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1: 2016-04-17 (日) 15:57:18 RIND ソース
Line 1: Line 1:
 +FrontPage
 +|国名|成蘭連邦王国|
 +|国旗|&ref(国旗);|
 +|国家元首|黒石治教第6代国王(~629年10月6日)、黒石治憲第7代国王(629年10月6日~)|
 +|首都|成蘭市首都行政区域|
 +|国歌|自由に喜びを|
 +|人口|約7000万人(637年7月現在)|
 +|建国|不詳|
 +#contents
 +**国情 [#rb477a20]
 +対外的な首都であり、政治経済金融文化の中心地である「成蘭王国」、商品生産の要であり、その関係から商品輸出量が世界トップレベルの港湾施設を擁する「東和共和国」、遊園地等の娯楽施設が点在し、幸福度がトップレベルを誇る「館山共和国」、燃料を生産し連邦政府に販売することで生計を立てている「桶沢民国」、農業に適する土地が国土の大半を占め、食料の生産基地として政府から重点的に予算配分されている「越田共和国」の五ヵ国で構成される連邦国家。
 +公安上の理由から成蘭王国全域は住民、被雇用者以外は立ち入りが制限され、首都行政区域は外交官や国賓を除き外国人の立ち入りは制限されている。区域全体を防壁が囲んでおり、出入り口は2か所しか存在せずどちらにも治安機関の検問所が存在し、出入・物資の流通が監視されている。これも、エーラーン教皇国の関係者が起こしたとされるテロ事件などの惨劇に起因するものとされる。
 +また、海外領土として旧ルーシェベルギアス公国領があるが、旧国民、1人の連邦政府弁務官を除き立ち入りは禁止されている。また、併合時に高度な自治を保証する旨非公開の議定書で合意しており、外交・防衛を除く全ての行政・立法・司法権限は現地政府に委ねられている。
 +
 +治安はエーラーン教皇国テロ事件以来は警察機関の徹底した検挙活動の結果、良好であり、反乱等の兆候も確認されていない。
 +
 +-国土~
 +森林(大半が国有林)が国土の3分の1を占める。居住区と自然区が整然と区分けされており、許可なく自然区へ立ち入ることは禁じられている。行政区分もこの国土の起伏に応じて画定されている。
 +
 +''成蘭王国''
 +|&ref(成蘭王国);||
 +
 +平野部で覆われ、人口の3分の1がこの国に集中する。他の3カ国とは鉄道、道路で連絡しているがそもそも人口が少ないので観光や暴動鎮圧以外に大規模輸送が展開されることは少ない。特筆するならば、同国東部を流れる天野川が有名。天野川には数々の神話が残されており、上流部の地域では天野川を信仰の対象としてとらえている住民もいる。
 +''東和共和国''
 +コンビナートが集中する工業に特化した地域。成蘭の主要産業である軽工業の大半が集中していることを利用し、中央政治や軍では主要派閥として幅を利かせている。労働者や商品を輸送する為の鉄道輸送、陸上輸送が発達しており、中心街と工場地帯を結ぶバス事業は大きな利益を生んでいる。
 +
 +''桶沢民国''
 +ウラン鉱山が位置し、鉱山労働者が人口の大半を占める地域。成蘭エネルギー開発の本社もある。ウラン燃料の売却益、成蘭エネルギー開発の納税により充実した行政サービスを提供する。ウラン鉱山を中心に鉄道や道路網が発達し、国内各地から労働者を輸送している。
 +国内唯一の政府公認カジノ施設が南部に存在し、給料日を迎えた鉱山労働者が集まり興じることは日常茶飯事となっている。
 +炭鉱労働者は激務であり、健康も損ねやすいことから政府が補助金を支出することで相当程度の給与、医療を保障している。その結果として、国内各地から労働者を確保している。
 +
 +''越田共和国''
 +水はけのよい土地が多いことから、農業がかねてから発達している。政府統計によれば、国内人口の7割が農業およびそれに付随する産業に従事しているという。国立農業生産技術研究所を中心に、農業技術の研究・開発も推進されており、世界最先端の農業技術も保有している。しかしながら、安価な輸入食料の確保、需要の激増に伴い国産食料は国際競争に劣っており年々、衰える一方である。地方政府は工業への産業転換を進めることで雇用、財政の維持を急ぐ。
 +北東部には、旧ルーシェベルギアス公国との境界線が存在し、密入国を図ろうとするものが絶えないことから連邦政府が代理統治し警戒している。
 +
 +
 +-産業
 +
 +--農業~
 +約1350万人が従事する。高賃金の結果、農業から手を引く住民が増え今や国営事業として数か所の農場を残すのみとなった。
 +一貫して米、野菜の生産を行っている。
 +
 +かつては、越田共和国の源川山脈に牧場、畜産センターが散在したが、風味が不評であったこと等から廃業が進み、国内ではほとんど行われていない。現在は食肉生産で有名な大和寧帝国(旧大幹帝国)からの輸入が認められており評判は良かったものの我が国を幾度となく襲った燃料危機により増加する燃料輸入に比例して食肉輸入が減少。今や個人輸入の数トンのみとなった。最近では、安全性が疑問視されるようになり保健省の輸入許可を得る必要があるなど、事実上輸入が困難な状況が続いている。
 +
 +かつては食料輸出国を志向したこともあり、国内2か所で農業研究センターが稼働している。現在は、風味の改良、生産量の効率的増加を主な目的に据えている。こちらについては、成果を達したとして閉鎖、あるいは能力開発研究機関への転用が検討されている。
 +
 +--工業~
 +約2600万人が従事する。軽工業が成蘭工業の中核を担っており、東和共和国の東和工業地帯は国際的にも有名。品目は実に多彩であり、かつ生産性は高い。普欧帝国から資本投下を受けた影響もあり、国内最大手企業の成蘭工業の役員は普欧系成蘭人が就く、ないしは影響力を保持するという伝統もある。
 +
 +政府主導で国内全域に膨大な補助金と資材が投下されたことから、国内あちこちに工場が存在し集約化が進められている。
 +
 +一方で、軍需関係に関しては国民の反戦感情もあり国内唯一の軍需企業が昨年倒産した。現在は同盟国などからの輸入に依存している。
 +
 +--商業~
 +約400万人が従事する。成蘭物産を中心に、同社の関連会社が国内各地に存在するが個人経営の商店、企業も数多い。
 +
 +国外輸出が主であり、政府が規制していることから、商業従事者は少ないとされている。
 +
 +従事者が少ないことから、政府に冷遇されることも多い一方で高給取りだという指摘もある。
 +
 +
 +**政治 [#edecfe8b]
 +国王は国務に関する権限を一般的には有しないが、首相任命権等を有していることから間接的に政治に介入することが可能とされている。尚、国王が国務に関する事項について意見を述べることは「いかなる勢力からも妨げられない権利」であるとされる。非常時は王閣会議(王室と内閣の協議機関)の決定に基づき、国政に関する権限を行使することが可能になり、軍を指揮することも認められる。
 +
 +実務は国王の任命を受けた連邦首相を筆頭とする「連邦行政委員会」が担っている。立法権は小選挙区比例代表並立制により加盟国各国から選出される議員で構成する「国民議会」が保有している。~
 +また、国政に関する一切の事項は加盟国の政治指導者と各国の国家元首を議員とする連邦加盟国会議における承認も必要であり事実上の二院制となっている。
 +
 +連邦首相は、国務全般を担当する。閣僚は連邦首相の任命に基づくが国民議会は任命を取り消すことができる。閣僚は在任中、逮捕並びに訴追されず兵役も免除される。
 +
 +国民議会は法律案、予算案の審議等を行い議決する。いかなる場合であっても議長を除く過半数の賛成票が得られれば可決される。
 +
 +国民議会議員は首相解任議決権、議員立法権を有し、この権利の行使はいかなる場合でも妨げられない。また、議員は在任中、逮捕並びに訴追されず兵役も免除される。
 +
 +可決された法律案等は連邦加盟国会議に送付され総会、あるいは首相代理、大統領特使で構成される理事会にて審議、採決され可決された場合国王の署名を以って発効する。~
 +また、予算案と宣戦布告、王室の存続に影響する重要事項に関しては、年一回の総会(緊急開催も可能)における可決又は全加盟国の署名を必要とする。
 +
 +現在、大半の法律案は加盟国間の協定により常任委員会の過程が省略される。主に他国との安全保障条約、不可侵条約、工業関連法はこの過程の対象外として、総会の決定を求めることが多い。
 +
 +司法権は連邦憲法裁判所を筆頭とする裁判所が担当している。各主要都市に設けられた地域裁判所、各国首都におかれた連邦裁判所、成蘭王国首都におかれた連邦憲法裁判所の3審制となっている。なお、裁判の過程は原則公開となっており憲法裁判所裁判官が一致して非公開を許可した場合のみ非公開を可能とするが、事後的に判決文を公開しなければならない。死刑制度は存置されており絞首刑が一般的。
 +
 +|省庁の名称|所管する外局|
 +|首相府|通商代表部、公共政策研究所|
 +|通商産業省|エネルギー保安庁、成蘭電力公社|
 +|国防省|陸軍庁、海軍庁、空軍庁、国境警備隊本部|
 +|王務省|王室財産管理局|
 +|経済省|金融規制庁|
 +|司法省|刑事施設管理庁|
 +|情報省|特別調査部|
 +|教育省|教育審議会、能力開発研究機関|
 +|連邦情報局|各国支部|
 +|警察省|国家警察、連邦警察、地方警察|
 +|国土運輸省|国土開発庁、特別地域振興委員会|
 +|環境院|環境保護委員会、公害等規制委員会|
 +|保健衛生省|労働庁、社会保障院|
 +|地方統治省|海外領土庁、国政選挙監視委員会|
 +|連邦外政院|在外公館|
 +|財務省|税務院、会計監査部|
 +
 +|民主的|--◆----|独裁的|日本みたいな縦割り行政|
 +|政治的左派|---◆---|政治的右派|最近は微妙|
 +|開放社会|--◆----|閉鎖社会|一部地域以外は開放的|
 +|自由経済|--◆----|中央計画経済|行政介入は少ないですよ|
 +|常備軍|----◆--|徴兵軍|工業に流れるので徴兵制を導入|
 +|タカ派|----◆--|ハト派|そこまで武断主義でもない|
 +|介入主義|---◆---|孤立主義|FENAを介入とみるか停滞とみるか|
 +
 +首相任期は5年で、国王と議会はいつでも首相を罷免することが可能。尚、原則として不信任に値しなければ、再任するのが慣例であり長期政権に繋がっている。~
 +但し、国王が崩御した場合慣例上内閣も退陣すべしという考え方の下、首相交代となる。~
 +連邦首相は持ち回り制となっているが、例外もある。
 +
 +-首相一覧(編集中)
 +延島悦一 東和共和国 初代連邦統合軍最高司令官、王室軍務顧問等を歴任
 +春岡信輝 東和共和国 成蘭大法卒 在ティユリア大使、外政院長官等を歴任
 +伊村重雄 成蘭王国 成蘭科技大卒 東和市長等を歴任 ~629年3月9日
 +寺川順吾 東和共和国 東和工業大卒 王室付政務秘書官、報道部長、首相府長官等を歴任 629年3月9日~645年12月21日
 +安井郷治 館山共和国 成蘭大経出身 警察相、財務長官、国土運輸相を歴任 645年12月22日~
 +
 +-政党一覧
 +
 +|政党|政権|概要|
 +|成蘭民主政治同盟|与党|【中道右派】現体制の維持、国際協調、軍拡の抑制を主張する。一方で自衛権の積極的運用も主張。党方針のブレも指摘される。統一後は常に与党|
 +|成蘭社会党|野党|【左派】王室の段階的廃止、連邦を統合し大統領制、孤立主義を主張する。医療費無料化を訴える。FSI参加。共産主義者の政党を統一し結党された。急進的、暴力的な共産化には否定的だが、現政権に迎合することは殆どなく、現体制に批判を加えている。減衰が激しい一方、党勢の回復をめざし急進派の取り込みを図っているため暴力革命肯定論が党内一部から出ている。|
 +|成蘭ゾロアスター連盟|野党|【中道左派】ゾロアスター教の国教化、教育機関での宗教教育を主張。管区教会を司令塔とする政府機構の再構築を提案。教会の組織票を受け一定の議席を確保。安定した議席を保有する一方、政権との連立は「与党のイエスマン」になってしまうという点から断固拒否の姿勢を貫いている。エーラーン教皇国事件により事実上の解党となり、与党に合流。|
 +|立憲自由党|野党|【中道左派】旧体制の主流派。地方分権の拡大、成蘭貿易圏構想、積極的な外交を訴える。国際協調ではなく「自立した外交」を主張する。政策は左派的でもあり左派知識人、都市部での支持が根強い。近年はFENA中心主義を唱えており、政策の現実性が増しているとされる。|
 +|自由民政党|野党|【右派】普欧との貿易取引に依存している現体制を批判し、単一国家、極端な中央集権を主張する。軍拡に最も積極的で他国との軍事同盟締約を訴える。かつては非合法組織だったが、合法化された。477年総選挙後に解体、与党へ合流。|
 +
 +**外交 [#wd063dde]
 +連邦外政院によると、ほとんどの国と国交を開設しており各国首都に大使館を設置している。また、国際問題に対しては中立的な立場を取ることが多く、武力行使には極めて慎重である。よって、紛争は経済制裁、外交協議を以って解決に導くという基本方針が存在する。この方針の背景には神聖同盟の「調停者」としての役割を重視しているということがあげられる。もっとも、この方針が必ずしもすべてのケースに適用されるとは限らず特定の立場を取り、最悪の場合軍事介入するという可能性も排除されていない。成蘭政府が公式に軍事介入したのは、南西ヴォルネスク情勢の急変を発端とする軍事介入、瓦辺戦争の2件のみである。現政権はFENA、神聖同盟を基軸とする外交関係の維持強化を基本方針とする。
 +
 +現状の国際関係
 +|同盟|親密|良好|普通|険悪|敵対|
 +|>|>|>|>|>|>|←良―――――――――――――――――――――悪→|
 +
 +※普通>若干険悪>険悪です。
 +
 +|国名|印象|所属|備考|
 +|レゴリス帝国|良好||あらゆる指標で世界一を誇るフリューゲル随一の超大国。もっとも、普欧とは異なり世界の警察官としての役割には消極的。我が国とは長年に渡り大規模な商品取引を実施する一方、秋津問題以来、外交的にも共同歩調を取る傾向にあり、今後もこの良好な関係は安定的に推移するだろう。|
 +|ノイエクルス自由国|普通|OTO・CAME|フリュゲール最古の大国。世界大戦により大きな傷を負うものの経済は順調に回復し、OTOの強さを見せつけた。我が国とはスオミ問題で対立したとされるが、近年の動向等は不明。|
 +|ストリーダ王国|普通|PTO|PTOの盟主的存在。いつの間にか成蘭の経済力を追い抜いてしまった。イタリン問題ではPTOをリードした。外交にはさほど積極的ではなく、存在感は薄いが他方でソサエティの構成国となるなど今後の関係深化が期待される。|
 +|エルツ帝国|不穏|SLCN|エーラーン教皇国の盟邦であることから、政府は非公式に経済制裁を発動しており経済的なつながりは乏しい。また、外交上の接点もさほどないことから今後も微妙な関係は継続するとみられる。|
 +|エーラーン教皇国|険悪|SLCN|禁教問題などで関係が急速に悪化。これを受け、成蘭政府は経済制裁を発動している。禁教措置法は国内でも反対が根強く、政府内で見直しの動きが高まっていることから関係改善の可能性も出てきた、という観測も出てきたが両政府による交渉の進展は一向に見えない。|
 +|アルドラド帝国|普通|-|外交の舞台で見かけることはあまりない。我が国との交流も少ない。王室交流を通じてもっと関係を深めたいところだ。|
 +|アリア連邦|普通|AFN|AFNの盟主だが、近年は内政中心の政治が行われており外交はほぼ0に近い。我が国との貿易実績も0に近い。|
 +|ガトーヴィチ帝国|同盟|-|同盟国。同国の建国直後から現在に至るまでとりわけ安全保障面での交流は絶やしていない。我が国と同様、工業大国で世界中に質の高い商品を輸出する。貿易面では重なり合う部分が多すぎて、交流は極端に少ない。しかし、長い付き合いの同盟国としてお互いに信頼を置いているようだ。もっとも、ベルサリエーレ戦役ではスタンスの違いが目立ち今後の関係維持に影を落とす形となった。(鎖国中)|
 +|昭栄国|良好|FENA|ガトーヴィチ同様、世界有数の工業大国。ヴォルネスク問題などで連携している。食料貿易ではタヂカラオと並ぶほどの規模を展開している。|
 +|エデレス・フリュー連合|普通|SLCN|かつては燃料貿易などでお世話になった国。国土が火災で荒廃するなど災難に遭うことが多い国でもある。現在は、外交、内政共に低調。|
 +|石動第三帝国|良好|-|同国の初代政権とは関係が深く、同国政府HP(Wiki)にも記載されるほどである。現在でも燃料貿易を継続しており、経済において関係が深い。秋津問題における石動の立場を知っている高齢者は親石動派として各方面で活躍している。商品貿易や燃料貿易においてFENA加盟国と同様に信頼のおける国家として認識されている。|
 +|南瓜共和国|普通|OTO/CAME|ノ連邦構成国。内政は安定しているが、近年荒廃が進んでいる。我が国との交流は0に近い。|
 +|タヂカラオ国|親密|AFN|長い歴史を有する歴史的な国。食料貿易では長年、1位をキープする成蘭市民の食卓に一番近い国でもある。タヂカラオの外交姿勢はともかくとして、我が国にとってなくてはならない存在であることは確かだ。|
 +|ヴェールヌイ社会主義共和国|良好|(FENA準)|確固たる外交方針を有する国。シベリア滅亡時は同国と連携することで事態を深刻収束させることができた。燃料危機をきっかけに燃料貿易を開始し、現在も継続している。|
 +
 +注1(本情報は外務省の政策的立場や認識を反映するものではなく、あくまでも中の人の個人意見です。''決して外交や報道に反映されることのないようお願い申し上げます。)~''
 +注2(ほとんどの国が編集に反映されていません。しばらくお待ちください。また、長期放置の国に関しては削除していることがありますのでご了承願います。)
 +注3(編集にあたっては、タヂカラオ国のページを参考に作成しました。この場を借りて、謝意を表明します。)
 +
 +&font(130%){''-成蘭連邦王国の査証政策&br;''};
 +成蘭連邦王国政府は国交を開設する全ての国に大使館を設置しており、成蘭連邦王国に入国する全ての外国人は事前に大使館、領事館で査証を取得する必要がある。手数料は2000Va。経済制裁によりエーラーン教皇国の国籍を有する外国人への査証発給は停止されている。査証を所持しない外国人は全て入国拒否する運用になっていることから、エーラーン人は入国理由の如何を問わず入国拒否される。もっとも、連邦政府が招請するエーラーン教皇国市民に対しては条件を付して査証を発給するケースがある。
 +全てのFENA加盟国(ヴェールヌイ社会主義共和国を含む)、ガトーヴィチ帝国、石動第三帝国、レゴリス帝国とは相互査証免除措置を実施しており、90日以内の滞在は原則免除となる。
 +FENA域内市民を含め、外国人が国内で労働する、留学する場合は司法省・教育省の許可が必要になる。連邦政府は移民労働者に否定的であり、労働許可が認められる可能性はほとんどない。留学について、多少基準は緩いが成績などを査定し、他の学生に大きく劣ると判断されれば許可証の更新を拒否する場合も多々ある。
 +また、治安対策の名目で外国人の入出国に対しては厳格化する傾向にあり、査証取得時の大使館職員との面接や本国のデータベース照会が義務化されている。それゆえ、成蘭への入国には相当の時間を要する。
 +
 +&font(130%){''-国交を有する国一覧&br;''};
 +612年7月13日 連邦外政院主任広報官告示(順不同)
 +613年1月12日 オリフスターク共和国を追補
 +613年4月25日 コーデクス共和国を追補
 +619年3月1日 大和寧帝國・ティユリア連合王国・アドミラル王国・シェロジア共和国を削除しエウシウワンジャ共和国を追補
 +624年2月9日 フランドル統一準備政府を削除し、ヘルトジブリール社会主義共和国・トロピコ共和国を追補、カルセドニー島共和国に関する記述を追加
 +637年7月29日 ヨリクシ共和国、フリスラーン帝国、トリヴェント連邦を追補
 +640年4月6日 長州国、ミッドガルド帝国を削除し、セビーリャ自由共和国を追補、ベルサリエーレ王国の政府名称を変更
 +645年9月28日 ベルサリエーレ第一共和制政府など3ヵ国削除、カルセドニー島共和国を追補
 +648年4月17日 レゲロ社会主義人民共和国に関する記述を削除
 +
 +レゴリス帝国・ストリーダ王国・アルドラド帝国・エルツ帝国・ノイエクルス自由国・テークサット連合・昭栄国・ヴェールヌイ社会主義共和国・石動第三帝国・ガトーヴィチ帝国・アリア連邦・タヂカラオ国・ウェールリズセ共和国・(ノホ・ヘレコ連邦)・ロムレー湖畔共和国・オリフスターク共和国・コーデクス共和国・ヘルトジブリール社会主義共和国・トロピコ共和国・ヨリクシ共和国・トリヴェント連邦・セビーリャ自由共和国、カルセドニー島共和国
 +以上 24か国に大使館を設置している。
 +
 +※ヴォルネスク特別行政区地域・南瓜共和国はノイエクルス自由国大使館、フリュー第二帝政、ヴァノミス連邦はレゴリス帝国大使館、スコッチランド共産主義同盟は石動第三帝国大使館が在留邦人保護などの大使館業務を担当している。その他の国、地域は本庁領事局が担当。
 +
 +**治安 [#c6e14028]
 +治安は経済成長に伴い良好に推移している。もちろん国民生活の水準向上も一因だが、警察機構の整備も大きな要因である。広域的な事件や連邦公務員の犯罪には国家警察本部(本部:成蘭市首都行政区域)、街頭犯罪やパトロールには各国警察局(本部:各構成国の首都)が担当する。もっとも国家警察本部には広範な捜査権が認められており、縄張り争いが起きることもしばしば。国家警察本部には暴動鎮圧部隊(5部隊)、特殊作戦チーム、対テロ対応部隊が配備されており、装備・人員共に国家警察が圧倒している。地方警察にも類似の組織は存在する。また、国内の反政府組織、共産主義者や彼らに協力する公務員、とりわけ保安部員を非公然に監視警戒する保安部が国家予算で運営されている。
 +成蘭警察の大きな特徴として各地区に警察官が常駐する「交番」を設置している。これは、旧世界の日本警察をモデルとしており、地区のパトロールや事件事故の初動捜査は彼らが担当することが大半である。
 +
 +国境警備は国境警察隊が担当し、巡視船や警備艇などを保有している。国境警察隊にも反乱予防の為に隊員を監視する組織として調査部が存在する。
 +
 +なお、彼らは常時武器の携帯が認められるが使用については地区部長クラスの許可がなければ違法となる。
 +
 +|&ref(252px-Miquelanlage_1.jpg);||
 +                        【写真】国家警察本部の庁舎
 +
 +***連邦情報局 [#sc7873bb]
 +国内向けの情報組織である保安部とは違い、対外的に情報収集を図る組織。局長以下幹部は全て連邦軍OB。各在外公館に局員を派遣しており、公然、非公然問わず情報収集に当たっているとされる。事実上、連邦首相の直轄組織。局員全員が国家警察保安部所属の警察官という地位を兼ねており、武器の所持使用も認められるという。
 +独自の実力部隊も保有しており、国内のテロ鎮圧や阻止に彼らが出動することもあるとされる。
 +
 +**文化[#ye454cf0]
 +単一民族で構成される国家であり、移民の受け入れには極めて消極的。難民については政治難民の受け入れを積極的に推進する一方、経済難民についてはやはり受け入れに難色を示している。実は少数民族が各地域で暮らしているが、政府との協定により政治的保護、経済的援助と引き換えに指定された地域に居住している。宗教はかつて、自然信仰が主流であり、ゾロアスター教の流入は注目を浴びた。現在ではゾロアスター教の政党が結成されるなど国民にも外来宗教が受け入れられているようだ。政府は反政府主義・テロリズムと結託しない限り、いかなる制限も加えないと明言している。食文化は旧世界のコメが主流であり、引き継がれた。龍鮮からの技術伝来と旧世界の歴史書、特定の家系に伝わる秘伝書などを組み合わせた「成蘭牛」、東和地区で栽培される苦みが強いが伝統的な祭事等でふるまわれるお茶なども生産されており、また外国の食文化が流入したこともあり食文化の多様化は加速している。
 +
 +**貿易(577年6月現在) [#qf67efc4]
 +FENA域内での調達を理想とし、域外輸入を段階的に減らし域内輸入に振り分ける方針を明らかにしている。ただ、食料については域内での調達体制が整っていない為、域外からの輸入に頼らざるを得ない状況が続いている。
 +政府通商当局は定期取引についてレート見直しも含め全て再検討の対象とすることを577年6月に表明した。
 +
 +|定期貿易一覧||||h
 +|相手国|輸入品目|⇔|輸出品目|
 +|昭栄国|資金3兆Va+食料10億トン|⇔|商品17兆Va相当|
 +|石動第三帝国|資金5兆Va+銀1万トン+燃料3億ガロン|⇔|商品14兆Va相当+資金12兆Va|
 +|ベルサリエーレ王国|食料20億トン|⇔|資金5兆Va|
 +|レゴリス帝国|資金21兆Va相当|⇔|商品42兆Va相当|
 +|タヂカラオ国|食料18億トン|⇔|商品3兆5000億Va相当|
 +|ヴェールヌイ社会主義共和国|燃料4億ガロン|⇔|資金6兆Va|
 +|アルドラド帝国|資金16兆Va|⇔|商品40兆Va相当|
 +|ノホ・ヘレコ連邦|銀1万トン|⇔|資金5兆5000億Va|
 +|ウェールリズセ共和国|資金4兆Va|⇔|商品10兆Va相当|
 +|ノイエクルス連邦|資金2兆Va+銀2500トン|⇔|商品10兆Va相当|
 +
 +|貿易収支||||h
 +|品目|収入|支出|計|
 +|資金|+81兆2000億Va|-53兆5840億Va|+28兆3640億Va|
 +|食料|+52億トン(国内生産を含む)|-59億5000万トン|-7億トン|
 +|商品|+175兆Va相当|-122兆4000億Va相当|+51兆6000億Va相当|
 +|燃料|不安定|不安定|不安定につき未算出|
 +|銀|±0|±0|12万トン保有|
 +|食肉|±0|±0|保有なし|
 +|砲弾|非公表|非公表|非公表|
 +|建材|±0|±0|30億トン保有|
 +|石材|±0|±0|9億トン保有|
 +|鋼鉄|±0|±0|7億トン保有|
 +|木材|±0|±0|保有なし|
 +|石油|±0|±0|70億バレル保有|
 +&font(Red){''※この統計はスポット取引等の日常的な収入支出を考慮しておらず、概算値であることに留意すること。また、本統計は民間研究機関が作成しており政府が発表したものではない。''};
 +
 +
 +※本項はエーラーン教皇国Wikiを参考に作成しました。
 +
 +**交通 [#cfde2df2]
 +***国内交通 [#v8377f31]
 +連邦政府成立前は自国内で交通が完結していたという経緯から、国内全域に整備された交通機関は連邦政府主導で進められた「高速鉄道整備計画001号」に基づく高速鉄道のみである。東和共和国首都~桶沢民国首都~館山共和国首都~成蘭王国首都を環状運転し、各駅に停車する路線のみしかないことから、単に「高速鉄道」と呼ばれることが多い。しかし、普欧帝国による大規模援助以来、海外貿易のインフラ整備における需要が急速に高まり、国内の広域輸送整備は停滞している。そのため、車両更新計画も一部凍結され、早朝の一部便では(延命を重ねてはいるものの)約30年現役で運用を続ける通勤用車両を見ることができる。また、連邦内の他国に移動する需要があまりないことから高速道路、旅客機の国内線運用はかなり限定的である。道路自体は舗装もされ、接続も良好だが成蘭~東和間で4時間も要することから、自動車での移動は非現実的。
 +一方、各国の民間鉄道事業者が組織する「成蘭民間鉄道協会」は、成蘭王国の成蘭駅をターミナル駅と位置付け各国の鉄道事業者が乗り入れする新鉄道計画を策定していることを明らかにしており、広域輸送が爆発的な発展を果たす可能性もある。
 +
 +***国際交通 [#z66610c6]
 +フリューゲルは島国しか存在しないことから、諸国間の人的移動や物資輸送を用途とする船舶輸送が発達している。とりわけレゴリス、ティユリア向けの船便は頻繁に運行されている。しかし近年、短時間での移動が可能であること、入出国管理が相対的に容易である航空輸送のシェア拡大もめざましく政府は省力化の観点から船舶での旅客輸送を許可していない。もっとも、その結果として国内唯一の国際空港「成蘭首都国際空港」は混雑を極め、むしろ入出国審査や保安検査の遅延が目立つようになったことから連邦政府は10年以内に船舶での旅客輸送を条件付きで許可する方針を表明した。
 +
 +**科学技術 [#x8dc67c2]
 +工業国ということもあり、いかに効率的な生産をするか、そして成蘭製品の性能が世界をリードする為の研究が建国以来重ねられてきた。もっとも、この研究が軍事利用に生かされることはなく、兵器は専ら同盟国や今は亡き普欧帝国からの輸入品と技術指導に依存している。その結果として、科学技術の水準は世界でもトップクラスとされるが、世界的な認知度は低い。
 +
 +***宇宙開発 [#g94826ee]
 +宇宙開発は一貫して連邦政府の管轄となっている。普欧帝国やダイエルン帝国の技術者が今も衛星運用の第一線で働いている。
 +発射施設は北部(11.3)の連邦空軍宇宙技術研究所、北西部(2.3)の宇宙開発事業団研究所の2施設あるが、主に前者で発射され、宇宙開発事業団研究所は予備施設と位置付けられている。迎撃衛星、防衛衛星、軍事衛星、イレギュラーは連邦空軍、気象
 +衛星、観測衛星は国土運輸省が担当する。
 +|~衛星種別|~名称|~状態|~備考|
 +|気象衛星|おとひめ3号|運用中|1号と2号は発射失敗。気象観測用|
 +|観測衛星|いわみ|運用中|火山噴火、地形変動等の衛星監視用|
 +|迎撃衛星|はつせ|運用中|隕石の衛星監視用|
 +|防衛衛星|対ミサイル衛星|運用中|燃料事情の悪化に伴い打上計画凍結していたが、遂に581年6月発射成功。ミサイル迎撃用|
 +|軍事衛星|レーダ1機|運用中|詳細は軍事機密につき非公開。燃料危機時は放棄も検討されたが撤回|
 +|イレギュラー|レーダ2機|凍結中|宇宙平和協力条約締結後に計画を凍結。現在に至るまで再開の見通しは立たず。|
 +
 +**報道 [#tdaa18a5]
 +成蘭連邦王国において報道の自由は相当程度、保障されている。これには''「情報伝達は政治参加の過程において必要不可欠な要素であり、これを保障されない政治参加があってはならない」''との思想が根底にある。例え、犯罪を勧奨する報道、番組内容であったとしてもこれを行政機関が取り締まることは法律上、不可能とされている。
 +国内全域に営業エリアを有する国内主要報道機関五社がテレビ放送、新聞編集発行を事業として行っている。これは後述する「成蘭報道ネットワーク」の加盟事業者と一致することから専ら「国内基幹報道機関」と呼ばれる。もっとも、各地方にもローカルの新聞社は存在するが、内容は地域情報や防災情報が中心である。
 +
 +|名称|概要|h
 +|成蘭時事通信|元政府高官が創業。その経緯から報道は政府情報に依存しがちで論調も政府寄り。一方で、国内のみならず海外にも取材拠点を置き速報性に優れる。ネットワーク設立時から幹事社を務める。現在、国内シェア1位。|
 +|東和日報|もともとは東和共和国の一地方の新聞社であったが、センセーショナルな与党批判を繰り広げ読者の支持を集め急成長。今もFENAを外交の基軸とする現政府の外交方針を痛烈に批判している。他方、警察OBが記者として在籍していることから社会部の報道は一定の評価を受けている。|
 +|成蘭日報|元王族が連邦成立時に創業。政権には中立的な論調を取る一方、独自の取材ルートから外交や王室分野に強い。通常、王族は報道機関の取材に応じないが、成蘭日報の取材には応じることもしばしば。シェアは最下位に沈むが、王族の私有財産からの援助があるため先行きは安泰とされる。|
 +|成蘭自由通信|元従軍記者が創業。日ノ本戦役以来、政府の外交方針に批判的ではあるが政府の経済政策は概ね評価している。東和日報よりもやや政府寄りというのが妥当なところ。ネットワーク内で唯一、王室廃止論を掲げる社であることで有名。|
 +|成蘭経済|桶沢民国の有力者が創業。名称の通り、経済に特化した報道機関。財界の代弁者と評されることが多い。政府が策定を進めている労働者保護法について猛烈に批判していることからもその報道姿勢がうかがえる。もっとも、同社OBが連邦財務省の分析官に任命されるなど政府への影響力も一定あるという背景から、シェアは限られるもののネットワークに列することが許されている。|
 +
 +「成蘭報道ネットワーク」(SNN)は経営基盤に不安が残る基幹報道機関が海外進出に当たって共同で設立した法人組織である。五社が均等に出資したものの、設立を主導した経緯から成蘭時事通信が一貫して幹事社を務める。SNNは24時間365日体制で五社の報道記事を海外に向け発信する一方、海外報道機関の情報を収集している。また、国内においてはプレスセンターを開設及び運営し、国内外の報道関係者の取材拠点の整備を行っている。
 +非加盟の報道機関も一定の契約料を支払うことで、ネットワークに参加することができる。
 +
 +**法令 [#pad61cab]
 +***成蘭連邦王国 連邦憲章 [#nd9ec558]
 +第1条 本憲章の加盟国は「成蘭連邦王国」の構成国として編入される。「成蘭連邦王国」はいずれかの構成国が資格を喪失した場合、本憲章の効力は失われる。
 +第2条 成蘭王国、館山共和国、東和共和国、桶沢民国、越田共和国の5か国は本憲章の原加盟国としての資格を有する。
 +第3条 成蘭連邦王国は、加盟国市民の自由と権利を擁護し、これらを侵害しえないあらゆる思想、政治的主張の存在を肯定する。
 +第4条 成蘭連邦王国は、全ての加盟国市民に対して必要最低限の生活を保障し、必要に応じて公共サービスを供給する義務を負う。
 +第5条 本憲章の原加盟国は領内の外交、防衛、司法、通貨、その他連邦政府が執り行うべき国務の権限、責任を連邦政府に委任する。また、その他の国務、公務に関しても連邦政府は一切の関与を行うことができる。
 +第6条 本憲章に基づく連邦政府は国務全般において加盟国を代表する。
 +第7条 連邦政府は軍隊を組織し、連邦の独立と安全を保障し全ての加盟国市民を防衛する。
 +第8条 連邦政府は以下の事項に関して、全ての加盟国代表者によって組織される連邦総会の承認を得なければならない。
 +A:外国政府に対する宣戦布告、武器供与の承認、連邦軍の海外活動
 +B:領土範囲の変更
 +C:条約の批准、承認
 +D:連邦首相その他高位の連邦公務員の任免
 +E:連邦裁判所裁判官の任免
 +第9条 連邦総会は連邦全域あるいは一部地域に適用する一切の法律、政令、規則等を制定、改正、撤廃する権限を有する。
 +2 もっとも、連邦政府は特に留保しない限り、前項の権限を連邦総会の下部組織である常任委員会に委任する。
 +第10条 連邦政府によるいかなる公的措置も連邦法等に基づかなければならない。これに反する一切の措置は無効である。
 +第11条 成蘭連邦王国の国家元首は成蘭王国国王とする。王位は国王の指名に基づき継承される。
 +第12条 連邦総会による法律等の制定行為には、成人市民によって直接選挙される国民議会の同意が必要である。
 +第13条 連邦は憲法裁判所を最高機関とする裁判所を構成する。
 +(作成中)
 +
 +**王室 [#ye454cf0]
 +黒石啓輔初代国王を筆頭とする直系王家、黒石真一・元内大臣を筆頭とする傍系王家が並立しているが、王位継承権は直系王家のみに与えられ傍系王家には王族の資格のみ認められている。一度でも王族資格を失えば、生涯に渡って王位継承権を喪失する。
 +王室法により、王室の公職に就いた場合、外国人や成蘭連邦王国以外で出生した者とは婚姻できない。ただし、公職に就く前ならば王閣会議の承認を経ればみとめられる。
 +王室内の事情を報じることからはタブー視されており、誤った人物像が報道されることも多い。
 +
 +黒石治通―第4代国王。治家第3代国王の長男。男性。温厚で勤勉な性格とされ、国民からの信望も厚い。政治にも積極的に関与し、首相人事の主導権も握っている。一方で私生活では問題のある行為も多いとされ、現在では少なくなったものの側近に何も言わず海外旅行へ出かけたり&font(b){(検閲により削除)};という悪趣味もあり侍従のストレスは絶えない。執務室で崩御。
 +王妃との間には3人の男子、2人の女子がいる。
 +
 +黒石未代―第4代王妃。女性。菊島康彦元首相の遠戚であり政略結婚ともいわれる。婚姻から現在に至るまで人前に姿を見せたことはない。重病を抱えており、普段は東和共和国で静養しているとされていたが、実際は宮殿で治療を受けていた。死去時期は不明だが、夫の死去で病状が悪化し間もなく死去したとされている。
 +
 +黒石治宗―第五代国王。治通第4代国王の長男。次期国王として幼い頃より教育を受けてきた。学校に通う事も許されず、後に成蘭大学に入学するも極度の人見知りから中退している。~
 +成績は優秀であり、趣味は絵画制作。極度の人見知りはある程度改善されたが、長年付き添ってきた世話係と両親以外には心を開かない上会話も避ける。~
 +国王即位後はルティーナ王妃とともに政務に励み、政府への積極的介入の結果、世界3位の経済大国まで押し上げる。心臓病の持病を抱えており、後継者問題を引き起こさない為に次期国王をすでに指名している。
 +
 +黒石宗元―治通第4代国王の次男。第一王太子とは対照的に社交的で積極的に行動する性格である。一方で学業には少々難があるが身体能力は父親を凌駕するほどで、陸軍士官学校を首席で卒業している。~
 +王閣会議副議長でもあり、治宗国王の最側近として知られる。近衛師団の師団長を務める一方貧困に喘ぐ国民を救済する団体の名誉総裁を務めるなど社会貢献活動にも尽力する。
 +王位継承権第5位でもある。
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 +黒石宗一―第一王太子。治宗第五代国王の長男。幼い頃から帝王学を受け、最有力の後継者として周囲からも認知されていたが、共産主義思想への共鳴疑惑が浮上してからは治信に実権を握られている。学者肌で、経済史を主に研究している。現在は成蘭経済大学名誉教授。一説には治信による策略ともされるが、王室内のことであるがゆえに真相は不明。王位にはさほど興味がない様子で、王位継承権を放棄している。王位継承権第1位(放棄前)。
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 +黒石治信―第二王太子。治宗第五代国王の次男。有望な後継者候補がいたことから期待はされていなかったものの、その反抗心からか勉学、軍役に誰よりも積極的に取り組んだ。父は、宗一が国王に就任した際には政務面での補佐を治信に委ねるつもりだったことから治信を同盟国の士官学校や大学に留学させている。王位に対する執着心は強く、その為に宗一に王位継承権放棄を迫ったともされる。現在は政務顧問として現国王を政務面でサポートしている。王位継承権第1位。
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 +黒石治生―第三王太子。治宗第五代国王の三男。マイペースな性格で兄たちを後追いすることもなく、ひたすら自らに与えられた仕事をこなす。王室内の儀式全般を担当しており、王位継承権は保持しているものの継承する意向は全くない。成蘭大学法学部を卒業しているが、在学中、学友からは王族として認識されていなかったなど個性が強い兄たちとは違って存在感が薄い。現在は公共政策院都市政策部門のユニットリーダーとして都市計画論を研究している。王位継承権第2位。
 +
 +作成中・・・


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