゲル歴380年ごろに移民宇宙船「希望号」が旧石動本州に不時着。豊かな自然に恵まれた島で、一代皇帝駿河宮陛下の下、人々は牡蠣の養殖と稲作と桐だんす作りに精を出し、大石動帝国を建国した。二代皇帝明日香宮陛下の御代に帝国は全世界に建国を宣言。成蘭連邦王国の支援の下、帝国はみるみるうちに発展した。しかし北畠三代総統の辞任に伴い田中藤次四代総統が就任。この時同盟国である大神連邦や友邦天津飯帝国が崩壊。それによる経済破綻が起こり(この当時の帝国の栄華は貿易によるものが大きかった)、間もなく民心は帝国を離れ、国土は荒廃し、帝国は事実上崩壊した。
 +#endregion
 +#region(第二帝政期)
 +''第二帝政期''
 + そんな中、本土の大恐慌の影響をほとんど受けていなかった島が菜良島である。この島は当時まで農耕による自給自足が営まれており、本土の恐慌の影響をあまり深刻に受けなかったのである。そこに目をつけたのが地球時代の日本の幕末からの歴史を誇りながら、石動神話の雛形である記紀神話を否定しているとの理由から政府の庇護を受け得なかった天理教である。若くして当主となった中山薫子は同島での布教を開始するも、土着信仰が根付いていた菜良島での布教は成功せず、中山薫子は旧オストマルク製の安価な自動小銃や拳銃を失業軍人の信者に配り、教庁自衛隊を組織。天理教国を名乗り独立を宣言した。この事態を受けた国家社会主義石動労働者党(以下、国社党)は当時北方総督であらせられた近江宮第三皇女殿下(当時。後の三代皇帝)に事の仔細を奏上、菜良島を奪還し島民を開放し、「第二の石動」を再建せしめる事を具申申し上げる。これを受け皇女殿下は四方の陸海軍残存兵力に「朝敵討伐の勅」を発布せしめ、総勢4個師団42000名を集結させた。そして皇紀43年(普歴456年)1月13日、四個師団は一斉に菜良島に上陸。結果は語るべくもなく、わずか23日で天理教国は完全降伏。2月2日、近江宮殿下は即位され、石動三代皇帝近江宮陛下となられる。これが石動第二帝国の再建となるのである。
 + その後秋津皇国より併合の申し出を受け、慎重なる協議の結果、遂に475年2月、石動第二帝国は秋津皇国を併合。同国は秋津皇王領秋津州となり、帝国の総人口は4000万人を超え、遂に帝国は「大石動帝国」の復活を宣言したのである。
 +併合当初帝国は秋津州に商業化を提案し、秋津州も帝国の商業化案には肯定的だった。しかし中夏民国並びに中夏人民共和国の崩壊を期に秋津州は突如商業化案を否定。総督府の再三の説得により自治政府内での協議という形で結論は先伸ばしとなると考えられていたが、秋津州は総督府に一言もなく三つの現代都市を工業都市化。これにより秋津州の商業化は事実上不可能になり、帝国は秋津州統治にもはや何のメリットも持たなくなってしまった。故に480年6月に「石動第二帝国による秋津皇国併合に関する条約」の失効を宣言。秋津州の主権を放棄した。
 + また、現代都市が工業都市に改築される寸前より総督府は自治政府との秘密会談を開いていたが、会談に参加した元秋津総督柏宮親王殿下、総督府総務課長山田太志氏は会談終了後大いに激怒し、柏宮殿下に至っては即刻帰国してしまった。
 + さらにその後香麗民主連邦の破壊工作により玉島原発がメルトダウン。帝国は国土を放棄せざるを得ず、公家、武家、国社党員の一部が当時の龍鮮王国に亡命。後の在幹石動亡命政府である。
 +#endregion
 +#region(第三帝政期)
 + そして522年、本州を群雄割拠していたマフィアの一人、秋津系石動人北条司によって本州に「北条合藩連合」が建国され、在幹石動臨時亡命政府がこれを朝敵と断じ征伐を宣言。523年の庚辰戦争(石動動乱)を経て、五代皇帝後明日香宮陛下により、「石動第三帝国」の建国が宣言されたのである。
 + その後レゴリス帝国の融資により経済発展を遂げ、528年にはCAME、531年にはOTOへの加盟を果たしたが、こうした中での武家の政権掌握と足利氏の台頭を快く思わなかった公家層が後明日香宮皇帝に讒言を行い、軍部にも協力者を募り、「正統吉備皇国」を名乗り帝都を制圧。国家社会主義石動労働者党を帝都より追放し、皇帝専制国家を築いた。第三帝国政府は孝寧君太上皇婿陛下、真備宮親王を奉じ「津山大本営」を築き正統吉備皇国に抵抗。国内は正統吉備皇国を「南朝」石動第三帝国を「北朝」と呼ぶ南北朝の様相となった(石動南北動乱)。その後北朝による帝都奪還や、大吉備帝国としての統一とその瓦解など、様々な紆余曲折を経て、遂に578年6月、南朝和睦派の阿蘇直子太上大臣が南朝を制圧。南朝和睦派と北朝が停戦に合意し、旧南朝強硬派は秋津へ逃亡。嘉川島は暫定的に長押宮を中心とする香川島自治政府が掌握し、587年7月、嘉川・石動間に「石動第三帝国・嘉川臨時政府間停戦協定」が調印され、嘉川島が石動第三帝国領となったことを持って法的にも南北朝動乱が集結した。
 +#endregion
 +
 +'''詳細は「石動史」を参照'''
 +*国民 [#a5d6b46e]
 + 石動・秋津民族などの日系民族と、和寧民族・中夏民族などの東方民族が大部分を構成し、分けても日系民族は全体の約七割を占めている。また西洋系の人種としてはスオミ民族の割合が最も高い。647年現在の民族構成は石動人59%、幹国人19%、中夏人5%、スオミ人5%、秋津人4%、ベルサリエーレ人4%、その他4%となっている。
 +**石動民族 [#k915501f]
 +&ref(小袖3.jpg,right,around,wrap,mw:200,mh:200);
 + 旧地球時代の西日本の人々がそのルーツとされている。濃い味よりも薄味を好む、角餅を用いず丸餅を用いるなど、東日本系の秋津人と比して文化的な違いが多く存在するとされている。仏教宗派に関しては真言宗が多数派だったが、将軍家により禅宗が保護されてからは禅宗への転向が目立っている。
 + 基本的に穏和で温厚な国民性を持つとされていたが、南北動乱以降の深刻な社会不安と動乱終結後の苛烈な成長競争社会の煽りにより、こうした国民性は完全に失われているとされている。現在の石動人の国民性として「短気」「大雑把」「好戦的」「自分に甘く他人に厳しい」「実用性よりロマン重視」「アトモスフィアに弱い」などが挙げられている。
 +**秋津民族 [#le8933ab]
 +&ref(振袖.jpg,right,around,wrap,mw:150,mh:200);
 + 旧地球時代の東日本の人々をルーツとしている。濃い味を好む、角餅を用いるなど、独自の風習があるとされていたが、昨今では殆ど石動人と同化しており、国内で秋津民族であることを主張する人々はかなり少なくなっている。石動人との風習的な大きな違いとして、彼らが「紋付羽織」「振袖」などの、石動に於いて「江戸期政権簒奪荒廃時代的」として忌み嫌われている衣装を民族衣装として重用している点が挙げられる。石動に於いて地球時代の日本民族の伝統的文化とは「室町時代以前の文化」と明言されており、特に公の場でそうした服装をする人は「秋津の人か、さもなければ教養のない人」と唾棄される対象となると言われる。
 +
 +**和寧民族 [#q0e28b29]
 +&ref(チマ・チョゴリ.jpg,right,around,wrap,mw:150,mh:200);
 + 旧大和寧帝国の崩壊に伴い多くの和寧の人々が石動へと移住した。およそ一千万人近くの人々が移住しており、日本語を使用してはいるが、言語や衣装・宗教に関する多くの伝統文化を護っている。ルーツは地球時代の韓民族とされている。性質としては「気性が激しい」「気が短い」というややマイナスな印象も挙げられてはいるが、「おおらかで融和的」「人情に篤い」などの面も良く知られており、石動人との関係性も非常に良好であるとされている。
 + 第三帝政の中心を担った在幹系石動人は大部分が彼らとの混血を経ており、文化は別として民族としての性質や国民性は彼らと非常に通じるものがあるとされている。特に石動人の権威信奉主義的な政体や社会構造は彼らの文化・思想に瓜二つであるとも指摘されている。現在では主要都市の多くに「幹国人街」が存在し、彼らの文化の拠り所として機能しているほか、辛みの強い幹国系料理は石動人にも非常に人気で、グルメ雑誌でも必ず取り上げられるほどに石動人の食文化にも浸透している。
 +
 +**中夏民族 [#b8d13b09]
 +&ref(チャイナ服.jpg,right,around,wrap,mw:150,mh:200);
 + かつて中夏人民共和国が治めていた中夏大陸に住んでいた人々。現在無主地状態となっている中夏大陸の無法ぶりを嫌う人々の多くが石動に移住している。ルーツは地球時代の漢民族とされている。信仰として道教と仏教が知られており、特に中夏仏教の流入は石動仏教界からも歓迎されており、仏教界隈においては相互に深い交流がある。また非常に勤勉な一面が知られており、今では多くの企業で中夏人の人材が活躍している。一方で大陸との重要なパイプ役となる様な者もいる反面、彼らの生活拠点として知られる中夏街はマフィア・武器商人・薬物密売人などの犯罪者流入の温床として問題視されている一面もある。また和寧民族に比べて石動への帰化に積極的でない点も指摘されており、石動国籍を有さず特例移住外国人の扱いを受けている彼らが石動の社会保障を享受し、石動人から働き口を奪うという問題が保守層からは盛んに指摘されている。
 +
 +**スオミ人 [#ycfba8e4]
 +&ref(スオミ.jpg,right,around,wrap,mw:150,mh:200);
 + スオミ王国崩壊に伴い、同国のメロディック・デスメタルバンド「Children Of Botom」が移住してきたことを皮切りに、全世界に散らばったスオミ人のうちかなりの部分が石動へ移住することとなった。ルーツは地球時代のフィン人とされている。現在では石動在住の白色人種の中で最も割合の多い人々として知られている。スオミ人自体多くの民族で構成されているため、一概にスオミ民族と括ることはできないが、多くの伝統文化を継承している。信仰としてスオミ正教会、カトリック、スオムス・ネオペイガニズムなどが知られている。
 + Children Of Botomに代表されるように、スオミ人のうち石動に移住した人々の殆どは同国で盛んだったとされるハードロック/ヘヴィーメタルを愛好する人々とされている。現在フリューゲルの中でも顕著にハードロック/ヘヴィーメタルが盛んであると知られている我が国は彼らにとっては新天地と言っても過言ではなく、すでに多くの優秀なスオミ人アーティストが石動国内に於いてデビューを果たしている。
 +
 +*国土 [#y763a70f]
 +|&ref(石動の国土2.jpg,mw:550,mh:550);||
 +|&ref(石動地図のコピーのコピー.png,mw:300,mh:300);|&ref(石動全景.png,mw:300,mh:300);|
 +
 + 石動本州及びその周辺諸島は旧秋津州から見て南東に位置し、非常に低緯度に位置する。ケッペンの気候区分によれば熱帯サバナ気候に属する常夏の国である。
 + 合藩連合の藩領を基本に、山岡府、敷倉県、備前県、津山県、高橋県、埴輪県、美作県、新見県、嘉川道、播淡道、福水道、因城道、鳥島道の十三道府県に分けられている。
 +
 +#region(道府県一覧)
 +**山岡府 [#hffd0da3]
 + 帝都、室満京が位置する我が国の首府。府民は幹国人と混血した旧在幹系石動人が多い。
 +-''室満京(むろみつきょう)市''
 +--新室満京(11,12)
 + 帝都。第三帝政の中心地として栄えたが、隕石落下により消滅。現在の帝都は隕石落下後再建されたもの。
 +|&ref(新公方府庁舎.jpg,mw:200,mh:150);|&ref(新室満京市.jpg,mw:200,mh:150);|&ref(top_img.jpg,mw:200,mh:150);|
 +|隕石落下後に再建された公方府庁舎。帝冠様式を採用している。|復興後の室満京市|再建後の新室満京内裏紫宸殿。旧室満京内裏は北条幕府が使用していた山岡城の内装を宮中様式に改築した、五層天守を構える武家様式の様な城郭を宮城としていたが、再建後完全な宮中様式の内裏が落成した。|
 +|&ref(山岡府庁2.jpg,mw:200,mh:150);|&ref("天神山城_陸軍帝都鎮護軍司令部1.jpg",mw:200,mh:150);|&ref(小楽園.jpg,mw:200,mh:150);|
 +|山岡府庁舎。山岡府最長のツインタワービル。上層階は一般開放されており、展望台や高級レストラン・料亭などが備わっている。|天神山城。かつて存在した武家宇喜多氏の居館を隕石罹災後に復元したもの。一時は足利氏の別邸として利用されていたが、現在は陸軍帝都鎮護軍司令部が置かれている。鉄筋コンクリートの近代天守は一年に一度一般開放される。|小楽園。皇帝家の御用邸で、石動最大の名園。隕石罹災により焼失してしまったが、緻密な設計図が伝わっていたため、寸分違わず復元することが出来た。休日のみ一般開放される。|
 +|&ref(内務省.jpg,mw:200,mh:150);|&ref(外務省.jpg,mw:200,mh:150);|&ref(陸軍省1.jpg,mw:200,mh:150);|
 +|内務省庁舎|外務省庁舎。前衛的な円形のツインタワービル。|陸軍省・統合参謀本部合同庁舎。少なくとも6つの主要建造物から成る石動最大の合同庁舎。|
 +|&ref(航空宇宙軍省.jpg,mw:200,mh:150);|&ref(海軍省.jpg,mw:200,mh:150);|&ref(大蔵省.jpg,mw:200,mh:150);|
 +|航空宇宙軍庁舎|海軍省庁舎|大蔵省庁舎|
 +|&ref(文部省1.jpg,mw:200,mh:150);|&ref(非常事態省.jpg,mw:200,mh:150);|&ref(神祇省1.jpg,mw:200,mh:150);|
 +|文部省庁舎|非常事態省庁舎|神祇省庁舎|
 +|&ref(法務省.jpg,mw:200,mh:150);|&ref(鉄道_運輸合同庁舎.jpg,mw:200,mh:150);|&ref(農林_商工_逓信_厚生_労働合同庁舎.jpg,mw:200,mh:150);|
 +|法務省庁舎|鉄道・運輸省合同庁舎|農林・商工・逓信・厚生・労働省合同庁舎|
 +
 +-''珠緒市''
 +&ref(kurashikihdri05.jpg,mw:480,mh:360);
 + 水嶋工業地帯。大工建材株式会社の建材工場や、陸軍造兵廠が集中している。
 +
 +**敷倉県 [#n355472a]
 +-''敷倉市''(8,13)
 + 現代都市。第一帝政期は現代都市馬群県高崎市として栄えた地。秋津人と混血した本州残留系の石動人が多く住み、幹国人との混血が多い旧在幹系石動人が多い山岡府民との確執が恐ろしいらしい。こうした住民レベルでの対立構造を意識してか、足利直は度々蜂起の拠点としていた。
 +|&ref(img_0.jpg,mw:200,mh:150);|&ref(img_0110.jpg,mw:200,mh:150);|&ref(95471486.jpg,mw:200,mh:150);|
 +|敷倉駅前の大型ショッピングモール。|敷倉美観地区(8,12)。地球時代の美術品を多数所蔵している大腹美術館や、第一帝政期の商人の蔵屋敷などが有名。|鷹羽山ハイランド(8,15)。沿岸部に位置する、絶叫マシーン中心のテーマパーク。特に「スカイサイクリング」は絶叫必至とされる。ヂューピーと称するネズミ型の気色の悪いマスコットが居り、勿論人気がない。写真は鷹羽山ハイランドで最も恐ろしいアトラクション「スカイサイクリング」|
 +
 +--猫窓港(7,14)
 + 帝国第二の港湾。
 +-''參社市''(8,10)
 + ニュータウン。參社皇太神宮(7,10)や吉備津彦大神宮など、由緒ある神社仏閣を多く擁する伝統ある町。
 +|&ref(參社皇太神宮本殿.jpg,mw:200,mh:150);|&ref(吉備津彦大神宮.jpg,mw:200,mh:150);|
 +|參社皇太神宮。大皇祖天照大御神・皇祖石動楚々日百戸姫尊を祀る皇太神宮。|吉備津彦大神宮。地球時代古代に吉備を平定したとされる吉備津彦尊を祀る。武勇の神として名高い。|
 +
 +**備前県 [#o89c92e9]
 +-''備前市''(13,12)
 + 現代都市。以前は一地方都市に過ぎなかったが、近年の商業発展は目覚しい。
 +&ref(City-of-Pretoria-South-Africa-wpcki.jpg,mw:480,mh:360);
 +-''伊里市''(14,12)
 + 工業都市。
 +-''三石市''(15,11)
 + ニュータウン。
 +
 +**津山県 [#r4805d25]
 +-''津山市''(12,8)
 + 現代都市だったが脇屋義介に焼き討ちされる。第一帝政期は帝都龍城京として栄えた。半先代の乱や脇屋義介の乱といい、何度も反乱に見舞われ灰燼に期している。
 +&ref(co_bogota01.jpg,mw:480,mh:360);
 + 津山市中心地。後ろには本州北部を横断する吉備山脈が見える。
 +-''芦川市''(12,6)
 +-''久米田市''(14,6)
 +-''知和市''(12,5)
 +
 +**高橋県 [#sfa88325]
 +-''高橋市''(6,11)
 + 現代都市。今や帝国最大の都市であり、帝国経済の要。
 +&ref(高橋市.jpg,mw:480,mh:360);
 +高橋市の夜景。
 +
 +-''笠岡市''(5,13)
 +
 +**美作県 [#y4a90daf]
 +-''美作市''(14,9)
 + ニュータウン。
 +-''和気市''(14,10)
 +
 +**埴輪県 [#zc5eb890]
 +-''埴輪市''(9,8)
 + ニュータウン。
 +-''米子市''(9,6)
 +
 +**新見県 [#bae03ced]
 +-''新見市''(6,8)
 + 現代都市。
 +&ref(dsc_0073.jpg,mw:480,mh:360);
 +-''小奴可市''(5,9)
 +
 +**嘉川道 [#h817a67d]
 + 本州南方にある島。南朝が実効支配していたが、停戦後は長押宮親王の荘園と定められ、荘園登録停止を以て嘉川道に編入された。
 +-''高枩市''(10,19)
 + 現代都市。嘉川道の中心地。
 +&ref(19150_I1101_sanpoto2.jpg,mw:480,mh:360);
 +高枩市のビル街。左に省鉄ホテル、右には高枩マリンタワーが見える。
 +
 +**播淡道 [#u9ac7083]
 + 本州東南の人工島群。海上国営取引所による証券・為替取引と、企業農業が盛ん。昨今神門市の現代都市化により帝国の一大商圏の一つとなった。北部の佐用島に航空宇宙軍の宇宙基地がある。
 +-''神門(かんど)市''(17,16)
 +&ref(index_topimg.jpg,mw:480,mh:360);
 + 神門市の夜景。左手の赤いタワーは神門市のシンボルタワーたる神門タワー(19,17)。
 +
 +**福水道 [#d21e2b4c]
 + 本州西南の人工島。ほとんどが国営林で構成されており、まばらにニュータウンが存在する。西部は大規模自然公園として整備されている。
 +
 +**因城道 [#e5aea71d]
 + 本州東北の人工島郡。国営林業が行われている人工林が全域を占める因城群島が存在する。
 +
 +**鳥島道 [#e6f80566]
 + 本州西北の人工島郡。帝釈島に航空宇宙軍の宇宙基地がある。
 +#endregion
 +
 +*身分制度 [#f3801494]
 +帝国には皇族以外に公家、武家、平民の三つの身分制度が存在する。本来公家が武家よりも尊いとされていたが、第二帝政ごろから武力革命により積極的に地位向上・政治参加を行ってきた武家が石動人社会の大部分でその政治的権力を持つようになり、今では武家こそが政治権力と化しており、またそれをよく思っていない公家・公家寄りの皇族も多い。
 +公家・武家ともに第一帝政の頃から皇帝家に習い女系化する傾向が強い。公家・武家の女系化は皇帝家の許しを得なければ行うことができない為、女系を高貴なる一族のステイタスと見る文化が浸透している。それでも武家の赤松氏や公家の近衛氏の様に、女系化を許される力を十分に持ちながら男系を貫く公家・武家も少なからず存在する。
 +
 +#region(有力武家一覧)
 +''有力武家一覧''
 +|~&ref(31XFPN2lDbL._SL500_AA300_.jpg,mw:100,mh:100);|~''足利氏''|
 +|~|CENTER:現当主:''足利滿子''|
 +|~|女系。本姓源。二代総統足利孝弘陸軍大将や、第二帝政の頃の参謀総長として有名な足利佳代陸軍中将など、多くの有力軍人を輩出した陸軍閥。足利尊子初代将軍の治世の「征夷大将軍永代足利氏の勅」により、事実上の「将軍家」となった。ルーツは地球時代の足利将軍家の末裔の一つである平島公方足利氏とされている。|
 +|~&ref(kiri57.jpg,mw:100,mh:100);|~''赤松氏''|
 +|~|CENTER:現当主:''赤松祐弼''|
 +|~|男系。本姓源。五代総統赤松雅彦などを輩出した、足利に伍する陸軍閥。敷倉県に強力な地盤を持っている他、一族の経営する赤松鉱石は帝国内の二大鉱山利権を牛耳っている。|
 +|~&ref(3613.jpg,mw:100,mh:100);|~''名和氏''|
 +|~|CENTER:現当主:''名和長政''|
 +|~|男系。本姓源。第一帝政期より海軍卿を多く輩出している海軍閥。一族の経営企業に名和海運がある。|
 +|~&ref(ダウンロード.jpg,mw:100,mh:100);|~''今川氏''|
 +|~|CENTER:現当主:''今川範邦''|
 +|~|男系。本姓源。第一帝政からの歴史を持つ足利流分家。|
 +|~&ref(31UO-WEq15L._SL500_AA300_.jpg,mw:100,mh:100);|~''新田氏''|
 +|~|CENTER:現当主:''新田秋穂''|
 +|~|女系。本姓源。第一帝政後本州にとどまり在地勢力となり、北条合藩連合に組み込まれた。&font(Red){南朝加担により朝敵指定};|
 +|~&ref(t02200220_0500050012414508357.jpg,mw:100,mh:100);|~''楠木氏''|
 +|~|CENTER:現当主:''楠木雅貫''|
 +|~|男系。本姓橘。龍鮮派遣軍総司令楠木雅之など、軍人を多く輩出している。&font(Red){南朝加担により朝敵指定};|
 +|~&ref(67.jpg,mw:100,mh:100);|~''山名氏''|
 +|~|CENTER:現当主:''山名時善''|
 +|~|男系。本姓源。第二帝政以降力をつけてきた新興武家。新田氏の分家。高梁・埴輪両県に一族の地盤を持つ他、親衛軍に於ける権力も強い。|
 +|~&ref(ダウンロード.jpg,mw:100,mh:100);|~''斯波氏''|
 +|~|CENTER:現当主:''斯波資廉''|
 +|~|男系。本姓源。第二帝政以降力をつけてきた新興武家。足利氏の分家。|
 +|~&ref(J1426.jpg,mw:100,mh:100);|~''畠山氏''|
 +|~|CENTER:現当主:''畠山持氏''|
 +|~|男系。本姓平。第二帝政以降力をつけてきた新興武家。|
 +|~&ref(31XFPN2lDbL._SL500_AA300_.jpg,mw:100,mh:100);|~''細川氏''|
 +|~|CENTER:現当主:''細川勝男''|
 +|~|男系。本姓源。第二帝政以降力をつけてきた新興武家。足利氏の分家。|
 +|~&ref(ダウンロード.jpg,mw:100,mh:100);|~''一色氏''|
 +|~|CENTER:現当主:''一色頼氏''|
 +|~|男系。本性源。第二帝政以降力をつけてきた新興武家。足利氏の分家。|
 +|~&ref(ukita.jpg,mw:100,mh:100);|~''宇喜多氏''|
 +|~|CENTER:現当主:''宇喜多郷家''|
 +|~|男系。本姓三宅。第一帝政からの名門だが今はパッとしない。|
 +|~&ref(26004_0.jpg,mw:100,mh:100);|~''池田氏''|
 +|~|CENTER:現当主:''池田輝実''|
 +|~|女系。本姓源。武家としては珍しく教授や学者など教育関係者の輩出が多い。|
 +|~&ref(2404_0.jpg,mw:100,mh:100);|~''大工氏''|
 +|~|CENTER:現当主:''大工健一郎''|
 +|~|男系。本姓小野。第一帝政期より重工業で成功し、今も大工自動車などのグループ企業を一族経営している。|
 +#endregion
 +#region(有力公家一覧)
 +''有力公家一覧''
 +|~&ref(17.gif,mw:100,mh:100);|~''近衛家''|
 +|~|CENTER:現当主:''近衛忠子''|
 +|~|男系。本姓藤原。二代皇帝明日香宮帝の皇婿義昭陛下など、皇婿を多く輩出してその地位を獲得した。|
 +|~&ref(huto-seimei-kikyou-mon.jpg,mw:100,mh:100);|~''土御門家''|
 +|~|CENTER:現当主:''土御門頼明''|
 +|~|男系。本姓源。近衛氏に次ぎ皇族との婚姻関係が多い。代々宮内省陰陽頭を勤める。|
 +|~&ref(t02200219_0225022410901984297.jpg,mw:100,mh:100);|~''北畠家''|
 +|~|CENTER:現当主:''北畠秋代''|
 +|~|女系公家。本姓源。第一帝政期より北畠智佳三代総統などの有力政治家を輩出するなど、政治に深く関わっていた一族。浄土島隕石落下により断絶したかに思われたが、当時秋津に下向していた秋代が継承し存続された。|
 +|~&ref(takesuzume1.jpg,mw:100,mh:100);|~''甘露寺家''|
 +|~|CENTER:現当主''甘露寺藤子''|
 +|~|女系。本性藤原。藤原流名家。|
 +|~&ref(takenisuzume2.jpg,mw:100,mh:100);|~''勧修寺家''|
 +|~|CENTER:現当主:''勧修寺明子''|
 +|~|女系。本姓藤原。明子を祖とする藤原流分家。|
 +|~&ref(kujouhuji.jpg,mw:100,mh:100);|~''九条家''|
 +|~|CENTER:現当主:''九条経子''|
 +|~|女系。本姓藤原。第一帝政期から続く藤原流名門。|
 +#endregion
 +#region(断絶した武家・公家)
 +断絶した公家・武家
 +|CENTER:&ref(Hanawa001.jpg,mw:100,mh:100);|~''高野氏''|
 +|~|CENTER:現当主:''高野翼''|
 +|~|女系武家。本姓高階。元々は男系の下級武家だったが、高野直六代総統の就任を機に党内での発言力を増すようになる。当主高野翼殺害により断絶。|
 +|~&ref(HN-055.jpg,mw:100,mh:100);|~''千種家''|
 +|~|CENTER:現当主:''千種忠廉''|
 +|~|男系。本姓源。軍人、公家院議員を多く輩出してきた。&font(Red){隕石落下により断絶};|
 +#endregion
 +*政治 [#lc530fbd]
 + 公方府体制への移行により、事実上の将軍専制国家となった。
 +
 +|政策スライダー|
 +|民主的|----◆--|独裁的|武家の合議制と部分的民主主義|
 +|政治的左派|------◆|政治的右派|皇帝・将軍による二重権威主義|
 +|開放社会|--◆----|閉鎖社会|情報開示には積極的|
 +|自由経済|--◆----|中央計画経済|改革後は市場経済を重視|
 +|常備軍|----◆--|徴兵軍|陸海軍は過半数が徴兵人員|
 +|タカ派|◆------|ハト派|軍事政権による武断政治|
 +|介入主義|--◆----|孤立主義|関係国の情勢には関心を示す|
 +**不文律憲法 [#t21ce82c]
 + 第一帝政期には立憲君主国家の枠組みを定めた「大石動帝国憲法」が存在したが、第二帝政期における「内閣委任統治法」成立による同憲法の失効以降、石動には成文憲法が存在しないことになっている。第二帝政期に於いては「国家社会主義労働者党が憲法に代わる存在」とされていたが、第三帝政に於いては、立法会議成立以降、「いくつかの法令がいわゆる不文律憲法を構成している」という態度が取られている。こうした背景には「将軍と皇帝という二つの権威が併存する石動の複雑な政治構造は成文憲法で規定することはできない」という公方府側の主張が存在する。
 +-不文律憲法を構成する諸法令
 +--皇室典範
 +--征夷大将軍設置の令
 +--征夷大将軍永代足利氏の詔勅
 +--公方府法
 +--宮内省設立の令
 +--立法会議法
 +**公方府 [#pbcc4542]
 + 543年に足利尊子初代将軍が設置した将軍執政機関。国家の軍事行政のすべてを統括する。他国の内閣に相当。
 +
 +#region(現在の主要閣僚)
 +-''現在の主要閣僚''
 +|征夷大将軍|&ref(足利滿子背景入り2_0.jpg,mw:150,mh:150);|足利滿子|足利晶子第二代征夷大将軍の長女。元統合参謀本部主席参謀陸軍少将。エーラーン教皇国救世軍学校卒業。出世も早く軍人としても有能と評判であり、国民の間でも治世に期待が持たれている。|
 +|管領|&ref(斯波良将_0.jpg,mw:150,mh:150);|斯波良将|武家。元統合参謀本部兵器行政統括局長。陸軍大将。細川之子前管領の評定院弾劾決議を受け将軍が指名。軍官僚然とした生真面目な人柄で知られており、経済成長に於いて大いに手腕を発揮した。|
 +|統合参謀総長|&ref(細川之子9.jpg,mw:150,mh:150);|細川之子|武家。陸軍中将。元管領。元統合参謀本部作戦部長。614年の評定院の管領弾劾決議によって管領を罷免されていたが、643年、反対派の一人であった土岐前統合参謀総長の失脚により滿子将軍より後任として指名される。幼いころから滿子将軍の教育係の様な立場にあり、将軍との仲はほとんど親子の様な間柄であると言われている。|
 +|外務卿|&ref(洞院公子1.jpg,mw:150,mh:150);|洞院公子|公家。南北朝時代から北朝の重鎮と目されてきた。|
 +|内務卿|&ref(畠山義美2.jpg,mw:150,mh:150);|畠山義美|武家。畠山持氏元内務卿の長女。元首都警長官。|
 +|大蔵卿|&ref(一色紀子1.jpg,mw:150,mh:150);|一色紀子|武家。陸軍大佐|
 +|陸軍卿|&ref(赤松義範1.png,mw:150,mh:150);|赤松義範|武家。陸軍大将。|
 +|海軍卿|&ref(名和光昭.jpg,mw:150,mh:150);|名和光昭|武家。海軍大将|
 +|航空宇宙卿|&ref(池田俊美1.jpg,mw:150,mh:150);|池田俊美|武家。航空宇宙軍中将。|
 +|司法卿|&ref(上杉憲貞2.jpg,mw:150,mh:150);|上杉憲貞|武家。警視庁副総監。|
 +|文部卿|&ref(上杉憲隆1.jpg,mw:150,mh:150);|上杉憲隆|武家。警視庁総監。|
 +|農林卿|&ref(宇喜多垣家3.jpg,mw:150,mh:150);|宇喜多垣家|武家。陸軍中将。|
 +|商工卿|&ref(飯尾頼英.jpg,mw:150,mh:150);|飯尾頼英|武家。直参親衛軍親衛少将。|
 +|逓信卿|&ref(伊勢貞次.jpg,mw:150,mh:150);|伊勢貞次|武家。直参親衛群直参親衛大佐。|
 +|鉄道卿|&ref(今川範氏.jpg,mw:150,mh:150);|今川範氏|武家。元管領今川範邦の次男。|
 +|厚生卿|&ref(斯波良将_0.jpg,mw:150,mh:150);|斯波良将|管領兼任。|
 +|労働卿|&ref(京極冬樹.jpg,mw:150,mh:150);|京極冬樹|武家。陸軍少将(画像は少佐のころの写真)。佐々木道興元外務卿の嫡男。京極に改姓。|
 +|運輸卿|&ref(一色頼氏.jpg,mw:150,mh:150);|一色頼氏|武家。|
 +|非常事態大臣|&ref(宇都宮禎康.jpg,mw:150,mh:150);|宇都宮禎康|武家。南朝より降伏し閣僚に登用される。|
 +|国務卿|&ref(佐川聡一.jpg,mw:150,mh:150);|佐川聡一|武家。|
 +|公方府書記官長|&ref(渋川直樹3.jpg,mw:150,mh:150);|渋川直樹|武家。|
 +|法制局長官|&ref(仁木邦行1.jpg,mw:150,mh:150);|仁木邦行|武家。陸軍大将。|
 +|神祇卿|&ref(土御門頼明2.jpg,mw:150,mh:150);|土御門頼明|公家。前神祇卿近衛員麿が南朝に走ったため抜擢。宮内省陰陽頭も兼任する。|
 +#endregion
 +
 +**征夷大将軍 [#i8c63854]
 + 南北朝状態にあたって真備宮皇帝陛下が足利尊子総統を「征夷大将軍」に任命したのが初出。内閣制度下では陸海親衛三軍の全指揮権を掌握する国家最高軍事指導者であったが、公方府体制の成立により事実上軍事行政の最高指導者となった。尊称は「''大樹''」「''大君''」「''将軍殿下''」「''公方殿下''」(一見武官の様で、内情は武官と文官の頂点に立つ官職であるため、地球時代の「関白」の例に倣い尊称は殿下である。無論陸海宙親衛四軍の将官とも明確に差別化されている)
 + 征夷大将軍設置の令・公方府法・立法会議法やその他慣例などにより以下の権限が規定されている。
 +-公方府閣僚級職員、その他要職の任命権
 +-独立命令である将軍御教書の発令
 +-立法会議で可決された法案の拒否権
 +-帝国四軍の統帥権
 +-戒厳令・非常事態宣言の発令
 +-あらゆる弾劾裁判に掛けられない
 +-臨済宗五山の決定権
 +-上奏文内覧権
 +-重要な政治決定に関する国民投票の実施権
 +
 +***歴代征夷大将軍 [#ue12f628]
 +|代|姓名|写真|任期|概要|
 +|初代|足利尊子|&ref(oP6f7DrW.jpeg,mw:100,mh:100);|532年~578年|石動南北動乱を決起として、真備宮皇帝により石動において初めて「征夷大将軍」に任命された人物。石動武家の名門である足利氏の当主であるため、実質「武家の棟梁」の様な地位にあった事や、非常に人望に厚かったという点がその理由とされているが、「武家側のゴリ押しによって担ぎ上げられたのだ」とも評されている。公方府設立による征夷大将軍への権力集中や、真備宮帝による「征夷大将軍永代足利氏の勅」による世襲体制確立に成功するが、南朝と和睦し「大吉備帝国」を成立させるもすぐに破綻してしまうなどの混乱もあった。最終的に南朝側和睦派の南朝掌握により、在任中に南北統一を為す事が出来た。CAME脱退後に将軍位を返上。長女晶子に譲る。|
 +|二代|足利晶子|&ref(晶子さん背景入り4.jpg,mw:100,mh:100);|578~608|尊子将軍の辞任を受け将軍に就任。一見飄々とした人物だったが、南北朝以来の重臣らをまとめ上げ、首都警解体と立法会議設立による部分的民主化、さらにこれによる圧倒的な経済成長を一代にして成し遂げた。しかしその裏では相当なストレスをため込んでいたらしく、暴飲の末急性肝炎によって逝去。|
 +|三代|足利滿子|&ref(足利滿子背景入り2_0.jpg,mw:100,mh:100);|608~|滿子将軍の逝去を受け就任。エーラーン防衛大学校卒業。統合参謀本部主席参謀を歴任。出世も早く国民からの人気も高い。|
 +
 +**行政 [#q78cb31f]
 +#region(各省庁の業務及び内部部局・外局)
 +-''各省庁の業務及び内部部局・外局''
 +|省庁名|担当業務|内部部局|外局|
 +|公方府|将軍執政機関。|秘書室・記録局・文書局・法制局・監察局・情報部・広報室・人事部・会計部|統合参謀本部・直参親衛軍本部・国家公安委員会・開発統合局|
 +|外務省|各国との外交。各国大使館・公使館との連絡業務等。|外交政策局・貿易交渉局・東方地域局・スカンジナビア方面局・フリューゲル西方局・国際協力局・国際法局|なし|
 +|内務省|国内の地方行政、建設土木、警察機関の統括を担当。|地方局・警保局・建設土木局・社会局・観光局|なし|
 +|大蔵省|税収、国家財政担当。|主計局・主税局・関税局・理財局・証券局・貿易管理局・銀行局|なし|
 +|陸軍省|陸軍の軍政を担当。|軍務局・人事局・兵器行政局・整備局・兵務局・会計局・衛生局・法務局・地図院|陸軍高等軍法会議・技術研究局・陸軍運輸局・陸軍航空本部・船舶司令部・陸軍燃料局・慰問部|
 +|海軍省|海軍の軍政を担当|軍務局・軍備局・軍需局・人事局・調達会計局・医務局・艦船行政局・建築局・法務局|海軍将官委員会・海軍技術委員会・海軍航空本部・海軍教育本部・海図部・海軍高等軍法会議・海軍士官学校・海軍兵学校・電波部(M2)・施設本部・運輸本部・艦船救難司令部|
 +|航空宇宙軍省|航空宇宙軍の軍政を担当。|軍務局・兵備局・人事局・航空司令局・航空救難安全局・航空開発局・宇宙局・法務局|宇宙開発局|
 +|司法省|刑務所管理、司法行政等を担当。|刑務所局・地裁局|なし|
 +|文部省|教育・文化・学術行政を担当。|初等中等教育局・教育推進担当局・高等教育局・体育局|なし|
 +|農林省|農業、漁業の行政を担当。|食料局・生産局・経営局・農村局・南部農政局・北部農政局|林野庁・水産庁|
 +|商工省|商工業の奨励、統制を担当。|商務局・工務局・鉱山局・製鉄部|特許庁|
 +|逓信省|郵便業務、通信業務を担当。|郵政局・電信局・電波局|なし|
 +|鉄道省|省営鉄道(国有鉄道)の経営を担当。|南部旅客鉄道局・北部旅客鉄道局・貨物鉄道局・鉄道情報処理局|鉄道技術研究所|
 +|厚生省|医療、保険、社会保障を担当。|健康政策局・保健医療局・薬務局・社会援護局・老人保健福祉局・児童家庭局・保健局・年金局|在外石動人帰国援護局|
 +|労働省|雇用、労働条件などの労働行政を担当。|労政局・労働基準局・職業安定局・職業能力開発局|なし|
 +|運輸省|陸海空運輸業務、海上保安、気象行政を担当|運輸政策局・自動車交通局・海上交通局・海上技術安全局・港湾局・航空局|なし|
 +|非常事態省|国家的災害の防止及び救難活動、災害時の治安維持などを担当。|防災局・救急局・輸送局・災害土木局|国民保安警戒局|
 +|神祇省|国家神道の奨励、国家祭祀行事や神社の各種行政などを担当。|祭祀局・神社局・神道奨励局|神器管理局・神霊対策局・儀式研究局|
 +#endregion
 +**司法 [#pc1423a5]
 + 立憲君主制であった第一帝政期は、帝国憲法および帝国六法に基づいた裁判が行われていたが、第二帝政以降「内閣委任統治法」により「憲法」が事実上失効からは「違憲」という概念が失われ、刑事・民事裁判が司法機関の主な役割となった。刑事・民事裁判の制度や法令そのものは第一帝政期からさして変わらないが、第二帝政以降の伝統を引きずっており、行政権から分離されているとは言い難い状況である。
 +
 +|区分|所在地|概要|
 +|弾正院|満室京市|最高裁判所。三審を下す。|
 +|問注院|満室京市・敷倉市・津山市|高等裁判所。二審を下す。|
 +|地方院|各府県県庁所在地|地方裁判所。一審を下す。|
 +
 +**立法会議 [#hdb87c3b]
 +|&ref(立法会議2.png,mw:480,mh:360);|
 + 足利晶子二代将軍によって590年に設立された、石動第三帝国に於ける立法機関。他国の国会に相当。上級武家の当主などから成る評定院と、平民の民選議員から成る民評院による二院制の形を取っている。評定院には法案可決の他に管領の弾劾権、予算審議権、民評院で可決された法案の棄却権などが付与されているが、民評院には法案可決の権利しか与えられておらず、評定院が民評院に対し圧倒的な優越を誇っている。しかしこの機関は第二帝政による憲法停止以降、実に140年ぶりに石動に成立した立法機関であり、本機関の成立こそ、石動に於ける全体主義体制からの転換とも言える事件であった。
 +
 +***評定院 [#e44c8921]
 +・議席:45(状況によって空席あり)
 + 上級武家(足利・赤松・名和・今川・細川・山名・斯波・畠山・一色・宇喜多・池田・大工・上杉・京極・渋川の十五家)の当主、前当主、次期当主候補によって構成される(このため現任の公方府閣僚級職員と多くの議員が重複する)。任期は無期限である。法案可決権、管領の弾劾権、予算審議権、民評院で可決された法令案の棄却権を有する。評定院で可決された法案はすぐに征夷大将軍に上申され、将軍・皇帝の承認を経て施行される。「平民を導き庇護すべき武家が平民と椅子を同じくしてはならない」という理念のもと、民評院の様な政党の結党を許可されていない。
 +
 +***民評院 [#me4019f9]
 +・議席:350
 + 全国民評院選挙で選ばれた平民により構成される。任期は10年である。法案可決以外の権限を持たない。民評院で可決された法案は評定院の可決を以て初めて征夷大将軍へ上申され、将軍・皇帝の承認を経て施行される。結党の自由が認められている。
 +
 +#region(政党一覧)
 +''政党一覧''
 +|党名|議席|党首|イデオロギー|主張・概要|
 +|全国民衆一揆|112|鈴木寛治代表|保守左派|征夷大将軍の象徴化と立憲君主制への緩やかな回帰を主張。平民からの支持が根強い。党名の「一揆」は暴動ではなく、盟約による党の結束を意味するとしている|
 +|自由党|98|鶴山一哉総裁|保守右派|将軍大権を支持するも管領の民選化と海外貿易促進、国際問題への積極的介入を主張。財界からの支持が根強い。|
 +|社会労働党|72|福山瑞穂会長|社会民主主義・左派|征夷大将軍の緩やかな撤廃と皇帝の象徴化、議院内閣制の導入、社会保障の拡充、身分制度の撤廃などを主張。一部の平民から支持を得る。|
 +|全石動社会主義革命統一戦線|31|志位和也党委員長|社会主義・極左|将軍・皇帝の即時撤廃、あらゆる身分制の撤廃、全企業の国営化、労働者と農民による新国家の建設を主張。学生を中心に支持されている。|
 +|石動国家社会主義者同盟|19|大川修三総統|国家社会主義・極右|武家特権の廃止と総統専制国家の復活、秘密警察復活による全国民の管理、外国人の入国制限、財産分配と国民皆労働などを主張。立法会議の成立を以て解消された国家社会主義石動労働者党の極右派グループにより結党された。平民の若年層から支持を得ている。|
 +|救済党|12|田中萼蓮別当|仏教|仏教の唯一国教化と他国への布教、国家仏教の促進による国家の鎮護を主張。仏教系政党|
 +|惟神の道の同胞|6|岩尾宗忠会司|神道|神道の唯一国教化と他国への布教を主張。神道系政党。|
 +#endregion
 +-議席分布図
 +&ref(民評院.png,mw:480,mh:360);
 +*皇帝・皇室 [#b85d1033]
 + 「こうてい」「すめらみかど」などと読み、帝(みかど)、主上(しゅじょう)ともお呼びする。皇室典範において女系の女性皇帝と規定されている。皇帝家は元々地球時代の日本国岡山県の天皇家の末裔の一族であり、祖神は石動楚々日百戸姫尊。この神は記紀神話に登場する「倭迹迹日百襲媛命」ではないかと言われている。~
 + 皇帝家の子女は皇位継承権を有し、ご生誕なさると代々○○宮という寝室を宮城の一角に持たれ、この寝室の名が即ち皇女殿下、皇帝陛下の御名前となるのである。
 +#region(歴代皇帝)
 +-''歴代皇帝''
 +|一代皇帝|&ref(駿河宮.jpg,mw:150,mh:150);|駿河宮|336年4月12日生|434年8月10日崩御|石動建国の母。長らく漂流状態となり船内が荒み始めていた希望号を和を持って取りまとめられていた。その後石動本島に希望号が不時着してからは、希望号乗員達に推され皇帝となられたという。しかし元々お体が弱く、早々に明日香宮陛下に譲位される。享年98歳|
 +|二代皇帝|&ref(明日香宮.jpg,mw:150,mh:150);|明日香宮|402年4月12日生|488年12月21日崩御|即位当時御年8歳にして、帝国の建国を宣言された「初国治らす皇帝」さらに御在位中に政府の失策による帝国の盛衰を目の当たりにされ、そのご心労は計り知れないものであったであろう。享年87歳。|
 +|三代皇帝|&ref(近江宮.jpg,mw:150,mh:150);|近江宮|435年6月20日生|491年3月5日崩御|旧石動時代は北方総督を務められた。菜良島に於ける天理教の非道を受け、出兵をご決意された。勇敢で正義感が強く、皇女時代に陸軍士官学校を主席で卒業された。蔡洲島で風土病によりご崩御。享年55歳。|
 +|四代皇帝|&ref(神凪宮2.jpg,mw:150,mh:150);|神凪宮|465年7月14日生|522年11月16日崩御|近江宮帝崩御によりご即位。在幹時代は在幹石動臣民の精神的支柱となっていたが、522年11月16日、食道ガンによりご崩御。享年57歳。|
 +|%%五代皇帝%%&font(Red){''廃帝''};|&ref(後明日香帝2.jpg,mw:150,mh:150);|後明日香宮|510年11月2日生|534年3月28日崩御|幼い頃から仏教と政治思想に深い関心を示された賢帝。但しご気性も歴代帝に比べ激しい。&font(u){先帝に旧石動本州への復帰を諦めよと言われたために、皇帝付大飯主典を自らの体で買い、発ガン性物質を食事に混入させていたという噂がある};['''要出典''']享年23歳。|
 +|五代皇帝|&ref(真備宮.jpg,mw:150,mh:150);|真備宮|512年8月5日生|600年5月12日崩御|かつての秋津総督、柏宮親王殿下の孫。後明日香宮皇帝陛下の従姉妹にあたる。大吉備帝国成立に当たり強制的に廃帝とされたが、南朝との和睦が決裂した際に南朝に拉致される。その後無事救出され、後真備宮に譲位し太上皇帝となる。|
 +|六代皇帝|No Image|旭宮|516年12月23日生|存命(在位573年~576年)|真備宮皇帝の妹。真備宮帝拉致のために衵宮太上皇帝の後見により即位。その後後真備宮に皇位を譲る。在位僅か三年。満足に顔を見た臣民も居ないと言われる。|
 +|七代皇帝|&ref(後真備宮.jpg,mw:150,mh:150);|後真備宮|544年3月2日生|存命(在位576年~601)|真備宮帝の長女。皇位を継ぐことを期待され母の御名を賜り後真備宮と名付けられる。才覚があり政治的な動向にも関心を持っているが、やや気性が荒く公方府からは警戒されている。現太上皇帝。|
 +|八代皇帝|&ref(lime10.jpg,mw:150,mh:150);|烏帽子宮|577年1月11日|存命(在位601年~)|後真備宮帝の長女。気性の荒い後真備宮帝に似ず落ち着きがあり、勉学も達者でいらっしゃるため、実権がないながらも賢帝と期待されている。|
 +#endregion
 +-その他の皇室の方々
 +
 +--考寧君太上皇婿陛下
 + 先帝神凪宮皇帝陛下の正婿。考寧君は君号で、本名は朴慶成。幹国2代皇帝「太宗」陛下の弟君、朴亘哲(414年~489年)の子。3代「高宗」陛下のいとこ。
 + 礼学者で「論語」「春秋」などの経書の解説本を多く執筆しておられる。
 + 礼学者として礼儀を重んじる性格だが、幹国人の多分に漏れず、気性の激しい面もある。
 +
 +|&ref(皇帝系図_0.png,mw:480,mh:360);|
 +|皇帝家系図|
 +
 +*外交 [#q2193a6a]
 + 現在27の国家と国交を結んでいる。
 +
 +**国交を有する国とその関係。 [#je18a404]
 +#region(表示)
 +|~関係指標|||||||
 +|高|←|←|-|→|→|低|
 +|親密|友好|良好|普通|不穏|険悪|最悪|
 +|国名|関係(変動)|備考|
 +|レゴリス帝国|良好|北条動乱に際し援軍派兵、復興支援の提案を受ける。491年戦争経験者の在幹石動人からすれば、先の大戦で幹国と共に敵として戦った相手であるため、国民感情はあまり良くなかったが、大戦経験者の高齢化に伴いかつての評価はほぼ払しょくされている。|
 +|フリュー帝国|普通|石動動乱の際援軍を派兵した。かつては内乱の多い不安定な国家だったが現在ではフリューゲル有数の商品生産拠点となり、我が国も多大な恩恵を受けている。|
 +|成蘭連邦王国|友好(↗)|北条幕府と国交を持っていたが、そのまま第三帝国に国交を継承した。第一帝政期の友好国。燃料輸出。皇室関係有り。|
 +|昭栄国|普通|特になし。|
 +|エルツ帝国|普通|石動動乱の際観戦武官を受け入れる。|
 +|ストリーダ王国|普通|経済危機の際に援助してくれた。|
 +|エーラーン教皇国|普通|近年国交を樹立。|
 +|クシミニャール侯国|普通|急成長を遂げた先進国。経済支援等受ける。|
 +|アルドラド帝国|普通(↗)|近年ようやくインフラ整備、秘密警察解体等が行われ、遅まきながらも非文明的な内情が克服された模様。|
 +|ガトーヴィチ帝国|最悪|紀元150年式典に際し国交を樹立。国民感情・知名度は割と高かったが、昨今の独善的な対辺侵略戦争により官民ともに印象は最悪となった。|
 +|スコッチランド共産主義同盟|親密(同盟)|王政時代に紀元150年式典に際し国交を樹立。革命後も国交を継承。鋼鉄・燃料を輸入。石蘇同盟締約により事実上の同盟国となった。|
 +|ノホ・ヘレコ連邦|普通|食用支援受ける。|
 +|テークサット連合|普通|急成長した新興国。近年国交を樹立。|
 +|アリア連邦|普通|目立った外交はないが歴史の長い国家。|
 +|タヂカラオ国|普通|非常に長い歴史を持つ国家。同国の外交姿勢は伝統的に好意的にみられていた。|
 +|カルセドニー島共和国|普通|近年勃興した新興国の一つ。|
 +|セビーリャ自由共和国|普通|特になし|
 +|ロムレー湖畔共和国|普通|近年建国された国家。地球時代の伝統を多く残している。フリューゲル有数の観光立国でもある。|
 +|トリヴェント連邦|普通|非同盟という独自の外交姿勢を貫くフリューゲルの「永世中立国」とも言うべき国。定期交易が禁止されており、あらゆる国家への資源輸出で財政を維持している。|
 +|ヨリクシ共和国|普通|近年勃興した新興国の一つ。|
 +|ボアーズィチィ帝国|普通|近年勃興したイスラム教国。インフラや社会保障・幸福度などの内政状況はかなり悪い。|
 +|ヘルトジブリール社会主義共和国|普通|近年急成長を遂げた新進工業国。|
 +|ヨリクシ共和国|普通|近年勃興した工業国。今後の工業成長に期待。|
 +|辺境日ノ本人皇国|普通|かつて存在した蛮国東日ノ本共和国の一部国民が築いた国家。蛮国日ノ本帝国を思わせる君主制化には懸念が持たれている。|
 +|トロピコ共和国|普通|国内乱射事件には運よく邦人は巻き込まれなかった。|
 +|ラシニア社会共和国|普通|同国に対してはウラン鉱支援と同時に情報開示交渉も行った実績を持つ。|
 +|コムニタス・マリアナ|普通|地球時代の文化を色濃く残しているように見受けられる。|
 +#endregion
 +
 +*産業 [#t70b681a]
 +**農業 [#o80f9fed]
 + 石動人がフリューゲルに移住した頃から稲作が盛んに行われ、その為現在でも清酒作りが盛んで、臣民にも好んでよく飲まれる。コメヒカリ、旭日米、ヒサカタなどの品種が栽培されている。
 + また、第二帝政の頃から名産品として栽培されているマスカットの栽培も開始された。
 + 煙草栽培も盛んで、我が国の煙草は天然でも微かな甘味を帯びたまろやかで美味な味である。
 +
 +**工業 [#aa056289]
 + 現在はスナック菓子、家電製品、プラスチック製品などを生産している。非常に小規模で、第一帝政、第二帝政の頃の栄華は見る影もない。
 +
 +**商業 [#c2b545ba]
 + 帝都での小売業、金融業、先物取引、証券取引、国営市場での卸売等の取引が行われている。第三帝政以来の商業奨励政策により、今や国の根幹産業となっている。主に成蘭連邦王国製製品、フリュー帝国製製品、エーラーン教皇国製製品を取引している。
 +
 +**主な企業 [#ec779ed9]
 +#region(表示)
 +***グループ企業 [#a4daa1ac]
 +****大工グループ [#e1ecd679]
 + 旧大工財閥。武家の大工家の一族経営により経営される石動一の大企業グループ
 +-''大工自動車''
 + かつては帝国自動車生産の雄であり、現在の大工グループにあたる旧大工財閥の中核をなす存在であったが、第三帝国の商工業政策が商業特化となったため、その規模は縮小化された。現在ではほとんど要人御用達メーカーとなっている。
 +-''大工重工''
 +&ref(大工重工ロゴ (2).png,mw:150,mh:150);
 + かつて帝国の兵器生産を一挙にになっていた兵器・建機製造の雄。第三帝政当初の技術衰退により幹国製装備が主流となってからも幹国製兵器のライセンス生産等を行い、現在では多くの国産兵器の開発・製造を行っているほか、航空機開発なども盛んに行っている。
 +-''大工造船''
 + 大工グループ系列。あまてらす級新造艦いするぎそそびのももとひめ、たかみむすびの造船に携わった。おきながたらしひめ級を除く巡洋艦・駆逐艦の造船も行う。
 +-''大工建材''
 + 政府の建材製造を一手に担う建材製造企業。昨今海外への事業展開を画策中。
 +-''大工製菓''
 + 大工グループ参加の製菓メーカー。ルーシェベルギアス第二回商工博覧会に出展されたスナッQ納豆キムチ味は賛否両論を産んだ。
 +-''大工山岡UFI銀行''
 +&ref(大工山岡UFI銀行白背景.png,mw:200,mh:150);
 + 大工グループ傘下の大工銀行が山岡UFI銀行を吸収合併して設立した石動最大の都市銀行。大工グループの栄華の象徴として名高い。
 +
 +****タグチグループ[#p90aac61]
 + タグチ重工・タグチ造船から成る。規模は小さいが防衛産業などで大工と凌ぎを削る新進企業グループ
 +-''タグチ造船''
 + おきながたらしひめ級重巡の設計、造船に携わった新進気鋭の造船メーカー。
 +-''タグチ重工''
 + 重機・戦闘車両・バイクなどの開発・製造を行う。タグチ造船とは同系列。
 +
 +****山王新聞社グループ [#w76a06e5]
 + 山王新聞と山王放送及びその地方局から成るマスコミ企業。
 +-''山王新聞''
 + 革新左派論調を掲げる全国紙。南北朝時代に於いてはその政府批判的論調や南朝同情思想などから何時政府の弾圧を受けてもおかしくなかったが、、南朝から公式取材が許された唯一の新聞社であったため、南朝の実情を探るため公方府から泳がせられていた。現在では報道の自由を喧伝するために泳がされている。
 +-''山王放送''
 + 山王新聞系列の民放。山王新聞に同調し、反政府的論調が目立つ。
 +
 +****赤松グループ [#yb59328b]
 + 武家赤松氏の有する企業グループ。赤松氏の栄華の象徴とされている。
 +-''赤松鉱石''
 + 国内の鉱山事業を牛耳る独占企業。
 +-''赤松宝飾''
 + 金・銀等貴金属や宝石類の販売を行う企業。多数のブランドを有しており、海外デザイナーを多く起用した高級宝飾品を販売している。
 +
 +****山名グループ [#xa2dfa91]
 +&ref(山名グループ白背景.png,mw:200,mh:200);
 + 武家山名氏の有する企業グループ。赤松グループを凌ぐ権勢を誇る。
 +-''山名不動産''
 +&ref(山名不動産白背景.png,mw:150,mh:150);
 + 国内随一の土地所有量を誇る不動産業者。主要都市には必ず同社の経営する大型複合ビルがあるほど。山名氏の権勢に任せ国有地を国から安価に買い上げているという腐った一面も囁かれている。
 +-''山名建設''
 +&ref(山名建設白背景.png,mw:150,mh:150);
 + 高層ビルやショッピングモール等の巨大建設事業や国の建設事業を一手に担う石動一のゼネコン。内務省建設土木局の官僚や陸軍軍人の天下り先としても知られている。
 +-''山名警備保障''
 +&ref(山名警備保障白背景.png,mw:150,mh:150);
 + 国内外の警備業務を請け負う石動最大手の警備会社。陸軍・親衛軍軍人の最大の天下り先として知られている。
 +
 +***工業 [#ld29fcf8]
 +-''光山自動車''
 + 「これまでなかった自動車を作る」をモットーに、既存車両のハンドメイド改造車や、オールハンドメイドカーの製造・販売を行うアグレッシブなメーカー。その特徴的なデザインは国内外からも高い評価を得ている。
 +-''中島製作所''
 +&ref(中島製作所ロゴ.png,mw:150,mh:150);
 + 第一帝政からの歴史を持つ航空機メーカー。陸軍の攻撃ヘリ「マリシテン」の製造元。
 +-''タカヤ精機''
 + 精密機械・電子回路・コンピュータ等を製造。
 +-''ダイセキ電気''
 + 家電メーカー。業界で初めて小型端末液晶テレビの開発に成功。
 +-''ノーム・ワコー''
 + 冷蔵庫や炊飯器などのハード面が重視される家電製品を中心に製造・販売。最近はAV関連機器にも手を広げ始め、ダイセキ電気やタカヤ精機としのぎを削る。
 +-''敷倉紡績''
 + 国内最大規模を誇る敷倉県の紡績企業。最近は紡績以外にも様々な分野に手を広げ、総合企業となりつつある。
 +-''栄光堂武田''
 + 銘菓「吉備だんご」製造の雄。
 +
 +***マスコミ、出版 [#j1a69f2d]
 +-''IHK''
 + I=Isulugi.H=Housou.K=Kikou.国営放送。殆ど政府御用放送。
 +-''KBC''
 + K=Kibi.B=Broad.C=casting.大手民放。最近幹国ドラマばかり流している。
 +-''瀬戸海放送''
 + 大手民放。バラエティ・ドキュメンタリーが多い傾向。夕方と深夜はアニメ枠となる。
 +-''帝政公論''
 + 第一帝政期からの歴史を持つ保守右派の全国紙。
 +-''公方府広報''
 + 国家社会主義石動労働者党の機関紙であった『国家主義と臣民』を、同党解党に伴い公方府が買い取った実質上の政府広報誌。当然政府御用新聞であり、将軍の方針に異を唱える者は即刻記者を罷免される。
 +-''石動文教出版''
 + 教科書・学術書等などを出版。
 +-''ドグラ出版''
 + 漫画家香山徹が立ち上げたアングラ系漫画中心の出版社。特にネット上で一世を風靡したWeb漫画「にら姉さん」をコミックスとして出版したことでも知られる。
 +-''内外出版''
 + 『群書隆従』『大石動史料』『史料集成』など、国史を修めようとするものなら誰もが辿る資料集を精力的に出版するなくてはならない出版社。
 +-''エンヤ・ブレイン''
 + ドグラ出版についでアングラな出版社だが、それなりの規模を有している。『コミックレーザー』という隔月刊雑誌を出版。方向性は勿論アングラ。
 +-''可塑川書店''
 + 『非日常』『にゅるゆり』『ぬんぬんびより』などのほのぼの日常系コミックスを出版してきた出版社。その逞しい商魂からアニメ化などのメディアミックスにも積極的で、こうした流れに懐疑的なアニメ・漫画ファンからは「萌え豚製造機」と呼ばれている。
 +-''テトラヘドロン・エニックス''
 + 可塑川についでメディアミックスに積極的な出版社。元はゲーム開発企業だった。
 +
 +***商業 [#c6cd5d53]
 +-''石動銀行''
 +&ref(石動銀行劣化版.jpg,mw:480,mh:360);
 + 石動第三帝国の中央銀行。石動Vaの発行と金融規制の変動などを行う。かつては幹部のほとんどが国社党員であったが、昨今では主要銀行の幹部や大蔵系官僚が出向するようになている。
 +-''忠國銀行''
 + 大工UFI銀行を凌ぐ高い信用度を誇る石動の都市銀行。
 +#endregion
 +
 +*宗教 [#x601fe7c]
 + おもに石動人の間で仏教・神道・天理教などの宗教が信仰されており、また石動在住の東方系の人々により道教・舟君信仰などが伝えられ、定着している。また在石動スオミ人によるスオミ正教やカトリック信仰なども広がりを見せている。647年現在の宗教構成は仏教66%、舟君信仰12%、神道7%、天理教6%、道教5%、その他4%となっている。
 +**仏教 [#h12adb90]
 + 石動に於いて圧倒的多数派にあたる信仰。第三帝政初頭までは真言宗・天台宗の二大宗派を主軸とする顕密体制が確立されており、中でも真言宗が多数派であったが、足利尊子初代将軍が禅宗、とくに臨済宗へ傾倒したことから、公方府側でも臨済宗を手厚く保護する動きが見られ、今では真言宗に匹敵する勢力を有している。逆に真言宗は南朝が保護していたため、現在ではその権勢を潜めつつある。また民衆レベルでは天台宗の広がりも無視できない。
 +-臨済宗
 + 禅宗の一宗派。文字・言葉の上には真実の仏法がないとする「不立文字」を原則とする禅宗の中でも、特に師から弟子への伝道を極めて秘密化しているという特徴があり、密教的性格を有している。いわゆる「禅問答」として知られる「公案」という特殊な問答が知られている。
 + 足利滿子将軍が同宗に深く傾倒したことから、本宗派は手厚く保護されており、中でも室満京市内の五つの寺院が「五山」と称され本宗の中心的寺院として位置付けられている。
 + 「管長」を宗全体の代表と位置付けており、現在は天竜寺住職が歴任している。
 +--天竜寺
 +&ref(天竜寺2.jpg,mw:480,mh:360);
 + 五山第一位。山号は宝亀山。足利尊子初代将軍が、夭折した南朝の後明日香宮皇帝の菩提を弔うために建立した臨済宗寺院。美しい伽藍と庭園は重要文化財として指定されているほか、絹本著色夢窓国師像などの地球時代から伝えられている貴重な国宝を有している。
 +--大樹寺
 +&ref(大樹寺.jpg,mw:480,mh:360);
 + 五山第二位。山号は億年山。足利滿子第三代将軍の発願により建立された臨済宗寺院。国家予算を投じて建立された非常に壮大な伽藍を誇る。
 +--建和寺
 +&ref(建和寺.jpg,mw:480,mh:360);
 + 五山第三位。山号は東山。第一帝政期に石動に於ける臨済宗復興の祖とされる賀陽栄在を開山とする。五山の中でも最も古い歴史を有し、伽藍は重要文化財として指定され、多数の国宝を有している。
 +--堂福寺
 +&ref(堂福寺.jpg,mw:480,mh:360);
 + 五山第四位。山号は慧日山。第一帝政期末期に佐々木爾円を開山とし建立された。建和寺に次ぐ古い歴史を持つ。
 +--万華寺
 +&ref(万華寺.jpg,mw:480,mh:360);
 + 五山第五位。第一帝政期末期に駿河宮初代皇帝の菩提を弔うために明日香宮皇帝により建立された。非公開であり参拝は出来ない。
 +-真言宗
 + 即身成仏と密厳国土をその教義とし、本尊である大日如来を絶対の真理とする。大乗仏教における密教を基盤としており、悟りや教義に対する神秘性を重視している。民衆への教化を重視する天台宗などの顕教に対してしばしば「密教」と称される。
 +-天台宗
 + 妙法蓮華経を根本経典とする。他宗の受容と民衆への布教を重視することから、真言宗と対比ししばしば顕教と称されるが、天台宗に於いても天台密教が存在している。昨今では民衆における支持が根強い。
 +
 +**神道 [#j9ea7db7]
 + 君主たる皇帝が地球時代の日本国天皇家の正統後継者を自称する石動に於いて、国家祭祀の中心を成す宗教。その性格上国家祭祀としては広く取り入れられているものの、一族レベルで冠婚葬祭を神道式に執り行う「純粋な」神道徒は極めて少ない。それでも国家祭祀の中心的存在としての地位は不動のものであり、天照大神と石動楚々日百戸姫を祀る參社皇大神宮はその中心地として深い信仰を集めている。
 +**天理教 [#madc70ab]
 + 地球時代の江戸時代に神道から分派した独自の宗教であり、神道・仏教を除いては最大の信者数を誇っている。かつて第二帝政以前には菜良島を占拠し天理教国として独立した過去を持つが、現在では公式にも「教義に反する行動であった」とされており、規模は大きいもののあまり過激な動向は無い。
 +**道教 [#pd516121]
 + 在石動中夏人により信仰されている。あらゆる自称を二元論で説明する特殊な概念を有しており、石動陰陽道への影響も大きい。
 +**舟君信仰 [#ff5e0289]
 + 旧大和寧帝国の開祖、舟君を祀る和寧民族の民間信仰。在石動和寧人の間で広く信仰されている。
 +**スオミ正教 [#j956179e]
 + 在石動スオミ人の間で信仰されるキリスト教の教派。スオミ人の間で最も多数派である。
 +*祝祭日 [#l2ba573b]
 +#region(表示)
 +|四方節|1月1日|元日。年のはじめを祝う。|
 +|元始祭|1月3日|皇帝陛下が天神地祇と大皇祖と皇祖と駿河宮帝に祈りを捧げ、皇位の始まりを祝う宮中行事。|
 +|新年宴会|1月5日|宮中に皇族、公家、上級武家や親任官(閣僚、高級官吏、軍人)を招き、盛大に新年を祝う。|
 +|元服の日|1月15日|この日までに満18歳(成人)になった者が、大人となった事を自覚する日。各市町村で元服式が行われ、平民の新成人が参加する。|
 +|天久節|3月2日|後真備皇帝陛下のご生誕を祝う日。|
 +|春季皇霊祭|3月21日|春分の日に、一代皇帝と皇族の霊を祀る日。|
 +|端午の節句|5月5日|子供の成長を祈り、母に感謝する日。|
 +|紀元節|5月14日|二代皇帝明日香宮陛下が建国宣言を行われた日にちなむ建国記念日。|
 +|先帝祭|8月5日|先帝真備宮陛下のご生誕を祝う日。|
 +|駿河宮皇帝祭|8月15日|一代皇帝駿河宮陛下のご生誕の日に駿河宮陛下を祀る日。|
 +|秋季皇霊祭|9月23日|秋分の日に、一代皇帝と皇族の霊を祀る日。|
 +|神嘗祭|10月17日|その年の初穂を大皇祖天照大御神、皇祖石動楚々日百戸姫に捧げる宮中の儀式。|
 +|新嘗祭|11月23日|収穫祭。皇帝が五穀を天神地祇に捧げ、自らもこれを食され、その年の収穫に感謝する日。|
 +#endregion
 +*通貨 [#b1bec499]
 +|&ref(10貫札見本のコピー.jpg,mw:480,mh:360);|
 +|地球時代の室町幕府初代将軍、足利尊氏公の肖像が印刷された10貫札。1000Vaに相当。|
 + 643年まではVaを兌換した石動Vaを自国通貨と位置付けていたが、643年に独自通貨として貫を制定。Va本位制として100Va=1貫の固定レートを採用した。現在石動第三帝国のほか、スコッチランド共産主義同盟に於いて通用している。
 +
 +*教育 [#o1e363c5]
 + 6・4・3制の学校制度を導入しており、中学校までの10年間を義務教育としている。公立高校は学費が無料であるほか、帝国大学など国立の大学も学費が無料となっており、中でも下宿学生に限り就学支援金が給付される。またその他公立・私立を含む大学生は一律に国立機関の学業奨励基金より無利子奨学金を借り受ることができる。
 +#region(国内の著名大学)
 +''国内の著名大学''
 +|>|~''山岡帝国大学''|
 +|&ref(photo1.jpg,mw:240,mh:180);|~''文学部、教育学部、法学部、理学部、医学部、歯学部、薬学部、工学部、環境理工学部''|
 +|~|第三帝国初の帝国大学。石動における最高位の大学。医学、生物学、文学、史学に力を入れている。|
 +|>|~''敷倉帝国大学''|
 +|&ref(campus3.JPG,mw:240,mh:180);|~''文学部、音楽学部、食文化学部、法学部、教育学部、政治学部、食品理工学部''|
 +|~|第三帝国二番目の帝国大学。政治経済学、法学、食品工学などに力を入れている。|
 +|>|~''津山帝国大学''|
 +|&ref(21746.jpg,mw:240,mh:180);|~''農学部、農業工学部、食品工学部、医療工学部、社会福祉学部''|
 +|~|第三帝国三番目の帝国大学。農学、工学に力を入れている。|
 +|>|~''高橋帝国大学''|
 +|&ref(高橋大学.jpg,mw:240,mh:180);|~''文学部、法学部、経済学部、商学部、理学部、工学部、薬学部''|
 +|~|第三帝国四番目の帝国大学。経済学、商学、理工学に力を入れている。|
 +|>|~''嘉川帝国大学''|
 +|&ref(嘉川大学.jpg,mw:240,mh:180);|~''教育部、法学部、経済学部、医学部、工学部、農学部''|
 +|~|第三帝国五番目の帝国大学。教育学、医学、工学に力をいれている。|
 +|>|~''播淡帝国大学''|
 +|&ref(播淡大学.jpg,mw:240,mh:180);|~''文学部、国際文化学部、心理学部、経済学部、経営学部、理学部、医学部、工学部、農学部、海事科学部''|
 +|~|第三帝国七番目の帝国大学。国際文化学、心理学、経済・経営学、海事科学に力をいれている。石動で二番目に多くの学部を擁する大学。|
 +|>|~''新見帝国大学''|
 +|&ref(新見大学.jpg,mw:240,mh:180);|~''法学部、経済学部、経営学部、文学部、社会学部、理工学部、建築学部、薬学部、農学部、医学部、工学部、生物理工学部、産業理工学部、看護学部、教育学部''|
 +|~|第三帝国八番目の帝国大学。法学、社会学、理工学に力をいれている。石動で最も多くの学部を擁する最大の大学。|
 +|>|~''山岡藝術大学''|
 +|&ref(sagagei000_photo_01.jpg,mw:240,mh:180);|~''絵画学部、立体造形学部、映像学部、デザイン学部、キャラクターメディア学部、音楽学部、建築学部''|
 +|~|唯一の国立芸術大学。日本画学科から漫画学科やアニメ学科に至るまで、多彩な学科を持つ。修士で「師」、博士で「齋」の称号を得ることができ、国から禄が給付される(ただし、取得後五年以内に作品を発表しなければ称号を剥奪される場合がある)。この為入試倍率は4倍にも昇る。|
 +|>|~''忠実女学院''|
 +|&ref(9142dc8ff2a4c2b4c4f5b29189dba363.jpg,mw:240,mh:180);|~''文学部、教育学部、薬学部、外国語専修学部、経済学部''|
 +|~|石動で唯一「小中高大一貫」を掲げる女学院。第一帝政期の師範学校を母体としている為、教育学などが盛ん。|
 +|>|~''川嵜医科大学''|
 +|&ref(Kawasaki_idai01.JPG,mw:240,mh:180);|~''医学部、医学研究科''|
 +|~|石動で最も学費が高い大学。大学病院は墓地に囲まれており、異様な雰囲気を醸し出している。臣民からは「川嵜医大出の医者にだけは掛かるな」と言われ、忌み嫌われている。|
 +|>|~''敷倉芸術科学大学''|
 +|&ref(p_works3_10_1.jpg,mw:240,mh:180);|~''芸術学部、産業科学技術学部、生命科学部''|
 +|~|かつての逢坂芸術大学関係者が敷倉市に作った大学。現代都市敷倉市を一望できる山の上にある、大腹美術館や敷倉美観地区などの美術史的要所に近い、などの地の利がある割に教授陣もカリキュラムも低レベルと噂されている。|
 +|>|~''國學館大学''|
 +|&ref(img48387130zik3zj.jpeg,mw:240,mh:180);|~''神道学部、国文学部、教育学部、社会学部''|
 +|~|石動唯一の神道専門大学。神道学部の卒業生は国家資格である神職一種(二種は衛士、陰陽師など)を授けられ、各地の神社の神職や、神祇省、宮内省職員を勤める事になる。|
 +|>|~''陸軍士官学校''|
 +|&ref(陸軍士官学校.jpg,mw:240,mh:180);|~''本科、医科、技能科''|
 +|~|陸軍将校を養成する士官学校。部隊などで一般大学出身将校よりも優遇され出世も早く、平民の男子から人気が高い。上級武家や上級公家、皇族などは%%碌な試験も受けずに%%盛んに入学している。|
 +|>|~''海軍兵学校''|
 +|&ref(海軍士官学校.jpg,mw:240,mh:180);|~''本科、医科、技能科''|
 +|~|海軍将校を養成する士官学校。学力重視かつ極めて選民的で、「海兵にあらずんば将校にあらず」を合言葉に一般大学出身将校や叩き上げ士官を苛烈に差別している。|
 +|>|~''航空宇宙軍士官学校''|
 +|&ref(航空宇宙軍士官学校.png,mw:240,mh:180);|~''本科、搭乗員科、医科、技能科''|
 +|~|航空宇宙軍士官を養成する士官学校。一般将校のほか、特別カリキュラムにより航空機搭乗員の養成も行う。|
 +|>|~''直参親衛軍将学学校''|
 +|&ref(直参親衛軍将学学校.jpg,mw:240,mh:180);|~''本科、医科、技能科''|
 +|~|直参親衛軍将校を養成する士官学校。陸海宙に比べてのゆるい気風と独特の精神性が知られており、陸軍士官学校に次いで人気が高い。|
 +|>|~''陸軍大学校''|
 +|&ref(陸軍大学校.jpg,mw:240,mh:180);|~''本科、専科''|
 +|~|陸軍の参謀、高級将校を養成するための軍学校。中尉、大尉のうちに陸大へ入ることは出世の登龍門とされている。|
 +#endregion
 +
 +*軍事 [#h7a40ffc]
 +|&ref(石動の軍事png.png,mw:480,mh:360);|
 + 石動第三帝国には陸軍・海軍・航空宇宙軍・直参親衛軍の四軍が存在し、各々国防の任に就いている。かつての内閣総統の直接指揮下にあったのは親衛軍の前身である武装親衛隊のみで、陸海軍は皇帝が統帥権を握っていたが、足利尊子初代征夷大将軍以降、すべての兵権を征夷大将軍が「皇帝陛下から賜る」という建前の下に掌握する形となった。
 + 基本的に直参親衛軍・航空宇宙軍は完全志願制で、陸海軍も欠員がでない限りは徴兵を行わない方針だが、昨今では陸海軍の定員増大と裏腹に志願者数は激減し、多くの人員を徴兵に頼らざるをえない形となっている。徴兵対象者は高校三年生の若者が師団管区での抽選によて無作為に選ばれる。大学合格者の場合は退役まで進学が持ち越される形となる。
 +
 +'''詳細は石動第三帝国の軍事を参照'''
 +*治安 [#b5efd095]
 + 全国の自治体警察及び特別検断警察、陸軍憲兵隊各地方本部などがその治安維持に当たっている。
 +**憲兵隊 [#mcf0563a]
 + 警察権を有する陸軍卿直轄の部隊。各道府県ごとに司令部が置かれる。陸軍に所属するが、軍内部での警察権のほか、テロ等重大事件への介入も任とし、所謂国家憲兵隊としての役割も担っている。陸軍卿・内務卿双方が指揮権を有する。
 +&ref(石動憲兵2.jpg,mw:480,mh:360);
 + 公方府前広場で立駐する憲兵。
 +
 +**各府県警察(自治体警察) [#xe4f2d8f]
 + 各府県ごとに府県警察が置かれている。内務省警保局監督下には置かれているが、予算決定権・指揮権などは全て府県庁側にあり、所謂自治体警察の形を採っている。その性格上地方のコネ・癒着・汚職の温床で、自治体警察官の98%は縁故採用と言われている。
 +
 +&ref(img_516238_15019281_7.jpg,mw:480,mh:360);
 +山岡府警視庁のパトカー。
 +
 +**消防警察 [#c1fc9460]
 + 各府県ごとに設置された消防・救急活動を行う警察。第二帝政期まで警察が担っていた消防活動を第三帝政期に分離させ新たに組織された。失火や放火に関する逮捕権を有しているなど、警察的性格を色濃く残している。こちらも内務省警保局消防部の監督下にあるが、予算決定権・指揮権は自治体に握られている。
 +
 +&ref(20130611-102805.JPG,mw:480,mh:360);
 +防火服姿で消火活動にあたる消防警察官
 +
 +**特別検断警察 [#oc21e1ff]
 + 通称「特検」。各府県ごとに置かれているが、完全に内務省警保局指揮下にある国家警察。全国各地であらゆる思想、運動を調査し、反体制運動を摘発する思想警察。場合によっては自治体警察を動員する権限も与えられている。
 +*交通 [#k89c1155]
 +|&ref(石動の交通のコピー1.jpg,mw:480,mh:360);|
 +|上:全石空国際便に就役する超音速旅客機HSTP-230&br;左下:高速鉄道に就役するリニアモーターカー、L5000系「ちはや」&br;右下:本州と外縁五道を繋ぐフェリー。|
 + 石動本州では車と電車が主な移動手段となっており、本州八県を環状の本州高速道と省営鉄道本州線・高速鉄道が網羅している。一方で本州と外縁五道との連絡に於いては、旅客機国内線も存在してはいるが、いまだフェリーが現役として活躍している。
 + 本州及び瀬田大橋で本州と結ばれた嘉川道には高速鉄道が整備されており、時速605キロメートルを誇るリニアモータカーが運航している。
 +
 +*閣僚以外の著名人 [#g8e700df]
 +**武家 [#kfcccdb5]
 +
 +**軍人 [#s6edf159]
 +
 +**学者 [#d9309206]
 +
 +-池田輝実
 + 正二位。山岡帝国大学文学部哲学芸術学科教授。カント哲学などの旧地球ドイツ哲学を専門とする倫理学者で、武家池田氏の当主。最近は独自の哲学感を持っていると思われるコンポ人への関心が強い。
 +
 +*文化 [#m075b2ca]
 +**工芸 [#zacca31a]
 +-桐箪笥
 + 建国期から桐箪笥が石動文化とされており、その技術は幹国亡命時代から現在にかけても受け継がれている。
 +
 +-刀剣
 + 石動人の地球時代の故郷岡山では中世の頃から刀剣作りが盛んであった。現在も一文字派と長船派の職人達が刀剣作りに勤しんでいる。
 +
 +|#ref(dscn1131_1_0.jpg,mw:300,mh:300)|#ref(120909_17etc.jpg,mw:300,mh:300)|
 +|地球時代の武家宇喜多家の所蔵とされる脇差「備前吉岡一文字」。帝国国立博物館蔵。|上の写真は帝国国立博物館蔵、備前長船紫備太刀。他の刀とは明らかに異する奇異な装丁が施されており、地球時代の21世紀初頭に作られた作品と思われる。地球史学者によると、20世紀末の日本国に於いて社会現象を巻き起こしたアニメーション作品「新世紀エヴァンゲリオン」をイメージして作られたのではないかと言われる。|
 +
 +-備前焼
 +
 + 地球時代の平安ごろに作られた須恵器から発展し、日本国岡山県の地域で盛んに作られた陶器。
 + 釉薬を一切使わず「酸化焔焼成」によって堅く締められた赤みの強い味わいや、「窯変」によって生み出され一つとして同じ模様にはならないのが特徴。「使い込むほどに味が出る」と言われ、派手さはないが飽きがこないのが特色である。
 +
 +#ref(001bizenyaki.jpg)
 +備前焼・緋襷徳利
 +
 +**食文化 [#m5227170]
 +-清酒
 + 石動人は米から醸造した清酒を非常に好む(焼酎などアルコール度数の高いものはあまり好まれていない)。現在は「備中幻」「賀茂みどり」などが人気である。
 +
 +-吉備団子
 + 石動人の地球時代の故郷である日本国岡山県の銘菓。現在の石動にも受け継がれている。黍入り求肥に白桃やマスカットのシロップ包んだやわらかな食感はえも言われぬものがある。
 +
 +&ref(kibidango_main.jpg,mw:480,mh:360);
 +-ちらし寿司
 + 地球時代の徳川政権下の岡山藩に於いて倹約令が下された際、庶民たちが藩主に隠れて寿司を食べるために、ご飯の中に寿司のネタを隠して一見白飯のような弁当を作っていたことが発祥と言われている。寿司のネタが美しく配置された華やかな料理である。
 +
 +-ぶっかけうどん
 + 地球時代20世紀末の日本国岡山県倉敷市に於いてある飲食店が考案した麺料理。汁は、秋津や神桜の「うどん」より味が濃いのが特長。特に甘味が強く、蕎麦つゆの影響が強く伺える。一般家庭においても、市販の麺つゆに甘味等を加えて使用する場合がある。現在でも石動の名物料理として有名。
 +
 +**芸術・娯楽 [#e48a10b9]
 +-漫画・アニメ
 + 第一帝政期より現在にかけて漫画・アニメは貴重な石動文化とされている。内紛や流浪で多くの石動人の心が疲れている為か、「非日常」や「ぬんぬん日和」などのほのぼのした漫画・アニメが流行する傾向が強い。一方シリアスな作品はロボットものやSF、ミリタリー調の強い作品などハードな作品が目立ち、特に女系皇帝と女系将軍を戴き、女系武家・公家の社会進出が目まぐるしい現代石動では、「強い女性」を描いたキャラクターが男女双方から強い支持を得る傾向が強い。
 +|&ref(宇宙戦艦アマテラス1199.jpg,mw:200,mh:200);|&ref(非日常.jpg,mw:200,mh:200);|&ref(ブラック・ラングーン.jpg,mw:200,mh:200);|
 +|「宇宙戦艦アマテラス1199」第二帝政期に制作された石動の国民的アニメである「宇宙戦艦アマテラス」を535年にリメイクしたSFアニメーション。若年層と高齢者の双方に高い評価を受けた。|「非日常」第二帝政期より連載が開始された、石動の国民的日常系漫画。460年から放映が開始されたアニメは大人気を博し深夜枠から一躍夕方のゴールデンタイムへ昇格され、国民的お茶の間アニメの座に着いた。原作者のふるゐけひゝち(429~521)が死去した現在でも、プロダクションがアニメを作り続けている。|「ブラック・ラングーン」第一帝政期に書かれた傑作娯楽小説『黒い珊瑚礁』を第三帝政期に大胆に翻案・アニメーション化したのが本作である。秋津南方の港町「杏露町」を舞台に、海賊「ブラック・ラングーン」が暴れまわる痛快ストーリー。|
 +
 +-音楽
 + クラシックやオペラは「崇高すぎる」と敬遠され、伝統文化である雅楽や能楽などは宮中や武家・公家では持て囃されるものの、一般人の間での関心は皆無である。
 + 10代から40代までの若年層の間ではポピュラー音楽が非常に人気だが、ポップスやアイドルソングなどのライトな音楽は「商業主義」「馬鹿にしている」などと唾棄される対象となり、パンクロック、ハードロック、ヘヴィメタル、ハードコアなどの激しい系統の音楽が非常に持て囃されている。こうした背景には南北動乱以降の石動人の気性が非常に荒くなり、音楽においてもよりハードで攻撃的な性格のものを好むようになった為ではないかと分析されている。中でもメロディックハードコア(メロコア)、グラインドミュージック、プログレッシブロック(プログレ)、プログレッシブメタル、メロディックデスメタル(メロデス)、メタルコアなど、他国ではどちらかといえばマイナーなジャンルに分類されるようなジャンルが非常に隆盛であることも特徴の一つとされている。分けても「メロディックスピードメタル(メロスピ)」は、石動でしか通用しない音楽ジャンルとして有名である。
 + また、石動のメタルファンの間で使われる特徴的なスラングに「クサい」という表現があり、これは「メロディラインが叙情的で哀愁がありすぎる」ことを意味する表現であり、決して侮蔑の辞などではなく、むしろ褒め言葉とされている。発展系として「異臭注意」という表現もあるが、これも褒め言葉である。
 +
 +#region(代表的な国内アーティスト)
 +-マキシム ザ ホルモン
 +&ref(マキシム ザ ホルモン.jpg,mw:200,mh:200);
 + ミクスチャーロック・ハードコアパンクバンド。キャッチーなメロディをロックやハードコアを混在させたカオティックな演奏にのせ、石動語に聞こえないほど聞き取りづらい歌詞を添える個性的なバンド。様々なジャンルの音楽好きから熱烈な支持を得ている。
 +
 +-Sigh
 +&ref(sigh20pic.jpg,mw:200,mh:200);
 + エクストリームメタル・ブラックメタルバンド。「メタルか否か」という議論まで巻き起こすほどに前衛的で特徴的な音楽性を持っており、聴く者を選ぶ特徴的でアクの強いバンドと言える。その特徴的な音楽性は「メタル」という一ジャンルで締めくくるにも無理があると言えるほどの多様性によって特徴付けられれおり、ファンからは熱烈な支持を得ている。
 +
 +-FllowBein
 +&ref(followbein.jpg,mw:200,mh:200);
 + メロディックデスメタルバンド。独特の音楽観と高い演奏力、また強烈なメロディラインは、石動の多くのメタルファンを「異臭注意」と歓喜させた。
 +
 +-Infernal Necromancia
 +&ref(infernal necromancia1.jpg,mw:200,mh:200);
 + デスメタルバンド。トラックタイトルやアルバムジャケットなどから国粋主義がにじみ出ており、見る者に衝撃を与えるバンド。デスメタルファンと国粋主義者の双方から高い支持を得ている。
 +
 +-HAWAIIAN8
 +&ref(hawaiina8.jpg,mw:200,mh:200);
 + パンクパンド。「歌謡曲とロックを掛け合わせた」ような哀愁に満ちた曲調を特徴としており、その感傷っぷりは聴く者の心を掴んで離さない。
 +#endregion
 +**スポーツ [#e279965a]
 + 伝統的なスポーツとして柔道・剣道・銃剣道・弓道・薙刀道・相撲などの武道・格闘技が盛んである。特に南北朝時代以降は全国の中学・高校で銃剣道と柔道が必修とされた。
 + また娯楽的なスポーツとしては野球とサッカーが二大双璧を為しており、様々な企業・団体が球団・チームを経営し、多大な興行収入を生み出している。またバレーボールも盛んで、春の高等学校バレー全国大会は夏の高等学校選抜野球大会(通称「甲楽園」)と並び国民の一大イベントとして名高い。
 + また公営賭博として競馬が盛んな事から、乗馬においても優秀な騎手が多数存在する。
 +**言語 [#qa861abe]
 +-石動弁
 + 地球時代の岡山弁を基調とした石動の方言である。似たような言語を話す秋津人や神桜人も、独特のイントネーションに思わず面食らうことがある。
 +
 +例文
 +
 +石動語
 +・「早くしてください」
 +石動弁
 +・「はよーしねえ」
 +
 +石動語
 +・「いい加減働いてください」「うるさい馬鹿」
 +石動弁
 +・「ええかげん働けぇやホンマ」「うるせえわあんごう」
 +
 +石動語
 +・「前髪が長すぎますよ。鬱陶しいですね」
 +石動弁
 +・「前髪長すぎじゃろー。やげろーしーわー」
 +
 +(内務省観光局監修、豪胆社刊「ぼっけーよーわかる石動弁」より)
 +
 +*おまけ [#j4cc6650]
 + 貿箱用に書いた絵その他のPixiv公開版(高解像度)です。よかったらどうぞ。
 + ※外部リンクは最大10までの上限があったため、「貿箱」タグを着けてまとめました。今後私以外の方の作品も出てくるかも?
 +[[一覧:http://www.pixiv.net/search.php?word=%E8%B2%BF%E7%AE%B1]]


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