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国家一覧

聖アヴァシン教国 anchor.png

国名聖アヴァシン教国
政治体制神権政治
国家元首月皇ミケウス
国教アヴァシン教会
首都スレイベン
国土ガヴォニー州、ステンシア州、ケッシグ州、ネファリア州の四地域
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政治体制 anchor.png

アヴァシン教会における聖職者たちの階級の最高位である司教から成る、スレイベン評議会が行政や司法を執り行っている。
この評議会における議長を月皇と呼び、国家の代表者であると共に教会の長を務める。

この国において教会と州は深い相互依存の関係にあり、事実上その二つは離れられないものである。
地域の政治は教会の力を頼って秩序を保ち、また公共の安全を維持している。
しばしば高位聖職者、教会によって定められた弁護士と裁判官によって法規が定められ、あらゆる教育は教会によって指揮されている。
商人と職人を除くあらゆる職業は教会の一部であるが、しかしながら商人と職人たちも教会から認可を受けた組合によって統治されている。

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政策スライダー anchor.png

政策偏差早見
 民主的----◆--独裁的    
 政治的左派--◆----政治的右派
 開放社会-----◆-閉鎖社会  
 自由経済---◆---中央計画経済
 常備軍-----◆-徴兵軍    
 タカ派------◆ハト派    
 介入主義----◆--孤立主義  
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宗教 anchor.png

現在、この国の国民のおよそ9割以上はアヴァシン教会を信仰しており、教会の影響は国民の生活の細かなところにまで及んでいる。

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アヴァシン教会 anchor.png

アヴァシン教会.jpg

アヴァシン教会こそが、この国における人類の宗教である。
教会の中心人物は真にして強大なる大天使アヴァシンであり、彼女は遥か昔から世界の暗黒を抑え付けている。
アヴァシンの存在はあまりに強大であるゆえに、彼女への信心はクレリック達や他の信徒達へと力を与え、彼女への祈りは邪悪なる者達を退けると信じられている。
彼女の司祭に祝福された銀の武器は大いなる怪物をも打ち負かし、彼女のシンボルが彫られた魔法印は一つの村全てを護ったと言われている。
信徒にとって教会の力は現実のもの、目に見えるものであり、彼らが生きる世界での歓迎される防具であった。

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アヴァシン教会の教義『祝福されし眠り』 anchor.png

アヴァシン教会の鍵となる教義は、死の状態に重きを置いている。
教会の信徒達にとって、良い人生の終着点は永遠の生を探し求めることではなく、安らぎに満ちた「眠り」を死後に得ることである。
アヴァシン教会には天国と地獄という概念は存在せず、この国の人間たちは生前の行いの報酬としての素晴らしい死後の世界を信じていない。
アヴァシンは世界の悪を滅ぼすような、また全ての人々に完璧な人生をもたらすような存在としては期待されていない。
むしろ彼女は安全と庇護の源なのである。
信心深い者にとって彼女は、何か悪いことが起こる前に常に世界の一部であり続けるそれら悪を退ける助けを必ず求めに行く権威である。
そして、彼らにとって祝福されし眠りは永遠に続く平穏な忘却であり、素晴らしい死後の世界よりも遥かに望ましいものである。
ゆえに祝福されし眠りは高潔で用心深い人生の報酬であると考えられている。
「貴方が大地で永遠を過ごしますように」はこの国の人々のありふれた祝福の言葉である。

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天使達について anchor.png

【アヴァシン】
大天使アヴァシンは人類の崇拝対象である。
彼女はあらゆる防護的な存在の源であり、季節を統制し、長く寒い狩人月(冬)に終わりをもたらすと信じられている。
アヴァシンの信者はアヴァシニアンと呼ばれる。彼らの教会がアヴァシン教会、もしくはアヴァシニアン教会である。

・アヴァシンの天使
大天使アヴァシンには彼女に仕える天使達の群れがいるとされている。

【空翔ける黄金の夜】
これらの天使たちはアヴァシン自身とは対照的に、太陽に関連づけられている。
収穫月(秋)の季節の間、年に一度だけ太陽が二日間ずっと地平線に沈まずにいる時があり、その間は月が不可視となる。
それは黄金の夜の饗宴として知られ、人類にとって最も聖なる日である。
この国の至る所で、アヴァシンへの信仰が最も力を持つ時である。

【空翔ける雪花石】
これらの天使たちは祝福されし眠りの化身であり、狩人月(冬)の季節に関連すると考えられている。
彼らは死者への冒涜に対する加護を与えてくれる。

【空翔ける白鷺】
これらは誕生と清純を司る天使であり、新月の季節に関連すると考えられている。
彼らの加護は雪花石の天使たちのそれ、死者を害するものからの加護とは対照的に、生きている間の危害から守ってくれると言われている。

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聖職者たちの階級について anchor.png

【月皇】
教会の長、司教の評議会から選ばれる地位であり、評議会の議長を務める。
現在この地位はミケウスという名の男性が務めている。

【司教】
聖職者たちの階級の最高位である。彼らは首都スレイベンの大聖堂に住まい、スレイベン評議会のメンバーとして教会の主要部を統治している。

【市長】
時に長老とも呼ばれるこの地位は教区の政治的指導者である。
彼もしくは彼女は行政上・宗教上の義務を負うが、日々の施政は司祭たちに任せている。

【司祭】
司祭たちは教会を監督し、教区民の要望を聞き入れる。
彼らは人々の役に立つ様々な技能を各々習得しているが、技能の熟練具合は様々である。

【モンク】
これら放浪の司祭たちは最下層の聖職者である。
何人かは教会によって認可され、荒野の中で孤独に生きる人々を探し求めている。
だが多くはもはや公式の階級組織の中はなく、不適切な言動や誤った教義の強制によって追放された狂信者たちである。


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