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2: 2016-06-24 (金) 02:36:24 tsat ソース 現: 2017-01-18 (水) 22:18:47 nazonohito ソース
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当時の先進国の大半が関与し、宣戦布告までも交わされる事態となったが、土壇場の交渉により世界大戦は回避された。 当時の先進国の大半が関与し、宣戦布告までも交わされる事態となったが、土壇場の交渉により世界大戦は回避された。
-|>|CENTER:&color(black,white){ヴァノミス危機};|+|>|~ヴァノミス危機|h
|宣戦側|被宣戦側| |宣戦側|被宣戦側|
|レゴリス帝国|[[ヴァノミス連邦>ヴァノミス王国]]| |レゴリス帝国|[[ヴァノミス連邦>ヴァノミス王国]]|
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(準備中) (準備中)
 +
 +*背景 [#eeb5f1f8]
 +**ヴァノミス王国の自国内へのミサイル発射事件 [#q2dba7b8]
 +
 + ヴァノミス王国は建国以来アルドラド帝国の支援などで経済成長を進めていたが、長年にわたり王家の専制のもと警察国家体制をとっており、613年11月初旬には「[[ヴァノミス王国政府の弾圧に対する声明:http://tanstafl.sakura.ne.jp/modules/d3forum/index.php?topic_id=442]]」をガトーヴィチ帝国及び成蘭連邦王国が発表するなどの対応がとられたことがあった。
 + その中で、627年9月中旬、ヴァノミス王国は自国内の農村地帯(当時は演習島と呼称されていた、現在のエルブラス島)に対しPPミサイル数発を発射し、ヴァノミス王国は国際社会からの非難にさらされた。これに対しヴァノミス王国は「[[ミサイル発射に関する声明:http://tanstafl.sakura.ne.jp/modules/popnupblog/index.php?postid=2278]]」を発表、ミサイル攻撃対象は無人地域であったなどと説明したが、着弾地点では23万人(([[ガトーヴィチ帝国の報道:http://tanstafl.sakura.ne.jp/modules/popnupblog/index.php?postid=2296]]による))と推定される犠牲者が発生したことはほぼ明らかで、これに対し新興諸国経済理事会は「ヴァノミス王国に対するENEC声明((カルセドニー島共和国PLのパソコンからでは閲覧できなくなっています。))」を発表、ヴァノミス政府に対し調査団の派遣を認めるよう要求した。
 +
 +**ファルロイト協定 [#fbba6431]
 +
 + ENEC諸国の調査ののち、628年3月中旬にレゴリス帝国・ミッドガルド帝国((ミッドガルド帝国は635年前後に滅亡したため、この時点ですでに政府機能が停止していたとみられる))・ウェールリズセ連邦共和国・コーデクス共和国・テークサット連合・ヴェールヌイ社会主義共和国・ガトーヴィチ帝国の7か国は共同で「[[ヴァノミス王国に対する勧告:http://tanstafl.sakura.ne.jp/modules/d3forum/index.php?topic_id=462]]」を発表、ヴァノミス王国が「治安維持部隊と内政顧問団の受け入れ」「民族自決権の保障」「民主主義政治への移行」「領域内一部における国家主権の移譲及び一定期間の信託統治の受け入れ」の4点を要求、要求を受け入れなければ「あらゆる方法を排除せず、また必要な措置を講じる」と事実上の最後通牒を行った。
 + その後、水面下での交渉の末629年1月22日に中立国ストリーダ王国の首都ファルロイトにて、「ヴァノミス王国に対する勧告」に参加した各国のみならず、ヴァノミス王国の友好国であるアルドラド帝国及びエルツ帝国、長州国が参加する[[ファルロイト協定(ヴァノミス王国の処分に関する協定):http://tanstafl.sakura.ne.jp/modules/d3forum/index.php?topic_id=465]]が締結された。協定ではヴァノミスは一時的に主権を失い、ヴァノミス王国の今後の政体はヴァノミスの国民投票により決すると定められた。
 +
 +**ヴォルデリア条約 [#u62e6ee3]
 +
 + ヴァノミスにおける統一準備には長い時間がかかったが、635年11月28日にヴォルデリア条約が締結され、ヴァノミスは立憲君主制のヴァノミス国と共和制のエルジル共和国の2つに分けられた形で主権を回復した。両国をまとめる存在としてヴァノミス国及びエルジル共和国による統一連邦(ヴァノミス連邦)が設置されたが、ヴァノミス連邦の最高意思決定機関たる連邦最高評議会及びその議長には実質的に何の権限も与えられず(あらゆる権限の行使には連邦最高評議会顧問委員会(=新興諸国経済理事会及びレゴリス帝国、アルドラド=エルツ帝国((長州国はこの時点で滅亡している。)))の承認が必要とされた)、事実上の分断国家となった。
 + ヴァノミス連邦はヴォルデリア条約第八条~第十二条において非常に多くの主権行使に関する制約が課せられたが、連邦最高評議会顧問委員会構成国の中のウェールリズセ連邦共和国とアルドラド=エルツ帝国の間で対立が生じたこともあり結果的には主権のかなりの部分を回復した。
 +
 +**ベルサリエーレ共和国からの砲弾輸入 [#wa92d399]
 +
 + 642年5月初旬、ヴァノミス連邦はベルサリエーレ第一共和制から砲弾5万メガトンの輸入を行った。しかし、砲弾の輸入は安全保障に関する権利の行使と見られるため、連邦最高評議会顧問委員会の許可を得ずに行ったことが問題とされた。ヴァノミス連邦政府は[[謝罪声明:http://tanstafl.sakura.ne.jp/modules/d3forum/index.php?topic_id=538]]を発表、砲弾はアルドラド帝国及びウェールリズセ連邦共和国に半量ずつ輸送された。
 +
 +*ヴァノミス危機の発生 [#oe76a867]
 +**「砲弾の保有」に対する説明要求 [#l9488ce3]
 +
 + ヴァノミス連邦の謝罪声明に対し、ウェールリズセ連邦共和国は「ヴァノミス連邦は一定量の砲弾を保有していることが確認されている。……''これは先般の謝罪声明に背くものである。''……いかなる正当的理由で砲弾を保有しているのか……説明を求める。……説明なき場合、連邦政府は''ヴァノミス連邦に対しての懲罰を実施する。''」と通告([[原文:http://tanstafl.sakura.ne.jp/modules/d3forum/index.php?post_id=9874]])、ヴァノミスの砲弾の保有に対する説明を要求した。これに対しヴァノミス連邦は「元々保有していた砲弾は顧問委員会より指示を受けていない為そのままになっているものです。」と説明したが、ウェールリズセ連邦共和国は砲弾の保有は条約違反として[[弾劾:http://tanstafl.sakura.ne.jp/modules/d3forum/index.php?post_id=9883]]した。
 + 一方、連邦最高評議会顧問委員会の構成国であるエルツ帝国は本件について顧問委員会を招集した。これを受け、ヴァノミス連邦はこの弾劾は顧問委員会の総意なのかウェールリズセ連邦共和国だけの考えなのかを照会したが、ウェールリズセ連邦共和国はこれに対し「我が国は貴国の条約違反を指摘し、かつ誠意と条約遵守の姿勢を見せるよう、最後の警告を行ったが、ヴァノミス連邦はこれに対して何等誠意ある回答も、条約違反に対する釈明も無ければ、ただ言い訳のみに終始した。刻限も守らず、ただ時間のみを無駄に稼がんと試みるその姿勢もまた、不誠実極まりないものである。連邦政府はこのようなヴァノミス連邦の態度を最上級の非難で遇す。貴国の辞書に条約遵守と誠意の文字がないことが確認できた以上、以後の回答は不要である。」(原文ママ)と通告、交渉を一方的に打ち切った。
 +
 +**宣戦布告 [#k975c4ef]
 +
 + ウェールリズセ連邦共和国を始めとする新興諸国経済理事会の軍事協定に批准している諸国及びレゴリス帝国・ロムレー湖畔共和国は、この交渉打ち切りの直後ヴァノミス連邦に対し[[宣戦を布告した:http://tanstafl.sakura.ne.jp/modules/d3forum/index.php?topic_id=555]]。しかし、アルドラド=エルツ帝国はヴァノミス連邦が条約違反をしたという決定が出ていないことを理由に、ヴァノミスの防衛を行うことを宣言、エルツ帝国と相互防衛条約を結んでいたエーラーン教皇国及び石動第三帝国が相次いで参戦した。((この際、石動第三帝国に対し砲弾の提供などの軍事支援をしたスコッチランド共産主義同盟では政変・王政復古が発生している。))
 + なお、エルツ帝国・エーラーン教皇国・石動第三帝国はレゴリス帝国と不可侵条約を締結していたため、レゴリス帝国と交戦するのはヴァノミス連邦とアルドラド帝国のみとなった。
 +
 +**宣戦布告取り下げ [#h61d0a37]
 +
 + 開戦直前の現実時間5月3日2時(現実時間5月3日8時から交戦が開始されるはずであった)、ヴァノミスに対し宣戦布告を行った各国は[[宣戦布告の取り下げを宣言:http://tanstafl.sakura.ne.jp/modules/d3forum/index.php?topic_id=559]]した。同時に、最高評議会顧問委員会の決定を待たず宣戦布告を行ったことに対する謝罪を声明した。
 + 「開戦前は向こう側はエルツすら参戦すると思っていなかったようで、宣戦直後にエルツ・アルドラド・エーラーンが宣戦布告した際は驚かれたようですね」とは当時のアルドラド帝国の駐カルセドニー島共和国大使の言葉だが((アルドラド帝国は他にも、ウェールリズセ連邦共和国について「挨拶として喧嘩を売る礼儀正しいと本人は思っている好青年」という言葉を残している。))、想定外にヴァノミス側に立って参戦する国家が多かったことが宣戦布告取り下げの理由と推察されている。
 + 宣戦布告の取り下げを受け、ヴァノミス側の諸国も宣戦側への宣戦布告を取り下げ、世界大戦は回避されることとなった。
 +
 +*影響 [#h391b304]
 +**ヴァノミス連邦 [#yc6b3012]
 +
 + 結局宣戦布告取り下げ後、ヴァノミスの砲弾保有の可否はうやむやになって現在に至る。アルドラド=エルツ帝国が存在した間は比較的安定していたが、アルドラド=エルツ帝国の滅亡後は次第に情勢が不安定になり、694年現在では内戦で国家が崩壊した状況になっている。
 +
 +**ENEC及びレゴリス帝国 [#need4f3a]
 +
 + 危うく世界大戦を引き起こしかけた両陣営だったが、PDECによりその関係を深め、現在でも世界最大の軍事同盟となっている。現在では唯一ヴァノミスに軍事的な影響力を持つ陣営であるため、今後のヴァノミス情勢に大きな影響を与えるだろう。
 +
 +**アルドラド=エルツ帝国 [#s245a52f]
 +
 + 5年後、655年にアルドラド帝国はカルセドニー島共和国及びヨリクシ共和国とナウラ条約を締結、陣営としては強化されたが、670年代に両国が立て続けに機能停止、680年までに滅亡した。この結果、ヴァノミス連邦は最強の後ろ盾を失うこととなった。


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