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ノイエクルス自由国とシュトゥルム公国、南夏王国の間で行われた戦争。
フリューゲル歴73年に開戦したことからこの名前で呼ばれる。別称30年戦争。
発端
シュトゥルム公国内に出現したインベーダー(HP99)に対して公国軍の攻撃が遅れていた事からノイエクルス自由国軍が支援攻撃としてSPP30発を発射した。
その後公国軍による攻撃もあってインベーダーは完全に鎮圧されたが、ノイエクルス側が攻撃の対価としてSPP30発分の砲弾と同額の支払い(150兆Va)を要求。
これに対しシュトゥルム公国側が突然最後通牒を突きつけるといった強硬姿勢で対応。公国側から宣戦布告される形で開戦となった。
経過
開戦直後にはシュトゥルム公国とエアスト条約を締結していた南夏王国が参戦、戦況は公国側有利に進むと見られた。
しかし世界全体での砲弾所有量が戦前の一番多い時期で30万メガトンしかなく、両陣営ともに10万メガトン前後ずつしか保有していなかった事から砲撃が遅々として進まず空てい部隊による侵攻が主な手段となった。当時空てい部隊がニュータウンには降りられない仕様(現在は変更済み)だったため、全土がニュータウンと現代都市で構築されていたノイエクルス自由国への進撃が進まず戦況はこう着状態へと陥った。
その後ノイエクルス側が平和の使者作戦を発動させシュトゥルム公国首都を陥落させたものの公国側はゲリラ戦を展開、ニュータウンへの空てい部隊投下が可能となった事と合わさってノイエクルス側は出血を強いられた。
しかし南夏王国の機能停止により資源供給が絶たれたシュトゥルムに対し、ブリュノール共和国、ブルグリシュット帝国からの継続的な物資供給を受けられたノイエクルス側有利に戦況は展開、シュトゥルム側が無条件降伏を宣言しフォレスタリア講和条約を受け入れることで73年の開戦から105年まで、30年以上に渡った戦争は終結した。
戦後
戦後シュトゥルム公国はノイエクルス租借地と新政府領に分割され、民主政の新政府が樹立された。
講和条約により厳しい軍縮と500兆Vaに上る賠償金、国土の30%近くが199ヵ年租借地と定められたにも関わらず農業国から商業国への転換を果たし、近年大国としての地位に復権しつつある。