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5: 2016-08-26 (金) 23:32:34 sellafie | 6: 2016-09-22 (木) 01:28:53 sellafie | ||
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***610年代 自給的共和国の時代 [#od223776] | ***610年代 自給的共和国の時代 [#od223776] | ||
611年5月、現在のサン=トゥルミエールに降り立ったロムレー移民団は、ロムレーの地にはひとまず牧牛に食ませる草と暖を取るための炭が充分あることを確認し、入植を開始した。一般にロムレーの建国は5月15日14時にロムレーの丘で交わされた建国の誓約によってなされたとされ、この日が建国記念日となっている。そして同時期にフリューゲル国際社会との接触も図られ、また、独自に行われた資源調査でウラン鉱を発見、613年から始められた資源輸出により、国家として安定して経営できる状態を確立した。ウラン鉱の開発において他国の投資を受けずに行われたのには、以後のロムレーにおける他国への経済的依存を回避しようとする傾向の原型を見出すことができる。 | 611年5月、現在のサン=トゥルミエールに降り立ったロムレー移民団は、ロムレーの地にはひとまず牧牛に食ませる草と暖を取るための炭が充分あることを確認し、入植を開始した。一般にロムレーの建国は5月15日14時にロムレーの丘で交わされた建国の誓約によってなされたとされ、この日が建国記念日となっている。そして同時期にフリューゲル国際社会との接触も図られ、また、独自に行われた資源調査でウラン鉱を発見、613年から始められた資源輸出により、国家として安定して経営できる状態を確立した。ウラン鉱の開発において他国の投資を受けずに行われたのには、以後のロムレーにおける他国への経済的依存を回避しようとする傾向の原型を見出すことができる。 | ||
- | この時期においては共和国はカルヴァン主義共和政を理念とし、また政府の機能は抑制され、ある程度各種産物の商業的な輸出をし、形式的にはレンティア国家的でありつつも基本的には独立自営農民を中心とする社会が築かれていたといえる。この時代のロムレーの、当時の表現では「ピューリタン的理想郷」と呼ばれる社会は現在のロムレーでも「古き良き国制」として理想化され根強い支持を支持を集めている。 | + | この時期においては共和国はカルヴァン主義共和政を理念とし、また政府の機能は抑制され、ある程度各種産物の商業的な輸出をし、形式的にはレンティア国家的でありつつも基本的には独立自営農民を中心とする社会が築かれていたといえる。この時代のロムレーの、当時の表現では「ピューリタン的理想郷」と呼ばれる社会は現在のロムレーでも「古き良き国制」として理想化され根強い支持を集めている。 |
しかし610年代も後期に差し掛かると国際社会への理解が進展、フリューゲルで広がっていた学問を国内に浸透させるには移民船時代の徒弟制的な技術伝承・教育の形態では不十分との考えが広まって618年ごろから公教育制度の整備や海外への留学生の送り出しが始められるほか、619年ごろから大々的な保養地の整備が行われて長期滞在観光客の呼び込みが始まるなど、610年代末の時点で既に後のロムレー社会の原型は形成されつつあった。 | しかし610年代も後期に差し掛かると国際社会への理解が進展、フリューゲルで広がっていた学問を国内に浸透させるには移民船時代の徒弟制的な技術伝承・教育の形態では不十分との考えが広まって618年ごろから公教育制度の整備や海外への留学生の送り出しが始められるほか、619年ごろから大々的な保養地の整備が行われて長期滞在観光客の呼び込みが始まるなど、610年代末の時点で既に後のロムレー社会の原型は形成されつつあった。 | ||
その国際社会への理解の進展をもたらしたものとして最も大きいのは、時期は若干遅いが619年に行われたウィリーツェン会談であろう。この会談でのウェールリズセ代表の弁が国内で伝えられると、共和国民はその内容に大いに興味を持ち、国際政治への関心が高まった。これは公教育制度拡充の直接的原因ではないがそれに拍車をかけたのは間違いない。 | その国際社会への理解の進展をもたらしたものとして最も大きいのは、時期は若干遅いが619年に行われたウィリーツェン会談であろう。この会談でのウェールリズセ代表の弁が国内で伝えられると、共和国民はその内容に大いに興味を持ち、国際政治への関心が高まった。これは公教育制度拡充の直接的原因ではないがそれに拍車をかけたのは間違いない。 | ||
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なお、この戦争の戦訓は多く、それを活用して654年3月には防衛衛星の打ち上げに成功している。また、656年からレゴリス資本の兵器整備拠点がロムレー軍基地周辺に建設され、軍備の国内完結性が高められることになる。 | なお、この戦争の戦訓は多く、それを活用して654年3月には防衛衛星の打ち上げに成功している。また、656年からレゴリス資本の兵器整備拠点がロムレー軍基地周辺に建設され、軍備の国内完結性が高められることになる。 | ||
また、戦後の一時期には、政府や軍の無策な戦争遂行への非難が盛り上がり、激しい議論が交わされたが、最終的にはうやむやのうちに終わり、650年代の後半はロムレーは再び平穏な日々を過ごすこととなった。 | また、戦後の一時期には、政府や軍の無策な戦争遂行への非難が盛り上がり、激しい議論が交わされたが、最終的にはうやむやのうちに終わり、650年代の後半はロムレーは再び平穏な日々を過ごすこととなった。 | ||
- | ***660年代 [#j60de3bc] | + | ***660年代 再結晶化の時代 [#x0940479] |
661年に共和国は建国50周年を迎え、各地で式典が開催された。戦後の内向き意識の中で積極的な外国代表の招待は行わなかったものの、中央議会の記念式典ではレゴリス帝国総統が演説を行っており、レゴリスとの同盟関係が再確認された。この年代にはレゴリスの地位は次第に低下傾向にあったが、ロムレーは良好な対レゴリス感情からあくまでレゴリスを支援しつづけている。 | 661年に共和国は建国50周年を迎え、各地で式典が開催された。戦後の内向き意識の中で積極的な外国代表の招待は行わなかったものの、中央議会の記念式典ではレゴリス帝国総統が演説を行っており、レゴリスとの同盟関係が再確認された。この年代にはレゴリスの地位は次第に低下傾向にあったが、ロムレーは良好な対レゴリス感情からあくまでレゴリスを支援しつづけている。 | ||
- | なお、666年の連合国によるセビーリャ作戦において共和国軍はウェールリズセ側に立ち支援兵力を派遣しているが、この作戦の間、本土は一貫して平時体制を維持し、平穏を保った。これは650年代の共和国の変質の結果ともいえる。セビーリャ作戦終了後の共和国は占領委員会の一員として占領政策にも一定程度関与することとなる。 | + | なお、666年の連合国によるセビーリャ作戦において共和国軍はウェールリズセ側に立ち支援兵力を派遣しているが、この作戦の間、本土は一貫して平時体制を維持したままであった。平時体制の状態で派兵ができるようになったことは、650年代の共和国の変質の結果であり、セビーリャ派兵を通じてそれが新しい共和国の体制として定着した。セビーリャ作戦完了後は占領委員会の一員として占領政策にも一定程度関与しているが、共和国はセビーリャに対しなんらの利害関係もなく、またセビーリャになんらの利益も期待しなかったため、共和国はそこでは専らセビーリャの安定化だけを追求する姿勢にある。 |
+ | ***670年代 [#te52e532] | ||
+ | 673年の石動・アルビオンによるサン・ピエルへの九ヶ条要求に続く一連の外交問題において、ソサエティはこれに反対する姿勢を見せた。ここでは共和国はソサエティ諸国との協調を優先したが、国民的にはそれほど大きな関心を集めず、むしろロムレー史における「古き良き国制」の再検討のような、国内的な議論に終始した傾向がある。 | ||
*政治 [#caae92de] | *政治 [#caae92de] | ||
中央議会に政府機関としては最も大きく権限が与えられている議会主義体制国家。他のフリューゲル諸国(主にレゴリス帝国)への留学者が学んできた各国の国制からも一定の影響を受けている。 | 中央議会に政府機関としては最も大きく権限が与えられている議会主義体制国家。他のフリューゲル諸国(主にレゴリス帝国)への留学者が学んできた各国の国制からも一定の影響を受けている。 | ||
- | 建国以来政変の経験はなく、近年は民主政体としてはフリューゲル最高水準の支持率と満足度を維持しており、632年初頭の世界同時社会不安や650年代前半のトロピコ戦役出兵の最中においても安定を保った。治安・支持率・財政などの指標も建国以来恒常的に健全な状況を保ち続けている。 | + | 建国以来政変の経験はなく、近年はフリューゲル最高水準の支持率と満足度を維持しており、632年初頭の世界同時社会不安や650年代前半のトロピコ戦役出兵の最中においても安定を保った。治安・支持率・財政などの指標も建国以来恒常的に健全な状況を保ち続けている。 |
**内政 [#jb27c14f] | **内政 [#jb27c14f] | ||
実務においては各コミューヌへの権限委譲の程度など、かなり分権的な体制であり、また、医療制度や社会保障制度が非常に充実させられた現在でも未だに夜警国家的な理念を持っているところがある。 | 実務においては各コミューヌへの権限委譲の程度など、かなり分権的な体制であり、また、医療制度や社会保障制度が非常に充実させられた現在でも未だに夜警国家的な理念を持っているところがある。 | ||
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議会主義体制を掲げる共和国では、特定の個人であるとか国民に存在すると想定される一般意志であるとかではなく、ただ議会のみが一国としての決定を行いえるという考え方が一般的であり、その権威は非常に大きい。 | 議会主義体制を掲げる共和国では、特定の個人であるとか国民に存在すると想定される一般意志であるとかではなく、ただ議会のみが一国としての決定を行いえるという考え方が一般的であり、その権威は非常に大きい。 | ||
***行政局 [#o7b6439a] | ***行政局 [#o7b6439a] | ||
- | 共和国には行政組織としては外交局・通商局・安全保障局・大気海洋局・教育局・観光局・社会基盤局・福祉医療局・公安局・監査委員会の9局と1委員会が存在する。 | + | 共和国には中央政府の行政組織としては外交局・通商局・安全保障局・大気海洋局・教育局・観光局・社会基盤局・福祉医療局・公安局・監査委員会の9局と1委員会が存在する。 |
共和国の官僚組織は形式としては中央議会の各部会ごとに付属する事務局に過ぎず、そのために最上位の官庁が省ではなく局を名乗っている。 | 共和国の官僚組織は形式としては中央議会の各部会ごとに付属する事務局に過ぎず、そのために最上位の官庁が省ではなく局を名乗っている。 | ||
+ | なお、共和国の雇用における公的セクターの比率はかなり高いが、ほとんどは各コミューヌに属する公務員であり、中央政府の官吏はごく少数にすぎない。 | ||
***政策スライダー [#y3777ab2] | ***政策スライダー [#y3777ab2] | ||
|地方分権|-◆-----|中央集権|結局のところ、コミューヌごとに任せるのが一番効率が良い| | |地方分権|-◆-----|中央集権|結局のところ、コミューヌごとに任せるのが一番効率が良い| | ||
Line 82: | Line 85: | ||
***その他 [#xf827c42] | ***その他 [#xf827c42] | ||
-国旗 | -国旗 | ||
- | ロムレーの故郷、スイス国旗の元になったとされるシュヴィーツ州旗の下半分を白色にしたもの。この白色は自由・新天地・万年雪の意味を表しているとされる。 | + | ロムレーの故郷、スイス国旗の元になったとされるシュヴィーツ州旗をもとに作られた旗。シュヴィーツ州旗にない白地の領域は自由・新天地・万年雪の意味を表しているとされる。 |
なお、縦に掲揚する場合でも十字が左上に来るのが正式である。そのため垂直掲揚の場合は90度回転させた後に裏返して掲げる。 | なお、縦に掲揚する場合でも十字が左上に来るのが正式である。そのため垂直掲揚の場合は90度回転させた後に裏返して掲げる。 | ||
-国歌“Ô monts indépendants” | -国歌“Ô monts indépendants” | ||
Line 99: | Line 102: | ||
-%%ベルサリエーレ共和国%%(滅亡) | -%%ベルサリエーレ共和国%%(滅亡) | ||
かくて柱を失った国が一つ崩れ落ちた。瓦辺戦争の戦後処理は、彼の国に我々が思っていた以上に壊滅的な衝撃を与えていたのだ、ということか。 | かくて柱を失った国が一つ崩れ落ちた。瓦辺戦争の戦後処理は、彼の国に我々が思っていた以上に壊滅的な衝撃を与えていたのだ、ということか。 | ||
- | -石動第三帝国 | + | -石動第三帝国(大使召還措置実施中) |
- | 東方諸国の一つ。近年の民主化の結果、身分代表制民主主義を標榜するようになった。その国情に合わせた政体というのは、やはり存在するのであろう。どのような展開を辿るのか期待したい。 | + | 東方諸国の一つで、FuCoSTOを主導している。国民感情は特段良くもなく悪くもなくというところであるが、サン・ピエル問題を巡り、外交関係は若干こじれつつある。 |
-ウェールリズセ連邦共和国 | -ウェールリズセ連邦共和国 | ||
- | 先進国の中でも特に外交に積極的な国の一つであり、ENECなどの国際組織を主導している。 | + | 先進国の中でも特に外交に積極的な国の一つであり、ENECなどの国際組織を主導している。外交的には協調することが多い。 |
-%%シェロジア共和国%%(滅亡) | -%%シェロジア共和国%%(滅亡) | ||
アクロバティックな外交をしていた謎の国。あの放送は最初はチューナーの故障かと思ったほどだ。 | アクロバティックな外交をしていた謎の国。あの放送は最初はチューナーの故障かと思ったほどだ。 | ||
Line 109: | Line 112: | ||
-レゴリス帝国 | -レゴリス帝国 | ||
フリューゲルにおける最大の国家のひとつ。早い段階から留学が可能になったこともあってロムレー人の最も主要な留学先であり、政治的・軍事的に大きな影響を受けてきた。 | フリューゲルにおける最大の国家のひとつ。早い段階から留学が可能になったこともあってロムレー人の最も主要な留学先であり、政治的・軍事的に大きな影響を受けてきた。 | ||
- | [[相互安全保障条約:http://tanstafl.sakura.ne.jp/modules/d3forum/index.php?topic_id=469]]を締結している。共和国が同盟国との信義を違えることは決してない。 | + | [[相互安全保障条約:http://tanstafl.sakura.ne.jp/modules/d3forum/index.php?topic_id=469]]を締結している。共和国とレゴリスとの同盟は信義に基づくものであって、たとえレゴリスが超大国でなくなるとしても、それは問題にはならない。 |
-%%成蘭連邦王国%%(滅亡) | -%%成蘭連邦王国%%(滅亡) | ||
安定していたはずの国での、震災を契機に発生した恐るべき混乱は、我々にとっても驚きであった。 | 安定していたはずの国での、震災を契機に発生した恐るべき混乱は、我々にとっても驚きであった。 | ||
Line 115: | Line 118: | ||
かの国がトロピコ戦争直前にトロピコに持ち込んだ砲弾のために我らの部隊はどれほどの損耗を被ることになったのであろうか。 | かの国がトロピコ戦争直前にトロピコに持ち込んだ砲弾のために我らの部隊はどれほどの損耗を被ることになったのであろうか。 | ||
-エルツ帝国 | -エルツ帝国 | ||
- | アルドラド帝国との同君連合下にあるらしい大国。貴族的な物腰で有名らしい。大国同士の同君連合というのは、うまくいくものなのだろうか? | + | 今まさに崩れ去ろうとしている古い大国。かの国の終焉は、フリューゲルの国際秩序にも大きな影響を残すだろう。 |
-テークサット連合 | -テークサット連合 | ||
どうにも不安定なところの多い国。とはいえ、第二回ソサエティが返上になった件は、理由が理由だけに致し方あるまい。 | どうにも不安定なところの多い国。とはいえ、第二回ソサエティが返上になった件は、理由が理由だけに致し方あるまい。 | ||
Line 130: | Line 133: | ||
強大な皇帝権に先進的な兵器、それらは決して国家の永遠の安定を保障してくれるものではないのだ。 | 強大な皇帝権に先進的な兵器、それらは決して国家の永遠の安定を保障してくれるものではないのだ。 | ||
-ヘルトジブリール社会主義共和国 | -ヘルトジブリール社会主義共和国 | ||
- | 社会主義の新興国ではあるが、実に急速な成長によって大国となった。アズリール条約締結までの手腕を考えると、外交力もその国力に見合うものがある。 | + | 世界最大の国家のひとつ。新興の社会主義国で、驚くべき急成長を遂げて現在の地位にある。アズリール条約締結までの手腕からは外交力も充分とみてよいだろう。 |
-ノホ・ヘレコ連邦 | -ノホ・ヘレコ連邦 | ||
ENEC設立時に参加するかどうかを巡って一悶着あった国らしいのだが、詳しいことはよくわからない。 | ENEC設立時に参加するかどうかを巡って一悶着あった国らしいのだが、詳しいことはよくわからない。 | ||
Line 141: | Line 144: | ||
-西岸州独立連合共和国 | -西岸州独立連合共和国 | ||
平和的な国家の独立というのは、それだけでも充分な価値のあるものだ。経済成長も順調なようであるし、期待したい。 | 平和的な国家の独立というのは、それだけでも充分な価値のあるものだ。経済成長も順調なようであるし、期待したい。 | ||
- | -共同管理区域セビーリャ(共同管理中) | + | -ストリーダ王国 |
- | 国際経済における不安定要因を安定化せねばならない。官僚主義的な非能率性を除くのは、それが済んでからでよい。 | + | 世界最大の国家の一つ。しかし膨大な人口を抱えながら幸福度は共和国に次いで世界第二位の水準にある。外交的には特にソサエティの中でも穏健な姿勢をとることが多い。 |
+ | -(共同管理区域セビーリャ) | ||
+ | 国際経済における不安定要因を安定化するのが我らの役目。その過程に官僚主義的な非能率性があるのも、多少は致し方ないことなのであろう。 | ||
***条約・国際機関等(締結順) [#w48b3133] | ***条約・国際機関等(締結順) [#w48b3133] | ||
-[[レゴリス帝国とロムレ-湖畔共和国との間に於ける相互協力並びに相互安全保障条約:http://tanstafl.sakura.ne.jp/modules/d3forum/index.php?topic_id=469]] | -[[レゴリス帝国とロムレ-湖畔共和国との間に於ける相互協力並びに相互安全保障条約:http://tanstafl.sakura.ne.jp/modules/d3forum/index.php?topic_id=469]] | ||
Line 183: | Line 188: | ||
ロムレー国内のほぼ全てのキリスト教組織から構成され、国内の宗教間平和と協調を目的としている。 | ロムレー国内のほぼ全てのキリスト教組織から構成され、国内の宗教間平和と協調を目的としている。 | ||
教義上の統一は特に図らず、キリスト者アイデンティティの統合を図ろうとしており、このためにロムレーのキリスト教コミュニティは独自性を維持している部分がある。 | 教義上の統一は特に図らず、キリスト者アイデンティティの統合を図ろうとしており、このためにロムレーのキリスト教コミュニティは独自性を維持している部分がある。 | ||
+ | ***ロムレー改革派教会 [#k5c7537a] | ||
+ | ロムレーにおいて最も多数派を占め、事実上の国教の地位を持つカルヴァン派の宗派。 | ||
+ | ***カトリック [#g6b72bc4] | ||
+ | ロムレーのカトリック教会は地球上のバチカン以外の教皇座を認めておらず、その長はあくまで大司教位である。カルヴァン派との差別化の都合上、ラテン語による典礼を重視する傾向がある。 | ||
*軍事 [#tbcf805a] | *軍事 [#tbcf805a] | ||
- | ロムレー軍はその国家規模の小ささに似合わず相当程度の戦力を有しており、特に航空戦力の投射能力に関して言えば中位先進国に伍して引けをとらないともされる。また、地理的条件からスイス同様に山岳戦を得意とする部隊も多い。制度的にはスイス軍の制度を引き継いでいる…ということになっているが、それは軍を観光資源の一つとするための建前に過ぎず、移民船による星間航行期の間に実質は失われているというのは公然の秘密で、実際のところは操典などはレゴリスを模範としており、兵器に関してもレゴリス製兵器と同一の規格のもののみを装備している。それでも高い予備役率などはその伝統がある程度意識されていることの証左ではある。 | + | ロムレー軍はその国家規模の小ささに反してイレギュラーを保有し、また海外への航空戦力投射能力も備えている。これは実戦経験としてはトロピコ戦役とセビーリャ作戦という二つの派兵経験を通じて形成されたものである。 |
- | 実戦経験としてはトロピコ戦役とセビーリャ作戦への派兵の実績がある。この際の派遣戦力は水上・航空戦力が主であったが、この二つの戦争を通じてロムレー軍の作戦能力は大幅に引き上げられた。 | + | 一方で地上部隊は大規模な派兵を経験しておらず、むしろ国土防衛を主眼とする編制のままであり、多数の民兵といくらかの山岳戦特化の部隊を主体とする。これらは「ロムレー軍はスイス軍の制度を引き継いでいる」という軍を観光資源に使うための建前(移民船期に実質が失われているということは国民の間では公然の秘密である)がそのまま引き継がれたものである。そのために民兵はトロピコ派兵以前のロムレー軍の評価としてよく用いられたフレーズである「軍服を着た観光案内人」的な軍のあり方を今でも保っている。 |
*人物 [#t4e97a55] | *人物 [#t4e97a55] | ||
***プロスペール・アルベリク・ジャンベール [#ne8f55f5] | ***プロスペール・アルベリク・ジャンベール [#ne8f55f5] |
- ロムレー湖畔共和国 のバックアップ一覧
- ロムレー湖畔共和国 のバックアップ差分(No. All)
- 1: 2016-04-11 (月) 00:30:56 sellafie
- 2: 2016-06-19 (日) 22:47:52 sellafie
- 3: 2016-06-23 (木) 23:56:11 sellafie
- 4: 2016-06-24 (金) 23:02:28 sellafie
- 5: 2016-08-26 (金) 23:32:34 sellafie
- 6: 2016-09-22 (木) 01:28:53 sellafie
- 7: 2016-11-13 (日) 21:55:04 sellafie
- 8: 2017-02-05 (日) 10:00:59 sellafie
- 9: 2017-02-20 (月) 22:50:05 sellafie
- 10: 2017-02-25 (土) 11:20:39 sellafie
- 11: 2017-03-25 (土) 19:26:28 sellafie
- 12: 2017-07-13 (木) 22:03:55 sellafie
- 13: 2018-03-16 (金) 21:12:28 sellafie
- 14: 2018-05-22 (火) 07:24:52 sellafie
- 15: 2018-05-26 (土) 21:46:28 sellafie
- 16: 2018-06-10 (日) 00:10:08 sellafie
- 17: 2018-09-20 (木) 23:51:05 sellafie
- 18: 2019-01-02 (水) 23:58:56 sellafie
- 19: 2019-01-12 (土) 20:51:56 sellafie
- 20: 2019-02-16 (土) 17:22:40 sellafie
- 21: 2019-05-03 (金) 20:26:54 sellafie
- 22: 2019-06-10 (月) 19:17:27 sellafie
- 現: 2019-06-13 (木) 21:37:42 sellafie
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